ヨウシュチョウセンアサガオ ヨウシュチョウセンアサガオ Datura stramonium (ナス科 チョウセンアサガオ属)
ダチュラと親戚の花、ヨウシュチョウセンアサガオ(洋種朝鮮朝顔)です。
花はそれほど大きくありませんから、そろって下向きに咲くわけではありません。
葉も花も実も、毒を含有して食べると、
口が渇き、吐き気、呼吸麻痺、心臓麻痺などの症状が出て、
茎や葉などの汁が目に入ると失明することもあるそうだから要注意です。

ミズヒキ ミズヒキ Antenoron filiforme(Thunb.) Roberty et Vautier (タデ科 ミズヒキ属)
花ことば=素のままの自分
祝儀につかう水引に似ているので、ミズヒキ(水引)と言う名前がつきました。
日本全土にみられますが、
沖縄・鹿児島では絶滅危惧種に指定されています。
「茶花」としてつかわれるようです。

ヨウシュヤマゴボウ ヨウシュヤマゴボウ Phytolacca americana L. 
(ナデシコ目 ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属)
空き地などで見かける北アメリカ原産の帰化植物、ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)です。
実が濃い紫色になり、印象的ですが根・茎・葉・実、全てに毒があり食べると、
嘔吐・下痢・中枢神経麻痺・痙攣・意識障害・呼吸困難・心臓麻痺などの怖い症状があらわれます。
味噌漬けなどにして売られてる「やまごぼう」は、キク科アザミ属のモリアザミで全く別の種類です。

ローズマリー ローズマリー Rosmarinus officinalis L. (シソ科)
花ことば=清浄
じつは、この季節だけの事ではなく、いつでも咲いています。
地中海沿岸原産で、花色は白、青、紫、ピンクなどがあるようです。
このように、まっすぐ上を向いて立つものと、地面をはうようなタイプがあります。
西洋の香りに満ち満ちているのですが、なかなか料理につかう勇気がありません。

サルビア サルビア Salvia splendens (シソ科 サルビア属)
花ことば=燃える思い
小学校の花壇のサルビアが光って見えました。
まだ、何となく甘いものがほしい子供の頃には、家にお菓子があるわけでもなく
この花を抜いて、わずかな蜜を吸って楽しんだりしました。
昔は、サルビアといえばこの紅いサルビアのことでした。

ジュズサンゴ ジュズサンゴ Rivina humilis L. (ヤマゴボウ科 リヴィナ属)
白い花が咲きながら、同時に赤い実をつけて、歩道の脇に繁茂している
この不思議な植物はジュズサンゴ(数珠珊瑚)という名前でした。
アメリカ大陸原産で、観賞・園芸の品種として輸入され、野生化したようです。
実の色は、朱・オレンジ・黄・紫などがあるようで花より実が目立つので、
英語圏の人たちは「ベビー・ペッパー」「コーラル・ベリー」などと呼んでいます。

イタドリ イタドリ Fallopia japonica 
(タデ科 ソバカズラ属)
春の山菜として親しまれる
イタドリ(スカンポ)と同じ植物とは思えない・・・
イタドリ(虎杖)がそろって
開花しています。

ワルナスビ 北アメリカ大陸南部原産の帰化植物ワルナスビ(悪茄子)の花で
茎や、葉の裏にとげが生えていますので、触らないほうが良いです。
いずれトマトに似た実をつけますが、
根・茎・葉・花・実の全てに毒があります。
農耕地、牧草地に入り込んだら、まず根絶は難しい悪魔のような植物です。
ワルナスビ Solanum carolinense (ナス科 ナス属)

キンシバイ 上野・国立西洋美術館の外周に、
キンシバイ(金糸梅)の花がたくさん咲いて黄色く輝いていました。
原産地は中国で、江戸時代(1760年頃)に渡来しました。
花ことば=きらめき
キンシバイ Hypericum patulum Thumb. 
(オトギリソウ科 オトギリソウ属)

ホワイトプリンセス 苔玉教室のときの「寄せ植え」の
ホワイトプリンセスが開花しました。
ジャスミン特有の香りが、
部屋の中をただよっています。
なんだか・・・・
南国のリゾートで目が覚めたような気分です。

ビワ 「大薬王樹」と呼ばれ、葉は乾燥させてビワ茶とされ、
葉の上にお灸を乗せる(温圧療法)とアミグダリンの鎮痛作用により神経痛に効果があるようです。
果実は、氷砂糖・皮を剥いたレモンと共にホワイトリカーに漬け込んで果実酒を作り、
ビワの種子のみのビワ種酒は、杏仁に共通する芳香を持ち好まれます。
木材としては乾燥させると非常に硬く、昔から杖や木刀として加工されます。
ビワ Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl.(バラ科 ビワ属)

