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●白 令羽 島 ペンニョン島
(京畿道 仁川広域市)
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仁川沖193キロにある韓国最西端の島
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| ▽西の果てにある島 ぺンニョン島.......この「国境地域に行こう」を読んでいただいている方であればご存知かもしれないが、一般の人には馴染みがほとんどないであろう。 ソウルの中心部を流れる漢江の河口は北朝鮮との国境線となっているが、そのまま西に目を向けていくと海上にも続いているのがわかる。その西の果てにあるのがぺンニョン島である。仁川から193キロ。あまりに遠くにあるので、地図では別図になっているのものもある。"民主主義号"という名前の高速艇で4時間もかかるが、そのくせ北朝鮮とは17キロしか離れておらず、離島の印象はない。実際に行ってみても、ペンニョン島は周辺の大青島と小青島と同様に標高の低い島で、明るいイメージがある。 ペンニョン島にはずっと軍事上の制約があったようだが、1996年以降 島への出入りが自由化された。そして南北統一が実現した暁には、北朝鮮側からわずか30分程度で手軽に行けるようになるだろう。今あえて行ってみようと思ったのは、やはり単なる好奇心以外の何物でもないだろうな。 ただ、この島は公共交通機関が十分でない印象を受けた。タクシーも少ない感じ。結局、私は民泊の隣のオヤジに島内観光をしてもらった。 「タクシーなら一周観光75000ウォンだけど、50000ウォンで行ってあげる」 1人だったのでそんなものだろう。それで半日観光をしていろいろと廻ったのたのだが、最後に彼は言った。「ここにはみどころがもうないから、明日の船で帰るのがいいよ」 それでも自転車を持ち込んだら、結構楽しめる島ではないかと思う。これから行かれる方は、考えてみてはいかがだろうか。 ▽島のみどころ 島では次のようなところを廻りました。 ![]() 島で最も見晴らしのよい丘は公園として整備されており、わずか17キロ先の北朝鮮がパノラマで見える。写真は盲目のお父さんの目が見えるようにと、海に身を投げたという説話のある「孝女 沈清像」(船の舳先の部分)。そして彼女にちなんだ沈清閣。周辺の地形の模型がある。 ![]() 頭武津(トゥムジン)の奇岩。ペンニョン島きっての名勝で、頭武津の港からは観光遊覧船も出ている。ただし、韓国のどのガイド本にも載っているこの風景は陸路からのものだ。港から左方向に道なりに進んでいくと見つかる。途中には統一記念碑もある。ここでも背景の陸地はすべて北朝鮮。 頭武津の集落には刺身屋がたくさんある。
たくさんの太極旗がはためく港の広場の夕陽。ここで海兵隊の上陸風景に出くわした。200人ぐらいの兵士がトラック12台に分乗して島の中へ吸い込まれていくのをぼんやりと眺めていた。この島の人口に占める軍人の割合はどのくらいであろうか? 夜が更けると、1軒だけ屋台の灯りがともる。 ![]() ペンニョン島の特産物 イカナゴ塩辛液の製造装置。島の至るところで見られる。フタを取っても、中身はさらに布でくるまれていて見えない。1軒だけある専門の工場は、観光資源に乏しいこの島では観光コースのひとつだ。 このイカナゴ塩辛液 1.5リットルが5000ウォンだった。購入時にキャップに名前を書いてくれるが、これは高速艇の客室内持ち込み不可品目なので、甲板にまとめて保管するためである。 しかし、ソウルで梱包して小包で日本に送ったら、製品の3倍の料金がかかってしまった。トホホ。 港の少し先から続く「サゴッ海水浴場」。天然の滑走路でもあり、スタックの心配なく車の走行が可能。しかし、その入口には「地雷注意」の看板が立っていたりする。発見されたのはつい最近のことじゃないか(1999年9月)。おそろし。 ![]() 島でも有名な食堂は、この「サゴンネンミョン(冷麺)」。地元民や海兵隊のみなさんで賑わっていた。 "韓国最西端で食べる"という付加価値を除いても、ここの冷麺は大変美味しく、ぜひ訪ねていただきたい。イカナゴ塩辛液を投入しても面白いし、サイドメニューのスユクもイケる。 旅客船ターミナルから「サゴッ海水浴場」を通って徒歩20分。韓国通信の建物の向いの奥。 ![]() 「豆石(コンドル)海岸は」、「サゴッ海水浴場」とは異なり、豆粒のような小石がぎっしりと詰まった浜で、昼寝するのに最適。身体中のツボが刺激されて気持ち良い。ハイシーズンには海水浴客で賑わうのであろう。ここからは北朝鮮と小青島・大青島のすべてを望むことができる。 ▽アクセス情報 [仁川ターミナルまで] 仁川沿岸旅客船ターミナルへは、東仁川駅あたりからヨナンプドゥ(沿岸埠頭) 行きの市内バスに乗る。本数も多いので見つけやすい。 ソウル駅前のバスターミナルからはヨナンプドゥ(沿岸埠頭) 行きの直行バスがあり非常に便利。終点からターミナルまで徒歩5分程度。周辺には安い韓式旅館も多数あり、早朝出発の場合は助かる。刺身食堂・魚市場・海水湯浴場もある。 [乗船手続き] ペンニョン島行きの乗船券販売は(株)オンバダ デモクラシー号と ジンド運送(株) ペンニョンアイランド号 のふたつの窓口があり、お好みでどうぞ。 購入後は隣にある警察の窓口にパスポート・乗船申告書・乗船券を提出して申告手続きする(形式的なもの) たまたまかもしれないが、ジンド運送(株)にはペンニョンアイランド号の他にコンチネンタル号という一回り小さい船も就航していて、デモクラシー号ペンニョンアイランド号と比べて価格も8000ウォン程度も安くなる。 ふたつの船は同時に出発となっているが、ペンニョン島にはタクシー等少ないので、仁川を先に出発する船に乗る方が捕まえやすいと思われる。しかし、そんなに深く考えなくても現地ではどうにかなるであろう。 [宿泊施設] ペンニョン島のターミナル周辺には民泊を中心に10軒程度の宿泊施設があるが、基本的には何もないところ。そこから30分近く歩くいたところがペンニョン島の中心部で少し賑やか。商店・食堂・茶房・PC房等あり。途中には島で最も大きな旅館もある。 |
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