実は、ちょっとヤな事があってブルーな気分で過ごす日々が多かった。
まぁ、いちおう「人生」ってやつなものだから、日々平々凡々に過ごす事ができると言うことそのものが不思議なのであって、いろんな出来事は生きている以上付いて回るものである。そんなことだから、些細なことでぐーたらしているのもみっともなくてだらしないので、一気に解決!と願っていたのではあるが一向に進展がない。
うう、GWが近いというのに、もうそんな事にいつまでも構っているほど暇人ではないので、いつものように頭の中はへらさんの乱舞となった。綺麗な弧を描きながら竿を絞る夢さんの図 でもうれしかったのは、そんなブルーな時に仲間から寄せられた励ましや、強引に会いに来てくださった人たち。何通ものメール。親身に相談に乗ってくださった人たち。さりげない心遣い。
うれしいね。ほんと、みんなありがとね。余計な心配掛けてごめんなさい。(^_^)ということで、GWを間近に控えた23日。前日から市川に泊まり込んでいたもじりさんは夢釣人さんに拿捕され、そのまんま四番川へと連行されました。
この日も四番川は相変わらず好調で、10尺の竿。40.5を頭に約30枚。しかも午後からの恐ろしい釣果で、ここで一気に爆釣!。なにもかも忘れ、久しぶりにひたすら釣り続ける最高の時間を夢さんにプレゼントしていただきました。そして、元気出せよ!とお弁当まで付くってくださった人魚姫さま。おいしかったよん!。ありがと。(^_^)人魚姫さんが作ってくれたお弁当。おいしかった(*^_^*) さてGW。我が社は30日からのスタートとなる。
今年は河口湖への思いを断ち切って、1999年から通い続けている離湖を中心に、市川、円山川と兵庫県を縦断する計画とした。4月30日
前夜から出発できれば安室ダムへ押し掛ける予定でいたのだが、あいにくどうしても人と会わなくてはいけない事となり、30日の午前9時に我が家を出発した。
いつもの一般道は仕事の車だとか、買い物に出かける人たちの車で埋まっている。一足早いGWを迎えた他府県ナンバーの車も混ざっていたりして、いつもなら2時間半もあればたどり着けるコースを、たっぷり3時間も掛けて市川に到着した。
いつものように上流から探りながら南下する。
途中、何人かの釣人を見かけたのだけれど、この日の市川は恐ろしいくらい透き通っていて、しかも渇水状態と言うことで下流域まで一気に下がることにした。
幸い、2号線上流のワンドには適度な濁りも入っていて、しかも何発かのモジリを目撃した。釣人も居なく貸し切り状態だ。しめた。GWの初日を飾るには格好の釣場である。
午後1時。早速釣り台をセットして餌を打ち始める。
この日の竿は、貰ったばかりのカーボンの15尺。軽くて、扱いに気を使わなくても良い。たまにはこーゆーのも良い。(^_^)
10発も打たない間にジャミが出る。ハイジャコである。半時間も打てば投餌点は真っ黒になるほど寄ってきて、ジャミの層を無事通過させるためにウキを大型に交換し、餌を硬くして対処した。
打ち始めて半時間ほどで一枚目のへらさんが出る。しかし後が続かない。また果てしないジャミの攻撃にひたすら耐える。
二枚目が出たのは1時間ほど後のことで、ようやく寄りを見せたのだろうかバタバタと釣れ続き、あっと言う間に7枚のへらさんをGET!した。
しかし型は細かい。普段なら尺2寸級が主力の釣場ではあるが、この日は尺から尺2寸とひとまわり小振りな釣果となった。
午後4時を回る頃にはマブナの猛攻となり、日没までへらさんを狙ってひたすらマブさんを釣り続けたのであるが、とうとう姿を見せることはなかった。うーむ。この場所はいつもなら3時間もあればツ抜けができるほど寄るところなのではあるが、この日のこの場所はいつもとは違う厳しい顔を見せてくれた。
そんな中で、ランカー少年と出会った。私のすぐ横のテトラの切れ目から47Cmのバスを取りこんだ少年と仲良くなり、親分格の青年とも仲良くなった。親分格の青年は70Cm級の雷魚を釣り上げていて、夕暮れまで3人で護岸に座って話し込んだ。
