おそるべし四番川 すっかりご無沙汰しています。
昨年の10月23日以来、度重なる腰痛の襲撃に見舞われ、釣りの方はすっかりご無沙汰していました。
まぁ、おつき合いもあって釣り掘りの大会とかには2度ばかり出ていたんですが、長時間座ることの辛さと冷やすことの怖さから釣りから遠ざかってしまい、週末になれば背筋をきたえるべく、せっせと歩き回る日々を過ごしておりました。
これだけ釣りから離れた生活を送るのは、この歳になるまでかつて経験のなかったことであります。
散歩をしていても自然と水辺に足が向かい、釣りでもしている人を見つけたりしたら迷惑も顧みずつい話し込んでしまったり、アタリが出ようものなら右手が勝手に・・・・・
なんて、誰にでもそんな経験ありますよね。(^^;;そんな、釣りに行けないジレンマをしっかり溜め込んだまんま、ようやく遅い遅い「初釣り」を迎えることになりました。(^_^)
場所はこの時期としては好調の岡山。夢釣人さんのお誘いを受けた「保険(^^;;付の釣行」であります。(^_^)2月11日
久しぶりの釣行に気分が高まり、前夜10時に我が家を出発した。
高速を使えば2時間程度で岡山市内に突入できるのではあるが、私はいつものように一般道をとろとろと、通い慣れた372号線を姫路に向けて車を走らせた。
寝静まり始めた篠山の町をかすめ古市を抜ける。
中国道をバイパスするこの道路は夜間になれば大型トラックの量もぐんと増え窮屈なドライブとなる。
この日も例外なく、はやる心を無理矢理押さえつけられるように姫路の市内に突入した。久しぶりに見る市川の流れは、町の灯にきらめきながらゆっくりと流れていた。
「ちょっと浮気でも・・・」なんて考えも湧いてきたのであるが、盛期ならともかく、この寒さではとても夜這いなんて拷問である。
また暖かくなれば町の灯りを提灯代わりに、この川で釣ってみたいと強く思った。
姫路西から山陽道に入る。
単調な深夜のドライブにそろそろ眠気が差してきたもじりさんは、いつものように福石PAでこの夜を過ごすことにした。
久しぶりの釣行で気分が高まり、まるで子供が遠足の前日に寝れないように、寝袋の中で転がりながらまんじりともせずに夜明けを迎えた。
空が白みかけた頃、一気に備前ICを駆け抜けた。
無料開放されてから交通量の増えたブルーハイウェイを、ここでも大型トラックの間に挟まりながら吉井川の大きな流れを越える。
とりあえず目的の倉敷川へ向かう。そして丙川。
思いっきり膨らませていた私の意気込みは、気配と水量のない本命としていた釣場の状況を見て急激にしぼんでいくのであった。(;_;)六番川へ向かう。
絶好調と言われていた民家裏にはすでに釣人の車が停まっていて、何気なく通りすぎると見覚えのある年輩の釣人の姿が朝食の真っ最中。
ちょっとタイミングを見て朝のご挨拶。(^_^)
夢さんの釣り会のメンバーさんだ。しかし、夢さんの姿はない。
携帯に連絡を入れると四番川で準備中。「こっちにおいでよ」とのお誘いに、二つ返事で百間川を渡るもじりさんであった。(^_^)
四番川。40上がうじゃうじゃいる・・・四番川ははじめての釣場である。このあたり一帯を探検していた時代に通ったことはあるのだけれど、竿は出したことはない。それに、釣人の姿を見たこともない。
右岸は民家が連なっていて、左岸は通り過ぎる車の量も多い。お世辞にも綺麗な釣場とは言えないのだけれど、いかにもへらさんが着いていそうな釣場である。川幅は15mほどだろうか。
夢さんを発見した。私が到着したときにはすでに準備も終わり、そろそろ餌を打ち出そうかというところである。久しぶりの対面のご挨拶とプレゼントを頂き、今日はここで、夢さんのお隣りで竿を出すことに決めた。船着き場の階段に釣り座を設けた。車からも近いし足場も良い。初釣りは楽なほうがいい(^_^)。
久しぶりの釣りにはやる心を抑えながら準備を始める。
16尺でアタリが出始めた夢さんに竿を合わせようかとも思ったのだけれど、やはり短い方が楽でいい。それに、この時期の「岡山の川釣り」って大型を想定してなかっただけに、8寸から尺2寸程度のへらさんに合わせた竿しか揃えてきていなかったこともあって、そのなかでも一番しっかりした調子を持つ「水連 13.5 尺」を伸ばすことにした。
タチは80Cmほど。ウキは貰ったばかりの夢さんスペシャル。四番用に作られたパイプトップのソリッド足。いつものようにマッシュをグルテンで割り、4ヶ月ぶりに餌を送る。
