第二十四話 見物と乱入 - He can't Stand -
残る丸はあと一つ。ピッカマン、クリス、セリファは、残る一人の敵と対峙した。しばらくして、突如ライチマンがピッカマンに向かって一直線に走り込んで来る。それを見てクリス、セリファがそれぞれ横へ動く。ピッカマンだけがその場で動かないでいた。
セリファ 「『エドールペクサ』<爆破(小さな爆発を起こす)>『メオック・ディニウィン』<風よ来たれ>」
静かに、出来るだけ小さく唱える。
セリファの前で爆発が起こり、その煙が風によって流される。ピッカマンの姿が見えなくなった。
煙は晴れた。
そこには変わらずピッカマンが立っていた。
そこに突進するライチマン。
ピッカマン 「やっぱり、詰めが甘いな」
ライチマン 「!?」
ピッカマンの姿は既に無かった。
ピッカマン 「普通、そんなもの本物じゃないって気付くだろ」
ライチマンの真後ろでピッカマンは呟いた。直後、ライチマンの体はさらに加速した。そこにクリスが加わる。
クリス 「ほら、あれだよ。あれ。サッカーでバク転しながら」
などと言いつつもの凄い勢いで吹っ飛んでいるライチマンを簡単に蹴り飛ばす。
ライチマンは壁に低く大きな音を立てながら激突した。
ライチマン 「うぐっ・・・・・・(ドサッ)」
ピッカマン 「で、終わったのか」
ピッチマン 「そうだな、話の流れからすると(以下自粛」
セリファ 「終わりそうにありませんね。」
ライチマン 「まだまだ・・・・・・」
ピッカマン 「お」
ピッチマン 「ん」
セリファ 「あ」
クリスが「む」を言う前にライチマンは走り出していた。それもかなり速く。第一宇宙速度ぐらい。
ピッカマン 「だからだな」
セリファ 「無駄です」
セリファはまた同じ呪文を唱えた。そしてまた、ライチマンがピッカマンに突っ込み、壁に衝突。
そして、また走り出す。突っ込む。衝突。
何度も、何度も。
ライチマン 「ウオオォォオオォォオ!!」
ピッカマン 「だから無駄」
終わらない。
ピッチマン 「暇だな・・・・・・」
クリス 「なんだかんだで、決着がつかないな」
ピッチマン 「ってか、出番少なくない?」
クリス 「否定はしない」
ピッチマン 「そもそもさ、この小説(らしきもの)のタイトルは『ピッカマンとピッチマンの(以下略』なんだぜ」
クリス 「そうだが」
ピッチマン 「あー・・・・・・」
クリス 「・・・・・・?」
ピッチマン 「シットシットシットシット・・・・・・」
クリス 「(この展開は・・・・・・)」
「シイィィィィィィィィィィィィッッッッットォォォォォォ!!!!!」
終止符は打たれた。
ピッチマンの発した「嫉妬ビーム」はライチマンをピッカマンもろとも吹っ飛ばした。
彼らはそのまま壁に激突。地響きが鳴る。
「シイィィィィィット!!シイィィィット!!」
そして、彼らは壁を突き抜け、そして
クリス 「あァ・・・・・・」
セリファ 「・・・・・・」
ピッチマン 「シイィィィトオォォ!!」
彼らは、大空のかなたへと飛び立った。
ピッチマン 「・・・・・・ん?ピッカマンとライチマンは?」
クリス 「・・・・・・」
セリファ 「・・・・・・」
何かが切れる音がした。
そして、その後彼はしばらく起きなかった。
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次回 第二十五話 〜着地および着弾- I think that he is crazy -〜
あとがき
はい、更新サボりまくりの作者、ピッカマンVです。
今回からこの「ピッカマンと(以下略」を書かせていただきます。
異常に短いです。
まあ、次へのつなぎということで。
できるだけ早く更新できるように頑張るので、いろいろよろしくお願いします。
ではまた。
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