文字離惨

なんでもありの落書き帳でございます。

TOPへ戻る

1: 万年筆 2: うどんは副食である。
3: 鯉揚げ 4: ハゲしばいたろか。。。
5: もじりさん、モバイラーを目指す 6: 銭出さなあきまへん
7: とある日の釣行のできごと 8: 不幸は巡る
9: さとうきび畑 10: 歩け・あ・る・け
11: 恐い話し3部作 12: ふぉあ・いっち・なんちゃらかんちゃら


ふぉあ・いっち・なんちゃらかんちゃら

このおまじないみたいな言葉が解る人にとっては、なんてことない文字の羅列ではあるが、ぢつはもじりさんは今この言葉で大いに苦しんでいる。

前半の「ふぉあ・いっち (for 〜each)」ってやつはVBAのステートメントのひとつで、あらかじめ解っているオブジェクトの数だとか、配列内の要素の数だけ処理を繰り返す命令文であることは頭の悪いもじりさんでも解るのではあるが、問題は「なんちゃらかんちゃら」である。(^^;;

今、もじりさんは、某学校で毎日この「なんちゃらかんちゃら」と格闘する日々を送り続けているのだ。 

 

私たちにVBAを教えてくれているのは若き女性(すりすり)の講師で、どちらかといえば明るくて笑顔のすてきな人である。

その容姿から見れば人なつっこくて穏やかな雰囲気を感じさせるのではあるが、いざ授業が始まるとなかなかどーして、強引にどんどん進んでいく。
たとえば、ひとつのテーマが与えられてVBEの中でせっせと作業をするとき、せんせの話を聞きながらがむばってキーを打ちこんでいくのだけれど、IMEの切り替えをうっかりと忘れ、入力した文字を修正している時だとか、英文字のスペルを打ち間違えたほんの少しの間にも容赦なく講義は進み、次はどんなコードを書き、何をすればよいのか解らなくなる。

もともと、その作業の目標と目的を明確にされていないところもあったりして、そんな一瞬の気のゆるみでも、プログラミングを積み重ねて行われる授業に置いて行かれることになってしまう。
しかも、ホワイトボードやプロジェクターにコードを書き出したり、大切なところは部分的に書き出しながら説明をしてくれるのだけれど、コードを打ちこみながら解説を聞いていてもいまひとつ頭の中に入ってこない。

また、自習時間中で自分の事に一生懸命になっているとき、突然おもしろそうなVBAの説明が始まったりして、そっちに気を取られているうちに今までの作業は脳みその彼方に消え去っていく。

ゆえに、一瞬の気のゆるみでもあればその講義はもうアウト。コードの見直しもできないし、構文に対する正解もわからないままに一日を終えることとなる。だから絶対に気を緩めることはできない。

こうしてみればかなりスパルタ的な授業ではあるが、それだけしっかりと予習だとか復習を重ね、自らがより意欲的に取り組んでいかなければあきませんぜという、この教材に対して「自覚」と「向上心」を促そうという方針なんだろう。

つまり、限られた時間の中で行われる講義であるがゆえ、ついていけるいけないのは「自分」に責任があるから、「がむばって勉強しなさい」ということなのだ。

うう、、、。。。。。(;_;)

でも、充分とはいえない範疇ではあるが、こうした方針に乗っ取った授業を受けていたことで、気を緩めることなくそれなりに緊張も持続できたものだから、MSのアプリには全く無知だったにもかかわらず、自分的にはそれなりの成果を得ることができたと喜んでいる。せんせ。ありがとね。(^_^)

 

 

で、「なんちゃらかんちゃら」。(^_^)

このせんせ、我々に目的のコードを考えて書かせるために、教えてくれる構文の処理に対する重要なステートメントの部分に対しては、「なんちゃらかんちゃら」なんてはぐらかしていくのである。

たとえば、「if なんちゃらかんちゃら」であったり、「workssheets なんちゃらかんちゃら」だったり、「:= なんちゃらかんちゃら ですから、みなさんわかりますよね?。わからない人、手を挙げて。」 なんて具合である。
つまり、「なんちゃらかんちゃら」の部分は自分で考えてコードを書きなさいってことなのだけれど、考えている間に授業はどんどん進んでいく。で、この次にくる構文やコードの流れはあっさりと聞き逃してしまう。しかも、正解は出してくれない。だから、一歩躓けば焦りといらだちで更に状況は悪くなり、泥沼状態に陥る。ふと気がついてみれば全然違うことをやっていたなんてしょっちゅうである。(^^;;

あ”ーーーっ。 頭がウニになるぅーー!  どないすんねん。(;_;)
「わからない」ことが「わからない」ということ。それがせんせにバレないようにわかったふりをして、ただひたすらマニュアルをめくりまくるもじりさんであった。(^^;;

それでも、せんせの話を聞き終わった瞬間、あちこちでかちゃかちゃとキーを打つ音が始まるってことは、やっぱみんな理解しているんやろなぁ。もしかして解っていないのはこの教室の中でボクだけかもね。(^^;;

そんな雨音のようなキーボードの音に威圧されながら、ボクの背中には一筋の冷や汗がたらぁ〜〜りと伝わり落ちるのであった。(^^;;

で、結論。

「なんちゃらかんちゃら」の回数と、ボクの冷や汗の回数は比例する。これ定説。

ちなみに、5日は授業で「なんちゃらかんちゃら」が16回出た。次の日は9回。(^^;;

当然、ボクの冷や汗も同じ回数分背中を伝わり落ちたのであったが、いつものようにわかったふりをして、今日も一日の授業を平和かつ無難に終えたのであった。(^^;;

せんせ、かんにんやでぇ。

02/05

戻る

歩け・あ・る・け

諸般の事情によって現在、お国がやっている某学校に通っている。

まぁ、この歳になってお勉強なんてもんをやるとはつい数年前までは思っても見なかったが、なかなかどーして、自分の子供みたいな年齢の人たちの中に混ざってお勉強するって環境も案外快適なものである。
おっと、快適だからといって「お勉強をしている」ということと、「進捗と成果」はまったく別のモノだけれどね。(^^;;
もともと若かりし頃はお勉強なんて大嫌いで授業なんてさぼってばっかりいたけれど、こうしてこの歳になってお勉強ができるチャンスが巡ってきたこと。なんか、若い頃の反動だろうか、できるできないはともかく、妙に一生懸命がむばれる自分が不思議でならない。

