水試跡地の状況(旧都立水産試験場跡)”水元公園”
平成18年06月15日

 水産試験場は、1997年10月に、臨海副都心に移転しましたが、その跡地は、長い間の工事で新しい公園に生まれ変わろうとしています。
平成16年花菖蒲の季節という事でか、一部一般開放されていました。(水辺散策池(新設)とハス池)
新設駐車場もオープンしており一回400円で利用されていました。
以下現在の整備状況を、お知らせいたします。

江戸前金魚展示場は、も開放されています。
見学会の連絡先は水元公園管理事務所 電話;3607ー8321
金魚見学のお問い合わせは、葛飾区水辺と公園の課 電話:3695−8431

跡地は、新しい公園の空間として、生まれ変わる計画が現在進行中です。平成12年8月都公園審議会で新しい計画図が策定されました。その概要は、外郭環状道路の西側は、水辺環境ゾーンとして、水郷景観 との調和を図りながら、自然環境及び多様な水辺環境の現状を保全するようです。金魚池、現 状の中央水路及びオニバス、アサザは制限開放で出来るだけ保存されます。
外郭環状道路西側は、スポーツゾーンとしてレクレーション施設として整備する計画のようです。

新設された展望台風の鳥観察舎
新設された”水辺散策池”
新装されたハス池
ハスは、抽水性の多年草で世界に2種あり、アジアの南部からオーストラリア原産の東洋種とアメリカ南部ミシシッピー流域および南米北部原産のキバナバスがあります。
ここのハスはより原種に近いのでないかといわれていて、花の時期は6月から9月で、つぼみができてから約20日で淡紅色の美しい花が咲きます
花は普通朝早く開き、正午ごろ閉じ、開花して4日
目の午後には散り始めます
試験場跡地のオニバス池
試験場跡地の鳥観察舎
試験場管理棟 試験場跡地の池のオニバス
水元公園水産試験場跡地は、戦後の食生活における重要なタンパク源として鯉や鮒の増殖養殖の研究や金魚の品種改良などをしてきました。生活が豊かになった上に200海里内の資源量調査等の業務の充実が求められるようになったこと、河川浄化のための鯉の放流の必要性が無くなったこと、金魚の業者が都内にほとんどいなくなったことなどから,水元の水産試験場としての役割が終了し試験場本場の機能が港区に移転しました。 旧水元水産試験場の沿革と実績
・昭和10年(1935)
 東京府水産試験場付属漁場として水元養魚場が設置される
・昭和21年(1946)
 東京都水産試験場水元分場となる
・昭和44年(1969)
 東京都水産試験場水元分場を大田区羽田の本場と統合し温水魚研究部となる
旧水元水産試験場は都内の5つの試験場のうち都東北部河川、地沼を対象にコイ、フナ、キンギョなどの温水淡水魚の増殖、養殖を専門に研究していたが、本場の移転に伴い、本場で行われていた東京湾の研究や各研究所間の連絡統括も行うようになる。
・平成9年(1997)
港区へ移転
三郷公園側への連絡橋
”ふなばし”(水辺散策池寄り
三郷公園側への連絡橋
”めだかばし”(三郷側出入り口寄り)
移植されたアサザの池
金魚展示飼育池

午前9時から午後4時30分迄
公開されています
水産試験場ではキンギョの増殖と品種改良も行っていました。
昭和30年頃には、愛知県弥富系のリュウキンやデメキンの親魚を導入し、東京系のものとかけあわせて改良を行っていました。
キンギョの品種改良では”江戸錦”の品種固定に成功しています。またそういった優良キンギョの親魚や種苗を養殖業者へ配分し、業界の指導育成の役割も担っていました。その他病害治療の試験も行っていたようです。

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