- FFISHF MES(15):淡■ 波 紋 ■ (へら鮒) 02/07/28
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20026/20026 GHC00723 もじり 巨べら>道
(15) 02/05/17 20:31
GWに頑張った離湖へ行った。しとしとと雨の降る中がんばったけれど、8
寸級と尺二寸級が出たのみであった。
ひょっとして、この雨の後、GWの時のような回遊にぶつかるかという期待
もあったのだけれど、そんな未練を断ち切って帰路に就いた。
道中、網野から峰山へ抜ける農道で、ふと、緑に閉ざされた小さな山池の
イメージが脳裏をよぎった。そうだ、三重へ行こう。そう思った。
前夜は自宅で爆睡した。離湖での失望も、移動の疲れもすっきりと落と
し、さわやかな気分で目が覚めた。午前5時。久しぶりに見る青空が広
がっている。やはり五月の空だ。今日は天気がよいから、昨日濡れた道具
を乾かすにはもってこいなのだ。(^_^)
滑り谷池に到着する。キンと冷えた空気に包まれた水辺は、前日までの雨
でぬかるんでいる。まだ木々はしっかりと水分を含んでいて、空気が冷え
ている割には湿っぽい。朝方からの強い風が上空でくるくると回り、さな
がら竜巻のようにあたりの水分を吸い上げていく。
心地よいわい。(^_^)
ここしばらくは平場の釣りが続いていたものだから、久しぶりに味わう山
の釣りはまた格別である。
山奥の、ひっそりと閉ざされた空間に佇む水辺でひっそりと釣る。いいで
はないか。しかも、小高い森に囲まれ、その森からの木漏れ日が複雑な模
様を描きながら、幻想的に池を浮き上がらせている。うむ。ほんまにええ
んでないかい?。(^_^)
おまけに、この池では過去二回の釣行で、いずれも40Cm上を仕留めた縁起
のいい池だ。(^_^)
じゃんけんで釣り座を決め、M氏は堰堤、私は堰堤より少し奥にあるカケ
アガリに釣り座を構えることとなる。
池の規模からみて、竿は13尺もあれば充分だ。私は、久しぶりに凶暴な竿
から、胴にどどんと乗ってくる細身で柔らかい水連 13.5 尺を継いだ。タ
チは2本もある。これでもし、そこそこの良型が出れば存分に楽しめるだ
ろう。(^_^)
マッシュとグルテンを適当に合わせて適当に水を打つ。ごそごそとかき回
して馴染んだところで第一投。雨ですっきりと洗い流された透明度の高い
水中を、真っ白な餌がゆらゆらと落ちてゆく。おお、気持ちよいっ!。
(^_^)
一時間も餌を打ち続けただろうか、ようやく私のウキにかすかな反応が出
始める。もそもそと触って、急にバラケが早くなったと思ったら、またも
そもそと触る。試しにちょっと誘ってみたのだけれど反応はない。ひょっ
としてエビとちゃいます??。(^^;;
でも、餌を打ち返してみても触らない。うーーーむ。なんじゃろかい?。
(^^;;
時折バラケが早くなったと身構えてみるのだが、はっきりとしたアタリは
一向に出てこない。おいおい、へらさんならもうちょっとやる気を出した
らどないやねん??。
そんな時間が2時間ばかり過ぎた頃、落ち込みでスパッ!とウキが消し込
んだ。思わず合わせをくれてやったのだけれど、あきらかにへらさんと思
われるウロコが一枚ひらひらと宙に舞う。(^^;;
なんや、いるやんか。
餌の回りにへらさんが居るとわかればしめたモノ。更にウキに集中するも
じりさんではあったけれど、結局お昼までウキは明確なアタリを伝えるこ
とはなかった。
堰堤に入ったM氏も同じように苦労している。時々触りはでるものの、そ
れが続かないと嘆いている。
ちょっと早めの飯を食い、少し離れたO氏が釣る尾杯池へ偵察に出かけ
る。とりとめのない話を楽しみ、滑り谷池とはまた違う風景をたっぷりと
半時間ほど楽しんだ後、再び釣り座に戻り餌を打ち始める。
二投目。ゆっくりと馴染んでいったウキが落ち着くや否やチクッと入る。
すかさず合わせをくれてやるとどっしりとした重量感が伝わってきて、目
の高さで竿が満月になる。
おおぉ。来ましたやんかっ!(^_^)
慎重に取りこんだへらさんは尺二寸のべっぴんさんだった。(^_^)
床休め(我々はこれを時間差攻撃!と呼んでいる)が効いた。逆に言え