さて、そのお勉強の内容ってのは、いわゆる表計算ソフトの取り扱いからデータベースの構築、SQLへと続くやっかいなものである。まぁ、いずれも少しばかりかじっていたものだからはなっからナメていたのだが、なかなかどーして奥が深く手強い科目である。

それだけにヤリガイってものはあるが、毎日5時間ほどもどっかりと座ったまんまモニターとにらめっこして、瞳孔を広げ、トロい脳細胞をコキ使った生活を続けていると、記憶素子が壊死して悪くなる一方のおつむとは逆に、体中にたっぷりと悪性脂肪がまとわりつき、気がつけばぶくぶくと太り始めていた。(^^;;

で、鏡に写るグロテクスな腹周りをしげしげと見つめ、「これではいかんっ!」と気がついたもじりさんは、早速「ぶたの減量作戦」をはじめることにした。

我が家から学校までの道のりは約3キロちょっとの距離である。時間にして40分ほど。
この程度の距離であれば、いくら鈍重なもじりさんでもなんとか歩けるだろうと、とりあえず試しに往路は電車に乗って通学と横着をかましてみて、帰路はともかく歩いてみようと思い立ち、早速実行に移った。(^^;;

が、、、、普段から歩くなんて事はめったにしなかったし、ちょいとタバコを買いに行く時もバイクを引っ張り出したり、ともかく文明にどっぷりと浸かる生活を続けていたものだから、両足は見ている間にパンパンに張り、足首は捻挫したように痛くなる。しかも、このくそ寒いなかを一生懸命歩くもんだから、背中は汗びっしょりでとても厚着はできない。そのまんま着替えずに放っておいたら、ふるえが走るほど寒さも倍増となる。
それに、リュックを背負って、元気良く両手を振って歩けばみるみる指先に血液が溜まり浮腫んでくる。ああ、、、辛い。(^^;;

ふぅふぅと、この寒い中を荒い息継ぎをしながら汗だくになって歩いている、ちんまるこいけったいなおっさんを、すれ違うきれいなおねぃさんたちはどんな目で見ているのだろーか。ああ、ちょっとはじかしいやんか。(^^;;

しかし、不思議なもので3日も経てば周囲の目も気にならなくなり、あれほど辛かった両足の痛みも指先の浮腫みも収まり、なんか、歩くことが妙に気持ちよくなってきて、とうとう往復7Kmの道のりを40分もかけ、せっせせっせと息を切らしながら歩いて通学するようになってしまった。

そんなこんなで続けているうちに、毎朝出会う通勤途中の人たちの中には、自然と挨拶を交わすようになったり、犬の散歩にお供しているおばさんとも気軽にはなせるようにもなった。

また、車で走っていたときには全然気がつかなかった石標があることを発見して喜んだり、とにかく、いままでと違う世界が見えだしたことがおもしろくて仕方がない。
シグマリオン2でMP3を聞きながら、無理矢理時間を作ってでも、これからはいろんな所を歩いて回ってやろうと決めたもじりさんであった。

2004/01/07より01/29まで、229,108歩。距離にして約137.43Kmを歩いた。
しかし、、、、歩き始めてもう一ヶ月。ぜんぜん体重が減らないのはなんで??(^^;;

01/29

戻る

さとうきび畑

訳あって、近頃某大学に出入りしている。
まぁ、ええ歳こいたおっさんが学生の間をうろちょろしている光景なんてのは滑稽きわまりないが、まぁ、これもひとつの「現実」ってやつで仕方がない。
そんななかで、ちょっと思いがけない光景にぶつかった。

というのも、赤いセーターに黒皮のスカート&黒ストッキングに黒ブーツなんて、今風の格好をして、MP3を聞きながらキャンパスを闊歩する、なかなか活発そうな女学生と知り合った。おっと、だからと言ってへんな憶測はしないように。至って健康的ですから。(^^;;

なんで知り合ったのかというと、たまたまその日私が持っていたカバンがちょっと変わったカバンだったもので、それに興味を示したらしく向こうから声を掛けてきた。

しばらくはそのカバンのことを、「どこで買ったのか?」とか「いくらするのか?」とか、単純でごくふつうの会話であったが、話が進んでいくうちにやたらといろんな質問を浴びせかけてくる。「どこに用事があってここにきているのか?」に始まり「結婚して何年なるのか。子供はいくつなのか?」なんて。(^^;;
あのねぇ、ボクが何か悪いことでもしましたんかいな?。(^^;;

自分の子供みたいなガキに、一方的に質問されるのも癪なもんだから、今度はこっちが思いっきり質問攻めにしてやった。(^^;;
で、一通り口撃したあとで、「そのMP3。何聞いているのん?。どうせおじさんにはわからんやろうけど。」と聞いてみると「森山良子のさとうきび畑」なんて、思っても見なかった答えが返ってきて仰天した。

なんでも、「さそうきび畑」ってドラマがTBSの50周年記念番組で放映されて、テーマ曲に使われていたらしい。というか、曲がドラマ化されたというところだろうか。
その時に聞いて以来、毎日のように聞いているそうだ。

ドラマの内容は見てなかったので知らないけれど、その歌詞は、沖縄戦線のとき、生まれる前に銃弾に打たれ死んでいった父を恋いうる、心打たれる悲しい歌である。

話しを聞いているうちに、その女学生も本当の父親を知らなくて、そんな、自分の境遇に通じるものに心を打たれたというである。

明るくて活発そうなその子の裏にひっそりとした陰の部分を垣間見たようで、妙に切なくなってしまった。
もしかして、ボクと父親をだぶらせたのだろうか。
なんか、それ以上話しているのが辛くなって、質問を浴びせかけたことをちょっぴり後悔した。

