| ■いろんな言葉の解説
普通の人にはわかりにくいかもしれない言葉を解説しています。 |
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アッチェレランド |
accelerando |
「アッチェル」と呼ぶことが多い。次第に速度を早くの意味で「accel」と記譜される。「テンポをどんどん速くする」というのは指揮者がいないとなかなかうまくいかないので、ポップスとかジャズではあまり行わず、ミュージカルや映画音楽でもっぱら盛んに行われている。芝居の流れを加速するようにうまくアッチェルが決まったときの醍醐味はミュージカルならではである。 |
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アンサンブル |
ensemble |
音楽の場合は「合奏」。一方、演劇やミュージカルの場合では「その他大勢」的なキャストを指す。主要なキャストの後でコーラスをしたり、踊ったりするキャストである。「コーラスライン」はそういった「アンサンブル」の人たちについてのお話。「ブロードウエイに出ている」と言っても99%はそういう「アンサンブル」としての人である。 |
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アンダースタディ |
understudy |
あらかじめ準備されている代役のこと。ぎりぎりいっぱいで運営されている日本の演劇ではほとんどありえない。 |
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アントラクト |
entract |
一幕目と二幕目の間に演奏される、(正確には休憩の最後、二幕のスタート時)、ナンバー。歌は入らない。映画では「風と共に去りぬ」「マイ・フェア・レディ」の中間部に「インターミッション」として音楽が流れていたがこれも「アントラクト」とも言えなくもない。 |
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ウエストエンド |
westend |
イギリス、ロンドンの劇場街。アメリカとイギリスでは演劇の好みがはっきりと別れていて、英国では、シェイクスピアからの演劇の伝統が脈々とあり、ミュージカルはかなり「キワモノ」として捉えられている。一方、米国ではそういったスノビズムを嫌い圧倒的にミュージカルの人気が高い。 |
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映画音楽 |
cinema music |
映画に使われた音楽はすべて映画音楽であるが、大きくは「サウンド・トラック」と「スクリーン・ミュージック」に大別できる。前者は正真、映画の中で用いられた音楽であり、映画のシーンにコンマ一秒まで合わせて作られた、あるいは映画のシーンのために選ばれた「映画の一部品」である。後者はさまざまな映画の主題歌をアラカルトで集めたイージーリスニングである。どちらが良いというものでもないが、後者の「イージーリスニング」のイメージが映画音楽を「ぬるい」と思わせる一因になっていることは否めない。 |
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オーケストラ・ピット |
orchestra pit |
いわゆる「オケピ」である。首都圏でもオーケストラピットを常設している劇場は極めて少なく、客席が可動式の場合は、客席をつぶして転用するケースも多い。客席をつぶせば減収は避けられず、「じゃあカラオケで」となることが多いのが日本のミュージカルの現状である。 |
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オヴァーチュア |
overture |
「序曲」のこと。「プレリュード」とも。オペラやミュージカルではほぼ必ず、オバーチュアが演奏され、オペラなどの場合、「有名なのは序曲だけ」であるケースも多い。ミュージカルの場合は劇中で用いられる曲を短くつないで演奏することが多い。これは音楽をあらかじめ観客に「馴染ませて」おく効果も期待できるという、合理的な演出である。 |
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オフ・ブロードウエイ |
off broadway |
ブロードウエイの客席数300未満の劇場。実験的な作品や、大劇場で上演するには資金や、スタッフが足りない、というような芝居が上演される。さらに100席以下の劇場は「オフ・オフ・ブロードウエイ」と呼ばれる。「オフ・オフ」と「オフ」の中間ぐらいが日本で言う「小劇場」。ただし、日本の小劇場でどんなに成功してもその芝居は帝国劇場にはかからないが、アメリカの場合「オフオフ」→「オフ」→「オン・ブロードウエイ」というサクセス・ストーリーが数多く存在する。(最近では「レント」や「アヴェニューQ」が有名。 |
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オペラ・コミック |
opera comique |
フランス風オペラの総称でいわゆる「喜歌劇」とは違う。 |
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オペラ・ブッファ |
opera buffa |
18世紀イタリアオペラの一種で、これが「喜歌劇」。ブッファは「からかう、嘲笑する」の意味。 |
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オペレッタ |
opertta |
オペラを大衆的・娯楽的にアレンジして作られた「軽いオペラ」。セリフが多く、笑いの要素を多く含む。 |
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音圧 |
sound pressure |
音が空気中を移動するときの空気圧力の変化。瞬間の圧力と、大気(静圧)との差で表す。 |
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音源 |
sound source |
音を発するものの総称。実際には下記の「音源モジュール」を指すことが多くなってきた。 |
