第八話 〜多言語詐欺 - Multi language〜

ピッカマン	「まぁ、無重力になったけどとりあえず山を越えたから良しとしようか。」
ピッチマン	「ん。」

じゃかじゃかじゃっじゃっじゃーん
ウハカキップタウンにとーちゃーく

ピッカマン	「ウハカキップって何が語源だろうな。」
ピッチマン	「さぁ・・・」
ピッカマン	「ま、とにかくミカンが足りなくなったから買い足しておくか。」

ウハカキップタウン・・・語源はピカチュウ。
Pikachu・・・さぁ、みんなで考えよー。
ピカ村と比べりゃ広さは二倍ほど。

ピッカマン	「この小説に出てくる物は命名に規則性があるんだな。」
ピッチマン	「え?知ってるの?」
ピッカマン	「残念ながらどんな規則があるのかは知らない。」
ピッチマン	「じゃ意味ねーじゃん」
ピッカマン	「や〜お〜や〜〜はど〜〜〜こだ」
ピッチマン	「そ〜〜〜こだ。」
ピッカマン	「あ、ホントだ。」
・・・
おっちゃん	「いらっしゃぁ!なにがかいてっ!!」
ピッチマン	「(話し方が特徴的だな、このおっちゃん)」
ピッカマン	「ミカンをあるだっ!」
ピッチマン	「オメェまでやるなよ。」
おっちゃん	「なっ!あるだけっ!?マジっ?」
ピッカマン	「おっ!あるだっ!」
ピッチマン	「いい加減やめろよその話し方」
おっちゃん	「よーし、あるだけな。」
ピッチマン	「ふつうに喋れんじゃん!!」
おっちゃん	「あるだけ・・・ミカン一個で百円・・・」
ピッチマン	「ボッタクリだろそれ!!!」
おっちゃん	「・・・じゃなくてミカン百個入り入り一箱が百円で・・・それが百個・・・」
ピッチマン	「んなムチャクチャな値段設定あるか!!!」
おっちゃん	「まぁあるだけ買ってくれたから十箱分まけてやろう」
ピッカマン	「え!?マジで!?太っ腹だねぇ『おにいさん』。」
ピッチマン	「・・・(そりゃ無理があるだろ)」
おっちゃん	「よーし、十箱まけた金額から半額にしてやろう!!」
ピッチマン	「なっ!?」
ピッカマン	「ということは・・・えっと・・・・・・」
おっちゃん	「四千五百円だ。」
ピッカマン	「えっと・・・」
ピッチマン	「・・・ねぇ、僕は確か四千円持ってきた記憶があるんだけど。」
ピッカマン	「・・・」
おっちゃん	「ん?どーした?」
ピッカマン	「なぁ、おにいさん・・・?」
おっちゃん	「ん?なんだ?」
ピッカマン	「Dire all'indicazione di verita` e` stato ricevuto dal mio altro paese. Nella meta` che viene a questa e` attacato nel pirata, solo questo e` i soldi. Di conseguenza non rende un piccolo poco costoso?」
おっちゃん	「???」
ピッチマン	「えぇっと、実は僕たち他の国から指名を受けて来たんだけど、こっちに来る途中で海賊に襲われてこれだけしかお金がないんだ。だから少し安くしてくれない?・・・って言ってる。」
おっちゃん	「え・・・じゃ、君は・・・」
ピッチマン	「僕は大卒程度の語学力はあるので・・・」
おっちゃん	「こっちは・・・」
ピッチマン	「ある程度こっちのピカ語は覚えているみたいですけど・・・」
おっちゃん	「そういう事情があるなら・・・よし!三千円にしてやろう!」
ピッチマン	「Se ci e` tale circostanza...Anche se! Probabilmente fare tre mila Yen」
ピッカマン	「Che cosa!? E` allineare!?」
ピッチマン	「本当ですか!?・・・って言ってます。」
おっちゃん	「ん。じゃ、三千円くれ。」
ピッチマン	「えーっと・・・はい。どうぞ。」
おっちゃん	「ん。じゃ、がんばれよ。」
ピッチマン	「はい。」
・・・
ピッチマン	「全く。お金が足りないといっつもそれでごまかすのやめようよ。」
ピッカマン	「やめられない〜Non si arresta〜」
ピッチマン	「まぁ、これ以外の手が無いから仕方ないけどさ。」
ピッカマン	「・・・あと、買う物あったっけ。」
ピッチマン	「う〜ん。この島はピカ村とウハカキップタウンと、ウオイェエスタウンしかないからなぁ・・・」
ピッカマン	「つまり、船の材料がいると。」
ピッチマン	「うん。」
ピッカマン	「ならいい方法知ってるぜ。」
ピッチマン	「え?本当か?山口?」
ピッカマン	「おぅ。スシでも何でも食え。」
ピッチマン	「じゃあスシで。」
ピッカマン	「相変わらず直球だな、お前は。」
ピッチマン	「って、話がずれた・・・で、どんな方法なの?」
ピッカマン	「実はある島があって、その島には木材がたくさんあるんだ。」
ピッチマン	「え?マジで!?」
ピッカマン	「ん。その島は・・・ここ。」
ピッチマン	「え?ここには何もないけど・・・」
ピッカマン	「いや、ある。地図に載ってないだけ。」
ピッチマン	「そぇ!?」
ピッカマン	「その場所を飛行シミュレーターで飛行力計算してやれば良いって訳。」
ピッチマン	「なぅ!?」
ピッカマン	「えっと、ノートパソコンは・・・」
パチッ・・・
パソコン	「ユーザー認証システム起動。ユーザー名を音声で入力し、パスワードを入力してください。」
ピッカマン	「ピカリーファ。」
パソコン	「ユーザー名を確認しました。」
カチカチカチカチ・・・
パソコン	「パスワードを確認しました。ピカリーファ。ログインします。」
ピッカマン	「これ使うの久しぶりだなぁ・・・」
ピッチマン	「前回の旅の最後の方でシステムを新しくしたけど結局その後使わなかったもんねぇ。」
パソコン	「コモンユーザーナビゲーションシステム起動しました。操作待機状態に移行しました。」
ピッカマン	「起動、飛行シミュレーター。」
パソコン	「コマンドを認識しました。飛行シミュレーター、flightsimulator.exeを起動します。」
パソコン	「シミュレーター起動完了。シミュレーターの飛行開始位置と着地地点を指定し、飛行タイプを選択してください。」
ピッカマン	「ウハカキップエリア一の四。着地地点ノーネーム六二エリア四の六。飛行タイプビームによる反動飛行。」
パソコン	「開始位置、着地地点、飛行タイプ。認識しました。少々お待ちください・・・」
ガタガタガタガタ・・・
ピッチマン	「マジで大丈夫なの・・・?」
ピッカマン	「なぁに。大丈夫、大丈夫。」
パソコン	「システムワーニング、負荷レベル五まで上昇。リソース残量七パーセントまで減少。」
ピッチマン	「本当に、本当に大丈夫なんだね。」
ピッカマン	「・・・だ、大丈夫・・・・・・・・・多分」
パソコン	「システムワーニング、負荷レベル最大。リソース残量三パーセントまで減少。」
ガタガタガタガタ・・・
ピッチマン	「・・・」
ピッカマン	「・・・だ・・・大丈夫・・・大丈夫・・・」
ガタガタガタガタ・・・
パソコン	「シミュレート・・・」
ピッカマン	「おぁ!?」
パソコン	「限界が近づいています。シミュレートモードを低負荷モードへ切り替えます。」
ピッチマン	「な!?」
ガタガタガタガタ・・・バチッ
ピッカマン	「ぬぉ!?」
パソコン	「クリティカルアラート、負荷レベル最大、リソース残量一パーセントまで減少。」
ピッチマン	「マズイ・・・マズ過ぎる・・・」
パッ・・・シュゥゥゥゥゥ
今まで高熱を発していた物体が、空気が抜けるような音を出して処理を止めた。
ピッカマン	「なぃぅぁ!?」
パソコン	「シミュレート完了。クリティカルアラート解除。」
ピッチマン	「ふえぇぇぇぇ。」
ピッカマン	「ここから・・・スーパーダブルピッカマン&ピッチマンビームをここへ最大威力で発射すれば・・・」
ピッチマン	「いけるんだね。その島へ。」
ピッカマン	「あぁ。ちなみにこの島は木材の他に食料やきれいな水が豊富だとか。」
ピッチマン	「ふーん・・・よし!すぐ行くよ!!」
ピッカマン	「OK。」
・・・
店員		「いらっしゃいませ。ご注文は?」
ピッカマン	「ダブルチーズバーガーセットをコーラとポテトで五個。」
店員		「五個・・・ですね。」
ピッカマン	「はい。」
・・・
ふがふが・・・
もごもご・・・
ピッチマン	「まぁ、結構長旅らしいからピッテリアで食糧補給しているわけですが。」
ピッカマン	「やっぱピッテリアだよなぁ・・・」
ピッチマン	「残額が千円になってしまいました。ゴールド会員で割引を受けていたとはいえ・・・」
・・・
ピッカマン	「準備は良いな!」
ピッチマン	「ん!!」
ピッカマン	「じゃ行くぞ!!」

