天然木の風合いは、本当に心がなごみますし、癒されますネ!
しかし一旦手入れを損なうと、目も当てられない状態になり・・・
とうとう処分しなければならないと言うようになります。
そんな方々には人工木のデッキをお勧めしたいと思います。
まずは・・・

木製ウッドデッキの素材について

・チーク
船舶の甲板デッキなどに使われてきた実績どうり、耐久性はバツグンですが、
かなりの高級素材で、ウッドデッキに使うにはもったいないようです。
100年以上前にタイで屋根材として使われたものが、今古材として流通してます。
それに変わるものとして、

・ジャラ
正式名はカメレレ(kamerere )フトモモ科の広葉樹でユーカリの一種です。
フィリピンではバグラス、オーストラリアではジャラと呼ばれ、
チークと同等以上の耐久性があり手頃です。ちなみに地中に埋めて5年ほど放置しても腐らないようです。
主に家具用芯材、一般建築材、内装材、建具、パルプ原料など に利用されています。

・ウリン (ulin)
チークと同等以上の耐久性があり手頃です。
インドネシア原産のクスノキ科の広葉樹で、心材は濃い暗褐色で重硬かつ耐久性に優れていて、
虫害にも強く、材の安定性は良好の為、浮桟橋や橋梁材に用いられます。
ベリアン 、ビリアン、テリアン、タブリン 、柚檀、ボルネオアイアンウッドとも呼ばれています。

・セランガンバツ(Selangan batu)
インドネシアでの呼び名で、正式名はバンキライ( bangkirai )フタバガキ科の南洋材。
木質は重硬で、木理は交錯。耐久性は高いく敷居、土台、器具の柄、重構造物、枕木、などにも用いられる。
マレーシアではバラウ (Balau) 、フィリピンではヤカール (Yakal)またはギホ 、
インドではサル (Sal) と呼ばれる。中国語では玉檀。
これらジャラ、ウリン他イペなど南洋系硬質木材の耐用年数は20年以上、推定150年ぐらいまでと思えます。
弘平物産、株では、ウリン・セランガンバツ・メルバウ等、南洋材のウッドデッキ販売及び製材・加工を行ってます。

・ウエスタンレッドシーダー( western redcedar )
北米産のヒノキ科 ネズコ属の針葉樹で、木目などが魅力的で比較的安価で良く使われている素材です。
心材は赤褐色で部分的に黒ずんだ黄褐色も現れ、色調が均一でない事が欠点。
ベイスギ (米杉) と呼ばれるが、日本のネズコ (鼠子) と同属で、米国産の杉を意味するものではありません。

・レッドシダー(Red cedar)
正式名はカランタス (kalanyas )ですが、スリアン (Surian) とも呼ばれます。
東南アジアからオーストラリアにかけて分布するセンダン科の広葉樹で、
心材は赤褐色から濃褐色、辺材は淡色で灰色を帯びていて、肌目はやや粗いですが、光沢があります。
北海道では梅雨がない為10年以上の耐久性が実証されてますが、
北海道以外の日本の気候で屋外使用の場合、良くて5〜10年のようです。
防腐処理、および定期的なメンテナンスでさらに寿命はのびますが、しかし、シロアリには弱いようです。

パイン( pine )
マツ科の針葉樹でイエローパイン、ホワイトパイン等…、いろんな種類があります。
脂(やに)や節が多いのが欠点で、主に建材として使われますが、カントリー家具の素材として人気が高いです。

レッドウッド(redwood)
アメリカに産するスギ科の針葉樹。木質は軽軟で、心材は淡い赤色ないし赤褐色です。
耐朽性の高さ利用して、住宅の外壁材、木製サッシ、ガーデン用の家具などにも用いられます。
樹高約100mにもなる世界最長の巨木で、学名のセコイアの方が有名。

サイプレス(オーストラリア)
樹液自体にシロアリを寄せ付けない効用があり世界一強いと言われています。
現地では100年以上も前のデッキが健在する程の高耐久性があります。
アロマにも採用される癒しの香りも魅力のひとつです。

ひば 【羅漢柏 ・ 檜葉】
ヒノキ科の常緑針葉樹。 北海道南部から本州、四国、九州に自生。材は淡黄色で軽軟。
水湿によく耐え、保存性が高い。抗菌性のあるヒノキチオールが存在することで注目されている。
建築材、船舶材、土木材などに用いられています。
「明日はヒノキになろう」の意味でアスナロ(翌檜・明日檜)とも、しろび、あて、あすひとも言われてます。