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音源モジュール |
tone generator module |
電気楽器の発音機能だけをコンパクトにまとめた機材。楽器のキーボードから鍵盤を取り除いたもので、コンピューターや、他の機材から命令を入力して発音させる。 |
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演出家 |
director |
映画の「監督」に相当するのが、演劇では「演出家」である。なので「演劇監督」という言葉は存在しない。英語ではどちらもDirectorである。自分で台本を書く人とそうでない人がいるが、とくにそれが、評価の基準になることはない。そもそも小さい劇団の場合は、人手の問題として劇作家自身が演出を務めざるをえないケースが多い。 |
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岸田國士戯曲賞 |
kisida kunio drama award |
きしだくにおぎきょくしょう。日本で唯一の劇作家を対象にした賞。いわゆる一線の劇作家はほとんど受賞している。そういう意味では妥当な選考。上演された作品ではなく、戯曲の台本としての出来そのものを審査するのがポイント。つまり上演が最悪でも戯曲として可能性を持っていれば良い、ということ。 |
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キュー |
cue |
「きっかけ」と呼ばれることが多い。音楽をスタートしたり、セリフを言い始める基準になるもの。合図であったり、仕草、効果音、他の人のセリフなど、舞台上で認識できるあらゆるものが「キュー」として利用可能である。 |
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キャパシティ |
capacity |
様々な意味があるが、舞台用語としては、「収容可能人数」の意味で使われる。 |
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戯曲 |
drama/play |
「戯曲」は演劇の台本のことだが、実際に「俺の戯曲は」と言っている劇作家はあまりいない。「戯曲」と言った場合は古典作品か文化的な価値を高く見せたいときに使われることが多いようである。実際には何と呼ばれているかというと「ホン」ということが多い。映画やテレビの場合は「脚本」。 |
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グリッサンド |
glissando |
ある音程から、離れた音程まで滑らせるように出す奏法。曲の頭や、構成の変化する部分で、盛り上げるために使われることが多い。 |
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クレッシェンド |
crescendo |
「だんだん強く、大きく」の意味。 |
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稽古 |
reharsal |
英語の場合は演劇も音楽も「リハーサル」だが、日本では演劇が「稽古」、音楽が「リハーサル」である。「稽古」のほうが精神主義的な匂いがするし、「あるべき規範を身につける」といったニュアンスが感じられてしまうので、現代の演劇界の状況を考えたら「リハーサル」に統一したほうが良いと思う。 |
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ゴールデン・ラズベリー賞 |
Golden Raspberry Award |
アカデミー賞発表の前日、その年の最低の映画に与えられる賞。通称「ラジー賞」。受賞者には4ドル27セントのトロフィーが与えられる。ただし受け取りに来る人はほとんどいない。Worst Picture , Worst Actor , Worst Actressなどが決定され、シルベスタ・スタローン、マドンナなどが常連である。 |
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サンプリング |
sampling |
元々の意味は「標本採集」だが、音楽の世界では楽器の音や、既存のレコードのフレーズなどをメモリーやディスクに記録して、それを再構成して使うことを言う。一見「キワモノ」っぽい手法だが、1980年代の後半にはこの技術によって電気楽器の音が飛躍的にリアルになり、1990年以降は、フレーズごとサンプルすることで、「センス一発」で音楽を作る人たちが激増した。サンプリング技術は多くの一流でない演奏家から職を奪ったが、同時に音楽表現の新たな扉を開いたのも確かである。 |
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シーケンス |
sequence |
音楽では「反復・繰り返し」のこと。同じフレーズやコードが繰り返しされることを言う。映画・演劇で用いられるときは、「あるエピソードの単位」くらいの意味。 |
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シーケンスソフトウエア |
sequence software |
コンピューターで電気楽器を制御するためのソフトウエア。(この場合「シーケンス=反復・繰り返し」の意味からはだいぶ離れている)シーケンスソフトの発展は、アップルコンピューターの「マッキントッシュ」の歴史とほぼ軌を一つにする。シーケンスソフトウエアが無い時代には、アレンジャーは自分が書いたスコアがどんな音を出すかは経験によってしか想像できなかったが、現在では自宅でいくらでもトライ&エラーを繰り返すことが可能になり、結果的に生演奏に用いられるアレンジのレベルも向上した。 |
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ショウ・ストップ |
show stop |
素晴らしいパフォーマンスに対して観客の反応が凄すぎて、ショウを進行できない状態。演出的には困った事態だが、出演者にとってこれ以上の栄誉はない。 |
