第十八話 〜前哨戦 - Block the tower〜
前回のあらすぢ
「ライチマンが退化したのがワシ」と言い張るぴかちうを置いてどっかいっちゃったピッカマン。ピッカマンが最後に放った言葉に呆然していた他三人(内訳:一人+一機+一匹)もピッカマンを慌てて追いかけ、とりあえず、そこになぜかそびえ立つ、百階近くありそうな塔に向かっていた。」
ピッカマン 「ふふふふ ふっふーふふーふふふふー♪」
クリス 「敵の本拠地にいるとは思えないほどのんきだなコイツ。」
セリファ 「・・・」
クリス 「・・・」
セリファ 「・・・」
クリス 「・・・」
セリファ 「・・・」
クリス 「・・・なぁ、セリファ。」
セリファ 「・?・・・はっ!!は、はい。」
クリス 「何やってんだ。さっきからずーっと黙って。」
セリファ 「あ、これですか。周りに敵がいないか、調べてたんですけど、何者かにフィールド展開が妨害されてるんですよ・・・」
????A 「おや、お客さんかしら?」
????B 「ううぅっ・・・」
????A 「まだあなたとの決着はついていないのですが・・・その体じゃしばらく動くことは出来ないでしょうから、大丈夫ですね。」
????B 「く・・・う・・・・・・うっ」
傷口を押さえていた手がだらりと地に落ちた
????A 「一応、こうしておけばしばらく意識は戻らないでしょう・・・さて・・・」
クリス 「なぁ、誰か居るぞ。」
ピッカマン 「分かってる。」
クリス 「・・・あいつ、機械だ。」
ピッカマン 「何?」
クリス 「汎用カメラで居ることは確認できるんだが、温度カメラで見ると誰もいないんだよ。となると、単なる幻か、機械か。多分アレは戦闘特化型だな。」
ピッカマン 「もう一人、下で気を失ってる方は?」
クリス 「多分人間。体温が無いことはないが、かなり冷えてる。死にかけだぞ。」
ピッカマン 「あのロボット。もしかしたら入り口の護衛か?」
クリス 「多分な。」
・・・・・・・・・・・・
????A 「ここは立ち入り禁止です。」
クリス 「やっぱり護衛か。」
ピッカマン 「どうしても入りたいんだけど。ちょっとこの中にいる人たちに用があって。」
入口の護衛 「・・・石、ですか。」
ピッカマン 「な!?」
入口の護衛 「それならなおさらです。ここを通すわけには行きません。」
クリス 「だとさ。どうするよ」
ピッカマン 「力ずくで行きますよ。そりゃ」
クリス 「だーな。」
入口の護衛 「では・・・」
取り出した杖を地面に突くと、周りの風景が一変した。そこに出来たドーム型の空間内は満月の夜だった。
入口の護衛 「メリアです。よろしく。・・・あ、そちらの名前はもう分かってます。」
ピッカマン 「え、あ。そうですか・・・って何故に!?」
クリス 「石のこと知ってたろ。」
ピッカマン 「あ、なるほど。」
セリファ 「あの、観点が違うと思うのですが。」
クリス 「はい?」
セリファ 「さっき、魔法を使いましたけど。」
クリス 「それが?」
セリファ 「魔法っていうのは普通、術者の精神力の一部が魔力として使用されてるので、人間じゃないと使えないはずなんですよ。」
クリス 「ハッ!!え、じゃ、何で今魔法を?」
セリファ 「空中に漂うわずかな魔力を上手くコントロールして、使用量を最小限に抑え、そして、無駄なく利用してるようです。」
クリス 「はぁ。」
メリア 「そろそろ、よろしいでしょうか。」
クリス 「いくぞ。」
ピッカマン 「ちくしょー。ロボットかー。量産型ゆで増えるわかめ搭載味噌汁アンド米が使えないじゃないか。」
クリス 「殺人予告してるようなもんだぞ。それ・・・」
メリアはものすごい勢いでピッカマンに突進してきた。
それを軽くかわすと・・・
ピッカマン 「しまった!影分身か」
メリアの突進を食らう
が、そこは往生際の悪いピッカマン
メリア 「!」
ピッカマン 「フィールドの壁まで・・・さぁ!レッツゴーだ!!」
メリアの胴体をつかんでいた。
そういうとピッカマンは入射角斜め四十五度で地面にピッカマンビームを叩き付ける。ちなみに反射はない。
メリアはピッカマンと一緒に宙に浮いた。
ガチャッ
空中姿勢制御装置が背中から飛び出た。
要は飛行機と同じ原理で姿勢を制御しようとするものだ。
ピッカマン 「何!?」
