第10回公演 明日・・・


第1話『雨が降る』――森の中を、彼等は逃げていた。何から?政府から。何故?自由を求めて。
そんな彼等は或る日、袋に詰められた少女と出会う。足を潰され、異常な迄に怯えている少女。
彼女をも連れ、雨の中の逃亡は続く。果たして、無事逃げきる事は出来るのか?

第2話『ひまわり』――そこは軍事訓練施設らしい。今日も生命を懸けた訓練が続く。
そこには豆粒程の人権も存在しはしない。だから・・外の世界は禁断の憧れ。
陰謀渦巻く鳥籠からの、脱出の活路は開けるか?


上演日: 1999年4月23日〜25日
会場: 高円寺明石スタジオ

スタッフ キャスト
作:第1話「雨が降る」 芳野くるみ
 第2話「ひまわり」 佐倉なお
演出: 御伽風太郎

演出助手:利見朱美(H.O.PROJECT)
照明: 赤石諭
音響: 小綾田良
舞台監督: 横山望
殺陣: 吉四六
衣裳: 芳野くるみ
    米澤恵子
写真: 相馬篤

製作: 劇団遊戯屋
野口拡洋(KOOLStageProject)
菅原裕行(UNIT-F)
小椋里佳子
阿部けん
芳野くるみ
折山純子(A.G.E.カンパニー)
牧野寛策、
御伽風太郎
藤田尚
佐伯政美
平川慎一郎
新角奈津子
米澤恵子(KOOLStageProject)
田島誠治(舞台屋よろず)


ひとこと解説  ・・この公演は、遊戯屋初の二本立てでございました。
芳野が脚本を担当した「雨が降る」の方には、実は参考文献が存在しておりまして、タイトルは忘れてしまいましたが、北朝鮮の元工作員の方が書いたあちらの内部事情の、いわゆる暴露本という奴でして。
なかなか興味深く、これが真実ならばこんな国がすぐお隣に存在しているのか・・うーむ、芝居にしよう!とまぁ、そんな風にして生まれたお話なのでした。
 尚、この回の公演をもちまして、「劇団」遊戯屋は事実上解体致しました。
 そして、次回の公演以降の遊戯屋は、もはや劇団というスタイルではなく、常連のフリー(でない方もいらっしゃいますが)の役者さん達とのプロデュース公演と言う形で現在まで至っています。