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ストリングス |
strings |
ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスといった弦楽器の総称。音楽に厚みとゴージャス感を与えるのに必須。ミュージカルでも、登場人物の叙情的な側面を表現する際に多用される。まれに「コーラスライン」などのようにあえて弦楽器群を用いず、シャープな印象を強調するものもある。 |
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ストレートプレイ |
straight play |
ミュージカルに対してセリフだけで構成される演劇。アメリカ=ミュージカル、イギリス=ストレートプレイ、という図式が一般的である。 |
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ソナタ形式 |
sonata form |
提示部-展開部-再現部の3部によって展開される極めて完成された音楽の形式。現在のミュージカルによくある「シンプルなメロディを転調やテンポ・リズムの変化を駆使して展開しながら、大規模なショウナンバーに仕立てる」技法はソナタ形式の蓄積があってのものと思われる。 |
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タイトル・ナンバー |
title number |
芝居や映画のタイトルと同じ曲のこと。ミュージカル「キャバレー」で歌われる「キャバレー」や「サウンド・オブ・ミュージック」で歌われる「サウンド・オブ・ミュージック」など、これを主役が歌わない、ということはほとんどない。 |
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タイトル・ロール |
title role |
芝居のタイトルになっている役名のこと。「エビータ」に出てくるエビータ、「アイーダ」のアイーダ、「アメリ」の「アメリ」などである。どちらかというと女性の役名のほうが多い気がする。「それいけアンパンマン」のアンパンマンもタイトルロールである。 |
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ダイバシティ・システム |
diversity system |
ワイヤレスマイクの方式で複数のアンテナを使うことで少しでも電波の強い信号を受けようとするシステム。ミュージカルなどの舞台用に使うには必須である。 |
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転調 |
modulation |
曲の途中で別の調に変化すること。2小節程度の小規模なものから、サビをまるごと転調させる、そして、曲全体を転調させる、などさまざまな手法があり、これらをひとくくりに「転調」と捉えることにはかなり無理があり、新たな「転調論」が必要なのではないかと思われる。 |
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転換 |
change |
舞台上の装置や機材を変更すること。通常、幕を下ろして行うか、回転式のステージ(revolving stage)であれば裏側のステージで行う。演劇では綿密な打ち合わせをして観客に気付かれないように行われるが、音楽では大規模なものでない限り担当者が観客の見えるところで行ってしまう。音楽系で最も優れた転換は国内では「紅白歌合戦」である。 |
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トライ・アウト |
try out |
いきなりブロードウエで上演するのが怖いときに、地方の都市で上演して観客の反応を見ること。ダメなら、その芝居は「なかったこと」にしてしまう。アメリカらしい合理的な試行錯誤法だが、日本の場合は硬直的な劇場のブッキングシステムに阻まれてまず不可能である。 |
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打楽器 |
percussion instrument |
いわゆる「太鼓」の類であるが、鉄琴やマリンバなどの音程のあるものも打楽器と分類される。リズムを強調することに主眼が置かれているが、ミュージカルなどでは人物の心情を表現するために使用されることも多い。 |
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タップ・ダンス |
tap dance |
靴の底に金属を貼り付け、つま先とかかとを床に打ち付けて踊るダンス。近年ではビートたけしのタップが有名である。床を傷つけるので普通の劇場でそのまま踊ることはなかなか許可されない。その場合は専用のマットを敷くか、平台などの上で踊る。 |
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トニー賞 |
tony award |
毎年6月第一週に行われるブロードウエイの演劇を対象にした演劇賞。結果的に世界最大の演劇賞になっている。1947年創設。ミュージカルの部とストレートプレイの部、それぞれに賞があるが、圧倒的にミュージカル部門の注目度が高い。 |
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ピクサー・アニメーション・スタジオ |
pixar animation studio |
1984年に設立されたコンピューターグラフィックによるアニメーションの製作会社。ディズニーと組んで「トイ・ストーリー」「バグズ・ライフ」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」「Mr. インクレディブル」といった作品を手がけすべてヒットさせる。2004年、今後のディズニーとの契約を更新しないことを発表した。会長はアップルコンピューターのスティブ・ジョブズである。 |
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舞台 |
stage |