即座にメリアの体は左右に振れ、回転し出す。遠心力を利用して振り落とそうというわけだ。
それでもしぶといピッカマンはメリアの体を離さない。
クリス 「あーあ。しゃーね。ちっと助けてやるか。」
そういうと、スタッという地面から飛び立つ軽い音がした。
その後すぐに
バギャッ
と、機械が吹っ飛ぶ音がして、
メリア 「下?」
クリス 「どうも。どうやら存在を忘れ去られてたみたいですねぇ。」
ガシャンという、重そうで軽い音がした。
背中に装備されている空中姿勢制御装置が破壊され、地面に落ちた。
空中姿勢制御装置がなければ空中での挙動制御が出来ない。メリアにとってこれは戦える範囲を狭める結果となった。
メリア 「っ!」
ス・・・バシッ
クリス 「任務完了、っと。」
メリアが叩き付けられた。同時にピッカマンは手を離し、クリスは飛び出したときと同じような音を出して着地。
ピッカマン 「ククク・・・一撃で行くぜ。」
クリス 「おい、例のアレが使えないのは分かってるだろうな!」
(アレとは、量産型ゆで増えるわかめ搭載味噌汁アンド米)
ピッカマン 「スーパーウルトラオールジャパンハイスクールクイズハイパートリプルサイズトリプルターキーゴジラレベルホーミングタイプライトニングバーニングカーリングウォータリングウコンエキスエクスクラメーションクエスチョンピッカマンビームグラードン&カイオーガ&レックウザ&ピカチュウエディションSP スペシャルエディションXIX TypeNine 808 Second Edition!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
クリス 「・・・」
ピッカマン 「はぁぁぁぁぁぁっっしゃぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」
メリア 「っ」
ガッ
ガボッ
ピッカマン 「ひっへぇぇぇ!!!」
ガツンと鈍い音がフィールド内に響いた
メリア 「がはっ」
青い目が徐々に暗くなっていった。
そして、同じく鈍い音を立てて地面と激突した。
クリス 「・・・機能停止を確認。」
同時にフィールドも消えていった。
ピッカマン 「はぅあ〜」
クリス 「こっちも機能停止してどうする。」
ピッカマン 「はっへはへはひひょふふはふんはほ〜」
クリス 「言ってる意味がサッパリ分からん。」
ピッチマン 「何かまた微妙に進化してるし。」
ピッカマンはふらついてた。あぁ、アレだよ。あれ。酔っぱらいみたいな。
クリス 「おい、ミカンだ。」
ピッチマン 「了解!食え!!」
ピッカマン 「はっふぇらぁ〜、っと。で、どうなってんの?」
クリス 「止まったよ。完全に。」
ピッカマン 「はぁ。」
ピッチマン 「あのさ、そこで一人倒れてるんですけど。」
????B 「ぁ・・・・・・ぁぁぁ・・・」
ピッカマン 「『あ』。何?」
????B 「み、みず・・・水を・・・・・・」
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「ぐっ・・・く・・・負けられない・・・・・・私は、私は・・・あいつを・・・・・・殺すんだから・・・・・・・・・・・・」
次回 第十九話 〜殺戮者と被害者 - Reverse damage〜
-作者、身長を測る-
こんにてぃあ。
どうやらピッカマンにとってミカンとは、某アニメでの「ホウレン草」のような存在のようで。はは。
というわけで十八話です。別に何の変哲もありませんね。しかし、十八という数字は、なんと、運転免許を取れるようになる歳なのです。(知るか)
っと、それは置いておいてまず一つ。かなり高い塔というのはベタな話なんですが許せ。(待)
どちらかというと、戦闘描写が下手な僕はあまり戦闘を出したくないんですが、ピッカマンという登場人物(?)の性質上、戦闘シーンは避けて通れないわけです。まぁ、原作の方も、戦闘シーンでそう大してまともなものが無かったし。そんな原作ベースでまともな戦闘シーンを作れという方が無茶なんですよ。えぇ。(黙れ)
さて、後書きとしては長い部類に入って参りましたので、この辺でさようならです。
それでは、百五十八センチ。
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