戻る液晶フレキの修理
SUB:液晶の修理の実際Ver 0.10(長文注意) 術名:液晶モジュールの再生 術式:切断部接合並びにバイパス形成術 1.分解 本体上ブタを取り外し、液晶モジュールとフレキを固定しているネジを外す 2ヶ所のコネクタを外し、液晶モジュールを支える棒をスライドさせ液晶モジュー ルを外す 3ヶ所のゴムフタを外しネジを外す 精密マイナスドライバでパネルをこじあける(この時液晶板に傷をつけないように) 慎重に液晶板を取り出す 2.フレキ切断部補修 16mmフィルム用スプライシングテープ(N大江古田校舎売店等で購入、シネマ企画 ¥220)にて切断部を貼り合わせる。2枚重ねが丁度いい。 スプライシングテープが入手できない時はプラスチックテープ等を使用。セロファ ンテープでは強度不足&経年劣化が激しいので不可。 3.パターンを追う 半田しろとして適当な場所を探す。 内側2本(GND,+VCC)はコンデンサの足に半田付けできるが、それ以外の場合は液晶 に直結されている場合がある。その場合は以下の手順で半田しろをつくる 3'.半田しろ製作 カッターを用意 液晶に近い、幅が広くなった部分のフィルムを削る。一気に削ったりしてはいけない。 パターンがはがれては元も子も無い。  ̄\ / ̄フィルム  ̄ ̄ ̄銅箔  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 銅箔の一部(1mmx0.5mm程度)が露出する程度でかまわない 全て露出すると剥がれ落ちる可能性がある。 半田ごてを熱し、先を半田メッキする そのこてで先に露出させた銅箔をなで、半田メッキをする 4.バイパス形成 半田しろに電線を半田付けし、元々のパターンに沿ってテープで固定しつつ電線を 配線する 電線のもう一端はコネクタの根元に半田付けする。 この時、半田部分からはみだす電線のむき出し部分はできる限り短くなるようにし なければ組立時あるいはその後の開閉のくり返しによってショートする恐れがある。 5.モジュール組み立て 両面テープでフレキの巻きを戻し、液晶モジュールを組み立てる。このとき、液晶 板に指紋が残らないように拭き取る。白木綿手袋(写真用がベスト)を着用すると 良い。 6.絶縁検査 テスタでコネクタの端子部が互いに絶縁されているか確かめる。 7.仕上げ 液晶モジュールを本体に固定する。液晶モジュールの右側の足の部分の取り付け時 フレキにストレスがかからないように気を付けないと故障が再発するので注意