
思い起こせばわたしが初めて観たのは子供の頃に昭和のベルばらを NHK が中継したものでした。その当時は衛星放送なんてなくて、総合 テレビで日曜の昼間にやってましたが、女が男を演じるというところに 物珍しさでもあったのかもしれません、熱心に観ていた記憶があります。
時は流れ、学校を出て就職し金と暇ができた1年目、演劇でも 観てみるかと観てハマったのが劇団四季の「夢から醒めた夢」 (銀座セゾン劇場での初演 1988年)でした。それからは1年に4本程度の 割合で四季だけを観ていたのですが、パソコン(Mac IIcxでした)を買って パソコン通信を始めNIFTY SERVE のシアターフォーラム(この当時は FSTAGEしかなかった)に入ってから生活が変わったのです。
小劇場系の会議室には芝居を観た人が感想をそれぞれに書いていきます。
それを毎日読んでいると観たくなってくるのが人情といったもの。で、
観に行ったわけですね。最初に観た小劇場は一跡二跳の「狭くなる部屋」。
抜群に面白かったわけじゃなかったのですが、それなりに面白かったの
ですね、これが。最初のうちは会議室で評判のよい劇団や作品を観に行って
いたのですが、演劇を観に行くとチラシを配ってますよね、それを参考に
自分でも新規開拓を始めたわけです。そうすると本数が増えること
増えること。その頃はまだ東京に住んでいたのですが同じ芝居は1本も
観ずに年間108本ってのが当時の最高記録でした。
ちなみにこの記録は宇都宮に引っ越してから“宝塚”に簡単に破られたの
でした(笑)。
最初に観た宝塚の作品は1994年3月東京宝塚劇場で雪組の 「ブルボンの封印」「コート・ダジュール」でした。ショーの「コート・ ダジュール」はあまりよく覚えていませんがガーシュインの曲がある シーンで使われているのにクレジットには宝塚の音楽担当の名前しか 載っていなくて、宝塚の音楽担当っていい身分してるなーと思った 記憶があります。ちなみにこれは今でもそう思います。宝塚ってわりと 他のミュージカル作品から曲を使うことが多いのですが、元曲の クレジットはパンフレットには入れていません。なぜなんだろう? 「ブルボンの封印」は一路、高嶺、轟の3人がかっこよく見えました。 このタイプの違う3人の男役が“宝塚の男役”についての偏見を 打ち破ってくれたように思えます。初めてで物珍しかったのも あったかもしれません。そうそう、この時も観客の大半は女性でしたが、 これって劇団四季も作品によっては女性比率が非常に高い時があるので ほとんど気になりませんでした。
↑はシアターフォーラムのオフ(いわゆる集団観劇会ですね)で したがしばらくこのパターンは続きます。とにかくチケットを自分で 入手するのが大変、というかそこまでして観に行こうと思わせてくれる 原動力がなかったのでした。
宝塚系のオフ初参加でしたが、これまで参加した ことのあった小劇場系のオフよりもはるかに大人数のオフで、ほとんどの 人が初対面でかなり緊張していたようです。このときの幹事さんには お世話になりました。
次に観たのはやはりオフで雪組東宝「風と共に去りぬ」。一路さんが 美しかったことしか覚えてないなあ。何しろ生徒の顔と名前がほとんど 一致しないので作品で選んだものなのでした。
次が初めて宝塚大劇場まで行った月組「ME AND MY GIRL」。これは
劇団四季「オペラ座の怪人」との合同オフでした。この頃はまだ
“四季の人”だったのです。なにしろオフの宴会でキャッツの
ヴィクトリアのコスプレしたんですから(笑)。ちなみに出来上がりの
状態はヴィクトリアならぬラム・タム・タガーになってました。(^^;)
ちょうど観に行った時はよしこちゃん
(麻乃佳世)のノドが不調だったのですが、小さな身体でけなげに
頑張っている姿を見て一目惚れしてしまったわけですね。(^^;)
さーてここで一つ告白を…
もちろんこの頃は生徒に愛称があることは知っていましたが 「よしこちゃん」と言われてもわからなったでしょう。オフでは わたしのような宝塚初心者との会話ではなるべく愛称を使わずに していていただいたようです。(なお、会議室では愛称と芸名を併記 するのがマナーとなっています)実はそうとは知らずハスキーな声の娘役もいるの???と思って いました。帰りの新幹線で某すみれ組子(←シアターフォーラムの 宝塚ファンの総称です)に「麻乃佳世さんってああいう声なの?」と 尋ねて真相がわかった次第です。
次はなぜか宝塚とは関係のない音楽座「星の王子さま」のオフ。 他の劇団のミュージカルも観るすみれ組子も多数参加していました。 そこで「よしこちゃんのディナーショーに行かない?」という悪魔の 、もとい、天使の誘いがあったのです。一緒に行く予定の人が欠員に なったとかでわたしが補充のターゲットになったのでした。 「よしこちゃん」と聞いて関心を示したせいか、ものの見事に説得 されたのでした。さてここで告白その2!
