8月13日
中綱湖の標高は車のフィールドモニターによれば約970m。京都で言えば比叡山より遙かに高いところに位置している。下界でうだるような暑さにブーたれている諸兄にはほんとうにお気の毒だが、、、
ここでは夜、寒さで何度も何度も目を覚ます。(^^;;
薄着しか用意していなかった愚かなもじりさんは、とうとう我慢できず寝袋を引っ張り出し、その中に潜り込んで無理矢理寝た。
それでも熟睡できず、5時前には目が覚めた。
まだ朦朧としながらタバコに火を付けてまどろんでいると懐かしい顔が近づいてくる。
おお、土肥青年(金メッキふりーくさん)。何年か前に、やはりここで一緒に釣りをして、夕方の大雨の中、びしょぬれになった思い出がある。今年は降られませんよーに。(^^;;
再会の挨拶もそこそこに、前日から陣取っていた桟橋に向かって道具を運んだ。
ぢつはこの旅には「そよかぜ号(愛車のチャリ)」を用意していたものだから、駐車場から桟橋までの往復にはらくちんである。
そよ風号にまたがったもじりさんは、颯爽と朝の空気を切り裂いて釣り場に突進するのであった。(そんなええもんか(^^;; )
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中綱湖・右手が我々が居座った桟橋。 地元のおっちゃんが一人竿を振っているのを除けば、桟橋は我がチームがどっかりと居座っている。
西からKOMAKIさんご夫妻。ひとつあけて私。そして金メッキどん。
昨夜、23時までがむばった仲良しご夫妻は重役出勤。
私と金メッキどんは揃って12尺を引っ張り出し、おもむろに餌を打ち始めるのであった。
さて金メッキどん。東京からのお出ましである。ぢつは彼、天下の河口湖ではちょっと知れた青年で、いつもは巨べら専門に狙っている。そのせいか夏場であってもへら屋さんにあるまじき色白で好青年なのである。
したがって中綱湖のような管理釣り場用の仕掛けなんてないもんだから、ハリは18号。ハリス1号。しかも、持ってきた餌はまだ開封していない新品で、袋に印刷された通りの配合で、ピンポン玉大の大きな餌を打ち始めている。
一方私は正統な関西のおっさんらしくマッシュを溶き、グルテンを絡ませて白い餌を打ち始めている。
それにくらべて端っこの地元おじさんは、さも管理釣りの熟練さんらしく軽快に餌を打ち、左手で餌をごそごそやりながら竿を絞り続けている。
このおじさん。おそらく、横の二人を見ながら「こいつら、なにやっとんねん!」と、あきれていたに違いない。(^^;;
仲良しさんご夫妻と金メッキどん餌を打つと桟橋の下に群がっていたへらさんが一斉に走り、餌の周りをうろうろしている。しかし、食ってやろうなどという甲斐性のあるへらさんはおらず、空つんとスレアタリの連発となる。あ〜〜空つんっ!どないしたらええねん??(^^;;
「空つんが出始めたら水を入れ、餌を柔らかくして小さく付けます」
そんな私のボヤキに、金メッキどんは餌の袋に書いてある対処法を高らかに読み上げてくれるのであった。感謝。(^^;;重役出勤の仲良しさんも揃い、皆が思い思いの釣りで時々竿を曲げて楽しんでいる。仲良しさんチームは夕飯が掛かっているようで、さながら夫婦漫才を横で聞いているほどに楽しく、和やかな雰囲気を振りまいてくださっていた。いいな。
さて仲良しご夫婦さん。お子さまも独立されて、ご夫婦で優雅にキャンピングカーで釣り歩いていらっしゃる。世の中の酢いも甘いも充分知り尽くされた風格というか、余裕あるへら釣りライフを、マイペースで心ゆくまで楽しんでいらっしゃる。ボクもそんな素敵な釣りライフを送りたいと、お会いするたびに思うのである。(^^)
高地とはいえ、照りつける日差しは真夏のそれである。じりじりと焼き付けるような暑さと、木陰のひんやりとした冷たい空気。さわやかな湖面を渡る風。
適当に釣り、適当に食い、適当にさぼる。
私はいつものようにこんなスタイルで、そよ風号にまたがって中綱湖を一周したり、そよ風号で青木湖や木崎湖まで遠征したりしながら、ソフトクリームを食い、駅舎の陰でのんびりと、それなりに優雅な時間を使いながら遊んだ。
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午後。フタバさんとN村くんが合流する。合流したと思ったら行方不明に。(^^;;
しばらくいろんな所を探検して、ようやく夕方になって竿を出し始めた。
フタバさんとN村くんも、その筋では名う手のダム屋さんで、どちらかと言えば金メッキどんに似通った部分も多い。
ただ違うのは金メッキどんが都会的な雰囲気があるのに対し、フタバさんはあらゆる所から情報を仕入れ、分析し、突入する、ワンチャンスに賭ける仕事人の雰囲気がある。
共通することは、ご両人とも、周りに流されない、自分自身の釣りスタイルを持っていること。それを貫いていること。
