フクロウの子育て日記



     

 山がまだ深い雪に覆われている頃、森の中からフクロウの鳴声が聞こえてきます。
とてもつめたい夜ですが、フクロウの声を聞くには最高。

キラキラと輝く天の川の下で、はりつめた空気はフクロウの声をとてもよく響きわたらせ、明るく開けた谷は、さながら天然のコンサートホールといったところです。

      ホーホー ゴロスケホーッホッ

              ホッーホッー ゴロスケホーッホ

 フクロウたちはこれから大切な季節を迎えます。
新しい命を育てるためには、獲物となる生き物たちが活動をはじめる春に子育てをしなくてはなりません。そのため、まだ雪が降る頃から、大木の洞を探し、メスやヒナたちを育てていくために縄張りを確保しなくてはいけないのです。
山の中ではあちらからもこちらからもフクロウの鳴声が聞こえてきます。どのフクロウも子孫を残すために必死です。
そんな様子をのぞき見る私たちは、フクロウにとって一番の害敵ですが、これから数ヶ月間、フクロウの生活をのぞかせてもらうことにします。





2月25日


 フクロウは毎年決まった木に営巣することが多いので、観察の準備は
なるべく早く、だいたい正月までには済ませています。その後は、フクロウの木(営巣木)から遠く離れ、彼らの鳴声をたよりに、今どんな動きをしているかを推測するのです。


メスが産卵するのは3月に入るとすぐで、これは全国あまりかわらないようです。私のフィールドでは2月26日〜3月15日頃と個体差はありますが、大半は3月6日頃です。


 産卵が近づいてくると、フクロウの木のことが気になって仕方ないので、日が暮れてから森の中へ入ってみました。このころのフクロウはとても警戒心が強いので、フクロウの木から数十m離れて様子を確かめることにします。

1時間くらい待っていると遠くで、ゴロスケホッーホッーと鳴き、その声はすぐにフクロウの木までやって来ました。
しばらくメスとの鳴き交わしがあった後、静かになったのでもう去ってしまったかと思っていると、フクロウの木からボッワッ ボッワッ ボッワッ ボッワッ…とでまるで念仏でも唱えるような小さな鳴声がしてきました。

これはオスが巣作りをしている時の鳴声です。おそらく「今,巣作りをしてるぞ!」とメスにアピールしてるのでしょう。

ボッワッ ボッワッを聞き、産卵の準備が順調に進んでいるのを確認できた私は、今年もこの森でフクロウの観察ができる喜びで一杯になりました。






3月7日

 せっかくの休日というのに、朝からの雨です。

天候の回復を待っていましたが、夕方になっても雨は上がる気配もないので、しかたなく雨の中、フクロウの木まで行ってみました。

産卵直前のメスが、どこかで巣を凝視していないか細心の注意を払いながら、忍び足でフクロウの木へ近づきますが、周囲にフクロウの気配はありません。
期待に胸をふくらませ、双眼鏡で巣の中をのぞいてみると
・・・
残念フクロウの姿はありません。

まあ、こんなことは野生動物を相手にしていれば毎度のことです。
また数日後に様子をうかがうことにして、しばし深い霧に包まれた幽玄の世界を味わっていました。






3月11日  
 
 もう今日は間違いなく抱卵しているはずです。  
いつものように慎重に、忍び足でフクロウの木へ近づきます。  
フクロウの木まであと15mというところまで近づき、双眼鏡で巣の中をのぞいてみます。  
見えました! フクロウがいます。

フクロウも私に気づき、こちらを凝視したまま微動だにしません。 フクロウはすぐさま擬態をしはじめその体は徐々に細くなっていきます。  
フクロウの擬態はお世辞にも「わっー 、フクロウさん化けるの上手ね。」など と言えるものではありませんが、その懸命さに敬意をはらい、私はフクロウに気づかないフリをしてすぐにその場を去ることにしました。


