2005/4に桜塚保育所は廃止となり民営の認可園としてスタートしました。民営化前後でどう変わったのか、民営化問題に直面している保護者のみなさんにとっては一番興味のあるところだと思います。できるだけ客観的に、複数の人間の意見を集めて偏らないように記述します。
なお現在の保育園では、保護者と良好な関係を築く姿勢があり、保護者も意見を出していくことでよりよい環境を作ろうとお互いに努力しています。
以下の記述では、特定の保育士さんを攻撃するものではなく、園を一方的に批判するものでもありません。
むしろ、「こんなにお互い努力しているのに民営化はこんなことを引き起こす」事実を伝え、そこを解消する手立てを行政に望み、また続くみなさんへ役立てて欲しいと思うものであります。
また、これから先も保育は毎日続いていきます。その中で状況は変わっていくと思います。あくまで3ヶ月の時点のようすです。
・子どもによっては年度初めに不安定になったなどあった。
・クラスによってはトラブルが多くなったという意見もあった。
→ 民営化によるのか、年度当初だからか、、、不明な面がある。
・保護者によって温度差はある。 クラスによっても異なる。
保育内容に不満を持つ人/不満はあるがあきらめている人/預かってもらえればいいと思う人/(特に保育園を初めて経験する人は)こんなものだと思う人/よくがんばってくれていると思う人
・昨年度までの保育を評価していた保護者の中には負担感を感じる人もいる。
園に疑問点を聞いたり、子どもの様子・意見を伝える努力…しんどい。保護者側の意見・指摘で、園側も対応したり改善したりするので意見は言う。言いやすい雰囲気でもある。そこは非常にいい点であるが、「なぜ、ここまでしないといけないのか?」と思う。
・「昨年度までの保育・行事などを引き継ぎたい」「保護者の意見を取り入れたい」 …保護者としてはありがたいし安心するが、かなり大変なのでは。
通常は第一に保育園としての保育目標があり、それぞれのクラスにもそれがあり、日々の保育につながっている。
それが「今までの公立の保育を」と、一日の流れや行事が形から入らざるを得ない苦労。
・上記のことは、移行期間がある程度確保されていれば解決できるのでは。 市の定める移行期間は3月の1ヶ月間のみ。しかも保育士全員ではない。
桜塚では園側の努力により、1月〜2月にも順次保育士が入っていた。それでも、保育の考え方を吸収したり保護者とコミュニケーションをとって4月からの保育に
備えると言う点では短いのでは。
・比較対象(=今までの公立の保育)のある大変さ。
・移行期間は保育の引継ぎ、民営化後は保育園で保育にも入っていく。保護者からの意見を聞き、園へ伝えていく役割。
・「子ども・保護者・新旧保育士を犠牲にした民営化」 (by 上三箇保育所)
・今、本園に大きな問題が起こっていない(と思われる)のは関わるみんなが一生懸命努力しているから。
それぞれがしんどい思いをしている上に成り立っている。
→ 大きな問題がないから民営化は成功したのか?
そのウラでしんどい思いをしている人がいても、子どもに大きい問題が出ていないから民営化は成功していると言えるのか?
何をもって民営化が成功したといえるのか?
・民営化によって「保育の質は下がらない」と豊中市は言っていたが、現実として「公立より経験年数が短く、人数も少なく長時間労働になり、また子どものことをまったく知らないところから始める保育士さんがいる」状況で、果たして同じ保育が可能なのか。
・市の責任は?
それぞれのしんどさを軽くするために対策は? 今、渦中にある保育士、保護者への手助けは?
例えば、今年度の民営化では、移行期間の延長、移行時の新法人の保育士参加人数を多くする、法人選考に保護者を入れる…