あなた任せのいいかげんな釣りばかりしているボクと違って、同じへら屋としてとても魅力的なのだ。(^^)背黒。中綱湖のへらさん(^^)
この日は夜中に木崎湖ででかいのを狙おうという計画もあったのだけれど、時期を逸していることと翌日の花火大会で思う場所に入れないと言うこともあって、お二人の夢ははかなくも絶たれてしまった。
それでも腐ることなく中綱湖で遊び、肩の凝らない釣りを楽しまれていた。この日の釣果は20枚ほど。二日連ちゃんで「ツヌケ」なんて、もうそろそろ疲れてきた。
そして夕方、クワマンさんがお肉を持ってようやく合流となる。(^^)
日中の大渋滞の中を6時間。その疲れもとれない内に火を起こす。
クワマンさんの持ってきてくれるお肉はほんとうに絶品で、特にミノなんてとろけるくらいたっぷり油が乗っていて旨い。普段は赤いお肉しか食わない私でも、これだけは大好物である。
鹿のロースとかレバーとか、滅多に食える機会のないお肉をいっぱい持ってきてくれ、仲良しご夫妻からは桃の差し入れもあったりして、皆でたのしく火を囲んだ。
ごちそうさまでした。(^^)

しかし。。。。。前回もそうだったが、またこの日も夕方になって雨に打たれた。
もしかして金メッキさんって○△男?? なはは。(^^;;8月14日
仕事で帰っていった金メッキどんと入れ替わりに、今日はクワマンさんが釣り座に加わる。
フタバさんとN君も加わったことで、桟橋の釣り座は再整列。ボクはクワマンさんとN君の間に釣り座を構えた。
しかし、巨べら師かつトーナメンターのN君と、元管理池選手・クワマン兄さんに囲まれてしまったもじりさんは、両サイドに煽られっぱなしでちっとも釣れてこない。
ウキはそれなりに動くのであるが全然食わず、かと言って擦れるわけでもない。ともかく、餌の周りにいっぱい居るのにもかかわらず、空つんばかりで食ってくれないのである。なんで?「空つんが出るときは水を足して、餌を柔らかく小さく付けてください」
昨日、餌袋の解説をさんざん読み上げてくれた金メッキどんの声が頭の中を巡るのであるが、その通りにやってみても簡単に落とされてしまう。う〜〜む。いつもと勝手が違います。
両隣の名人さんはまたたくくまにツヌケを達成したにもかかわらず、まん中の迷人さんはまだ一枚。
「オカメがいい」などと誰かさんにそそのかされてやってみる。でも食わない。
訳がわからないのに、クワマンさんから餌をもらって勝手に作ってみるのだが、餌をさわっているうちになぜかどんどん餌の量が増えてくる。なんでやねん!(^^;;
オカメの釣りにはこれだろうと、へら正さんのウキをもらったり、とうとう最後には今までクワマンさんが使っていた餌をもらったりしたのであるが、それでも釣れない。みんなは適当に釣れているのにもかかわらず。う〜〜む。(^^;; もしかしてアームの問題?? いやいや、それは考えまい。(^^;;仲良し夫婦さんたちは、これから白樺湖へ向けて移動される。15日には諏訪湖の花火見物のオプショナル・ツアー付きと豪華な旅である。
フタバさんは、もうすっかり車の中がお気に入りで爆睡段階に突入。
N君もパラソルの陰でお昼寝。
かんらかんらと高笑いのクワマンさんの隣で、ちっとも釣れないもじりさんはだんだん小さく小さくなっていくのであった。(^^;;
さぼるN君とクワマン兄。N君はこの後和歌山へ向けて去っていった。(日焼けで足痛そう) 高地とはいえ、痛いほどの日差しが照りつける。半パンであぐらをかいていたもじりさんの両足は悲惨なことになり、それだけならともかく、二日間のあぐら生活で桟橋腰痛がでて釣りどころではない。
ええいっ!と、いつものように餌を使い慣れたグルテンに変え、一応念のためにバラケを付けて打ち返す。
不思議なもので、使い慣れた餌に戻したころからぽつぽつと釣れ始め、当初はどうなることかと心配していたけれど、なんとか「ツ抜け」を達成することが出来た。夕方。時間差でここに集まってきた仲間達も時間差で欠けていき、先に抜けたN君の後を追うように私とクワマンさんも釣り座を納めた。
いろいろな出来事や思いがけない方との遭遇。強烈な日差しとさわやかな風。ウキの周りに湧きだしたおぞましいくらいのへらさんの群れ。そして、厚かましいギャル達と お・に・く (^^)
いろんな出来事を思い出しながらクワマンさんとともに翌日の食料の買い出しに走り、飯を食い、その後ごった返す木崎湖のお風呂に突入した。
この日、桑名に帰るクワマンさんとここで別れる。明日はいよいよ秋神ダム。釣れる釣りもそれなりに楽しいのだけれど、釣れない釣りも釣ってやろうという気合いが入りまた面白いものである。明日からの単独釣行に向けて気合いを入れたものの、梓川SAの片隅は賑やかすぎて、なかなか寝付けない夜を過ごした。
ここでもう一丁! お・に・く。うまかったなぁ(^^)
クワマンさんしか手に入らない特製ミソダレのお肉。うまいぞっ!