 すぐにでも卵の数を確認したいところですが、まだ産卵したばかりなので、これ以上刺激を与えたくりません。
今日のところは我慢して、また後日の楽しみとしましょう。

森の中に緑はなく、まだ冬のように静かですが、フクロウの木の中ではもう新しい命の鼓動が始まっています。





3月14日

 例年、産卵10日後ぐらいで巣の中をのぞくようにしてるので、今日はフクロウの木に登って卵の数を調べてみることにします。
フクロウに姿を見せないようにして、フクロウの木の下まで行き、「フクロウ母さん、ちょっとだけどいてておくれ」とつぶやきながら、長い竿で巣のあたりをコンコンとノックします。
すると、巣の中で警戒していたフクロウは、慌てて巣から飛び出し森の奥へ姿を消しました。

巣の高さは地上から4mと、彼らの巣としてはとても低い方です。
用意してきた手製のハシゴをかけて登っていきます。
巣の中へ頭を入れるとフクロウのぬくもりと匂い
(ハッキリ言って臭い)が漂い、2個の卵が産み落とされていました。

卵はニワトリよりひとまわり小さく、とても丸いものです。
森の空気はまだ冷たく、卵はどんどん熱を奪わてしまうので、長居はよくありません。
早く退散し、フクロウ母さんに戻ってきてもらいましょう。










3月17日

 フクロウの夜の生態を見るため、フクロウの木にカメラを仕掛けてみます。
今日もトントンとノックをし、しばらくの間フクロウに退いてもらいます。
巣をのぞくと、その度に卵の向きが変わってい
ますが、これはフクロウが卵をまんべんなく暖めようといつも卵を動かしているためです。

卵が冷えないうちに、素早くカメラをセットしフクロウの木から去ろうとするのですが、いつも何かトラブルがあって30分近く要してしまいます。
それでも私が姿を消せばフクロウは数分で巣に戻ってくれます。
毎年繰り返している観察なので、充分にわかっているつもりなのですが、フクロウに巣から退いてもらっている時間にはとても神経を使います。

カメラは日が沈めば自動的に電源が入り、無人で撮影を始めるようにしてあります。
私のフクロウ観察は、年を追う毎にズボラになっていくような気がします。










3月22日

 なごり雪が舞っています。
フクロウの森は雪雲にすっぽりと覆われ、このところのポカポカ陽気で目覚めた生き物たちもビックリしているでしょう。
もちろんフクロウは雪が舞う中でも、ひたすら卵を抱きつづ けます。
母親の暖かい羽毛に包まれた生命は、外気の影響を受けることなく順調に育っています.

夜になってもフクロウはほとんど巣から離れることはません。卵を暖めるエネルギーの元となるネズミたちは、オスが運んできてくれます。
フクロウ母さんはまだ2週間ほど卵を抱かなくてはいけないのです。

雪は降り続き、風も大変強くなってきました。森の木々がガサガサ、ギシギシ騒がしい夜は、フクロウ自慢の耳も威力を発揮できないはず…
今夜はネズミが捕れるだろうかと気になります。









3月27日

 昼の森でオスの姿を見かけることはありません。
アオバズクの場合などは、メスが巣の中にいる間、オスはその前でずっと見張りをして、人が近づいても動じません。ところが同じ仲間でも、フクロウの場合は全く
違います。
昼の明るい時にでもオスが鳴くことがあり、その時の鳴声からするとオスは数十メートルほど離れたところにいるようです。これはフクロウが人間を大変恐れている証拠です。

そんなオスですが、日が沈めば、必ずメスのもとへ小鳥やネズミを運んできます。その回数は一晩に3〜4回です。









4月 1日

 蕾がふくらんだサクラの樹上からフィー フィーと優しい鳴声がします。
よく見ると数羽のウソが桜の蕾をついばんでいます。人間の世界ではサクラは愛でるものですが、自然界では食べるもののようです。きっと甘くて美味しいのでしょう。

フクロウは獲物を受け渡しするとき目を閉じています。もし閉じていない場合は瞬膜を閉じているはずです。
これはフクロウにとって目が非常に大切な証拠です。
獲物が息を吹き返すようなことがあったり、また相手の嘴で目に傷を負えば、それはすぐに死へつながります。


