- FFISHF MES(15):淡■ 波 紋 ■ (へら鮒) 02/07/28
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19999/20006 VYL05771 俊作 巨べら>大倉桜吹雪、桧原に散る
(15) 02/05/09 01:19 コメント数:2
親愛なる【波紋】会議室の皆さん
&全国の巨べらファンの皆様、ご機嫌いかがでしょうか?
と、まあ、長い書き出しでスタートしてしまったケド、まあ滅多にあるもん
でない釣りをしてしまったので、これから始まる「【本命】田子倉ダムの50
上バガバガ大作戦」の前の吉兆として皆さんにご報告致します。
「そんなの読みたくねー(ーー;)」な〜ンて言わないでネ。長いケド(^_^;)
☆
連休初日の3日、福島&新潟両県境の秘境田子倉ダムに出掛けた。
カミさんとカミさんのお袋さん、つまり「本郷のバーチャン」&愛犬、サクラ
マス釣りの仕掛け、へら鮒釣りの仕掛け&ワカサギ掬いの網(^_^;)を持参した。
まあ、大義名分は、女達にこれまで見たこともないような立派な奥會津の山菜
を取らせる事であったが、泡よくばこれまで見たこともないような超巨べらと
鮭のように大きい湖産サクラマスを釣る事であった。
が、着いた新緑萌える田子倉ダムは満水より10m減の水位。
ここで「これまで見たこともないような超巨べらを釣るという」という泡が弾
けた。
ボートを走らせ、先着しているサクラマス狙いの友人のところへ行ってみたが
「絶不調!(T^T)」との事。これでまた「鮭のように大きい湖産サクラマスを
釣る」という泡も消し飛んだ。いわゆる、バブル崩壊である。
結局、超巨べらが棲むという白戸川筋で、女達は「これまで見たこともないよ
うな立派な奥會津の山菜」に歓声を上げ、愛犬は手が切れるような雪代水の中
をビーバーかカワウソ状態で泳ぎまくってご満悦の極み。ま、いいか。
で、オラはというと、転んでもタダでは起きられない。バーチャンやビーバー
を尻目にボートをあちこち走らせ、ハタキ場になりそうなポイントを探索する。
ふむふむ。ありました、ありました。ヘラの乗っ込み場になりそうなポイント
が何か所か。満水になる今月半ば以降が楽しみだっちゃ。
マジに、地元漁協の人が言う“鯉のような”60超の巨べらが釣れちゃったら
どーしよー?と、不安と期待におののきながらその日は田子倉ダムを後にした。
連休2日目の4日。喜多方川前にカヌーを浮かべてへら鮒釣り。尺2寸を頭に
10枚釣って午前10時には納竿。マブマブマブマブマブマブマブヘラに飽き
た(~◎~)
連休3日目の5日はカーチャン孝行日。山里の小川にクレソンを摘みに行き、
帰りに花の苗を買って来て夫婦仲良く庭いぢり(T^T)
で、迎えた連休最終日の6日。オラがこよなく愛する檜原湖に出掛けた。
事情があって名前は書けないケド(~◎~)某氏は先着してすでに竿を出していた。
某氏が竿を出してる辺りでは盛んにへら鮒が戯れている。おおおおぉ、凄い!
早速隣に入れて貰うも、浅い。浅すぎる。タチが30cmほどしかない。
某氏は事前に胴長履いて穴を掘ったそうで、オラのところより幾分タチがある。
ここらは底に草が密生しており、まだ満水には50cmほど足りないから穴でも
掘らない限り苦戦を強いられる。おまけに檜原湖の水は極めて透明度が高いの
で始末が悪い。
去年春の日研福島地区の大会の際、ここらにズラリとへら師が入釣した。そし
て優勝&準優勝を含め、上位陣は全てこの辺りから出た。その上位陣のほとん
どが前日胴長履いて穴堀をし、開始と共に一目散に駆け付けて目指す穴にあり
つけた幸運な人達だった。
実は、オラも前日穴を掘っておいたのね。ただ、悲しい宿命でオラは極めてク
ジ運が悪い(T^T)大会当日も出発のクジ運が悪く、駆け付けた時にはすでにオ
ラの掘った穴は先着者で埋まっていたのであった(T^T)
そうだった、そうなのよ。そーゆー事をだっちゃ、冬の間ワカサギ釣りにうつ
つを抜かしていてすっかり忘れていたの。うー、オラのバカ!(T^T)
結局そのポイントを諦め、ボートでその辺を探索する事にした。
本来今日は様子見の釣りなわけで、乗っ込みになっていなかったり水位が低
かったりしたらボートであちこち走り回り、檜原湖の新たなるポイントを開拓
するつもりだった。
ボートであちこち走り回ってみると、檜原本村の流れ込みに大きなへら鮒が随
分と寄っていた。ただ、浅場のへら鮒はエサを喰わないだろうと判断し、沖目
の水脈筋、タチ2本ほど取れるポイントにボートを固定。偏向サングラスを通
して見える湖底には、デカいへら鮒がウヂャウヂャ泳いでいる。
ニャハハハハ、今日はいただきだっちゃ!
