僕はネギが好きなので今年もネギの感想を書くことにしました。
予想以上に公開されるのが早かったので少し戸惑ってます。
ちなみに去年の→●
ネギをただ待っていた。←タイトル
あのころ、いつも台所のダンボールにいた彼女は、とても新鮮だった。
そしてしばらくし、彼女は乾燥した。
乾燥した彼女の姿を見るのはつらかった。
…だからと言って窓の外に放ることはなかったのかもしれない。
僕は後悔した。
その後、僕は体を鍛え、ネギソンの一流選手になることを目指した。
ネギソンの大会、ましてやネギリンピックともなれば世界中のネギがその地におとずれる。…ネギ子に再び会えるかもしれないのだ。
(中略)
そして半年がたった現在、僕はネギリンピックの会場に来ていた。
さすが周りは一流のネギソン選手ばかりだ。体が震える。
いいネギもたくさんある。大きくて立派なネギばかりだ。
少し、ネギ子を思い出す。そしてまた、窓の外に放ったことを後悔した。
パァンッ
スタートの合図とともに僕は走り始めた。
不思議なことにネギソンをやっている間というのは心が落ち着く。
ネギ子のことはすっかり忘れられる。
ひとり、ふたりと選手を抜いていく。
ネギソンの醍醐味だ。僕は大声援の中、車道を走り抜ける。
10分ほど醍醐味を味わったころ、今回のネギリンピック一番の難関ポイントに差し掛かった。
前から、強いビル風が吹き付ける。
選手たちは両手のネギを駆使し、上手く風に乗る。
ネギはスキーでいうストックの役割を果たす。
上手く風に乗ることができなければ後続者との接触、転倒はさけられない。
最悪の場合、中途半端に空へ投げ出され、そのまま落ち、地面に激突。即死する可能性もある。
僕はいつかネギソンに出るならネギ子と、と決めていた。
ネギを持たずしてのネギソン参加は今大会、僕だけだそうだ。
手のみでの風のコントロールがどこまで通用するだろうか。
そんなことを考えながら僕は思い切ってぶつかって行った。
ビュウゥゥゥゥゥゥゥウウゥゥゥ
飛んだ!、…う、上手く乗れ…たか…?
い、いや…ない! 乗れてない!
最悪だ。
僕は空に投げ出されてしまった。
眼下の高層ビルを見下ろしながら僕はまた、ネギ子のことを少し後悔した。
さっきまで声援を送っていた観衆が奇声を発しているのがわかった。
アイドルのコンサートかよ。と考えて、少し笑った。
冷静だけど冷静じゃない。そんな変な気分だった。
やはりネギがなければネギソンは制することができないのか?
ネギ子、ネギ子、ネギ子…
あぁネギ子!!
その時 奇跡が起きた。
空中で大の字になり死を待つ僕の目の前に。
天から一本のネギが降りてきた。
白く美しく、乾燥していたそれは、まるで神のようだった。
僕は神を手に取った。
神は僕を導くようにサラリと風に乗せてくれた。
念願だったことがふたつもみっつもいっぺんに叶った気がした。
ネギ子は神になった。
神になっていた。
そして神に導かれるまま僕は、
ネギソンを、
完走したってわけよ!!
↑オチ
以上、
乾燥したネギが完走した感想。
もしくはHUNTER×HUNTER23巻の感想でした。
■解説
・ネギソン
ベースはマラソン。それにプラスしてネギを使った風乗りの要素って感じです。
・HUNTER×HUNTER
ネギ子は要するにHUNTER×HUNTERのコミックス。
神になって帰ってきたネギ子は23巻のことです。
半年間待ち望んだマニアの思いを込めてみました。
表紙は白くて神のようでした。
・感想
なんの感想かわからない感想の限界に挑戦してみました。
空気読めてないのはいつものことながら…ふーむ。
ここまで読んでくれてる人は数少ないと思います。ありがとう。
文字色薄いしね。見づらくてすみません。隠し要素みたいにしたらたのしいかなぁなんて…ははは。