もう、その大学に行く用事も無くなったし、それ以来その子とは会ってないが、その子のしんみりと話す表情は頭にこびりついて離れない。

今日も元気に、キャンパスを闊歩していてほしいな。

さとうきび畑

歌詞
http://www.aritearu.com/Life/music/Photo/Satoukibi.htm
視聴
http://www.tbs.co.jp/zawawa/

12/08

戻る

不幸は巡る

ここ一ヶ月くらい前からPCの調子が悪く、DVDを見ているときとか、デフラグをかけるときとか、ともかく連続して長時間負荷を掛けていると突然シャットダウンする。

再び電源をONしてもなんの反応もなく、その日は使うことをあきらめて翌日に電源を入れると見事に復活するのだが、使っているうちにまた突然お眠りになる。(^^;;。

どうみてもこいつは熱暴走。さっそくバラして電源ユニットを調べてみると、、、
なんと、電源ユニットのファンが回っていない。そら熱暴走するわな。(^^;;

前に確保していたジャンクの電源ユニットからファンだけを外し移植してみると、、、
元気よくファンが回り出す。やっと復活。(^_^)
と思ったら、動作が不安定。フリーズしまくりでまたまた大暴走。(^^;;
起動中に固まってしまうときもあれば、WINDOWSが立ち上がった直後に反応しなくなったり、WINDOWSは起動できても、使っているうちにまた固まる。
つまり、症状に再現性がないので原因を追求しようがない。

もしやLINUXをインストしたとき、なにやらいらんことをやらかしたのか、それともHDDを増設するのにUSB2ボードを追加したのがいけなかったのか、、、
と、ファイル構造とかINIファイルだとか、レジストリを調べてみるが異常なし。
うむ。どうも、ソフト的なものが原因ではないらしい。となれば、4年目に突入した老朽化の進むハードの問題かぁ?。
このとき、頭の中を何枚もの諭吉君が飛び回るのであった。(^^;;

それでも我慢して使っているうちに、電源投入後フリーズ。
それからはBIOSすら読まず、まったく起動しなくなった。なんまんだぶ。(^^;;

で、もう一度分解。
まずは大清掃。溜まった埃が水分を含んで回路にブリッジしていることも考えられるもん。(^^;;
その後、各ボードのコネクターとケーブルをチェックし、メモリースロットをチェックする。

まさかと思いながらPCIをチェックすると、、、、
なんと、ビデオボードがスロットにしっかり刺さっていない。 <--ぐらぐら。(^^;;
U_ATA100のスロットも差し込みが甘い。           <--3mmほど押し込めた。(^^;;
なんてこっちゃ。あほや。(^^;;

そういえば、USB_2のボードがPCIスロットに入りにくかったので
ちょっとムリしてあちこち触ったのが原因だったのだろうか。
それとも、電源ユニットを取り外したときにケーブルが引っかかったのだろうか。
ともかく、ほんまの初歩的なミスで、あやうく新品を購入するところでありました。(^^;;

やっと直ったぁ!と喜んで電源を投入すると、、、HDDが見つからないなどというメッセージがぁ。

あ”−−−−! 驚愕的致命傷!!(;_;)

フリーズとシャットダウンを繰り返してたことで、とうとうHDD様のFATがどこかにぶっ飛んでしまったようで、パーティーションの切り直しからやるハメに。(^^;;

データーだけはミラーを掛けていたのでなんとか無事だったものの、受信メールファイルは電線の彼方に消え去ってしまいました。(^^;;

結局、ナニもかもいちからやり直して、よーやく我が家のメインフレームであるGW2Kが無事復活。
無事安定。
LINUX(RED_HAT)との共存もLANもばっちりと決まりました。

ふぅ。しんどかった。(^^;;
みなさん、気をつけよーね。。。って、そんなあほなことするのボクだけか。(^^;;

12/01

戻る


とある日の釣行のできごと

いつも行っている三重詣。ちょっと事情があって車の足回りを代えたので、さて高速走行ではどんな具合かと楽しみにしていたのだけれど、この日は運悪く名神が夜間通行止めなので、いつも走っている307号から壬生野経由で釣り場に向かう。

途中、307号の滋賀県との府境あたりにあるヘアピン連続の登り坂を、アイアンマン=鉄人(新しく入れ替えたショックアブソーバー)の感触を味わいながらぶっ飛ばしていた。(^^;;
予想以上に粘りのある足回りにご満悦。しかも、タイヤが悲鳴を上げるほど強靱な足にすっかりうれしくなり、いつも以上の速度と軽快な走行で、否応なしに気分も乗ってくる。深夜の山道。変なもんさえ出てこなければ、なかなかどーして気持ちがよい。(^_^)

京都府から滋賀県に入り、今度は高速コーナーの連続。ここでも深夜をいいことに、黒煙も気にならず、しかも自分の歳も考えず(^^;;思いっきり飛ばしていたところ、私より遙かに速いスピードでいわゆる「走り屋」さんが2台続いてあっさりと追い抜いて行く。
うう、こうなるとちょっと熱くなってきて、できる限り付いて行ってやろうと頑張って、ハンドルを握る手にも力が入る。
しかし、もりもりトルクを誇るさすがのプラドも、ローダウン仕様のセリカにはかないませぬ。(^^;;

で、前が見えなくなってしばらくすると、今度はまたバックミラーに後続のライトがキラリ。
これもかなりの速度で追い上げてくる。うう、やばい。(^^;;
で、今度は追いつかれないようにと、ええとしこいたオッサンがまたまた全開。(^^;;

しかし、あっという間に近づいてきたので、あっさりと諦めモードに突入し、道沿いの休憩場所のトイレで用を足していると後続の3台が次々にうちの車の後ろに止めやがる。

しかも、みんな車から降りてきて「ランクルがどーの・・・」とか、「コーナーがどーの・・・」とか言っている。そいつらみんな、金髪茶髪赤髪のこわそーな奴らばっかり。(^^;;