ピッカマン&ピッチマン	「スーパーダブルピッカマン&ピッチマンビーム!!!!」
ズガアアーーーーーン

ピッチマン	「・・・ところで、その情報はどこから聞いたの・・・」
ピッカマン	「オレの弟だ。」
ピッチマン	「え・・・」
ピッカマン	「ん?どうした」
ピッチマン	「(その情報ホントかいな・・・)」

残り 三百六十三日

To be continued...

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と、言うわけでピッカマンの弟から得た地図に載っていない謎の島へ旅立つことになったピッカマンとピッチマン。
ピッカマンはミカンを外国語を巧みに操り大量ゲット。
ピッチマンは島の情報元がピッカマンの弟という不安要素を大量ゲット。
自信に満ちたピッカマンと疑いを持つピッチマン。
果たして、本当にその島にたどり着けるのか!?
というか、それ以前に本当にその島は存在するのか!?

乞うご期待。
-作者のイタリアン-
今回はウハカキップタウンでの旅の内容でした。
ちなみにピッカマンがおっちゃんと話していた言葉、何語なのか・・・
それは自分で考えてくださっ!ちなみに、ヒントは「タイトル」ですよ
ピッカマンたちがビームを使って飛ぶと言うことは今まで何回もありましたが、成功率は五分五分。
海に落ちることもあれば森のド真ん中に落ちることもアリ。
・・・ちなみにピッカマンたちの世界では音声入力が「普通」になっています。

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