| MORI's Homepage about KOREA | 国境地域に行こう | |||||||||
●高城 統一展望台
(Koseong) コソン
(江原道 高城郡)
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天気がいい日に行かないと、もったいない
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| ▽いったいどこに着いたのか 束草 (Sokcho)市街から ローカル色に溢れる市内バスに揺られること数十分。バスの目的地である大津 (Taejin) の町中に入りました。さて、どこがバスターミナルなのかと思っているうちに、小さなこの町を通り抜けてしまいました。乗客は自分ひとりだけ。だんだん風景が寂しくなっていきます。 しばらくして、海沿いの中途半端な場所でバスが止まり、運転手が片づけの体勢に入ろうとしています。どうやら、ここが終着のようです。バス会社の営業所らしく、バスは数台止まっていますが、売店の類はまったくありません。統一展望台の案内板ぐらいないかと見回しても、同様です。 ![]() 仕方がないので、とりあえず北に歩いて行きます。海沿いには鉄条網が切れ目なく続いていて、すぐ目の前の砂浜にも近づけないのはとても哀しい気分です。そして、10分ぐらい歩いて、統一安保公園にやっと着きました。 ここからシャトルバスに乗って、統一展望台へ向かいます。途中、民統線で検問があり、民間車はトランクのチェックを受けているようですが、警備はそれだけ。あっけなく統一展望台の駐車場へ到着します。長い長い階段を上り詰めた山の上が展望台です。 ▽金剛山と海金剛 展望台内では自由行動で、360度パノラマ状に展開する風景を堪能できます。 そのうち北朝鮮方面のメインは左右にひとつずつ。まず左には雪化粧した金剛山が遠望できました。朝鮮半島一の名山といわれる金剛山は、雪岳山同様に岩峰からなる山容。ここに統一展望台が作られた理由もうなずけます。ただし、本当に"遠望"なので、好天に恵まれないと拝むことができないのではないしょうか。 そして、右には海金剛。海のすぐ近くにそびえ立つ岩峰は、海の青さと対照的でなかなか見栄えがします。できれば、もっと間近で眺めたいものです。 これらの景色の手前には、統一展望台の目と鼻の先にある南方限界線をはじめとして、山の稜線には鉄柵が何重にも張り巡らされています。一方海岸沿いにも、鉄柵が人工的な線を描きながら、国境へと伸びていっています。 この対照的な風景がとても気に入ったので、多数設置されている望遠鏡でずっと眺めていましたが、ぜひ写真にも残したくなりました。展望台の脇には哨所があり軍人が睨みを利かせているのですが、韓国人が堂々と記念写真取っているのに紛れて、パノラマで撮影しておきました。一応撮影禁止ですから、念の為。 ▽アクセス情報他 [束草 から 統一安保公園 まで] 束草、洛山寺方面からは、1番の市内バスに乗る。乗車時に運転手に行き先 「大津 (テジン Taejin)」を伝え、お金を払う。それで終着まで乗っていればよい。本当にここが終着なのかという所に着きます。 終着地から海沿いを北に歩いて10分程度で統一安保公園入口に着きます。 [統一安保公園] 食堂、売店あり。北朝鮮物産品も豊富。 [統一安保公園 から 統一展望台 まで] シャトルバスを利用していく場合、出発の10分前から乗車券を発売。1日4便程度運行。申告手続き等はなかった。 統一展望台の見学時間は 50分程度。帰りのバスには乗り遅れないように。 [統一展望台] 北韓館は零細規模。望遠鏡の反対側にある機器は、北朝鮮の風景を集めた 3Dスライドショーで、わざわざここで見るほどのモノではない。
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●江華島
(Kanghwa-Do) 〜 席毛島 (Sokmo-Do) カンファド〜ソクモド
(京畿道 江華郡)
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江華島の内陸部は、国境が近いという感じがしない