「白城あやかと一緒のディナーショーなんだけど…」と言われて 発した言葉が「白城あやかって誰?」
思い起こすと自分で笑ってしまうセリフですね。この言葉を 発したがために、ビデオによる$家の洗脳教育(笑)が始まったのでした。 その教育とは、、、シメさん(紫苑ゆう)とあやちゃんが一緒に映って いるビデオをひたすら観るというものでして、もちろんシメさんがまん中に いるので「ほら!これがあやちゃんの足」「これが背中」「これが手!」 という次第(いやもちろんトップコンビですから一緒に映っているシーンが 多いのですけど)。しかし、ショーではあやちゃんはほとんどの衣装が スリット入り(笑)ですね、ほんとになぜなんだろう?
というわけで一番最初に肉眼で白城あやかを観たのがディナーショー でした。このディナーショーは本当に楽しいショーでした。というわけで よしこちゃんを観に行ってあやちゃんにハマったというわけです。 よしこちゃんはディナーショーの1ヶ月後に退団してしまったので ハマりきれなかったせいもありますけどね。
翌年2月青年館で「殉情」を観ました。これが大劇場以外の作品にも 目を開かせたくれた最初でした。ともみちゃん(月影瞳)の春琴、 ぶんちゃん(絵麻緒ゆう)の佐助は絶品でした。おっとさらにこの作品は 作家にも注目させてくれた最初です(石田昌也 作・演出)。
3月東宝の剣ジュビ。某すみれ組子のおかげで席は最前列中央! これでファンにならなかったらウソですよね(笑)。手を出せば 触れる(笑)距離で見た網タイツのあやかさんはとても魅力的でした。 (^^;) あと、わたしの他に友人2人と一緒に観たのですが男性は 周囲にはいなくて、目線が来まくり状態でした。この頃から次第に 星組だけは生徒の顔と名前が一致してきて、どの場面でも楽しく観られる ようになったと思います。
初めてのお茶会はやはり白城あやかさんでした。某すみれ組子の 友人ということで参加したのですが、、、ボーッとしてあまりよく 覚えてないな (^^;)、とにかくよくしゃべるという印象が強烈に 残ってます。このときに貰って帰った入会申込書でさっそくファンクラブ に入ったのでした。
それから退団まではあやちゃん一筋…と言いたいところですが、 星組の公演ばかりを観ているとそれなりに気になる娘役とかが できるわけですね (^^;)。わたしの好みは歌姫かダンサーなのですが、 そんな中で目をつけたのがにゃんちゃん(羽純るい)。やっぱり丸顔? と言われそうですが (^^;) 歌姫系です。スモーキーな声質はあやちゃん と似ているところがあるかもしれませんが、あやちゃんが陽なら にゃんちゃんは陰の声質の持ち主です。最近は歌姫系なら、 そんちゃん(秋園美緒)、美椰エリカ、ダンサー系は琴まりえというのが 好みです。コニちゃん(美乃杏花)も一瞬の表情があやちゃんに似ている ときがあってドキッとします。(←その当時の話です。 退団した生徒さんもいますね)
話を戻して…っと。とにかくあやちゃんの退団公演となった 「エリザベート」ではわたしも全力投球でした。 東宝では観に行った日は必ず出待ちして手紙を渡していましたね。
あやちゃんが退団した後は、月組を観て立ち直りは早かったです。
落ち込んだ時はショーを観るに限ります。ゆうこちゃん(風花舞)の