なんという気分の良い朝なんだろう。それに・・・やっと釣りができる。(^_^)
快調に良型を絞り始める夢さん(^_^)半時間も打っただろうか。お隣りの夢さんの竿が大きく曲がる。やんやの騒ぎのあと、タモに収まったのは38Cm級の立派なへらさん。
その後も快調に合わせ始めている夢さんを後目に、まだ気配の出ないもじりさんは淡い朝の光の中で寝不足から舟を漕ぎはじめるのであった・・・(^^;;しばらくして、馴染み際にウキが揉まれた。
おお、なんかおるっ。(^_^)
両餌を小さく付けて打ちこむ。餌が着水と同時にウキが立ちするすると馴染んでいく、一呼吸置いてずるっ!と入る。きゅんと糸を伸ばして8寸くらいのワタカが釣れてきた。
昔からワタカが来るときはへらさんが来るなんてジンクス的なものがあっただけに、いよいよ眠気もぶっ飛んで気合いが入ってくる。
そうして居る間にも夢さんは気持ちよさそうに38Cm級を絞り込んでいる。いいな。横目でちらちらと夢さんのウキを見ていると、明らかにへらさんの気配がむんむんである。
一方、私のウキは規則正しい動きをするだけで、まだ周りにへらさんのいる気配はない。
「竿が短かったのか。伸ばそうか・・・」なんて、ちょっとした迷いもあったのだけれど、麩餌を足して寄せに徹することにした。
餌を打つ。ひたすら餌を打つ。おっ、なんか触った・・・・
また餌を打つ。またなんか触った・・・うう・・・・食え。食ってくれたまへ。
気配はあるものの食ってくれない。
餌を締める。両バリが隠れるくらいの小さな餌を付けて送り込む。着水と同時にウキが立ち、ゆっくり馴染んでいく。馴染みまで2,3目盛り残したところでツンと入る。合わせる。ギュンと糸を伸ばされて竿が立つ。沖目に走る。伸びきったところでひょいと煽る。しかし口を割らない。右に走る。今度は左に走る。
腕を大きく後ろに反らし握りを下げる。思いっきりタメを効かせる。へらさんが浮いてくる。タモを差し出す。ゆっくり寄せる。あと数十センチ・・・・また走られた。結構大変。けどうれしい。
何回かそんなやりとりをして、ようやく38Cm級がタモに収まった。(^_^)
見事な型の盛り上がり。やる気まんまんの38Cm級(^_^)初釣りで初ベラをGETできた安堵感から気持ちに余裕が出てくると、なんか今までとは違った気分でウキを見ることができてくる。不思議なものでどんな小さな動きでも見えてくるのだ。(^_^)
3枚目に39.4Cmが出る。
おお、こんなん居るのね。(^_^) <---ちょっと余裕・・よ・ゆ・う・・(^_^)何枚か出してみて、ようやくこのウキの動きがこの釣りに見事にマッチしていることに気がつく。とにかく「立ち」が早いのだ。
浅い釣場で着水と同時に立ち、誘うようにゆっくり餌を馴染ませていく。そして「カエリ」がよい。つまり、きびきび動いてくれるのだ。(^_^)
四番川の釣りを知り尽くした夢釣人さんだからこそできるものである。お昼前になって40Cmジャストが出た。そして41.5Cm。来るのはみんな38Cmクラスより上ばかりで、タチがないだけに良く走ってくれる。
こんな釣りは盛期でもなかなか体験できるものではない。初釣りですよ。ほんまに・・・バチがあたるぅ。(^_^)
![]()
肉厚の40Cmジャスト 長手の41.4Cm 初釣りで、しかも予想もしていなかった40上が出てしまったことにすっかり満足してしまったもじりさんは、「ツ抜け」目前の9枚目で釣り座を納めることにした。
今日はこのくらいにしといたる・・・(^_^)
大満足。これ以上の言葉はない。夢さんありがとう。(^_^)燃料漏れで自炊ができなくなってしまったかわいそうなもじりさんは、明日の釣りに備えて、まだ明るさの残る中をガス・カートリッジを求めて岡山の市内へ向かうのであった。(^^;;
なかなか口を割らない四番川のへらさんと戦う夢さん(^_^) この日は好調で、夢さんは20枚近くへらさんを引っ張っていた。
残念ながら寸は伸びなかったけれど、納竿までアタリは途絶えることなく続いていた。
対岸に陣取った釣人には44Cmが出たということだったし、下流域一帯では9尺の短竿で40上の二桁釣りだったとか。
はじめてお会いするひげなまずさんも、わずかな時間で竿を絞ってらっしゃった。おそるべし四番川。目下団体さんで遡上中!(^_^)