音楽系では「ステージ」で、演劇系では「舞台」と呼ばれる。音楽の場合すべてまるまる西洋からの輸入であるのに対して、演劇の場合は歌舞伎など伝統芸能のノウハウを活かせるだけ活かそうという意識があったためこういう用語の棲み分けになったと思われる。 |
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舞台監督 |
stage manager |
「舞監」と呼ばれることが多い。ステージ上で起こる一切の管理をする人。いわゆる「使い走り」に近い人から、演出家に匹敵する権力を持つ人までいるので、どういうコンテクストで「舞台監督」が使われているのか注意を要する。 |
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フライング・スピーカー |
flying speaker |
従来のスピーカーは床面から積んで重ねたり、スタンドに載せていたりしたが、そうすると、客席前の方ではうるさすぎて、後の方ではよく聞こえないという事態になりやすい。それを解決するためにスピーカーを天井の高さ近くまで吊り上げて、どの客席とも均等な距離を保てるようにしたシステム。当然、手間と費用がものすごくかかるが、近年の大規模なイベントではほぼ100%これである。 |
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フレクサトーン |
flexatone |
木の玉を板にぶつけるパーカッション。板がしなることで「びよよーん」と間抜けな音が出る。登場人物のコミカルな反応を表現するのに最適な打楽器。5,000円くらい。 |
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ボーイ・ミーツ・ガール |
boy meets girl |
ミュージカルに典型的な「男の子が女の子に出会って恋敵をはねのけてハッピーエンド」という単純な筋書きを形容した言葉。ミュージカルの楽天性をほめているともとれるし、その思想性の無さを皮肉っているともとれる。 |
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ミキサー |
Mixer |
オーケストラや出演者からの出力(ほとんどはマイク)や、SE(効果音)などを一括して管理してバランスをとる機材。専用の部屋に置かれるケースと客席に設置する場合がある。客席に設置すれば観客と同じ音を共有できるが、それだけ座席数が減るので減収となってしまう。大規模な劇場になると、客席用のミキサーと、出演者が聞く「モニター」用のミキサーが別に設置されそれぞれ専任者が担当する。 |
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モニター |
Monitor |
出演者がオーケストラの音や自分の声を聞きやすくするために、設置されるスピーカー・アンプなど。演劇の場合は観客から見えないように隠されるが、音楽の公演の場合は堂々と置かれる。大規模なコンサートでは演奏者一人につき、左右二台づつ設置され、ステージがモニターだらけになる。最近では、電波で送信して出演者がイヤフォンでモニターできる機材も出回り初めている。(「イン・イヤー・モニター」と呼ばれる) |
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読み合わせ |
「本読み」とも。台本を椅子に座ってそれぞれの役者が読む練習。 |
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ライブ |
Live |
(1). 生演奏のこと。ただし、ミュージカルでカラオケでなく生演奏の場合でも「ライブ」とは言わず、普通に「生演奏」とか「生オケ」などと言う (2).会場の残響音が多いこと。反対語は「デッド」。ライブな会場では気持ちよく歌ったり演奏することができるが、セリフは聞き取りにくくなる。そのため、演劇と演奏の両方に向いたホールというのはありえない。「多目的ホールは無目的ホール」と言われるゆえんである。 |
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ワイアレス |
wireless |
電波で音声信号を送る技術。今日の舞台表現では必須の機材である。従来の演劇ではマイクによる拡声を前提としていなかったので、「大きな声を喋れる」が極めて重要な資質とされたが、ワイヤレス機材の普及でそういった資質の価値はキャスティングの際あまり考慮されなくなっている。 |
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ロングラン |
longrun |
同じ芝居を同じ劇場で期間を決めずに上演すること。「ロングランになる」ということはショウビジネスでは最もわかりやすい「成功」の表現である。日本の場合は、よほど、主催者の意向が強く働く劇場(劇団四季や東宝の運営している劇場)でない限りありえない。(劇場側も劇団側も急な予定の変更に耐えられるだけのソフトウエアやノウハウを持っていないからと思われる。)そのため、うまくいった芝居でも予定通り閉めなくてはならず、限られた人しかその舞台を見ることができない。 |
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MGMミュージカル |
MGM Musical |
MGM(Metro Goldwin Meyer)社の製作したハリウッド・ミュージカル。(舞台でなく映画によるミュージカル。フレッド・アステア、ジーン・ケリー、ジュディ・ガーランドらが活躍した。筋書きは他愛のないボーイ・ミーツ・ガールだがダンスや演出の技法はすさまじく高度なところまで発展した。その後、大衆の好みが変わるとともに衰退、MGM社は2004年にソニーに買収された。 |
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RKO |
RKO |
1921年に設立された、映画製作会社。当時の5大メジャー・スタジオで最も小規模だった。フレッド・アステアとジンジャー・ロイジャースの作品を制作。ラジオ・キース・オルフェウムの略。1948年、ハワード・ヒューズに買収され、52年に閉鎖。 |