ああ、あいつらやる気かぁ?。もしかしてオヤジ狩りかぁ?。わしも明日の朝刊の三面記事のネタになるのかぁ?。しゃーないな。やったるかっ。と意を決して出ていくと、そのなかの髪の毛の赤いヤツがこっちを見て、「おっちゃんのランクル、よー走るなぁ。排気量なんぼあんのん??」とか。こっちはやる気で出ていったのに拍子抜け。(^^;;

で、ディーゼルと聞いて驚いたり、TRDのステアを見て喜んだり、スタビのゴツさにやっかんだり、、でも、さすがに鉄人は知らなかったよーだったけれど、半時間ほどこのクソ寒い中をやんちゃな奴らと盛り上がってしまった。(^^;;

別れ際。「じぶんら、やんちゃに飽きたら四駆に乗れよっ」と言ってやったら、にこにこと笑っていたのが印象的だった。

で、走り出してから猛スピードに抜き去るとき、3台のやんちゃ号が、クラクション鳴らして挨拶してくれたこと。
こいつは嬉しかったぞっ。(^_^)
もしかしてあいつら、ええやつらやんかぁ。(^_^)

11/10

戻る

銭出さなあきまへん

買った当初はそれなりに満足していたVAIO PCGーN505A/Sだったけれど、今までやっていたディスクトップの仕事をこっちに移行するにつれて、やはりというか、だんだん不満も多く出てきた。
文字入力マシンとしての使い道に特化するのであれば、オリジナルの仕様でも充分満足できたわけだけれど、DBだとかワープロだとか、はたまた画像編集であるとか、そこそこ大きなアプリを動かせるたびに、そのスワップの多さに閉口するようになってきた。
まっ、オリジナルは64MBのメモリーだもんで、WINを起動するだけでもスワップをやっていたのだが、たとえば、このHPのへらにっきを作るだけでも、画像編集のアプリを立ち上げて、そいつを見ながらエディッタを立ち上げないとボクのおつむではうまくイメージを表現できないし、それにいくつか自分にとって最低必要な常駐ものも乗っけていないと不安もある。まぁ、オリジナルのよけいなものを取っ払ってユーザー・リソースは起動時で73%確保する事が出来たので、アプリを複数立ち上げることに問題はないのだけれど、しかし、ちょっとしたことをやるだけでも64MBの物理メモリーではスワップの嵐が吹き荒れて、CPUが二世代も前の我がGW2Kにくらべてはるかにトータル的なパフォーマンスは落ちてしまう。こうなるとさすがに疲れる。

たいていの人間様は勝手なもので、相手の都合で自分のリズムを崩されることが連続するとだんだんストレスが溜まってくる。わずかコンマ数秒のメモリー・スワップの時間でも、それが蓄積されていくととんでもなく大きなストレスとなる。しかも、物事に集中すればするほどストレートに感じてしまう。
特に、地図ソフトなどのようなデータの大きなアプリを動かせていると、再描画にようする時間は他に比べて大きくて、何乗にも比例した形でストレスがどっさりと蓄積されて、それが癇癪と言う形で爆発する。
大きなアプリを使えば使うほどストレスは大きくなって、とうとうVAIOに触るのも億劫になってきた。

しかし、大枚24万円も払って手に入れた機械を、使い勝手が悪いからと言って放っておくのももったいない話だから、一年間の「保証」を振り切り、思い切ってメモリーを増設することにした。
いろいろとカタログを見ていたけれど、それにしてもVAIO用のメモリーってのはべらぼうに高い。ディスクトップ用のDIMなら128MBでも1万そこそこの値段で打っているのに、この機械用のメモリーは64MBで\23Kもするのだ。さすがにこの値段を見てびっくらこいたけれど、このまんま機械をスクラップにしてしまうことを思えば、まぁ、これもしゃーないかと決断し、それこそ、清水の舞台から飛び降りる気分で購入した。

思ったよりも簡単に取り付けも完了し、無事に認識もしてくれたのでまずは一安心。でも、オリジナルが64MBのところに64MBを増設したのだから、トータルで128MBになるはずな
んやけど、プロパティで見ると127MBになっているのはなんでだろう??。
まっ、細かいことはこの際いいとして、ともかく快適に使えるようになったのは、本当に嬉しい。
早速、今まで散々苛つかされたいくつかのアプリ類を同時に立ち上げてみたが、なるほど、今まではいったいなんやったんや!!というほどの快適さである。うれしいね。
特に、OSの起動が予想以上に早くなったのには感銘したし、スキャナーで読み込んだ画像をフォトショップで編集したときの早さは目を見張るものがある。

はたして、\23Kの価値があるのかどうかということに関しては人それぞれ評価が異なるだろうけれど、少なくとも私には、粗大ゴミにしてしまうことなく、使う気になれたということでヨシ!とすることにした。(^_^)

やっぱ、銭出さなあきませんな。(^^;;

戻る

もじりさん、モバイラーを目指す

I_NETを始めるようになってから、今まで移動用として使っていたPC9801 NA/Cではモデムとかブラウザの問題があってどうにもあかんようになり、新しいノートパソコンが欲しくて仕方がなかった。

PC9801 NA/C?? あら、そんな機械を今時使っているの?と笑われそうだけれど、わいのHPにある文章の大半は、PC9801 NA/CにVZエディッタを乗っけて文字を打ち、WINDOWS上で編集しているのよね。なんせ、文字を打つだけだったら、Windowsでやるより、DOS上でVZのマクロを使ってやるほうが遙かに快適やし、VZはマクロも充実しているし思うように文面をいぢくりまわせる。それに、ちょっと横着をかまして寝床でアクセスするとか、息抜きに訪問先でやってみるとか、ノートパソコンならではの小回りの良さが魅力だったから、PC9801 NA/Cは私にとって重宝する存在だった。ということで、つい先ほどまでくだんの機械は現役バリバリで頑張っていた。(^^;; 
でもね、ご時世がご時だけになんちゅう古い事やってまんねんとか、あほちゃいまっか?という批判や嘲笑など、その快適さを知らない人達は口を開けて笑い飛ばす。お可愛そうに、、、(^^;;

