ああ渋滞 ご無沙汰しております。皆様方におかれましては、健やかでお上品な釣りを楽しんでいらっしゃることとお喜び申し上げます。
今年になって、なぜか車いじりの面白さに芽生えまして、あれこれと我が愛車においたを繰り返しており、すっかりHPの更新を怠っておりました。まぁ、とりあえず考えていた部分の交換とか、スープアップなど、まぁ一段落というところでして、ようやくHPを触ることに気が向くようになってきたわけです。いろいろとご心配のメールやらくださっておりまして、よからぬ遊びに呆けて放ったらかしにしていたこと、謹んでお詫び申し上げます。で、ここから先は8月の末に書き上がっていたまんまHDDの中にお眠りしていた文章でして、今頃になってようやく日の目を見ることとなったわけです。
ということで、浮気もののもじりさんではありますが、どーぞ見捨てないでお付き合いくださいまし。(^^;;☆
相変わらず暑いですね。なんでも、南米辺りではエルニーニョとやらがお出ましになって、今年の夏は特に暑い夏になっているようです。
一方、欧州やお隣りの韓国あたりでは100年ぶりの大雨で大洪水の被害が出ているとか。
エルニーニョどのも、局地的に悪さをしないで世界中に満遍なく平等に振り分けてくれればいいのにね。こっちは雨不足が影響して、活性が鈍くて困っているのに。(^^;;
ともかく、今年もしっかりと暑い夏を味わってまいりまして、さすがにお盆の頃になるといいかげんにうんざりとしてくるのであります。
まぁ、私はどちらかといえば冬よりも夏のほうが季節的には明るいイメージがあるし、鮎釣りもできるしで好きなんですが、この暑さにはいいかげん閉口してきます。
で、夏と言えば信州。信州といえば中綱湖。(^_^)
都会で熱帯夜にぶーたれている皆様方には大変恐縮ではありましたけど、昨年に続き今年もしっかりと寒さに震えてまいりました。(^_^)8月15日
大急ぎで会社を定時に抜け出して、午後6時半に我が家を出発した。JHのHPを見ると名神高速は渋滞の真っ最中で、一の宮ICを先頭に60Kmの渋滞だとかぬかしている。あーあ。先が思いやられるワイ・・・・と嘆きながらも、もじりさんは果敢にもその渋滞の中に飛び込んでいくのであった。(^^;;
京都南から名神に入るといきなりの大渋滞。とろとろと進めばまだかわいいのだけれど、この道はすっかり巨大な駐車場と化していて、車外に出て歩いている輩などもいる。こんな状況でも金取るのか??>JHどの。それでも我慢しながら京都東ICまでたどり着き、ためらうことなく出口に突進した。
国道一号線から琵琶湖沿いの浜街道にさしかかるころには、午後8時前になっていた。さて、真夏の浜街道。通称「夕映えの道」。ここでもちょっとした渋滞やキャンプの賑わいに巻き込まれながら米原まで走り、そのまんま国道21号線をとろとろと亀的に移動しながらようやく中央道の土岐ICまで抜ける。ふう。やっと先が見えた。
渋滞と混雑に巻き込まれ、いいかげんうんざりした気分になって車を転がしている時、先に中綱でナイターと洒落込んでいるクワマンさんから電話が入る。「あのねぇ、今ナイターやってんの。入れパクだよ。もう10枚も釣ったから寝る。」だって。あのねー。こっちは「じゅうたいなの」。10枚とは一字違いでえらい差やっ!。いい加減にしなさいっ!。(=_=メ)
ようやく土岐ICに辿り着く。名神の大渋滞がウソのような中央道を爆走し、長野道から梓川SAに辿り着いたのは12時半にもなっていた。我が家を出発してから6時間ぶっ続けで車の中に閉じこめられ続け、はじめての休憩タイムである。はぁ・・・さすがに疲れるワイ。
ここでしか買えないイチゴのジャムをしっかりと仕入れ、豊科から一路中綱湖に向けて深夜の国道を再び爆走するもじりさんであった。ああ。お尻が痛いっ。(^^;;ザ・グラデーション
深夜の中綱湖畔はまだ眠らない。あちらこちらでバサーのナイター組みがリールを引っ張り、懐中電灯の明かりがあちこちで揺れている。線路脇のポイントではへら屋さんのナイーター組みも何人か居て、電気ウキの真っ赤な小さな光が湖面に揺れている。
ようやく簗場の駅にたどり着いたもじりさんは、クワマン号を探して湖畔を走り回るのであった。(^^;;
ようやく見つけたクワマン号の真横に車を止めて、漆黒に包まれた山に向かって大放水。こりゃ気持ちいい。ひんやりとした空気がまとわりつき、思わず身震いしたりする。夜空には満点の星が広がっていて、天空にはこんなにもたくさんお星様があったんかいな??と驚いたりする。そして真上には白鳥座が広がっていて、カシオペアのWがくっきりと浮かんでいる。京都の夜空では絶対に見られない天空だ。ついこの間見た「コンタクト」という題名のDVDに想いを馳せたりと、SF的な天空である。おっと、見とれている場合ではない。爆睡しているクワマン号にすりより、まずは挨拶代わりの揺さぶり攻撃となる。ん!? 起きない。ではもう一発。震度7の攻撃を試みる。おっと、起きた。(^_^)
まだ夢の中で浮いているクワマンさんと再会の挨拶。しかし、開口一番、「満員だよ(^^;;」という言葉が出るとは思わなかった。ああ、またしても渋滞(^^;;
夜明け前。船酔いに似た朦朧とした気分で目が覚める。車外に降り立つと湿り気のある冷気がまとわりついてくる。