思いがけないさわやかな出会いだった。初日の釣りにそこそこ満足できたもじりさんは、もうとっぷり日の暮れた姫路の町を北上し、市川に沿って生野銀山湖の畔を通り過ぎた。
うむ、考えてみればこの辺り一帯から湧きだした清水が分水嶺で別れ、一方は瀬戸内海へ流れる市川となり、もう一方は日本海に注ぐ円山川となる。つまり、水源の同じ水で育った反対方向のへらさんを狙うなんて、ちょっと粋かも・・・なんて変なところで喜んだりした。(^_^)5月1日
道の駅「但馬楽座」で目が覚めた。
昨夜は到着するのが遅かったので、残念ながら風呂に入れずにいた。まぁ、風呂なんて4,5日入らなくてもちょっと臭くて痒いだけで、本人さえ我慢できれば気になることはない。
夜明けとともに円山川を見ながら日本海へと向かう。
昨年の台風で川の様子はすっかり変わっていて、赤茶けた土砂が両岸にどっさり堆積している。
いつもなら五月の淡い日差しに新緑が映え、水が輝いていた美しい景色のなかで竿をだせるだけで満足できたのであるが、どんよりと曇った空の下でこの状況を見て、ここに遊びに来たことがちょっと後ろめたいような気分にさせられた。
衛生公園に到着する。水がない・・・・
しばらく眺めていたのだけれどモジリの一発も無く、坂本の生コンワンドに向かって移動する。
さて、いつものように車横付けの大名釣りをしようと河原に降りる道に車を進めると・・・・・道がない!(^^;;
河原に降りる道は去年の台風でごっそりもぎ取られてしまい、大きな石がごろごろしている生々しい現状を見て絶句した。ちょっとショックである。
円山川・北近畿タンゴ鉄道鉄橋下のポイント鶴岡橋あたりの風景も大きく変わっていて、両岸は茶色で縁取られていた。
モジリを求めてさらに北上する。
豊岡の市内を越えた辺りに高圧線が川を渡っていて、その下で盛んにモジリが出ているのを発見した。
右岸、北近畿タンゴ鉄道のすぐ上流には護岸の切れ目が作られていて、幸い車が横付けできるようになっている。この日の天気は下り坂だと言っていたので、少しでも車に近いほうがいい。今日はここでやってみようと竿を出した。
餌打ちをはじめて1時間ほど経った頃だろうか、地元の釣人が何人かやってきてぶっこ込み釣りを始める。
さて、鯉でも狙うのかと訪ねてみると「セイゴ」だという。なに??もしかしてここは海??
しかし、川面に現れるモジリはあきらかにへらさんのそれである。しばらくやっみようと餌を打ち続けていただのけれど、電車が鉄橋を渡る音に耐えきれず退散した。上流に戻る。途中、ちょっとした広い場所見つけて車を停める。車から折り畳み式自転車を引っ張り出す。今年から加わった心強いアイテムである。さっそく「そよかぜ号」と名付けてやった。(^^;;
小雨の降りしきる中、そよかぜ号にまたがったもじりさんはポイントを求めてひたすら彷徨うのであった。(^^;;ようやく車が横付けできる格好の場所を見つけた。しばらく眺めているとモジリが何発も湧いている。しめた。今日はここでやってみよう。(^_^)
ようやく見つけた大名釣りポイント・とにかく、景色がよい孤舟15尺を継ぐ。この竿は市川用に作っていただいた竿全体がまるでバネのような強い竿で、尻尾が長くて力強く走る円山川のへらさんにも立派に対抗できる調子である。
鯉がいっぱい潜んでいそうな水没したテトラからできるだけ離して、上流へ斜めに向かって餌を打ち始めた。
餌打ちの間にも盛んにモジリが湧いてきて、すぐウキの近くでもモコッとしたモジリが出る。足下を見てみれば、巨大な鯉に従うように10枚ばかりの尺2寸級の群れが上流に向かって遡上する。そして、あきれたことに竿先でもへらさんがモジる。