ナンテン 寺院の庭に、『難を転ずる・・・・』というナンテン(南天)の実が赤く輝いていました。
通勤路のあちこちで、ナンテン(南天)の紅い実が目立つようになってきました。
葉には、猛毒のシアン化水素が含まれますが極めて少量なので、人間の健康には問題なく、
御赤飯の上にナンテンの葉をのせるのは、これを利用した先人の知恵です。
実や他の部分にもアルカロイドを含みますが、煮出したりしての素人療法は危険です。
ナンテン Nandina domestica (メギ科 ナンテン属)

アセビ アセビ(馬酔木)の蕾(つぼみ)が大きく膨らんで、開花するばかり。
有毒成分を含むので、草食動物は本能的に食べません。
昔は、アセビの葉を煎じて殺虫剤としたようです。
注連飾り(しめかざり)にも、アセビの葉付きの枝がついています。
虫除けでしょうかね?
アセビ Pieris japonica  (ツツジ科 アセビ属)

ハナキリン アフリカのマダガスカルが原産地のハナキリン(花麒麟)が咲いています。
トウダイグサ科ですから春の河原に出てくるトウダイグサや、
クリスマスの頃のポインセチアも同じ仲間です。
茎は、棘(トゲ)だらけで、葉や花の根元を折ると乳液がでてきます。
これ、かぶれますので注意してください。
ハナキリン Euphorbia milii (トウダイグサ科 ユーホルビア属)

ヤハズエンドウ きのうまでの暖かさで、
土手のカラスノエンドウ(烏野豌豆)が咲いていました。
まだまだ、満開というわけではなく・・・・
やっと開いたという感じです。
学問的には、ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)という名です。
ヤハズエンドウ Vicia angustifolia (マメ科 ソラマメ属)

チチコグサモドキ ハハコグサ(母子草)と並んで
チチコグサ(父子草)という植物があります。
最近では写真の北アメリカ原産の帰化植物、
チチコグサモドキが勢力範囲を拡大し、今や天下です。
しかし、これで花が咲いた状態ですから、なさけない。
チチコグサモドキ Gnaphalium uliginosum  (キク科 ハハコグサ属)

メキシコマンネングサ 寒さ厳しき中、
東京の街角では陽だまりの路傍に小さな花が咲いてます。
黄色の小さな花のメキシコマンネングサです。
初夏には、とても元気良くたくさんの花を咲かせますが、
冬はひっそりと・・・・・。
メキシコマンネングサ Sedum mexicanum (ベンケイソウ科 マンネングサ属)

シュンラン まさに、春を知らせてくれるシュンラン(春蘭)。
嬉しい花です。
日本の各地でみられる野生のラン(蘭)です。

シュンラン Cymbidium goeringii (ラン科 シュンラン属)


ヒメツルソバ 明治時代にロックガーデンのために輸入された、アジア・ヒマラヤ地方原産のヒメツルソバです。
強靭な繁殖力で各地で、野生化していますが、なかなか可愛い花です。
ヒマラヤ原産ですから、少々の寒さくらいでは、へこたれず
今や雑草扱いですが、もともとは園芸のために導入されたものです。
ご自分の花壇に植えるときは、繁殖力を考えて慎重に!
ヒメツルソバ Persicaria capitata (タデ科)

スウィートマジョラム 花が少ない季節には、
ベランダのスウィートマジョラムの花も貴重です。
香りはかなり強く、肉料理やソーセージの臭み消しにつかわれるようです。
ハーブティーやハーブバス、ハーブピローにも良いといわれていますが、
なかなか日本人のオジサンにはつかいこなせません。
スウィートマジョラム Origanum majorana  (シソ科)

チャの花 街に花が少なくなってくると、地味な花、チャノキ(茶の木)の登場です。
小学生の頃は、いつも実をポケットに入れていて、遊びました。遊び道具がなかったんですねぇ。
中国の烏龍茶(ウーロン茶)などの発酵系のお茶も、
すべて同種のこの葉を加工するのだそうです。
つまり、製造加工の過程が違うと全く違うものになってしまうのです。
チャノキ(茶の木) Camellia sinensis (ツバキ科ツバキ属)