竿は14尺。エサはマッシュ。
第3投目くらいからサワリが出た。ニャハハハ!今日はイタダキだっちゃ(^_^)v
と思ったら、それまでドピーカンで微風状態だった湖に強い北西風が吹き始めた。
それが生半可な風でなく、強風。すぐに波立って来て、アンカー止めしている
ボートが流され始めた。ガーン!なんで?なんで!?(T^T)
好事魔が多し、か。
その場所を諦め、北西風が避けられる柳の陰にボートを移動。
その柳には、へら鮒が出たり入ったりしていた。柳にボートを留めている最中
でもボートの下や近くを数匹づつの群が行ったり来たりしている。
船尾のエンヂンをズラし、船尾に万力を固定して柳と平行にその際を狙う。
タチは浅く、約1本。10投目で痛恨の底バラし(T^T)
おおぉ、今のは凄い手応えだったゼ!と期待十分でエサを振り込んだその時、
「グウォーッ!」というもの凄い音と共に東の突風が襲って来た!
振り込んだ仕掛けはものの見事に柳に絡まっていた。
なんで?なんで!?こんなことってあるの?(T^T)
今まで北西の風だったはずが、今度は容赦ない東の風に変わった。ボートが木
の葉のように揺れ、竿掛けが激しく上下に揺れる。
またもや流浪の旅が始まった。
マーキュリー9.8PSをフルスロットルにすると、シーニンフ12フィートは波頭
をサーフィンするように滑走して行く。ううう、ションベンちびりそ(~_~;)
風上の東岸の浅場を見て回るが、へら鮒の気配なし。
で、又本村に戻り(^_^;)堂場山のワンドを偵察。へら鮒の気配なし。
本村下の堂場山ワンド入り口の葦原沖に、柳で囲まれた1坪ほどの空間が気に
なった。ボートをゆっくり近づける。その1坪ほどの中に巨大なへら鮒がひし
めいていた。
「おおおぉ、いい場所めっけ!(*^_^*)」
近くの同じ深さと思われる場所をパドルで計ってみる。約1本。いいんでない
かい?(^_^)
早速近くに上陸し、車を持って来て準備に掛かる。
車からその坪庭まで結構あるが、大した距離ではない。道具を運び、ゴム長で
坪庭に忍び寄る。葦原を漕いで水に入り、ゴム長ギリギリの所まで行くと坪庭
と本湖の境の柳の際まで12尺あれば届く、と見た。
竿は12尺。エサはマッシュ(^_^;)
ドンピシャで本湖境の柳の際にエサが落ちた。
タチ約1本の坪庭には、相変わらず巨べらが悠々と泳いでいる。
まあこんな良い天気で水もキレイ。手に取るように巨べらのクリクリ目玉まで
ハッキリと見える。という事は、ヘラチャンからも釣り台に跨ってアホ面こい
てるオラがハッキリ見えるというわけだ。こりゃ、釣れねーべな。と思った。
時間もお天道様が真上に上がってギンギンの午前11時頃だ。
が、予想に反してへら鮒は簡単にエサを喰った。2投目で釣れた。しかもノッ
ケから41.5cm。オラぁ、ブッたまげた。
こうなると人間、急に欲が出てくる(^_^;)
急遽タマ網作りに精を出す。ぢつは、タマの柄を忘れた(^_^;)
大沼の対50上用に買った磯玉、網は持って来たのだが、柄を忘れた(T^T)
藻刈り柄をゴミ除けにする際固定する鉄製の竿賭けにヒモでグルグル縛る。
長いインターバルの後、準備万端の2投目で穂先が抜かれた(~◎~)
合わせた瞬間、矢の如く本湖に消え去った(T^T)
穂先はどーでもいい。その仕掛けについていたウキ、オラが仙台時代に命を賭
けた大倉ダムの乗っ込み用に作った「俊作銘 大倉桜吹雪」がついていたのよ。
鯉だか巨べらだか知らないケド、オラの「大倉桜吹雪」を返して!(T^T)
ボートに戻ってエンヂンを掛け、本湖に消えた「俊作銘 大倉桜吹雪」捜索に
出掛けた(^_^;)
しばらくその辺を走り回ったケド、見つからない。ショックである。
竿を10尺に変え、2尺分釣り台を前に出したらゴム長が水没した。
ゴム長の中の水に足をふやかしながらの3投目で41.8cmが釣れた。4投目で
43.0cmが来た。40上ばかり連続で5〜6枚釣れた時
『こりゃ、偉いこっちゃ!(@_@)』
と気が付いた。
某氏に電話する。釣れてなかったら即刻移動して来い、と言うつもりだった。
が、某氏は「なんだもう着いたの?」という。「?」「釣れなくて家に帰った
ンぢゃないの?」だって。そーゆー皮肉っぽい言い方はねーべ!と思ったが、
「んぢゃ、某氏もがんばってネ!」と、オラはニッコリ笑って電話を切った。
次に郡山の某氏に電話した。「カーチャン孝行にコキ使われている(T^T)」と
電話口で泣いている。
「カーチャンなんてどーでもいいべ(ーー;)
カーチャンの代替え品はいくらでもいるケド(~◎~)こーゆーチャンスは滅多
にねーど。すぐ檜原湖に飛んで来い!