まぁ時代はwindowsで1GHzなどとぬかしている昨今ではある。NOTEの資金で本機を買い換えるという考えもなかったわけではないけれど、よくよく考えてみれば私の使い方の範疇であれば、Pen_Pro 200MHzでWindows95の乗っかった本機のGATEWAYマシンでも十二分に満足のゆく動きをしてくれているので、あえて本機を買い換える決意が出来なかったから、気持ちは自然にノートに傾いていった。

だいたい、主に私が使うのは文字入力を中心とした仕事ばかりなので、DOS上でVZを動かせるだけで充分に事足りていたわけではあるが、なんせほれ、総重量3Kgを誇る巨大マシンのために、ひょいとお出かけに持っていくというにはあまりにもかさばってしまうので、それならばとモバイルギアというハンドヘルドPCを購入し、そういう目的に絞って愛用するようになった。

しかし、見かけの手軽さとは逆に、この機械に搭載されているIMEは相当ひどい愚か者で、常用語ですらまともな変換が出来ないし、学習機能に至っては「過剰」に設定しているにもかかわらず、ちょっと前に打ちこんだ形容詞とか名詞が理解できないというとんでもないものだった。とても文字入力マシンとして実用に耐えられるものではない。

そんなモバイルギアではあるけれど、NIFTYを巡回したりwebを回るくらいなら充分で、まぁ、ザウルスの姉サン的にそれなりに活用させていただいていたわけだ。でも、やはりCEマシンという特異な機械だけに本機とのアプリの連携など使い勝手の悪さもあって、機械そのものに満足できるものではない。それに、使えるアプリの制限も大きいものだから、やれる仕事にも限界が生じてくる。
だから、NOTEマシンが前から欲しかった。

そもそも、単身赴任で大阪にやってきた通信仲間が、ノートパソコンでカーナビをやっていて、一緒に釣りに行ったときにその便利さを見せつけられたからたまらない。どちらかといえば地方の知らない場所に釣りに行く機会が多い私のようなへら屋さんには、カーナビは強力な味方となる。だから、まえからカーナビは欲しかったのだけれど、なんせ乏しいお小遣いの中からその費用を捻出するのはとても無理だし、仮に買ったとしても車上荒らしの多い我が家周辺では「盗んでくれたまへ。。」と言わんばかりの危険性があるために、とうとう手が出せなかった文明の利器である。

ところが、くだんのようにノートパソコンでカーナビができるとあれば話は別だ。たしかに、汎用機という立場のパソコンにソフトを乗っけて動かすと言うのは専用機に比べて機能的に劣る部分もおおいけれど、最低必要な機能さえあればそれなりに活用できるってわけだ。それより、使わない機能をごっそりと搭載して値段ばかりつり上げてる最近のカーナビ機は気にくわない。

その点、パソコンさえあれば、用意できるソフトの数だけ活用範囲も広がり、使い勝手も自分の意のままになるし、楽しみもまた増えるってモンだ。
たとえば、移動中はカーナビを動かせて、目的地に着けばデジカメで写した画像の編集だってできるし、そいつをそのまんまE_MAILで自分宛に送り、デジカメのメモリーをクリアーして無限に撮り続けることもできる。

また、爆釣!の時には高ぶる気持ちをそのまんま釣行記に書くことだって出来る。グレ電からwebを回わって「どこか釣れている情報がないかいな?」などと最新の情報を検索することだってできる。

釣れなかったら暇つぶしにゲームなんぞもできるしね。おおぉ。考えてみればやれることはいくらでもあるわい。これを清く正しい正統派のモバイルっていうのか(^^;;

まぁ、たわいもない言い訳をたらたらと書いてきたけれど、そういう事情でいよいよNOTEパソコンの購入となったわけである。

ということで、少ないお小遣いの中からなんとか予算をやりくりして、いよいよ購入の踏ん切りが付いたところで機種を選ばなくてはならないわけであります。たしかに、迷っているときが一番楽しい時間だという人もいるが、いやはや、これが実に難題でありまして、毎晩カタログとWebとKakaku.comをにらめっこの日々が続きました。

私の場合は、もともとNECと富士通は対象から外していたわけですからまだましなほうでしょうけれど、実際に売場に足を延ばして感じたことは、どの機種を眺めても似通ったスペックで、ドングリの背比べ的な事から選択に悩みますね。それと、予備知識を持たないで、初めて機械を購入しようと言う人の多さにはびっくりしたのであります。
そう言った人たちは、おおむね宣伝の行き届いているNECとか富士通の機械を見ていらっしゃいますし、店員さんもどちらかといえば両メーカの品物に力を入れていらっしゃるような感じやね。たしかに、ミポリンには魅力を感じますけど、私は旧来のDOS資産を見事にぶっこわして寝返ってくれたNECブランドは気に入らない。時代の流れってやつかもしんないけど、どれだけ投資したと思ってまんのんや?。(^^;;

富士通は、この間からFMVの訳のわからんBIOSで散々苦労させられたしでパス。ここの機械はオリジナルのまんまでないと、ちょっと何かを触ってみようと思っても、中身がわざとややこしく作ってあってわいのような素人には手に負えないのよね。(^^;;

二社以外の他のメーカの製品も、いずれも似たり寄ったりのスペックでしたから、私の予算の範囲ではとりたてて購買意欲をそそるような機械は出ていなかった。A4サイズのノートならGatewayのSOLOで決まりだったのだけどね。(^^;;
で、結局は機能美とNAVI'N YOUがプリインストされているVAIOか、綺麗な液晶が魅力でザウルスとの連携もいいメビウスのいずれかで決めることとなったわけであります。

さて、ここまで絞ればあとはどの機種を選ぶかということですね。これもまた迷いました。VAIOならLANコネクタとかジョグダイヤルの機能が乗っかっているZシリーズにするか、それともサイズ重視でNシリーズにするかなどと、いろんな角度からあれこれと考え、三日三晩迷って迷いあげた末に、VAIO N505/ASを購入する事に決めたわけであります。