働き者のカメラは次々と画像を提供してくれます。
今夜のフクロウはヒヨドリを捕らえたようです。
あの美しいウソを捕らえることがなければよいのですが…









4月4日

 フクロウの森のある大きな山塊の盟主、能郷白山はまだ深い雪に覆われ、白く輝いています。
麓ではサクラが咲き、これから薄紅色の帯が山腹を一気に駆け登っていきます。
満開のサクラを眺め、ウキウキした気分で森に入ると、あたたかい日差しが降り注ぎ、森の中にも春の空気が満ち溢れています。
いつものようにフクロウの木に登り、巣の中を覗いてみます。
卵は産み落とされた頃と比べると、随分汚れ黄ばんだなと思いつつ、そっと卵に触れると卵がブルッブルッと震えました。卵の中でヒナが反応しているのです。
もう孵化する日が待ち遠しくてたまりません。







4月7日

 ヒナが孵化しているだろうかと期待に胸をふくらませフクロウの木に登ってみましたが、残念・・・、まだ孵化してません。
いや違います、よく見ると卵に小さな穴が空いています。
フクロウは通常、産卵日のズレが巣立ちの時まで影響し、常にヒナの大きさに違いが出ることで知られてますが、今回はふたつの卵が同時に孵化するようです。



卵に声をかけてやると、中からヒナがピッピッピッ、ピッピッピッと鳴いて応えます。なんとカワイイのでしょう。
まさに新しい命が誕生する瞬間です。このまま孵化する様子を見ていたいところですが、早く母親に戻ってもらはなくてはなりません。
すぐにフクロウの木から立ち去ることにしました。







4月9日

 ヒナと初めての対面です。
ピンク色の皮膚にわずかな羽毛の生えたヒナは、まだ頭を持ち上げることもできず震えています。声をかけるとやはりピッピッピッ、ピッピッピッと応えます。親と人間の区別ができなので、何にでも反応してしまいます。

巣の中は、ヒナに与えるため持ち込んだ獲物のおびただしい残骸と卵の殻が散乱し、孵化前とは様子がヘ一変してしまいました。




 フクロウの木から降りると、フクロウ母さんが小鳥にモビングされながらも、私の方をじっと見ています。ヒナが誕生するとメスの行動は一変するのです。卵の時は姿を見せることのなかったメスは、孵化すると一旦は遠くまで逃げますが、すぐに戻ってきて木の陰からニューッと顔を出し、心配そうに巣の方を見つめます。
「心配しなくていいよ。今年も母さんの子供たちをみせてくれよ。」と声をかけてやります。

なるべくフクロウにわかるようにと、いつも同じ服装で巣に登るのですが、そんなことはフクロウには関係ないようです。
あと10日もすれば、私はこの母親からひどい仕打ちを受ける(当たり前である)ことになるのです。






4月11日

   ホッ ホーッ  ホケッキョーッ 
       ケョッ ケョッ ケョッ ケョッ ケッキョッ
・・・・

 ついこの間まで地鳴きばかりしていたウグイスがとても上手に囀るようになりました。

「フクロウさん家ではヒナが生まれたから、森の生き物がいっぱい食べられちゃうんだ、お前も寝込みを襲われないように気をつけろよ」と余計な世話をやきながらフクロウに木へ向かいます。

巣の中には昨夜しとめたのであろうネズミが3匹。その中の2匹は頭をちぎられ、そこにアリがたかり強烈な臭いを放っています。
これを食べて食中毒にならないフクロウの胃袋はスゴイものです。

ヒナたちにとっては大変な御馳走でしょうが、とても食べきれる量ではありません。
獲物がとれない場合に備えて備蓄してるようですが、賞味期限(?)が迫ると母親が食べて片付けるのでしょうか。