さらに詳しい木材の特性などの情報は、木材図鑑へお進みください!
一般に木が腐るのは腐朽菌が沸くからですが、当然、菌の沸きやすいジメジメした環境では腐りやすくなります。
ウッドデッキで言えば、根太との間や束など地面との接触部が腐りやすく、
手すりや柱などの垂直面は腐りにくいでしょう。
そこで、次に必要になってくるのが、手入れの仕方になります。

木製ウッドデッキの手入れ

まず、ウッドステインやキシラデコールなど、
撥水・防腐・防虫・防カビに効果を発揮してくれる、屋外用木材保護着色塗料を用意しましょう。
油性のペンキは不可です。(注1)

次に、雑巾、バケツ、サンドペーパー、細かい所を塗る刷毛、ゴム手袋、マスク、出来れば眼鏡も用意します。

それでは始めましょう。
埃やカビなどの汚れを、雑巾がけなどで落としますが、汚れがひどいときは、
事前に、中性洗剤で水洗いして乾燥させておくのがベストです。
落ちない汚れは、サンドペーパーの荒いものと細かいもの2種類用意して落とします。

デッキが乾いていたら、デッキ部分など塗りやすいところは、雑巾がけの要領で、
ラティスなど細かい部分は刷毛を使って塗り上げます。
上から見える部分だけでなく、出来るだけ裏側も、特に、一番劣化しやすい、束の部分も塗って下さい。

塗料の種類は、 ウッドデッキの塗装に適している塗料(ウッドデッキビルダー会)を参考に、
塗装に関する書籍は、
基本から始める塗りのテクニック―エクステリア・インテリア・木材・金属の塗装術 がおすすめです。
(注1)
油性塗料の場合、被膜の薄い部分などがあって万が一、木部と塗料の間に雨水が入り込んだ時、
  気が付かない間に木が腐ってしまうのが欠点ですので、使わない様にして下さい。

人工木ウッドデッキのすすめ

天然木のウッドデッキは手入れが大変で、本当にガーデニングやDIYが好きな方でないと、おすすめ出来ません。
それは、手入れが出来ず、1・2年保護塗料を塗らないでいると、
シロアリにやられたり、腐食したり、デッキ材に反りや割れが走ったり、釘やビスが抜けてきたり、
修理の出来ない最悪の状態になってしまうからです。

そこで最近は、手入れの要らない人工木ウッドデッキ(リウッドデッキ)が注目されてきました。
木粉が50%位配合された樹脂性のものがほとんどで、ecoが言われている現在、最適の素材と考えます。
コーティング技術の向上で、日差しや雨などによる劣化スピードが以前より遅くなりましたし、
もちろん腐食もおこりにくく、虫害の心配もほとんどありません。
もっとも、木粉が含まれてますので、完璧に虫に食べられないという保証は疑問ですが・・・。

表面の1ミリ位の部分色が濃くなってそこに木粉が含まれているタイプと、
全体に再生木粉が含まれているタイプががあります。
天然木と同様に、加工しやすさが特徴ですが、強度が少し不足するのが欠点です。
ほとんどのメーカーで取り扱っていますが、主なメーカーの商品名をご案内します。
各社ホームページで、下記のようにクリックしてお進み下さい。

東洋エクステリア(株) : 商品ラインナップ→商品カテゴリーで選ぶ→ウッドデッキ→樹の木V、
三協立山アルミ(株)・エクステリア建材サイト : カテゴリーから商品を探す→デッキ→人工木デッキ・ひとと木
YKKAPエクステリア(株) : 一般のお客様→エクステリア建材→リウッドデッキU
新日軽 : ガーデンエクステリア→庭まわり→木樹脂シリーズ

しかし、最近私が発見した上記3社製品の人工木ウッドデッキ(リウッドデッキ)の欠点は、
表面が木の肌ざわりに近づけている為、汚れ易いことです。
ちょっと日陰になるような部分に緑色のコケがついたり、黒いカビがブツブツと発生したりします。
その為、比較的表面が滑らかな木目の樹脂を使い、芯材にアルミを使っている、新日軽:木樹脂デッキUを
お掃除や手入れの楽なことから、長い目で見て推奨したいと思います。
でも、人エ木はまだまだ自然木の予算の手軽さには勝てません。
ご予算に合わせて素材を選んでお楽しみ下さい。

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