こいつはB5サイズのP2 400MHzというスペックで、HDDは12Gも乗っかっているし、これだけあれば地図ソフトもたっぷりと載せられる。残念ながらメモリーは64Mとやや心細い。家電メーカのパソコンはみんなこういった既製品になってしまっているから、こちらの思うようにカスタマイズしたものを購入できない点が不満だな。GATEWAYを見習いたまへ、、、。(^^;;
まぁ、メモリーは保証の切れたときに、あと64Mほど自分で乗っけてみることにする。

で、使ってみた感想だけれど、使い心地はすこぶる快適。セカンドマシンとしての立場から見れば申し分ない満足度の高い機械である。ただ、初心者にも使いやすいようにとメーカーのおせっかいからか、プリインストされているアプリが膨大で、やたらリソースを食らうだけで難儀する。とりあえずオンラインサイアップ系のものは完全に削除して、絶対に使わないだろうと思えるアプリを片っ端から削除して、かろうじてリソースを62%まで空けることが出来た。。

一日掛けて必要なアプリの組み込みとセットアップをやったけれど、いっそ、HDDのフォーマットからやり直したいくらいだった。。。。と思ったら、CD_ROMドライブが付属していないのでそれもだめ。ふぅ、、、しんど。(^^;;

とりあえず、HDDをお掃除して、LANで必要なアプリを組み込む事にした。

だいたい家電メーカのパソコンはどれもそうなのだけれど、いろいろと詰め込めば良いってもんぢゃないとぼやきながら、この作業は結構大変だった。
それに、初心者をターゲットにしている入門機ならそれもいいだろうけれど、わいのかったVAIOは、いわゆるビジネス機的なものなのに、なんでそんな機械に初心者向きのソフトとかオンラインサインアップ的なものをごっそりと載せる必要があるんかいな?

まぁ、家電メーカーの機械を買ったからしゃーないやんか、、、という意見もあるが、ディスクトップ機ならPCメーカーとかショップメーカーのモノの方が遙かに優れているけれど、ノートパソコンに限っては家電メーカのほうがうまくまとめられているから、多少の苦労はあきらめるしかない。

3年目に突入したP_PRO 200MHzのGatewayと使い比べてみたが、体感的には多少VAIOのほうが早いという感じだろうか。CPUのスペックの割には、さほど大きな差は感じなかった。

最近、世間では1GHzとかのマシンが出たとか騒いでますがね、人工衛星を打ち上げるとか、トマホークをぶっ飛ばすとか、天文学的な計算をやらすならともかく、わいみたいにちんたらぽんたらと文字を打っている人にはそんなもん関係おまへんわな。(^^;;

まぁ、そんないろいろな事にぼやいたり怒ったりしながら、せっせとLANで繋いだ本機から必要なアプリをインストして徐々に環境も整いつつあり、ようやく文章を打ってみる時間もできたもので、この文はVAIOで打つ最初のモノとなる。

キー入力の感触は本体の薄さに比べて押し下げの深さは驚異的で、かちゃかちゃした感じではなくてふんわりとした奥行きがあって快適だ。これなら多少の長文もこなせるに違いないだろう。他社のモノと比べても、さすがにSONYというか、こういうところへの気遣いは嬉しいね。
ただ、タッチパッドの部分からキーまでの距離があるモノだから、手首が本体に乗っかるような不自然な体制のため、ちょっと疲れるかもしれないな。(^^;;

まぁ、キー入力に関しては不満はないけれど、誰が考えたか知らないけれどこのタッチパッドってやつは使いにくいでんな。できればトラックボールとかマウスを使いたいのだけれど、それに頼ってしまうといつまでも慣れないから、もうちょっと我慢ってとこか。(^^;;

っとまぁ、そんなこんなで、乗っ込みが始まっているというのに、ここしばらくはこの機械の設定やら、仕事関係のDB作成やらと、モバイル化の課題がわんさかと積もっているので、当分は釣りにならないだろうなぁ。(^^;;

早くGPSをぶらさげて散歩に連れていきたいのだが。(^^;;

03/11

戻る


ハゲしばいたろか。。。

などと、いきなりとんでもないタイトルを付けてしまった。心当たりのある方ごめんなさい。
というのも、仕事で某所に行ったとき、車の外で書類を書いていると通りかかった帰宅途中の女子中生?が楽しそうに友達と話しているときに、「ハゲしばいたろか」だったか「ハゲしばこうか」だったか、大きな声でしゃべっているのを聞いた。
まぁ、正直言って私は最近になって頭のてっぺんが薄くなって来つつあることから、すぐ後ろで「ハゲしばいたろか」と言われると思い当たるフシがあるだけにドキッとする。

ご存じの方も多いだろうけれど、関西では「どつく」とか「殴る」という行為を「しばく」という言葉で表現する。つまり、彼女たちの会話を標準語で書くと「ハゲ殴ってやろうか」と言うことになる。だから私も、心当たりがちょっとだけあるから直感的に身の危険を感じなかったわけでもない。

しかし、その話のテンポといいにこやかな表情からは、とうてい暴力的な行動とは結びつけられるものではないし、そんな気配はみじんも感じられない。はて、こいつら、何言うとんやろか。。。

もじり:「ちょっとちょっと。ハゲしばいたろかてなんやねん?」
女中生:「おっちゃん、何ゆうとんのん。こいつ(友達のこと)にハゲしばこうかと言うた んやで」
もじり:「せやから、それなんやねん。」
女高生:「おっちゃんあほか。(むむむ、あほで悪かったな(=_=メ))ハゲはハーゲンダッツのことやねん。しばくちゅうのは、おっちゃんも「ねぇちゃん、茶しばけへんけ」ゆうてナンパしたやろな。それや。」
もじり:「????」
女高生:「せやから、「ハーゲンダッツ食べに行こうか」ちゅうて、こいつとしゃべっとったんや。わかった?」
もじり:「ハーゲンダッツてなんやねん?」
女高生:「アイスクリームやんか。。あほちゃうか。(あほで悪かったなっ(=_=メ))」
もじり:「もっと、わかるように言え。」
女高生:「おっちゃんに言うてへんわ。」