4月14日

 ヒナはやっと頭を持ち上げることができるようになりました。
写真を撮る時、ハイポーズとばかりに声をかけると、頭を上げてピッピッピッ、ピッピッピッと応えます。エサをもらえると思っているのでしょう。

フクロウの巣を訪問させてもらったお礼に、ネズミかスズメでも置いてくるとよいのですが、私はこういったものを扱うのが大の苦手で、フクロウにはいつも迷惑のかけっぱなしです。
ヒナの目はまだ開きませんが、フクロウとしての特徴が表われはじめました。
大きな耳と顔盤になる部分が形成され始めてます。
これから日ごとにフクロウらしくなっていくでしょう。











4月17日

 雨上がりの森を訪れると、キノコがニョキニョ
キと姿をあらわしました。
とことどころかじられた痕があるので、きっと食べられるのでしょう。キノコのことがわからない私は、ただその面白い形に見入って楽しむだけです。
一斉に芽吹いた柔らかい芽はいたるところで食べられていますし、森に隣接する竹林ではタケノコも荒らしているようです。
動物たちにとってこの季節は食卓がにぎわいます。しかし、動物は人間と違いそれらを食べ尽くすことはありません。自然界には常に節度があるのです。
   
フクロウのヒナも食欲が旺盛です。
巣の中はすかっりきれいになり次の獲物が運ばれるのを待っています。










4月21日
  
 シジュウカラがフクロウの巣のすぐ上で歌っています。
足元にフクロウがいることに気づいてないのでしょうか。もちろんフクロウはシジュウカラに気づいてますが、飛び出して襲うようなことはしません。
昼間は自分の出番でないことはよく知ってます。

私に巣から追い払われたフクロウは、さっきのシジュウカラたちにモビングされてしまいました。
更に、その群れに次々といろんな鳥たちが加わってとても激しいモビングになったのですが、しばらくすると、その中からアオゲラが飛び出し、どうしたことかフクロウの木に飛んで来て、ドラミングをはじめたのです。
フクロウの木は当然のことながら洞があるのでとてもよい響きがするのですが、中にいるヒナたちはたまったものではありません。
とにかくフクロウにとって日中は大変過ごしにくい世界なのです。

日が沈み、オスが最初に持ってきた獲物はネズミでした。

噛み切る位置を間違えたのか、内臓がとび出しています。フクロウにとって内臓はミネラルに富んだ大切な栄養源なのです。









4月24日

 ヒナの鳴声が巣の外まで聞こえるようになりました。
ヒナは自分で体温を保てるまでに成長し、メスは巣から少し離れたところで見守っています。

  ホーホー ゴロスケ ホッホー 
     ジャーッ ジャーッ   ジャーッ ジャーッ 

オスが獲物を持ってあらわれるとメスはすぐに応え、オスのもとへ獲物をねだりにいきます。

  ホッホッ ホッホッ  ホッホッ ホッホッ

     ゴォッー ゴォッー 
          ゴロスケ ゴォッー ゴォッー
                   ピィッー ピィッー

濁った汚い声ではありますがすが、メスは獲物をもらうと、まるでオスのような鳴き方をします。









4月29日

 ポッピッピッ キョロロ ギュッギュッ
   ピュールリ ピョールリ キョロロ 
               ピョロロ ピョロロ ピィー 
 夏の鳥、キビタキがフクロウの森に訪れました。
若葉の下でこの明るい歌を聴くのはとても気分のいいものです。
まもなく他のヒタキ類も加わって、森はとてもにぎやかになりますが、夜行性の鳥たちも負けてはいません。
もちろんフクロウはすばらしい声で鳴きますし、ヨタカ、ホトトギスといった個性的な歌い手が渡ってきます。









5月4日

 フクロウの木に近づくと、フクロウ母さんは身を乗り
出して私の動きを見ています。
この頃になると、母性本能がとても強くなり、ヒナの危険を感じると鋭い爪で襲ってくるので、防梟頭巾なるものを被ってハシゴを登らなくてはなりません。
巣をのぞけば、ヒナたちが嘴をパンパンと鳴らし私を威嚇します。手など差し出せば、息を荒立てその勢いは激しくなるばかり。卵の時から撫でて可愛がってやったことなどわかるはずもありません。