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| ▽江華島の名は知っていたが... 江華島というと真っ先に思い出すのが、歴史の授業で覚えた「江華島事変」。それ以外でも、江華島は外国の侵攻を何度も受けた地域とのことです。さらに、現在でも北朝鮮との国境が目と鼻の先。いったいどういった所なのかと興味が湧いてきて、ソウルから日帰りで行ってみました。 大都市ソウルとは思えない零細規模の新村バスターミナルから、江華島行きの市外バスは出発します。金浦空港の近くを通り抜け、金浦の町を過ぎて、まず1回めの検問。 これから江華島に近づくにつれ厳重になっていくのかと期待していたら、検問はそれっきり。あっけなく江華大橋を渡ってしまい江華島に着いてしまいました。まったく国境の地という雰囲気がありません。 その後、王水里 (Onsu-ri) の伝燈寺を見物した後、再び国境近くに行けないものかと思案します。最前線の鉄山経由の郡内バスにも引かれましたが、その方面のバスの切符の買い方がわからなかったので断念しました。結局、伝燈寺と並んで現地では有名らしい普門寺に行くことに決め、外浦里 (Wepho-ri) 行きのバスに乗りました。 ▽人の流れにまかせて席毛島へ 外浦里に着くと、バスの乗客はみんな同じ方向に歩いていきます。さて、普門寺はどこにあるのかと思っていると、数分でフェリー乗り場に到着しました。どうも普門寺は向かいに見える島にあるようです。地図で見ると席毛島 (Sokmo-do)ということがわかりました。 有明海を想像させるドロ海を渡ると、そこからすし詰めのバスに乗り換えです。バスは島の反対側へと回っていきます。これは、もしかしたら国境の風景に拝めるのではないか.... そして、普門寺。典型的な韓国の寺ですが、ここでも人の流れの一部が大雄殿の脇の階段へ進んでいます。石段ははるか上まで続いています。何かがあるようです。そして、そこからの展望は...。 気持ちははやりますが、ここの石段は結構きつく、長い。ひたすら登る....韓国人は登るのが好きだなと思いつつ、さらに登る。 すると、ありました。頂上付近の天然の岩に巨大な石仏がおられます。石仏といっても極めて平面的なのが逆におもしろいところです。天然の岩が屋根になっているのもグッドアイデア。石仏の前が狭いスペースとなっており、人でごった返していました。 そして、そこからの風景は...注文島方面の展望はバッチリでなかなかです。しかし、手持ちの地図と比べてみても、北朝鮮方向は望めないようでした。 ▽アクセス情報 [席毛島方面] 外浦里のバスターミナルから海に出て、右方向にしばらく歩いたところに、席毛島行きのフェリーターミナルがある。料金は往復前払い。乗船名簿を2部記入して行きと帰りで渡す。席毛島からは普門寺直行バスが出ている。帰りは普門寺バス停傍の売店で切符を購入。 [喬桐島・注文島方面] 喬桐島・注文島方面へは外浦里の旅客船ターミナル ( バスターミナルの隣 )から船が出ている。一日2便程度。観光資源があるかどうか不明。
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●板門店 (Panmunjom) パンムンジョム
(京畿道 坡州市)
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実際に軍事境界線に行くため、緊張感は他の場所とは比較できないぐらい
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| ▽共同警備区域に入るまでの道のり 参加した大韓旅行社のツアーは普段よりも遅めの午前10時にバス2台でスタート。私の乗ったバスは全員日本人客でした。ガイドの説明を聞きながら、いくつものコンクリート製道路遮断装置をくぐり、朝鮮戦争の慰霊碑を見学したのち、臨津江のたもと臨津閣に到着。ちなみに行きはアルコール禁止です。(帰りも最初から持っていかない限り飲めない) 民統線での検問後渡る「自由の橋」は一方通行の狭い橋で、そこからは汐入川である臨津江と、その両岸に鉄条網と見張り小屋がずっと続いているのが見えます。この先からは生活の匂いがなくなって、対向車は軍用車ばかり。どこに連れて行かれるのかという気分にさせられます。 しばらくして、国連軍のキャンプに到着。ツアーの裏では軍関係者との調整が行われているようで、バスの中での待機の時間も結構ありました。 