ヒイラギ 線路の脇のヒイラギ(柊)に白い花が咲いています。
日本で、ヒイラギと言えば鰯の頭とセットで、「節分」。
クリスマスに赤い実とセットで出現するのは、セイヨウヒイラギ(モチノキ科)で、まったく別のもの。
話しをもどしてヒイラギの白い花も良い香りですが、
ヒイラギとギンモクセイとの交雑種のヒイラギモクセイは、もっともっと良い香りです。
ヒイラギ Osmanthus heterophyllus (モクセイ科モクセイ属)

サザンカ ああ、寒くなってきたなと感じたら、サザンカ(山茶花)の季節です。
赤い花の品種もあり、
自生種は、山口県あたりが北限なので東京などで見られるのは、全て園芸用に改良したものです。
♪サザンカ、サザンカ♪咲いた道ぃ〜♪の歌の題名は「たき火」です。
山茶花の こゝを書斎と 定めたり   正岡 子規
サザンカ Camellia sasanqua (ツバキ科カメリア属)

キチジョウソウ 玄関の外においてあるキチジョウソウ(吉祥草)の花が咲きました。
吉祥草ですから、縁起が良いわけです。
どこにもある植物で良く観察すると地味ですが、
なかなか綺麗なものです。
キチジョウソウ Reineckea carnea
(ユリ科キチジョウソウ属)

タネツケバナ 寒いとは言っても、
街の歩道の脇の花壇には
春を知らせるタネツケバナが
可憐な花を咲かせていました。
タネツケバナ Cardamine scutata C. flexosa
(アブラナ科 タネツケバナ属)

カタバミ 梅雨の晴れ間に貪るように日光を浴びて、どこにでもはびこるカタバミ(片喰)です。
葉が茶色いものはアカカタバミと分類しますが、
学問上はほとんど同じ種類です。
雑草としては根が深く駆除しにくいうえに、
種が飛び散って繁殖するので、代表的な園芸家の敵です。
カタバミ Oxalis corniculata (カタバミ科 カタバミ属)

フチベニベンケイ 日当たりの良い家の玄関では、
フチベニベンケイが開花しています。
この多肉植物は、カゲツ(花月)とも、
カネノナルキ(金のなる木)とも呼ばれます。
フチベニベンケイ Crassula ovata 
(ベンケイソウ科 クラッスラ属)

センリョウ 通勤路の脇にセンリョウ(千両)の赤い実を発見しました。
花屋さんの店頭に、並び始めたらお正月も近いってことです。
黄色い実のものもあり、
似たような植物で、葉の下に実が垂れ下がるのマンリョウ(万両)はヤブコウジ科で、
ヤブコウジ科には、ヒャクリョウ(百両)や、ジュウリョウ(十両)もあります。
センリョウ Sarcandra glabra (センリョウ科 センリョウ属)

ヒメオドリコソウ ヨーロッパ原産の帰化植物、
ヒメオドリコソウが咲き始めています。
有益な植物ではないのですが、たしかに踊り子のようで可愛いです。
日本中、どこにでも勢力を拡大しているのではないでしょうか。
ヒメオドリコソウ Lamium purpureum 
(シソ科 オドリコソウ属)

オンシジューム 「立冬」にベランダから部屋の中へ移動した
オンシジュームの鉢から花芽が、出たのを確認、
その後ぐんぐん伸びて、こんなに咲いてくれました。
たまに、水をやるだけなのですが毎回、きれいな花をつけてくれます。
4月になったら、新しい鉢に植え替えたほうが良いかもしれません。
オンシジューム Oncidium flexuosum (ラン科 オンシジューム属)

クサギ ほんの少し衣服が葉に触れただけでも嫌な臭いがする、
クサギ(臭木)の実がとても鮮やかで目立ちます。
夏に小さな白い花を咲かせ、秋にはこのように派手な彩色の装いで、
これは、鳥に食べてもらって遠くに運んでもらう策略なのでしょうか?
中心の果実は草木染につかわれ、媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができるようです。
クサギ Clerodendrum trichotomum Thunb. (クマツヅラ科 クサギ属)

ヤツデ 冷えた空気の中、ヤツデの花が咲いています。
ヤツデの実は、見ることが多くても
なかなか花には気づきません。
同じような色だから・・・・?
花が少ないこの時季には貴重な蜜をもとめて、蜂がきています。
ヤツデ Fatsia japonica (ウコギ科 ヤツデ属)

アツバキミガヨラン アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)の白い玉のような花がいっぱい咲いています。
初夏に、咲く事もあります。
下のとがった葉の先は、針状になっていて危険で、
内緒ですがとがった硬い葉を真横に引くと、スポッ!と取れます。
この葉の根元の白い部分が、なんと桃の香りがするのです。
アツバキミガヨラン Yucca gloriosa (ユリ科 ユッカ属)