こんな時、フクロウ家族に徹底的に嫌われている私に味方してくれるのが小鳥たちです。フクロウが森の中を移動する度に、小鳥たちはモビングでその位置を教えてくれます。
鳥たちのモビングで、フクロウが背後に迫っていることに気づき、振り向いた瞬間、フクロウの鋭い爪が目の前をかすめていく。巣をのぞいているとよくあることです。
私が何かに夢中になり、周辺への注意を怠っている瞬間を、フクロウは見逃しません。こういった能力は人間より遥かに高いものをもっています。



フクロウの木をあとにして森の中を歩いていると、枯れ葉の中に白く輝くものを見つけました。
ギンリョウソウです。「ユウレイ茸」などと呼ばれ、嫌われたりもしますが、その純白な
姿はとても美しいものです。
毎年、この白い婦人はフクロウのヒナの巣立ちが近いこと教えてくれています。







5月9日

 フクロウが産卵した2ヶ月前、枯草ばかりだった森はすっかり新緑に包まれています。
森のはずれではシャガ、オドリコソウ、ヤマブキ…と花が咲き競い、森を歩くのがもとても楽しくなりました。

フクロウの木まで来てみると、ヒナが巣の外へ出ているではありませんか。それも私が仕掛けたカメラを占拠しています。
カメラは長い竿の上に取り付けてあるので、竿を振ってみるのですが、ヒナは強靭な爪でカメラにしがみついて離れません。
このままにしておけばカメラは糞まみれになってしまいます。しかたなくヒナごと地面に降ろすことにしました。






 突然、地面に舞い降りてしまったヒナはキョトンとして、愛くるしい目をパチパチさせていますが、侮ってはいけません。ヒナと言えどもナイフのように鋭い爪をもっていますし、その爪で跳び蹴りもくらわせます。
もう1羽のヒナは死んだフリをし、いつまでたっても全く動きません。その完璧なフリについ騙されそうになってしまいます。

ヒナたちをからかって堪能した私は、彼らにまたに再会できることを願って森を去りました。





5月16日

 人間が立ち入らないところで巣立ったヒナは、いつまでもそこに留まりますが、ここの場合は私が出入りしてるので、ヒナは大急ぎでフクロウの木から離れていきます。

ヒナたちの落としたおびただしい糞から移動していった方向を調べ、日没後にヒナたちの鳴声を探し当て、彼らのいる場所へたどりつくことができました。
ヒナに近づこうとすると、闇の中からピィーピィーと傷ついた鳥か小動物の悲鳴が聞こえてきます。実はこれ、親のフクロウが私をヒナから引き離すために傷ついた動物そっくりの声を出しているのです。
フクロウの冗舌さに感心するとともに、本能とはいえ子を守ろうとする親の懸命さには心打たれるものがあります。







 ヒナは羽ばたいて隣の木へ移ろうとするのですが、巣立ったとはいえまだほとんど飛ぶことができません。ですから、この時期ヒナはよく地面に落ちます。
樹上でバサバサと騒がしい音がすると思ったら、飛び移るのに失敗したヒナが片足で枝につかまって宙吊りをしています。思わず宮沢賢治の「二十六夜」に登場する子フクロウを連想しました。きっと賢治もこんな光景を見ていたのでしょう。
そんなこと思っている間に、もう1羽のヒナが落ちてしまいました。
ヒナが成鳥になれる確立はよくわかりませんが
、決して高くないはずです。
こんな時、テンなどに襲われることがあるのでしょう。
今はまだ上手く飛ぶことのできないヒナですが、あと1ヶ月もすればなんとか鳥らしく飛べるようになります。

彼らの生活の場にに踏み入るのはこのあたりでやめた方がよさそうです。

ヒナたちが無事に成鳥になり、ここへ戻ってくる日が訪れることを祈って森を去りました。










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