’99 白夜の北欧
6/11 自宅→関空近辺(泊)
いよいよ、待望の北欧旅行の始まりです。個人旅行なので、Finntourにて航空券とバウチャーはあらかじめ揃えてあります。フィンランドの天気予報(こちらでも詳しい)によるとイバロ近辺は夜0℃くらい。これは、10℃くらいの寒さを覚悟しないといけない。重ね着が出来るような服を用意しました。おかげで、かさばった大きい荷物となりました。仕事が終わるや否や、即効で電車に乗り、新幹線に乗り換えて夕食を駅弁で済ませようとしたのですが、東海道新幹線はものすごい混雑で、大阪まで駅弁を持って立っている羽目です。おまけに暑いこと。途中、我慢できず缶ビールを買って飲んでしまったんですが、しばらくするとなんと、噂の生ビール販売がやってきたのです。悔しい、、、この車両では販売してたんですね。
ホテルの都合で南海本線にのりかえようと、ラピートの切符売り場に行ったところ、時間的には変わらないから急行に乗ったほうがいいといわれたんです。なんて、親切だなと思って、ホームに向かったところ、これまた混雑していて、とても駅弁食べる環境じゃない。ラピートの方はガラスキで間もなく発車の気配。完全に親切があだになっていたのです。
どうにかこうにかホテルに着くと、今度はレストランでのウエルカムドリンクが付いていました。ラストオーダーが間近だったので、駅弁を後回しに、とりあえず生ビールを頂いて部屋に戻り、ようやく駅弁を食べることが出来ました(写真)。空腹のせいか、日本最後の食事のせいか、とても美味しく頂きました。そして就寝。
6/12 関空→ヘルシンキ経由→ストックホルム(泊)
遅く寝たのにもかかわらず、その日は早く目覚めました。年甲斐もなく嬉しくて目が覚めたのでしょうか? 予約したバスより一本早く関空に到着です。早めにチェックインを済ませ朝食としました。われらがフィンランド航空(Finnair)のカウンターは2つしかなく人もまばら、うーん、あんまり行かないんだろうな。隣のタイ航空とJALは凄い人込み、まったく対照的な光景です。出国審査も混んでるようなので、早めにゲートに向かうことにしたら、本当に凄い人。30分はかかったような気がします。その後はすんなり飛行機に乗り込んで定刻発、かと思いきや、搭乗が遅れた人がいる模様で、多少遅れました。まぁ、飛行機には遅れが付き物だけど、遅刻で遅れるのは悔しい。その人に一言わびが欲しいところ。
機内はまぁ普通。機内食もまぁまぁ食べられるレベル。茶そばに海苔とワサビが付いてたけど外人使えるのかな?映画は日本語吹き替えがなくて残念。でも、なんとなくストーリーが分かって嬉しかった。私の英語力はそんなもんです。ヘルシンキ空港に着いて、ストックホルムへ乗り換えです。そしたらこの空港、免税店がゲートの内側(ウィング?内)に沢山あるんです。ですからトランジットの空き時間は暇にしません。ATMまで揃ってます。当面使わないFMk(マルッカ)まで下ろしてみたりしました。また空港で売ってるものをチェックしておけば、旅行中に買うお土産を最小限に押さえられます。なんでも、ヘルシンキ空港はエアポート・オブ・ザイヤー’98に選ばれたそうです。なるほど。
そして、ストックホルムへ。この飛行機は本当に小さなジェット機でした。40分くらいのフライトなのに簡単なサンドイッチがでました。結構忙しいです。お尻から降りてストックホルム空港に入りました。小さいので荷物もすぐ出てきて、入国審査も簡素ですぐ外に出られました。さて、カウンターでリコンファームしようとしたのですが、なんと、カウンターは真っ暗? 一人だけ職員がいたのですが、電話の応対が忙しそう。電話が終わるのを待って、なんとかリコンファーム成功。次にCitiBankの口座から現地通貨をおろせるATMを発見して、とりあえず500Kr(クローネ)を準備。このATMは各地にありました。
一路、ストックホルムへ移動しようとバス停に向かったのですが、閑散としていて誰もいません。本当にここはバス停なのか?不安が過ぎります。小さくストックホルム行きと書いあるし、小さくて目立たないバス乗車券の自動販売機があるので確かそうです。この自販機、クレジットカードが使えるので便利です。しばらくしてバスが到着。一安心で乗り込むと結構な人がいます。どうも、ここ第2ターミナルはマイナーな感じです。
いよいよストックホルムの市内観光。いきなり優雅なヨーロッパ調(って本物か)の建物がずらり。ホテルまで、歩けど歩けどずっと素敵な町並みです。ごみと落書きは多いけれど。ホテルに荷物を置いて、夕食兼お散歩です。7時を回っても一向に日が暮れません。街中を歩いているとオープンカフェでくつろいでいる人が沢山います。カフェは沢山ありますが、レストランが数少ないようです。どうもこちらの人には外食の習慣は少ないようです。クルマも日本で見慣れたSAAB、VOLVO、VW、MBが多いです。たまに見慣れない車を見ます。日本車も結構走っています。古い車が多いです。20年くらい経ってる車もあるでしょう。結局めぼしいレストランもないし、機内食で腹いっぱいだったので、そのままホテルに戻って就寝です。