バイキング形式の昼食後、20年ぐらい内容が変わっていないようなスライドを見ると、「何があっても保証しません」という旨の宣誓書にサイン。禁止行為や、北韓兵の服装の特徴等の記述がありますが、すぐに回収されるので読む時間はごくわずか。まるでパソコンソフトの使用許諾書の様です。 ▽服装の規制は厳格だった さて、ここからがツアーの本番、共同警戒区域への出発ですが、事前の国連軍兵士によるチェックは厳密でした。 まず、10歳未満に見える子どもがターゲットになり(パス)、次に、ジーンズを履いていた男の子が、国連軍キャンプで着替えさせられました(レンタル)。 丈の短いスカートの女の子は、2度チェックを受けました。1度めの韓国人兵士はかなり渋っていたのですが、ガイドがかけあってなんとかパス。共同警備区域の米国人兵士の検問はフリーパスだった ( ! ) ものの、軍事停戦委員会の本会議場に入るところで再び韓国人兵士からチェックが入りました。結局、スカートをずらして上着でカバーする苦肉の策で入室が許可されました。また、当日は雨が強かったのだけど、カサをさすのも許可されなかったのです。 ▽本会議場にいたのはわずかだった 軍用者の先導で国連軍キャンプを出発すると、すぐに共同警備区域の検問があり、実にあっけなく板門店の風景があらわれます。写真で見る以上に狭く、国境はほんの目と鼻の先です。 私の行った97年の8月は自由の家が工事中だったため、いきなり、このツアーのハイライトである軍事停戦委員会の本会議場に入りました。 しかし、入ったのもつかの間、ガイドの説明を聞いた後、今から1分間だけ撮影を許可しますということで、あっさり退室です。みんな慌てて、シャッター押してました。 ![]() 兵士は国境の机にひとり、部屋の入口と奥にひとりずつ立っています。拳は握ったまま。訪問客は彼らをバックに写真を撮ったりするのですが、フラッシュにも微動だにしないのはさすがです。また、会議場の真ん中にある机の上のマイクコードが国境ということを聞いていたので、何もかも対称に作られた部屋と思っていたのですが、そういうことはないようです。窓枠や天井の蛍光燈の位置は一致してません。 椅子は20年ぐらい前の事務椅子で、かなりくたびれています。冬場は座布団がないと冷えそうです。あと、天井からはマイクが垂れ下がっていて、それからトイレはどこにあるんだろうかと探していたら、時間切れとなりました。 ▽展望のハイライト ツアーの展望のハイライトは次に立ち寄る見張り小屋 (第5ポスト)のある高台で 、「帰らざる橋」を中心として、韓国側・北朝鮮側の景色がパノラマで広がります。ただし、望遠鏡などの施設はありません。 その後、「帰らざる橋」の手前まで行き、ツアーの核心部は終了します。ここまでの板門店ツアーの主なみどころは進行方向右手に見えるので、ソウル出発時点で右側窓側座席に座るのがベターでしょう。 ▽ツアー情報 (大韓旅行社主催ツアーの場合) [申込] 大韓旅行社主催のツアーに参加する場合、ソウルのホテルロッテの大韓旅行社に予約するのが、価格的におとく (下記参照) ツアーは土曜日・日曜日・公休日が運休 予約後もツアー前日のリコンファームが必要 キャンセル待ちの客もいたので、当日飛び込みで行けるのかも知れませんが、未確認。パンフレットには1日前までの予約先着順とあります。 [集合場所・時間] ホテルロッテの大韓旅行社 板門店ツアーは諸事情により時間配分は流動的で、リコンファームの際に伝えられる ツアーが中止にならないことを祈りましょう [ツアー料金] ソウルの大韓旅行社に予約.....60000ウォン (料金当日払い) .....2000.10現在 東京の大韓旅行社に予約.....9800円 (料金前払い) ....当時の価格 「Lonely Planet」には最も安価に行ける方法として、外国人専用ツアーが紹介されている。実際行った人の話では他民族が入り乱れており、英語ができれば外国人旅行者と仲良くなるチャンス [その他] 「板門店チェックポイント」というツアーがあるが、これは共同警戒区域には行かない。南侵第3トンネル、トラ山展望台、大成洞 (自由の村) 、臨津閣を訪ねる。
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●鉄原 (Cholwon) チョルウォン
(江原道 鉄原郡)