「こんなん、ぜったい釣れますやん!」ルンルン(^_^)雨と強風の中でしっかりしたアタリが出る。どすんっ!と竿の胴に乗せて浮かせてくる。いいねぇ。やっぱ和竿の感触は格別で、合わせから取り込みまで、なんか心に余裕を持って楽しめる。
近くまで寄せてくるとタモを見て走る、元気で口を割らない強情な気質は市川のへらさんに似ているのだけれど、尻尾がぴんっ!とい張ったそのスタイルは比べモノにならないくらいスレンダーである。(^_^)
宙で餌が揉まれ、馴染んですぐドスンッ!と来る。中には餌を加えたまんま走り出す輩もいる。水面が波打ち、ウキが撚れる。もうへらさんは水面近くまで埋まり尽くしているような、ちょっと信じられないような事態が発生する。
何枚もスレを掻き、散っては寄り、散っては寄りを繰り返しながら夕方4時までの間に16枚のへらさんを引っ張り上げた。
型は43.1から尺1寸まで。どれも元気にはしゃいでくれた。
撮影に失敗した43.1Cmと40.3Cm どちらもハタキまでまだちょっと間があるボディ雨粒がだんだん大きくなってきて、空が薄暗くなってくる。それまで沸き出すようなへらさんの気配が嘘のように無くなり、納竿の5時までは鯉さんとマブくんの猛攻となる。
なかでも白いドイツ鯉は二回も餌を食ってきて、二回目はたまりかねて遠いところに放流してやった。土手が崩れ、両岸にどっさり土砂が堆積した円山川。大きな自然の力に削られ、荒らされたこの川のどこにこれだけの魚達が生き延びていたのだろうか。
自然の大きな力に対抗する生き物の力と知恵。もしかして無力なのは文明に頼りすぎた人間様だけかも知れないなどと、ふと思った。離湖へ向かう。
途中のスーパーでサーロインステーキ用の肉を買った。\2,680也。
思いがけない釣果にお肉で祝杯なんて、ちょっとすてーきかも。(^_^)
しかし、雨の離湖の湖岸でステーキを焼いている時、フォークとかナイフが無いことに気が付いた。
ええい、ステーキの丸かぶり。これもなかなか乙なものである。(^_^)5月2日
午前5時半。早朝のエンジン音で目が覚めた。
まだぼんやりした目に、私の釣り場に向かって2台のパジェロが乗り上げてくる。
うむ、これだけ通っていると常連さんの車と顔は頭に入っているし、まして浅くて人気のない出島の南側で釣ろうなんて物好きな人はここに通う人には少ない。
おっと、その「物好き」の一人はもちろん私のことであるが、前の開けたこの風景が大好きなので、1999年のGW以来GWは必ずこの場所に居座っている。釣れる確率は遙かに出島の北側にはかなわないのだけれど、ごちゃごちゃと賑やかな出島の北側は性に合わないから仕方がない。
正面に二台のパジェロが並ぶ。
「おはよーございます」
「市川で7枚だったそーですねー」「円山川でも16枚だったそーで」
「?? ?? ・・??」
「いつも見てますよ。HP」「流れ込みでハタキがありますよ」なんて、ありがとうございます。
しばらくはなんで知ってらっしゃるのかわからなかったのでとんちんかんな事を口走ってしまいました。どーも失礼しました。(_O_)
自分は相手の方のことをちっとも知らないのに、相手の方は自分の事を知ってらっしゃる。ちょっと、、、ある意味気持ち悪い面もありますが、なぁに、知り合うきっかけってのはいつもそんなところから始まるもの。これからもよろしくです。(^_^)dkパジェロさんとの突然の出会いにたまげたもじりさんは、カップ麺とサトウのご飯で手早く朝食を済ませ、餌を打ち始めるのであった。
この日は市川に続き頂き物のカーボン竿・15尺を繋いだ。
できれば孤舟15尺を振りたかったのだけれど、昨日、思いがけなく酷使したもので今日は休養日。あれだけ癖の出ていた孤舟ではあったが、朝伸ばしてみてピンッと伸びていたこと。さすが孤舟の竿だと改めて感心した。
見慣れた離湖の夜明け・これが見たくていつもここに来る4投目あたりだろうか、馴染んで直ぐにツンッ!と来た。ひょいと合わせると独特の感触が伝わってくる。へらさんだ。赤茶けた水の中に真っ白の魚体が浮かび、適当に走り回って疲れたのか観念してタモに収まった。ハタキまでにはまだだいぶ間がある魚体だ。