(注 「ねぇちゃん、茶しばけへんけ?」とは「もしもしお嬢さん、よろしければ僕と一緒にお茶でもいかがですか?」を意味する、関西では伝統的なナンパ語であります)

と言うことでありまして、つまり、彼女たちはこのクソ寒いのにアイスクリームを食べに行くつもりだったようですが、それならそうと「アイス食べに行こうか」というふうに、第三者にも誤解なくわかるように表現すればいいのであります。おかげで、「あほか」を連発された私の立場はどうなるのでしょうか。(^^;;

そういえば、こっちでは昔から「マクドナルド」は「マクド」と言うし、「ミスタードーナッツ」は「ミスド」と言いますね。「ケンタッキー」は「ケンタ」、「モスバーガー」は「モスバ」が、愛称または省略語としては正しくかつ適切なのであります。
しかし、なんぼなんでも「ハーゲンダッツ」を「ハゲ」と略すのはあまりにも短絡的であって、しかも頭の薄い人たちに対する差別用語的な意味合いもあることから、ちょっぴりその傾向が出てきた私には到底納得できない略語なのであります。それに、ハーゲンダッツをハゲと略すきょうびのガキのセンスの無さを思うと、いったい日本語の将来はどうなってしまうのだろうか、、、と憂うのであります。

「ハゲ」と呼ばれた「ハーゲンダッツ」はあまりにも可哀想すぎると同情するのは私だけでしょうか。

12/15

戻る

鯉揚げ

と言っても「鯉の唐揚げ」とか「てんぷら」のことではない。

京都の大覚寺のほどちかい、嵯峨野と宇多野のちょうど境目あたりに広沢の池という池がある。観光道路から見る広沢の池は、のどかに広がる嵯峨野を背景に、京都でもかなりな景勝地である。

広沢の池は、そのむかし宇多天皇という方がいらっしゃって、灌漑用にお作りになったと言われているらしい。周囲2Km程の小さな池ではあるが、最深部でも1mほどと、ほとんどフライパンのような水たまりだ。池の東側はこんもりとした森に囲まれていて、古びた灯籠などもあることから、大覚寺にある大沢の池と並んで時代劇の撮影があったりする。おそらく、今放映されている時代劇のドラマとか映画にはどちらかの池が写っている事が多いので、それと知らず見たことのある人も多い。

さて、その広沢の池だが、ここでは毎年12月のはじめに「鯉揚げ」という行事がある。前年の冬場にこの池に放たれた鯉とか鮒の稚魚を、ちょうど一年たったところで池の水を抜き、根こそぎ捕獲するというものだ。まぁ、フライパンのような池であるからして、水を抜けば溜まるところは無いから簡単に捕獲できる。水を抜きさえすれば、まるで干潟のような状態になるからだ。

で、捕獲した鯉とか鮒とかエビとかモロコといった魚たちは、池の畔で販売されてしまう。買い手の大半は高級料亭であるらしくて、揚げた日には良いモノは競って買われて行くらしい。

たまたま、この池の近くを通りかかったもので、仕事をさぼりながら「鯉揚げ」の様子を偵察してみた。

細い流れを堰き止めた水たまりには網が仕掛けられていて、そこには背鰭を見せながらうろたえる魚たちの波紋が広がっている。小さな水たまりの周囲には、ユリカモメの連中がわずかな水辺取り巻くように睨みを効かせている。彼らにとってモロコとかそういった小魚は格好の獲物のようで、水面をせわしなく歩きながらくちばしを突っついている。
魚を販売している老夫婦は、そんな網の中に追いつめた魚たちを手づかみで取ったり、ちょっと大きな魚は網で掬ったりして魚を籠の中に集めている。

ユリカモメはそんな老夫婦に見向きもしないで小魚を突っついているのだが、突然に魚を販売しているおっちゃんがロケット花火を取り出して、3,4発連続で打ち上げて追っ払っている光景には腹を抱えて笑ってしまった。あわてふためいて逃げ回るユリカモメたちも、しばらくしてほとぼりの冷めた頃にまた元通り戻ってきて、何事もなかったように知らん顔でくちばしを水中に突っ込んでいる。それの繰り返し。のどかなもんだ。(^_^)

で、捕れる魚たちは一年間この池に放たれたにも関わらず、鯉さんなどは40Cmから60Cmにも発育しているのには驚いた。鯉に比べて発育は遅い鮒さんたちは、おおよそ8寸から尺あたりに育っている。もちろん、この中にはへらさんもたくさん混じっている。小さな鮒さんは真鮒たちだけれど、そのなかに合いべら(半べら)が混じっていたのには仰天した。

この中にへらさんの姿を見つけたときには、へら屋の端くれとしてちょっとショックな気分であった。でも、ここで売られているへらさん達はやがて人間様の血肉となって、天寿を全うすることだろう。しかし、何度も何度も鈎に掛けられ、引っ張り回され、さんざん虐められながら飼い殺しにされる釣り掘りのへらさんに比べれば、彼らははるかに幸せなのかもしれないなとも思った。

売られている鯉さんと鮒さんは、それぞれキロあたり1000円という値段が付いていたけれど、果たしてそれが高いのか安いのかは私にはわからない。ただ、稚魚を放すだけで一年後には確実に育って売り物にできるから、良い商売には違いない。

ほんの5分の見学のつもりだったけれど、鯉揚げの様子を楽しんでしまった。社長様、ごめんなさい。悪い社員でございます。

12/08

戻る

うどんは副食である。

つい先日、電話でいつもやりあっている知り合いの受付嬢が大阪に来た。たまたま、私もその日は朝から同じところでお勉強をしていて、休憩時間のわずかな間にばったりとセンターで鉢合わせした。そこで、かねてよりもめていた「ウドンは主食か副食か?」を証明すべく、無理矢理彼女をナンパして、帰りに大阪の地下街にあるウドン屋へ連行した。ここで一気に決着を付けようとしたのではあるが、なかなか敵も手強くて、定番のうどん定食を目の前にして、依然「不自然です」を繰り返すのだ。