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南方限界線を肌で感じることができる
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▽マイクロバスは新炭里から、さらに北へ 昨晩のソウルは強い雨だったのですが、国鉄京元線で北上するにつれて積雪が多くなっていきました。終着駅の新炭里は雪の真っ只中。降りた乗客はわずかで、駅前には商店が数軒あるだけ。えらく寂しい所にやってきたという感じがします。こんな場所から更に北に向かうツアーは、20人乗りマイクロバスで出発します。私が参加した時の同行者はみんな韓国人。とはいっても、ガイド兼運転手は日本語も話せるためいろいろ教えてくれますし、観光案内板にも日本語の説明があり、ポイントを見逃すことはないと思います。 軍事施設や民統線等の検問が続き、緊張感も徐々に高まっていきます。しかし、後部座席では韓国人グループがみかんをつまみに焼酎を飲みはじめました。 途中、雪原の中に丹頂鶴の姿を多く確認できる場所があります。 ▽南方限界線 まず「白馬高地慰霊碑」へ行き、黙とう。この一帯は
「鉄の三角戦跡地」と呼ばれ、朝鮮戦争では中部戦線の戦略的な要衝であったところです。白馬高地の「常勝閣」からは周辺の地形が手に取るようにわかります。特に稜線にあるトーチカ等の軍事施設の多さには目を見張るものがありました。次に行った「鉄の三角展望台」は、まさに南方限界線の真上に建てられている展望台です。展望室からは平康高原・金日成高地・血の稜線が見渡せるとのことですが、私には雪原しか見えませんでした。もともと北朝鮮側にも大きな集落もないように思われます。 展望台に隣接して、京元線の韓国側では最北端 の駅「月井里駅」があります。駅舎は復元ではないかと思われますが、ホームにはほとんど鉄屑と化した客車の残骸がそのまま放置されており、傍には「鉄馬は走りたい」の看板が立てられています。 ![]() なお、この後ぐらいに第2トンネル見学が入りますが、この日は積雪のため車が入れず中止となりました。 ▽旧鉄原の町並み 旧鉄原市街には昔の賑わいは全く感じられません。草叢の中に朝鮮戦争当時の建物がところどころに残っているだけです。鉄原駅、金融組合、製糸工場....その中でも最も目をひくのが朝鮮労働党の党舎でしょう。 外壁のみしっかり残っていますが、内部は荒れ放題、落書きだらけです。裏手の防空壕からは人骨等多数発見されたということですが、現在はガレキの山でした。 この労働党舎の姿は「鉄の三角展望台」で売っている絵ハガキのものが秀逸です。 旧鉄原市街から少し離れると、もう道の脇にはハングルで「地雷」と書かれたプレートの掛かる有刺鉄線がよく見られるようになります。やはり、ここが普通の場所ではないと感じさせられます。 ▽ツアー情報 (白馬観光主催ツアーの場合) [申込] ソウルの白馬観光 (02―2236―0110) に電話予約 (2002.11現在は日本語が通じる担当者がおられないとの情報をいただきました) 新炭里の事務所の電話番号は031−834−8951(ファックスは031−834−7132)。 (常務理事の金貴植氏がおられ、日本語が通じます 携帯番号は011−238−1667) 空きがあれば当日その場での飛び込み参加もできるが、週末は予約が無難 ツアーは火曜日を除く毎日催行 [集合場所・時間] ツアーは12時に国鉄京元線の終着駅 新炭里駅前から出発。 それまでに新炭里駅向かいの白馬観光事務所(白馬戦友会)で受付を済ませる [ツアー料金] 料金は当日払い....13000ウォン (2002年11月時点) 主催の白馬観光が出しているパンフレットによれば、料金は 40000ウォンだった。それがソウルの白馬観光に電話すると 30000ウォンと言われ(?)、ツアー当日に新炭里の白馬観光で聞くと 13000ウォンだった。(???) さらに、私が行ったときは積雪のため、南侵第2トンネルには行けなかったので、11000ウォンに割引してくれた この白馬観光は、非武装地帯観光を得意としており、他にも第3トンネルツアー(日帰り)・第4トンネルツアー(1泊2日)を催行している。この手の場所に行ってみたい人には、なかなか頼りになる旅行社である。 |
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