幼稚園のセンセイ
2002.1.29
あるアンケートで「生まれ変わるとしたら、今と同じ職業につきますか」と聞かれた。
「はい」と答えたが、幼稚園の先生もまんざらでない。
学校生活を通じて出会う多くの先生の中で、最も慕われるのが幼稚園の先生ではなかろうか。
幼稚園児は「だって、先生が言ってたんだもん」と口癖のように言う。
そんな先生の威光も、しかしながら学年が進むにつれて薄れがちだ。
実は親も同じ立場にある、と思う。
子供はいつの頃から、良きにつけ悪しきにつけ、親と距離を保ち始めるのか。
入学や卒業という人生の大きな行事を迎えるたびに考えさせられることではある。
(この小文は、長男の通学していた高校のPTA会報に、女房の名前で掲載したもの)