よし、この分だと今年もいけるぞっ!。早朝の一枚で気をよくしたもじりさんは、その後も軽快に餌打ちを続ける。
時々ウキの周りにマブくんのモジリが出てきて、いよいよ寄ってきたかと竿を握る手に力が入る。
ウキが踊る。消し込む。ぎゅーんと糸を慣らして9寸級の合いべらが乗ってくる。まぁ、ここでは仕方がないな。
それからは、、、、ああ、思い出すだけでもおぞましい・・・(^^;;
ひたすらマブ・マブ・マブ。時々合いべら。そしてミドリの四駆。
そんなペースが延々と続き、先ほど食った右前足の爪のない同じ四駆が釣れてきた事で、気合いもすっかりどこかに飛び去ってしまった。愛車「すずかぜ号」にまたがりサイクリングタイムとする。
出島一帯では釣人が何人も入っていて、何本ものフラシが華々しく降りている。おお、やっぱこっちは釣れているのね。
しばらく見ているとボクの釣っているのと同じようなのが次々と釣れてくる。出島の先端では尺二寸クラスが釣れているという。でもやはりここもマブと合いべらの猛攻。
dkパジェロさんは流れ込みのハタキの中を狙ってらっしゃっていて、私が見に行ったときは流れ込みの小さな川にぎっしりと鮒が入っていた。中にはへららしき体高のあるヤツも追いかけ回されていて、へらと合いべら・マブくんが一斉にエッチの真っ最中である。もしかしてそのうち、離湖は全部合いべらばかりになるかも知れないと恐れた。dkパジェロさんも早朝に40くらいのが一枚出た後はさっぱりとのこと。
昨日の雨を待ちきれなかった連中が一気にハタキに入ったという感じかな。ともかく、時間の経過とともにじわじわと水位も下がりはじめ、釣場に戻った私の餌の周りにはミドリの四駆が、甲羅をこすり合わせるくらいの密度で待ちかまえていた。
ああ・・・おぞましい。ああ・・・思い出したくもないし書きたくもない。
けど、ミドリの四駆を12匹。見事ツ抜けを果たしたへら屋さんは50上を釣った人と並んで貴重な存在なのかもしれないと思い、あのいまいましい威嚇の鼻息を思い出しながらしぶしぶここに書き記すのであった。なんまんだぶ。(^^;;昨年の台風の被害はここにも大きな跡を残していた。
浅場に沿った道路は波に削られ、いわゆる別荘には土留めがなされていたり、離山へ続く道沿いには何本もの木々がなぎ倒されていた。
浜に近いこの辺り一帯は砂地でできていて、波による水の力で簡単に削られてしまう。
ここに来だした頃にはまだ白亜に輝く別荘のテラスは跡形もなく壊され、今ではその当時の影も無い。
時間と自然の力にどんどん変化していく周りの風景を見ながら、いつまでも変わらないのはこの元気なマブくんたちとこの湖に住む魚たちだけのような気がした。
♪桜色舞う頃ぉ〜♪ 離湖の散策道は桜の絨毯(^_^) it's so beautiful!夕方、あれほど強烈だったマブくんの攻撃がピタリと止み、40Cm級のボラさんタイムとなる。
三方湖の釣りもそうだけど、ボラが来ればへらも来る。絶対に一緒に回っているはずだという信念から餌を打ち続けたのだけれど、とうとうボラの猛攻はウキが見えなくなるまで続いた。降参!
明日、遠路やってくるクワマンさんにこの状況では申し訳ない。
昨日走ってきた道を逆に円山川に向かい、待ち合わせの「但馬楽座」に向かって車を進めた。待ち合わせ場所には1分と無い差で見事到着した。芸術的である。(^_^)
ともかく風呂に入りたい。クワマンさんを無理矢理誘って風呂に入る。うむ。気持ちよい。
でもね、風呂上がりのコーヒー牛乳を頂きながら、例の50上の話を手振り身振りで聞かされた時間はほんと苦痛だった。けど、釣り上げるまでの課程をしっているだけにその執念と根性に敬服した。
どっちが早く釣るか・・・・なんて勝負!の気分もあったのだけれど、できれば逆の立場にいたかったな。おそれおおいか。。。