お茶会にも行ったりしたのでこのまま月組に流れるのかなあと
思いきや、4月の下旬に市川に観に行った花組地方公演「風と共に
去りぬ」! 芝居の中ではその存在に気がつかなかったのですが (^^;)、
フィナーレのダンスシーンであきちゃん(渚あき)と並んでビシバシ
踊っているのは…
それがとしこちゃん(鈴懸三由岐)の顔と名前が一致した最初でした
(それまでどこを観ていたんだ?(笑))。
ほとんど欲求不満状態で6月花組東宝「失われた楽園」 「サザンクロス・レビュー」を観たのでした。ちなみにこの頃は ほさちちゃんも好きだった (^^;)、あの変なところが。 で、思わず、東宝楽屋口にファンレターを入れたんですね。 それ以後はとしこちゃんへまっしぐら…かと思いきや、にゃんちゃんも 「夜明けの天使たち」などいい役が続くんですよ。 ですが残念ながらにゃんちゃんは2000/2月に結婚退団してしまいました。 今はとしこちゃんがマイベストかな。
あやかさんはわたしにとっては神様のような存在でしたが、としこさんは 友人の延長線上と言ったところでしょうか。不思議な感覚ではありますが、 すでにわたしの生活の一部、心の一部になっています。ショーで踊っている姿 を見ればどんな疲れも吹き飛びます。
ってとこでしょうか。基本的には歌のうまい娘役、輝いている人、踊りのうまい
人が好きです。
↑娘役を先に並んでます。この中ではやはりとしこちゃん(鈴懸三由岐)が
最愛の生徒さんです。
まひるちゃん(紺野まひる)は友人がファンなもので、そのツテもあり なんとなくズルズルとハマってます。本人に顔と名前を覚えられてしまってます。 でも歌い踊れる娘役ですので好みのタイプです。課題だった芝居も十分に うまくなってきたので早くトップになってほしい。そしてエリザベートを やってほしいです。退団後には劇団四季に入って「オペラ座の怪人」の クリスティーヌをやってくれたらさらにグッド! :-P
コトコト(琴まりえ)は、たぶん見間違いではないと思うのですが、 1997年8月東京宝塚劇場での星組公演のこと、まだ研1で組配属も決まっていない 段階でしたが、上級生の方の休演の代役で「魅惑II」の中詰め “ビギン・ザ・ビギン”で銀橋の上手の端付近で踊っていたことが ありました。ちょうどその時その姿を3列目の真正面から見たのが 始まりです。それ以来なんとなくその姿を追いかけてはいたのですが、 「Elegy」東京公演では親心モードとなり(初日の「白です!」の台詞を聞いて サーッと血の気が引きましたが、それがかえって保護欲をかき立てたと いいますか :-P)、その後「WEST SIDE STORY」の 新人公演が決定的でしたね。まだ若手ですので、妹的な見方を しているかも。:-)
となみ(白羽ゆり)は友人が知り合いというか、東京での会の代表みたいな ことをやっていることもあるのですが、丸顔とスモーキーなソプラノがちょっと あやかさんに似ていて好みだったりします。月組から雪組に組替えになって しまいまひるちゃんと重なるので「うーむどーしよー?」と思案中。:-P
晴華みどりは栃木県出身ということで応援しています。文化祭で 初めて舞台姿を見たのですが、歌の上手さには驚愕しました。 ダンスがちょっと苦手のようですが、将来がとても楽しみな娘役です。