ヒメジョオン 千鳥が淵近くの道路脇の空き地に、
ヒメジョオンが咲いていました。
やや、くたびれている感じが秋らしくて、いいです。
とは、言うものの「ヒメジョオン」は夏の季語なんですねぇ。
 姫女苑 しろじろ暮れて 道とほき   伊東 月草
ヒメジョオン Erigeron annuus (キク科 ムカシヨモギ属)

ホトトギス 数年前に・・・知人から贈られた
ホトトギスが開花しました。
地面に向かって、やや垂れ下がるこの感じが、
とても良いです。
ホトトギス Tricyrtis hirta Tricyrtis 
(ユリ科 ホトトギス属)

シャリンバイ 風雨にも耐えている庭木といったらシャリンバイ(車輪梅)。
先日の「下北沢散策」のときにおとずれた「森厳寺」の庭のものです。
白い花も、黒い実も同時にちょっとぜいたくな感じ。
すべての部分にタンニンを多く含むようで、
染織の材料につかわれています。
シャリンバイ Rhaphiolepis indica var. umbellata (バラ科 シャリンバイ属)

ジンチョウゲ 通勤路の途中で、
強い香りはジンチョウゲ(沈丁花)でした。
こんな瞬間にも、いろいろなことを思い出させる花です。
あなたは、どのような思い出がありますか?
ジンチョウゲ Daphne odora Thunb. 
(ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属)

ハクモクレン 公園にこぼれるように咲いている、
ハクモクレン(白木蓮)です。
花びらが踊るように全開してしまうコブシ(辛夷)と違い、
花が少し閉じているように咲きます。
潔くて、清楚な感じがします。
ハクモクレン Magnolia heptapeta (モクレン科 モクレン属)

ハナニラ TOKYOの歩道の脇に、ハナニラ(花韮)多年草です。
学名の通りイフェイオン、西洋アマナ、ニラバナ(韮花)とも呼ばれ、
葉をちぎったりすると、ネギやニラに似た匂いがしますので、こんな名前になったのでしょうが
同じユリ科でも、属が異なりますので、近いとは言えません。
原産地は南アメリカ(メキシコ、ペルー、アルゼンチン、ウルグアイ)。ちなみに、ニラはネギ属です。
ハナニラ Ipheion uniflorum (ユリ科 ハナニラ属)

オオアラセイトウ 脇の土手の斜面にオオアラセイトウ(大紫羅欄花)が咲いています。
ショカツサイ(諸葛菜)、シキンソウ(紫金草)、
ムラサキハナナ(紫花菜)、ハナダイコン(花大根)など、多くの名があります。
中国原産の帰化植物で、植物学者・牧野富太郎博士が名付けました。
進んで食べる程美味しい野菜でもないのに、紫色が良かったのか、急速に広まり今では雑草化してます。
オオアラセイトウ Orychophragmus violaceus(アブラナ科 オオアラセイトウ属)

ノゲシ 誰が植えたわけでもなく、
このハルノノゲシ(春の野芥子)も、ポツンと一本だけあったりします。
秋に咲く、アキノノゲシ(秋の野芥子)に対抗してつけた名前ですが、
葉っぱが、ケシ(芥子)に似ているというだけで、正式にはノゲシです。
キク科なので、花の感じはタンポポなんかに似ていて、全体のサイズは、1メートル近くになります。
ノゲシ Sonchus oleraceus (キク科 ノゲシ属)

ユキヤナギ 3〜5月頃、垂れる枝に雪が被ったように小さな白い花をびっしりとつけ、
葉は細く小さめで自然樹形は優しげで、ヤナギに葉が似てることが名の由来です。
道や池の端など庭だけでなく、公共の施設でもよく見かけ、強健な花木で、
ピンク花や花期違い(早生〜晩生)の園芸品種があります。
自生地では絶滅が危惧されているそうです。
ユキヤナギ Spiraea thunbergii (バラ科 シモツケ属)別名:コゴメバナ

スズメノカタビラ このところの春の陽気で、急に元気になってきているスズメノカタビラ(雀の帷子)です。
雑草の中でも代表的で、どこにでも侵入してくるいやな存在かもしれません。
1995年には第36次観測隊によって、南極大陸でも確認されています。
名前の、帷子(かたびら)とは裏地のない単衣(ひとえ)の着物のことです。
このような1mmくらいの花が咲くイネ科の植物の花粉も、花粉症の方々のアレルゲンであるようです。
スズメノカタビラ Poa annua (イネ科 ナガハグサ属)