6/13 ストックホルム観光 シリアライン(泊)〜
時差ぼけのせいか早起きです。まずは朝食です。7時のレストランオープンの前に行きました。そしたら、西洋のおじいさんたちのツアー団体と一緒になってしまいました。年寄りは何処でも早起きです。隣り合わせのおじいさんによると、デンマークなどを見て回っていたようで、ガイドブック見ながら”ふーん”って感じで観光してたようです。どこの国でも似たような観光の仕方ですね。朝食はブッフェスタイルで、パンに野菜やハム・チーズなどをはさむスタイルで、わりと口に合いました。
この日は本格的に街を歩きます。とりあえず駅のコインロッカーに荷物を預け、市庁舎に向かいます。と、その前に駅の構内を覗いてきました。日本と違ってホームに出入り自由です。改札口が無いのです。それ以外はめずらしいこともない駅です。そして市庁舎へ。ここの市庁舎はノーベル賞の授賞式を行うホールがあり、そこを見学する為には1時間毎のガイドツアーに申し込まなくてはいけません。知ってはいたのですが、時間に無頓着だったので10時の回に遅刻してしまいました。周りを散歩して時間をつぶそうとしたのですが、この近辺にはさほど観光スポットはありません。また帰りに寄ればいいや、とガムラスタン(旧市街)へ向かいました。
駅周辺の街並みだけで感心していたのですが、ここガムラスタンは総てが古い建物なのです。圧倒されました。初めに大聖堂に向かったのですが、11時以降に公開のようなことが書いてあり、仕方なく広場に向かいました。そこには沢山のカフェがあり、大勢の人がそこでくつろいでいます。日当たりの良いカフェは繁盛していますが、すぐ隣の日陰のカフェには空席が目立ちます。本当に日光が好きな人たちです。逆に冬は日がささないんだろうと思えます。広場は古い建物が周辺に配置されているので、いい観光スポットになっています。近くのドイツ教会にはすぐ入れました。とても静かで荘厳で、しばし見とれてしまいます。5Krだったか寄付して蝋燭に灯を燈して、お供え?しました。この辺りや人々の静かな雰囲気は日本の寺院と似ています。
食事を取ろうとしたのですが、メニューが豊富で空席のあるカフェが見当たりません。でも大丈夫、日陰に行けばすぐ空席のあるお店は見つかります。通り沿いにメニューが置いてあったイタリア系のカフェ・レストランで食事としました。ランチが用意されていたのでこれにしたのですが、ステーキとポテトと野菜と凄い量でした。辛うじて食べきれたので、まぁ良かったです。味は不思議なソースのおかげで良く分かりません。その後、また大聖堂に向かったのですが、まだ開いていません。なんだか不思議です。郵便局博物館は無料で静かで内容もまぁまぁ面白くて、多少お勧めです。王宮も見るところが多いところです。諦め切れずに再度、大聖堂に行ってみると今度は開いていました。ここもドイツ教会と同じくらい素敵なところです。ガイド本には入場料が必要なことが書いてありましたが、受付はなく、気持ちの意味を込めてまた蝋燭を立ててきました。
トゥルク行きフェリーまでは2時間くらいありましたが、早めに移動することにしました。途中、大通りで安いTシャツ屋さんがあって、\500くらいだったので2着ほど衝動買いです。あとにも先にも、こんな安いところはありませんでした。もっと買えば良かったかもしれません。今のところ4回の洗濯には耐えています。今回、我々は、シリアラインでストックホルムからトゥルクまでフェリーにて移動します。ガイドには、地下鉄で移動して10分歩けば良いが、タクシーがお勧めと書いてあったのです。でもお金をケチって地下鉄を選択。ところが目的地の地名の発音が分かりません。自販機も無くて困った末、適当に発音してなんとか通じました。ところが途中で枝分かれするこの地下鉄、てっきりホームで行き先を区別しているものと思い込んで、飛び乗ったところ、違う方向に行ってしまいました。同じホームでも行き先が違ったようです。仕方なく戻って乗り直しました。駅から出て迷うかと思ったのですが、看板が要所に出ているので迷わないし、緩い下り坂なので移動も楽です。街並みの静かな住宅地って感じで良いです。私は地下鉄を薦めるな〜。
