このゲームは何も突破していません。
しかしあっちゃこっちゃで私のツボを押しまくってくれたゲームでもあるので、いろいろと言い訳じみたことを書き連ねてみます。
「ギャラクシーエンジェル」はブロッコリーの同名アニメを元にしたゲームです。
女の子ばかり5人で組織される「エンジェル隊」と彼女らの専用宇宙戦闘機「紋章機」を率いるという戦術級シミュレーションゲームで、主人公は一本道シナリオの激しい戦いを繰り広げます。
そう。ぶっちゃけた話「パワードール」シリーズなのです。
エンジェル隊の戦闘力は、アドベンチャーパートでの会話によって信頼度と好感度のパラメータが上下します。中盤でヒロインを選ぶとシナリオが分岐し、ラブラブなハッピーエンドを目指すことになります。
そう。ぶっちゃけた話「サクラ大戦」シリーズなのです。
戦闘は宇宙空間で繰り広げられ、エンジェル隊は紋章機を駆って戦場を飛び回ります。基本兵装はロックオンレーザーで、きちんと勘定はしていませんが5〜8本ほどのあまりにも見事な美しい軌跡を描いて敵宇宙戦艦に吸い込まれていきます。
そう。ぶっちゃけた話「レイストーム」なのです。
戦闘は三次元ポリゴン空間において自動で進行し、プレイヤーは自分の宇宙戦艦「儀礼艦エルシオール」からエンジェル隊にどの目標を攻撃せよとか、護衛せよとか指示します。戦闘はリアルタイムで進行し、各々の状況はエンジェル隊が声で知らせてくれます。
そう。ぶっちゃけた話「ガンダム・バトル・オンライン」なのです。
アドベンチャーパートは、全11話から成り立っていますが、Yボタンでオートプレイモードに入り、ボタン操作をしなくても会話はばんばん進んでいきます。黒ボタンを押すことで読み飛ばした会話もバックスクロールすることが出来ますので、安心して他の作業に掛かっていられます。
そう。ぶっちゃけた話「With You〜みつめていたい」のドラマチックモードなのです。
このゲームの主題歌は「Eternal Love〜光の天使より〜」と言います。この素晴らしい歌は飯島真理さんが歌ってます。言うまでもなく飯島真理さんといえばリン・ミンメイです。ご丁寧なことに、最終回にはこの歌をBGMに、ラスボス群に戦いを挑みます。
そう。ぶっちゃけた話「超時空要塞マクロス〜愛・おぼえていますか」なのです。
他のページを見てもらえれば判るように、私好みの要素が詰められています。私の今までのゲーム遍歴がかなりありふれたライン(女の子+ロボもしくはメカ)に乗っているとはいえ、かなり的確なツボを押してます。うーん、一時的な熱ではありますし、かなり不本意ですが、正直はまりました。
このゲーム(というか、ギャラクシーエンジェルという作品群の存在)を知ったのはPC版の店頭デモです。
宇宙でのあまりにも美しい戦闘シーンに惹かれたのですが、当時、タイトルとメーカーがブロッコリーであるという2点において不安感が募りましたので、記憶の隅には残ったものの、それっきりでした。
その後いくばくかあって、かなり好きなSF作家の野尻抱介氏(あ、これもメカと女の子だ^^;)がギャラクシーエンジェルに絡んでいる(アニメの脚本数本を担当)と聞き及び、仙台では深夜にやっていたテレビアニメを観てみました。まぁ、ハードSFの匂いはまったくしない、ドタバタで不条理なギャグコメディーだったのですが、不思議とこれが琴線にキてしまったのですね。メカデザインが戦船であったというのも大きいですし、エンディングの作画のエンジェル隊がやたら可愛かったというのもあります。
で、ちょうど手元に買ったばかりのXBOXがあり、ソフトもPSOとパンツァードラグーンORTAしかないと言う状況が発売されたばかりのギャラクシーエンジェルXBOX版の購入に踏み切らせました。
最初に書いたとおり、このゲームは何も突破していません。
キャラ、メカ、ストーリー、脚本、ゲームシステム、画面演出、すべてにおいて「どこかで見たよーな」感がありますし、これといって画期的なアイデアは見出せませんでした。それぞれの好きな要素についても練り込みが甘く、原典(極めて個人的な判断。前述の「ぶっちゃけた話」の各ゲーム)を超えてもいません。
いいとこ取りを徹底した、ある意味「ブロッコリーらしいなぁ」とも思えるものですが、しかし普通のゲーム(意味不明)としても案外完成されており、「ブロッコリーだからなぁ」という先入観をブチ破るには充分なデキです。同じような先入観のみがネックになっているという方には是非、勧めたいゲームなのであります。
念のため、その他改善して欲しい点などいくつか挙げておきます。
まず、本当に続編です。
前作のラストでプレイヤーは各ヒロインとラブラブなハッピーエンドを迎えてしまったわけですが、MLではヒロインを選ぶシーンを冒頭に持ってきて、その後の状況のまま続編がスタートします。ミルフィーとは強運を失ったまま半同棲生活を送ってましたし、フォルテとは副官として辺境を航海していました。とはいっても途中のシナリオは共通なので、分岐したところから始まり、一旦一本になり、また分岐していくというのが全体の流れです。浮気も可能と思われます(^^;)
前作は無かったことにするとか、うやむやにするとかいう手もあったかと思いますが、キャラに思い入れのある人には嬉しい配慮だと思います。シナリオの本数が増えた分、一本一本は短めですが、何周もすることを考えればこんなもんでしょう。
それから、前作で男の子だったシヴァ皇子は、どーやらルート分岐によって女の子だったことが判明するようなのですが、私はそのルートを見ていませんでした。MLでは冒頭でいきなりシヴァ女皇陛下だったことが明かされ、私はひっくり返ってしまったのですが。う〜ん、まぁ・・・可愛いからどっちでもいいか(汗^^;;;)。
あと、戦闘が難しくなったかな、と思います。体力ゲージの減りが早い気がしますが、これは私のプレイの操作やキャラ好感度の問題かもしれません。へたれですまん。
パソコン版は5.1chサラウンド対応は無くなりました。私はヤマハのUSB入力つきAVアンプ(CTS-20USB)を繋いでるので使えるかな、とも思ったのですが。そのかわりといってはなんですが、積んでいるグラフィックアクセラレータ(GeFORCE4 Ti5200)の性能を発揮した絵が見られるのが嬉しいですね。
あと、セーブポイントがやたらと増えました。100箇所くらい?
フル画面表示しかないのがちょっと残念ですね。ウィンドウ表示が出来れば、アドベンチャーパートは裏タスクとして動かして、他の作業に取り掛かることも可能かと思われますが。
カメラに、自機をなめて敵を自動で追尾する視点やパイロット視点が加わりました。いい臨場感が楽しめます。
最後に、今回はサブキャラの萌え順。クレータ班長>シヴァ女皇陛下>烏丸ちとせ(GA隊だけど^^;)>ケーラ先生>シャトヤーン様>アルモ。
あと、副官のレスター役をアテている小西克幸氏はすげーいい声をしてるなーと思いました。知ってる範囲ではガオガイガーのボルフォッグ役。往年の池田秀一氏や井上和彦氏を彷彿とさせる、クールなヒーロー声ですね。
以上。