トサミズキ 開花宣言したサクラが寒さで震えている間にも、いろいろな花が開きます。
オフィス街の一角に、トサミズキ(土佐水木)が開花していました。
葉が、ミズキに似ているので、
このような名前になってしまいました。
少し寒いくらいの時期に咲くのも、うなづけます。
トサミズキ Corylopsis spicata (マンサク科 トサミズキ属)

ドクダミ まだ、梅雨には入ってないのですがこの時季になるとドクダミ(毒溜)の花が咲いています。
花びらに見える白い4枚は、総包片。真ん中の黄色い部分が小さな花の集まりです。
いやらしい臭気を発するので、嫌われますが東南アジアでは生で食べたりします。
別名、ジュウヤク(十薬)とも呼ばれるほど、古くから民間薬として重宝されたようです。
この時季のものを採集して、充分に乾燥させると臭気はほとんどなくなります。
ドクダミ Houttuynia cordata (ドクダミ科 ドクダミ属)

ヒメエニシダ ヒメエニシダ(姫金雀枝)は、エニシダ(金雀枝)に似ていますが、
エニシダより寒さに弱く、樹高が低いので鉢植えにされます。
花は小振りで、芳香のある黄金色の花を穂状に咲かせ、ピンク色の品種もあります。
他に、シロバナエニシダ(白花金雀枝) や、黄色に赤色い暈しの入るホオベニエニシダがあり、
原産地は欧州地中海沿岸です。
ヒメエニシダ(姫金雀枝) Cytisus scoparius Link (マメ科エニシダ属 )

カロライナジャスミン 近所の家の窓にからまって、
カロライナジャスミンが咲きはじめました。
良い香りがして、ジャスミンという名前をつけられていますが、
モクセイ科のジャスミンとは全く違います。
カロライナジャスミンは毒なので、ジャスミン茶などにしないことです。
カロライナジャスミン Gelsemium sempervirens (マチン科 ゲルセミウム属)

ムラサキサギゴケ 歩道と民家の敷地との境目に、
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)が咲いています。
明るいところが好きですが、つつましくひっそりと咲きます。
花の形も、大きさも似ているトキワハゼは、
このようにホフク枝を出しません。
ムラサキサギゴケ Mazus miquelii (ゴマノハグサ科 サギゴケ属)

ハナズオウ 通勤路でも遠くから目立つピンクは、ハナズオウ(花蘇芳)です。
マメ科に分類する図鑑もあり、花の後にはしっかりと豆ができます。
名前の由来は、
花の色がスオウの木や、豆からとる染料で染めたような鮮やかなピンクだから。
ちなみに、スオウの花は黄色です。
ハナズオウ Cercis chinensis (ジャケツイバラ科 ハナズオウ属)

シャガ 四ツ谷・三栄町の街の花壇に シャガ(射干) が咲いていました。花は、一日でしぼんでしまいます。
学名をみると日本固有種のように思いますが中国原産で、かなり古い時代に、日本に入ってきたようです。
日本各地で見られる シャガ は、花が咲いても種ができませんので、人間が意識して増やしていったわけです。
大群落を作っているところなどを見ると不思議でしょうが、すべて地下茎をのばして繁殖します。
ちょっとした山奥で、この花を発見するとああ、この近くに人が暮らしていたんだなぁとわかります。
シャガ Iris japonica (ユリ目 アヤメ科 アヤメ属)

アオダモ 通り沿いの植え込み花壇に通り沿いの植え込み花壇にアオダモの花が咲いています。
名前の由来は、雨上がりに樹皮が緑青色になること、
枝を切って水に浸けて暫くすると水が青い蛍光色になることからだそうです。
材質は堅く強いが粘りがあるので、野球のバットの材料としても有名です。
昔から荷物を担ぐ天秤棒や、雪山の靴につけるワカンジキにもつかわれていました。
アオダモ Fraxinus lanuginosa form. serrata (モクセイ科 トネリコ属)

コオニタビラコ 畑や庭ならば、どんどん勢力を拡大していく憎き雑草の一つでしょうが、
黄色い小さな花も、よく見れば可愛いものです。
キク科の植物は、大変種類が多く分類がむずかしいのです。
まず、一瞬にしてキク科であることは判明しても、
そのあとがいまでも、確固たる自信はないのです。
コオニタビラコ Lapsana apogonoides (キク科 ヤブタビラコ属)

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