ば、それだけへらさんに食い気がないってことなのだ。こりゃ、苦労する
ど。(^^;;
しばらく餌を打ち続けるのだけれど、しばらく餌を打てばまた同じよう
に、ごくたまにもそもそとした触りが出るだけで、一向に合わせをくれて
やるような明確なアタリは出てこない。
ちょっと買い物に出かけた。しかし、往復2Kmの道を歩き、最後に傾斜角
45度の堰堤を上り詰めるってのは年寄りにはきつい。全身汗まみれでへ
ろへろになった。(^^;;
息が整うまでの長い休息の後また餌を打つ。のっそりと起きあがったウキ
がゆっくりと馴染みはじめる。と、途中で止めが入り、さらにじわじわと
馴染んでいく。床に降り、ちょっと待ったところでモゾッと入る。しめし
め、狙い通りぢゃ!(^_^)
水連 13.5 尺を満月に曲げてタモに収まったのは40.8Cmの頭でっかちくん
だった。(^_^)
午後3時。一向にやる気の出てこないへらさんを相手にするのも疲れてき
て、なまくらなもじりさんはまた時間差攻撃を企む。
ちょっとした熊笹の隙間を見つけてごろりと寝ころぶ。
さわやかな風が木々の隙間を通り抜け、アリさんが大挙して顔の上を歩き
回っていることにも気が付かず、知らない間にたっぷりと半時間も爆睡し
ていた。
さて、釣り座に戻る。こんども同じように時間差攻撃のねらい打ちだ。
二投目。。。。アタリは覚えていない。
どっしりとした手応えとともに、更に満月になった水連 13.5 尺は悲鳴を
上げるほども曲がり、強烈な力でぐんぐん沖目に引っ張られる。竿が折れ
ることを覚悟で両手で支え、握りを水面近くまで下げて必死に耐える。
スレたか、、、そんな思いもあったのだけれど、引きは明らかに食いのそ
れである。
矯めて矯めてさらに矯めて。こうなればへらさんとの我慢比べだ。(^_^)
ゆっくりと水面近くまで浮いてきた魚体が、透明度の高い水の中でぎらり
と翻る。
おおぉ!でかいっ!(@_@)
魚体を見た途端、尺半を確信した私は、それまで余裕であしらっていた気
分もどこへやら、06の糸を使っていた事もあって、神経がぴちぴちと音を
たててちぎれるくらい慎重に、慎重にゆっくりと竿を立て、下に下に潜り
込もうとするへらさんの動きに、ただじっと耐えるだけだった。
どれくらいの時間だったのだろうか。ともかく、私にはかなり長い時間
だった。
のっしのっしと浮いてきたへらさんがタモに収まった瞬間、その魚体の大
きさに、ただ言葉を失うだけだった。
47.2Cm。自己記録更新。深い森。小高い丘。木漏れ日。木々をすり抜ける
さわやかな風。深い緑色の綺麗な水。大好きな釣り場。。。なんの文句が
あろうか。
この後もう一枚尺二寸級を追加した。
残念ながらM氏は竿が短かった事が起因してへらさんをGETできなかったの
だけれど、私は大満足の釣行であった。
夕闇が迫る午後7時過ぎ。私たちは後髪を引かれる思いで池を後にした。
この二日半。丹後半島の先っぽにある離湖から三重までの往復462Kmを走
破し、我が家の駐車場に車を止めた時、その喜びと満足は最大限に達して
いた。
思えば、網野から峰山に抜ける農道で脳裏によぎった緑深い山池のイメー
ジが、このラッキーをもたらしてくれたのだろう。
この次、またあの道を通る時、今度はどんなイメージが広がるのだろう
か。私には生涯忘れることのない道となった。
【ID 】GHC00723
【ハンドル】もじり
【釣行日 】2002/05/12
【時間 】AM6:00〜PM7:00
【都道府県】三重県
【会議室 】波紋
【対象魚 】へら鮒
[釣り場名]滑り谷池
[ポイント]右岸カケアガリ
[天気 ]晴れ
[使用竿 ]水連 13.5 尺
[道 糸 ]1.5号
[ハリス ]0.6号
[ウキ ]Yashiro作足長
[上針と餌]がま10号 マッシュ+グルテン
[下針と餌]同
[水深 ]約2本
[タナ ]床(段差15Cm)
[釣果 ]47.2Cm 40.8Cm 他2枚
[備考 ]欲がないときは釣れるものなのね。(^^;;
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02/5/17(Fri) 08:22pm GHC00723
もじり
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