そもそも、関西ではうどんは立派なおかずであって、セットメニューには必ずご飯かかやくご飯が付いてくる。つまり、うどんはみそ汁と同じような扱いであって、うどんそのものはその汁の具という扱いになっている。だから、「不自然」どころか、みそ汁だけの食事をとる人は変人扱いをされるのと同じで、逆にうどんだけを食べることが不自然である。もっとも、うどんだけを食べる行為は、ちょっと腹の足しにしたいとかの場合は別だ。なぜならば、それは食事というよりも間食の世界だからである。

果たして、へらさんにとってうどんは主食か間食かという問題は我々には永遠のテーマではあるが、少なくともへらさんがそういった主張をするのならまだ納得できる。

ところが、運ばれてきた「てんぷら定食」を目の前にしてもなお、彼女は依然としてその事実を認めようとしない。あろうことか「おにぎりをおかずにご飯をたべるようなものです。納得できません」などと言い出すのだ。だいたい、てんぷらうどん定食というものは、天ぷらだけを白いご飯の上に乗っけて、「安もんの天丼&すうどん」として食べるのが最も美しいのだが、彼女は「そんなこと、恥ずかしくてできない」とか言い出してしまう。これでは、てんぷらとうどんの立場がない。

しかも、うどんをすすりながら「うどんにおいなりさんとか、天むすならわかるけどね」と訳のわからんことを言い出してしまう。それじゃ、おいなりさんや天むすはおかずなんか??。おいなりさんであろうがご飯であろうが、同じお米を身勝手におかずにしたり主食にしたりすれば、今度はお米の立場か無くなってしまう。ほんとうに困ったものだ。。。

それを追求するうちに、今度は「そばとかラーメンは副食です」などとますます訳のわからんことを言い出してくる。もしもし、あのね、、、、うどんもラーメンも同じ麺類やないの??

確かに、全国的に中華料理店では「ラーメン&やきめし」は定番である。どこの中華屋でも、お昼時のセットメニューには誇らしげに掲げられているものであるからして、この場合のそれぞれの立場は前者が副食で後者が主食として、この意見を私は素直に受け入れることができる。もし、ラーメンが主食であるということであれば、「ラーメン&やきめし」はそれこそ「おにぎりをおかずにご飯を食べる」という不可解な行為に繋がる。

そういうことから、NIFTYや行きつけのBBSで公正な第三者の意見を求める事となったが、その結果、概ね中部圏から東においてはうどんは主食として扱われている事に対して、関西以西では副食として扱われていることがわかった。しかし、きしめんに対してはその立場は未だに不明である。

まぁ、どうでも良いようなことだけど、それぞれの風土と文化の中で、主食として扱われたり副食として扱われるうどんの立場が私には気の毒で仕方がない。

11/23

戻る

万年筆

中学校時代から愛用していた万年筆がとうとう壊れた。先日、急に降り出した雨に慌てて車のドアを閉めるときにうっかりと挟んでしまい、見事に粉々に壊れてしまった。幸い、インクが飛び散る最悪の事態は免れたものの、何本もの亀裂が入ってもう使い物にならない。長年使っていたものだけに猛烈に悲しい。

考えてみれば、ここ数年は直筆でものを書くと言うことが少ない。たいていの文章はパソコンやHPCで済ませてしまうので、早くて修正も簡単だからついそっちのほうに頼ってしまう。それに、仕事の関係もあって文章を書く機会もだんだん少なくなってきたものだから、つまり、漢字が書けなくなってきているのだ。

まぁ、もともと私の字はミミズが酔っぱらったような象形文字に近い字なので、電子的文明の利器を使う方が遙かに人様には理解しやすだろうし、こっちもよけいな詮索をされずにありがたいのだけれど、そんな弊害もあって、最近では努めて自分の字を書くように心がけている。

今ではちょっとした書類を書くときでもボールペンで書くことを強制される事が多い。わざわざ「ボールペンで書いてください」などと、こっちの都合を無視して強要される書類もある。まぁ、宅配便の送り状のような複写紙ならば仕方がないと諦めるのだけれど、万年筆の青色の文字はコピーでは鮮明に複写できないから、、、などと、先方の勝手な都合で強要されたのではたまったものではない。んじゃ、黒のインクを使えばいいやないか。という意見もあるが、私は紺色の文字が好きなので、そのためだけに黒いインクで書くのは私の意に反する。だから、何を言われようが紺色で書くし、書き直しを要求されても拒否する。(^^;;

そんな背景から、万年筆を使う機会が減ってきたことは残念ながら事実である。事務処理では万年筆を使う事を考慮したコーティング処理の用紙も少なくなってきて、もっぱら複写機に用いるPPC用紙のようなものが大半を占める。ところが、このPPC用紙というものはくせ者で、粗悪品はトナーの乗りをよくするために表面はざらついたような処理がされている。だから、万年筆で字を書けばあっさりと滲んでしまい、小さな字でも書けばとても読めたものではない。そんな用紙には、泣く泣くボールペンで記入するしか選択肢はない。こんな世間に誰がした、、、と思うのは私だけではないだろう。

もともとボールペンなどというものは、私の手には滑らかすぎて、ミミズの酔っぱらったような文字に更に抽象化が進み、とても人様にお見せできるようなものには仕上がらない。思うように書けないからつい粗っぽくなってしまうという悪循環も待ち受けている。
そういう意味では、適度な摩擦と筆圧で書ける鉛筆は私の手には最高にフィットするのだけれど、ちょっとした書類に鉛筆で書けばビンタが飛んでくるのは明白である。だから万年筆なのである。

そんな事情から、この際奮発して新しい万年筆を買ったのだけれど、後で話を聞くと国産のメーカー品であれば修理もできるということらしい。
長年手に馴染んできた、、、と言うよりも手が馴染んだ万年筆は捨てきれず、とうとう修理に出すことに決めた。あのねぇ、おねぃちゃん。買う前にそう言ってくれよなぁ。。

これで3本持つことになる。ふぅ、、、高くついたわい。(^^;;

11/14

戻る