| 接続駅名 | 桜島線(JRゆめ咲線)・桜島駅 ⇔ 大阪市営地下鉄・大阪港駅 |
| おすすめ度 | ★(気が向けばどうぞ) |
| 接続交通手段 | ・徒歩 ・渡船(大阪市営) |
| 訪問日 | 2003年1月12日(桜島駅から大阪港駅まで利用) |
| 利用しやすさ | 渡船に興味があれば利用してみてください。 |
| 時刻表 | 大阪市ホームページ内で“渡船”で検索すると時刻表が見つかります。 http://www.city.osaka.jp/ |
| 乗車記 |
「旅と鉄道 2003年冬の号(141)」(鉄道ジャーナル社)の「関西を旅する」という特集記事は大阪に住む私にも新鮮で、知らないことが随分あるものだと勉強になりました。中でも興味を引かれたのは大阪の渡船です。存在自体は知っていましたが、8つもの渡船があるとは驚きました。そのなかで桜島線の短絡として使えそうな天保山渡船に試乗してみることにしました。 桜島線には10年位前に社用で1回乗ったきりでした。そのときは遣い走りのような仕事だったのですが、上司に「桜島へ行ってきて」と言われてうかつにも鹿児島の桜島を連想して「えっ!?」と声をあげてしまい、「大阪の桜島やで」と突っ込まれた。桜島は大阪駅から近いですが、工場や倉庫が立ち並ぶ地域で一般にはあまり馴染みの無い場所でした。桜島線も工場への通勤路線という役割がはっきりしていて、昼間は2〜30分に1本位しか走っていなかったように記憶しています。 2001年3月にユニバーサルスタジオジャパン(USJ)が開業したおかげで桜島線も大きく変貌を遂げ、JRゆめ咲線という女性的な愛称まで付けられています。2003年1月12日。大阪駅で桜島行きの直通列車に乗り損ねてしまい、環状内回り列車で西九条までやって来た。西九条駅のホームは2面3線で、桜島行きの列車を待っている間に真ん中の線路を「スーパーくろしお」がゆっくりと通過して行った。やがて、桜島線内のシャトル便普通列車が入線してきた。おなじみの103系電車にUSJにちなんだド派手なペイントが施されている。 西九条駅を出て安治川口駅の手前までは10年前の印象と変わるところがなくて何となくホッとした。ところが安治川口駅から先は全くの新線といっていい状態で、車窓風景も異次元空間に迷い込んだかのようにガラリと変わった。USJの最寄駅、ユニバーサルシティ駅で案の定大勢の人達が下車して行ったが、それでも車内が空っぽになってしまうことはなかった。2分後、桜島駅に到着。行き止まりの駅だから車止めの奥に駅舎を配置したほうが便利だと思うが、ホーム中央部に跨線橋が設けられている。桜島駅で下車した人達の波は一箇所に吸い込まれて行った。USJの従業員通用口が桜島駅のそばにあったのです。 桜島駅前の地図を確認して歩き出した。駅名は同じでも、私の記憶にある桜島駅の景色とは似ても似つかない。古いものがすべて取っ払われてしまって、まるで新しい人工島にいるみたいです。ただ、遥か頭上を跨ぐ阪神高速湾岸線の高架橋だけが記憶と一致している。しばらく歩くと昔ながらの下町の風景が現れた。ここから先はUSJの再開発地域から外れていたのだろう。まっすぐ歩いて行くと前方に堤防のような塀があるのが見えたが、渡船場らしい建物が見えない。近くまで来ると塀に小さく「天保山渡船場」という標識が貼られていて、その向こう側に乗り場があった。 安治川に架かる阪神高速道路の天保山大橋と対岸には巨大な観覧車がそびえている。次の船は13時丁度。天気も良いし景色も良いのでボーっとしながら船が来るのを待った。徐々に人が集まり始める。対岸から船がやってくるとあわただしく乗客が入れ替わる。手早く岸を離れると波を蹴立てて走り出した。窓ガラスなどないデッキに波しぶきが舞い注ぐ。日に焼けた頬についた水滴はすぐに乾いてしまった。じきに対岸に辿りついてわずか4分の船旅は終了。毎日この船を利用する人達にとってはどうってこと無いことなのだろうけれど、ビジターの私にはとても楽しい体験だった。 |
| データ | 【桜島線(JRゆめ咲線)】 大阪環状線・西九条駅〜桜島駅間、4.1kmを約7分で結ぶ。USJの誕生に伴ってほぼ新線同様にリニューアルされました。 |
| 駅周辺の様子 | 【桜島線・桜島駅】 駅舎内にキオスク有り。駅周辺には商店なし。 【天保山渡船】 |
| その他の情報 (観光情報) |
【ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)】 行ったことがないので説明できません。オフィシャルサイトはこちら! http://www.usj.co.jp/ 【海遊館】 |
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近代的な高層ホテルをバックに庶民の足である渡船が行き来する光景は、いかにも大阪らしい。 |