ひょとしたら、こりゃー10年に一遍あるかないかの大釣りになるかも!」
「うううぅ、今すぐいぎだい(T^T)でも、カーチャンがぁぁぁぁ(T^T)」
この時、郡山の某氏は恐妻家であると言う事を知った。
ぱくさん、そうなの?((((^^;;
ぱくさんに電話した後、カメラを買いに(^^;;部落の店屋へ走った。
ぢつは、いつもバッグに入れておくはずのデヂカメを忘れた(T^T)
『ひょっとするととんでもないのが釣れるかもしれない。』と思ったからだ。
あってくれ!と祈った「写るンです!」が何故か1個だけあった。奇跡である。
釣り場に戻った時、煙草に火を点けようとしてライターが無いのに気が付いた。
なんで?何処に落としたの?ううぅ、煙草が吸いたい(T^T)
仕方ない。車に戻って車のシガーライターで火を点ける。
入れ喰いであった。それも40上ばかりの(@_@)
ヘラ釣りを初めて12〜3年になるけど、こういうアンビリーバボー!な経験
は初めてであった。
へら鮒が釣れる度にゴム長をガッポガッポ言わせながら後ろの葦原に置いた検
寸台まで行き、ヘラを計った。そして、釣れたヘラを坪庭とは別な方向に持っ
て行って(^^;;「ご苦労さん!」と声を掛けてソッと檜原湖の澄んだ水に戻して
あげた。
萌えるような新緑に包まれた清々しい檜原湖湖畔。一気に訪れた春にウグイス
が全身を震わせて喜びを歌い上げている。
ああ、穴釣りのできる冬も良いけれど、やはり生命の輝きに満ちあふれる春は
最高に素晴らしい。
急に腹が減った(^_^;)
気が付けばすでに午後1時。メシを喰うのも忘れていた。
随分と40上を釣ったけれど、サイズは計ったように42〜3ばかり。
ここでゆっくりと食事をしよう。春の心地よい風とウグイスの子守歌を聴きな
がらゆっくりと午睡をしよう。そして、夕方から一発大物を狙って勝負をかけ
よう。
家に電話をして今日は遅くなる事を告げ、ゆっくりと食事をしてまどろんだ。
目が覚めたのは午後2時半近く。体力気力とも充実し、夕方本番に向け釣り場
に戻る。戻って驚いたのは、あれほど坪庭にたむろしていたへら鮒が居ない!
ま、夕方になれば戻ってくるだろう、とエサ打ちを繰り返すが、ウソのように
アタリない、釣れない。
試しに玉袋(^_^;)まで水に浸かりながら沖の柳の中を覗いてみる。
居ない!へら鮒がウソのように居ない。あれほど居たへら鮒が潮が引くように
何処かへ消えてしまった。
ふと気が付いて耳を澄ます。
心なしか後ろの葦原の中で繰り広げられていたバシャバシャという水音が賑や
かになったような気がした。
そうか。エッチに夢中か。
檜原湖の、巨べらの恋路を邪魔するような無粋は巨べら師には似合わない。
オラと十二分に遊んでくれてありがとう。
2002年5月6日連休最後の日。この日を多分オラは一生忘れない。
俊作36歳。さてと、帰りますか。日々生きるための最前線へ。
☆
【ID 】VYL05771
【ハンドル】俊作
【釣行日 】2002/05/06
【時間 】AM11:00〜PM1:00くらい
【都道府県】福島県
【会議室 】波紋
【対象魚 】へら鮒
[釣り場名]檜原湖
[ポイント]檜原本村 堂場山ワンド寄り
[天気 ]快晴
[使用竿 ]12尺>10尺
[道 糸 ]2.0号
[ハリス ]1.0号
[ウキ ]俊作銘 大倉桜吹雪>俊作宙8>はぐれ凧作ポケモンシリーズ
(~_~;)“龍”
[上針と餌]鮎鼻カン 粉末マッシュ1:1
[下針と餌]グラン6号 ぷにグル及び共エサ
[水深 ]約1本
[タナ ]底 上鈎トントン
[釣果 ]43.3cm 他43クラス3枚 42クラス5枚 41クラス3枚 40ク
ラス4枚 尺上2枚 計40上16枚 40以下2枚
[備考 ]穂先2回抜かれ、1本回収不能。ウキ1本行方不明。ウキ1本
全損。チクッあたりを穂先5cm移動の合わせで合わせないと穂
先が逝ったり合わせ切れする事を学習しました。
居食いや逆立ち就餌も目の当たりにしました。
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