中綱湖の朝は早い。まだ夜明け前だというのにたくさんの釣り人が道具を担ぎ、釣り座を求めて湖畔を歩いている。
混雑を予想して前日から釣り座を確保してくれたクワマンさんに従って、重い道具を担ぎながら湖畔を歩く。そこに八王寺の★土肥青年登場。きっちり一年ぶりの対面だ。(^_^)クワマンさんが確保してくれた桟橋に辿り着く。すでに周囲にはたくさんの遠征組が準備を始めている。見渡せば足場のあるところはすべて釣り人で埋まっている。過去3度この湖で竿を出したことがあるが、これほどの賑わいははじめてである。
この風景の中でかっつけは似合わない(^^;; どちらかといえば、鄙びたこの中綱湖の湖面にひっそりと餌を打ち、青臭くて冷たい空気を一杯に浴びて静かに釣りたかったのだけれど、人の思いはみんな同じなのだろう。
混雑を見た時、釣り座を押さえていてくれたクワマンさんに、「ここまで来て桟橋は・・・」などとブーたれていたけれど、確保できていなければ今頃は足場を求めて彷徨っていただろう。感謝であります>クワマン兄さん。(^_^)クワマン元青年と土肥好青年(^^;; 桟橋の左端に釣り座を選んだ。右手には土肥青年。クワマンさんと続く。
21尺でないと床が取れないほど落ち込んでいる釣り座なので、私は芸舟 16.3 尺を継いだ。土肥青年もクワマンさんも16尺で揃える。久しぶりに宙を打つ餌を作り始める。この日の為に買ったオカメもしっかりと持ってきている。いつものように、段バラ中心にごそごそと麩餌をかき混ぜ、両ダンゴで打ち始める。
と、アタリはすぐに出た。10分も打たないうちにクワマンさんが絞りはじめる。そして土肥青年も満月に竿を曲げながら、気持ちよさそうに16尺一杯のタナから浮かせてくる。
そして、私にもしっかりとした押さえ込みで竿を絞り込まれた。型は9寸クラスとやんちゃざかりで、しかも色黒の野武士のような面構えのへらさんだ。でも、、、なんかちゃう(^^;;ポツリポツリと拾っているうちに、だんだん恐ろしい事になってくる。足下の底藻がくっきりと見えるくらい透明度が高いにもかかわらず、餌を打つたびにへらさんはどんどん浮いてきて、とうとう1本ちょいのタナまで上がってくる。ああ、、、こんなことは予想してなかったど。(^^;;
そしてカラツンの嵐。もう、ほとんど釣り掘り状態である。ああ、、、なんちゅうこっちゃ。去年の中綱湖はこんなんではなかったぞっ。釣れる型は尺から尺二寸級が揃い、一日かけてツ抜けを目指すシックでスリリングな釣り場であった。数はいらない。鄙びた湖畔とキンと冷えた空気に包まれて、ゆったりとおおらかな釣りを楽しむ。私にとってこれがこの湖で釣ることの楽しみであった。しかし、、、わずか一年の間に中綱湖の釣りは忙しくなり、周囲の景色を味わう時間さえ与えてくれない湖に豹変していた。唯ひとつかわっていないのは、相変わらず鄙びたたたずまいの風景と、周囲に広がる木々の濃い緑色の絨毯だけであった。
私はそんなけだるい気分にまとわりつかれながら、ただ、機械的に餌を打ち、機械的に合わせをくれてやり、そしてごくたまにまぐれでへらさんを取りこんでいた。
夕方、クワマンさんが帰路に就いた。諏訪湖で行われる花火大会と、お盆のUターンで混雑する中央道に向けて、渋滞の中に溶け込んでいった。
私と土肥青年は活発になってきた地合いに誘われて、夕闇が迫る直前まで頑張って竿を振り、さぁ、仕舞おうかという時になって予期せぬ大雨に打たれながら、雨の呼吸を見計らって竿を納めた。釣果は、全員が30枚ほど釣っただろうか。
もしそれが、そこいらの釣り場であったら大満足なのだろうけれど、残念ながらそれが中綱湖故、素直に喜べなかったことが残念だった。はるばると京都から単身でやってきて、もったいないからともう一泊する予定だったけれど、今の中綱湖で竿を出す気が起こらなくて、逃げるように車に道具を積み込んだ。
足を痛めながらも900Km走破し、無事帰還したもじり号に感謝! 帰路。松本方面の渋滞を避けて糸魚川経由で北陸道に出た。暗闇の中に日本海の荒れた波が、不気味な白い光を放ちながら砕け散っている様を横目で見、あの懐かしい黒部川の長い橋を渡り、金沢を過ぎたあたりのSAで一泊した。
翌朝。二十年ほどまえには毎週のように通い続けた片山津で高速を降りた。
新堀川、西串川、東串川、前川、燻橋、、、、往年の名場所を回り、すっかりへらさんの気配の途絶えた東串川の一角で竿を振ることにする。半日だけのわずかな釣りだったけれど、あの懐かしい草いきれの香りと浅黒い水に包まれて、次から次にと湧きだしてくる蛇さんに脅かされながら動かないウキを眺め続けた。そして夕方の三方湖。例年以上に広がった菱藻の間でこっそりと竿を出したのだけれど、20Cmに満たないボラが一本顔を見せてくれただけだった。
小浜から京都市内へ抜ける道中で、我が愛車が足を痛めた。渋滞・山岳コース・高速と過酷な走行を余儀なくされた我が愛車は、ショックが折れるという突然のアクシデントに見舞われ重体となる。傷ついた足を労りながら無事帰宅できたとき、この車に一段と愛着が湧いてきたことはいうまでもない。
うむ、今年の夏休みは消化不良に終わったけれど、その分秋休み(^^;;にはしっかりと楽しめるだろうと、また懲りずに夢見るもじりさんであった。(^_^)