さて、フェリーターミナルはガラスキです。1時間以上前ですからね。早すぎてトゥルクへのチェックインカウンターは開いていません。駄目元で他のカウンターに行ってみたところ難なくチェックイン。部屋のカードキーをもらいました。30分くらい待っていると、団体客が大挙してやってきました。やっぱり西洋のお年寄りばかり。その中に日本の団体さんも混じってました。人込みの中、いろいろ説明している光景は、空港の出国ゲート近辺のツアーの集団と同じです。どうせ聞いてないんだろうな〜、添乗員さんは大変だな〜と思ってたら、ゲートが開きました。列が流れ出してから後尾に並んで、改札を通ろうとしてたらまだその団体さん、説明中です。やっぱりツアーにしなくて良かった。話を聞かなかったり、バス待ちとか、集合守らない人多いしね。 フェリーは結構大きく、個室も多いです。日本みたく、雑魚寝はないようです。部屋は日本の小さ目のビジネスホテル程度。トイレとシャワーまでついてます。小奇麗です。とりあえず船を1周することにしました。エレベーターは混んでいるので階段で上まで行きます。もう出港しており、デッキの上は風が強くなってます。船尾での夕日がとても奇麗です。入り江を縫って進みますが、対岸には別荘と思われる建物が沢山あって素敵です。デッキから免税店が覗けるのですが、もう、買い物をしているお客が沢山います。北欧は税金が高いので、船上での免税店が人気のようです。お土産に免税店でのビール1箱買っている人が多いです。中には6箱くらい買っているつわものも。船の先頭は風がとても強いのです。さすがにタイタニックの物まねをしてる人は居ませんでした。甲板の最上階に行ってみると、なぜか日本人だけになっていました。うーん、皆、高い所が好きなんでしょうか?
用もないのに免税店に行くと、そこは北欧の人でいっぱいです。酒やたばこが沢山置いてあります。勢いに飲まれてお酒を買おうとしてしまいましたが、道中が長いんで、缶ビールを多少買って、後日のお楽しみとお金の節約にする作戦です。"GEISHA"(芸者)チョコレートなるものを発見して、喜んで買ってしまいました。きっと、日本人向けにおいて在るんだろうなってこの時は思ってたわけで。 食事をしようとレストランに行ったのですが、すでに遅く満員だとのこと。予約するか即効で入らないといけないみたいです。でも近くにブッフェ形式のカフェがあり、簡単な食事がとれます。安上がりで簡単でいいです。生ビールもあります。一日中歩いてビールを飲んだら、もう、おねむの時間です。でもその夜、窓から見える夕焼け&朝焼けは絶景だったようです。妻が一生懸命写真を撮っていたのですが、私は、一瞬起きただけで、寝ぼけたままよく見なかったわけで、とても残念でした。この船の旅は極めて快適です。内海なので全く揺れません。
6/14 〜フィンランド・トゥルク、ナーンタリ(泊)
翌朝早くトゥルクに到着です。フィンランドは時差が1時間早いので、時間を勘違いして、到着まで時間がありません。急いで朝食を済ませ、余っているスエーデンの通貨でお土産を買っていたら、既にロビーは人で一杯になっていました。急いで荷物をまとめて、出口へ向かいます。まずはトゥルク城へ向かいます。城の周りの公園も綺麗に整備されていて、とても快適です。何故かバックパッカーが寝ています。フェリーの時間を待っているのでしょうか?城は西洋の物とはちょっと趣が違います。中に入りたかったのですが、時間が早い為、中庭にしか入れませんでした。静かで澄み切った、何か良い時間が過ぎていきます。でもそれも束の間、日本のおば様の笑い声でかき消されました。フェリーで一緒になった人達が後を追ってきました。観光名所ですから仕方がありません。確かバスの移動だけなのに、ここまで来るのに時間かかってますね。団体はタイヘンですね〜。
その騒ぎを逃れるように、今度は市街地にある駅に向かいます。北欧で初のバスを使おうと、バス停に向かいました。ところが英語が書いてありません、フィンランド語です。バスの路線図もありません。おまけにガイドの地図にある地名も書いてません。これはいったいどういうことだ?悩んでると、現地のおじさんがフィンランド語?で話しかけてきました。どうも英語がしゃべれないようです。何を言っているのか全く分かりませんが、どうも歩けと言ってるみたい。確かに3kmくらいだから、バスで間違ってトンでもないところに行くよりかは良いかと、歩くことにしました。このおじさんが言うには20分くらいだと。後から分かったのですが、ガイドに書いてない地名は"KESUKSUTA"で市街地っていう意味だったようです。
歩き始めは民家を見ながら、結構楽しく歩いていたのです。でも、一向に駅に近づきません。おまけに石畳だから、バッグを乗せていたキャスターの輪が壊れてしまいました。なんてこったい!それでも、騙し騙しキャスターを動かし、日差しが暑くて汗まみれになること1時間、ようやく駅に辿り着きました。5kmくらいあった気がします。地図は正確に見ましょう。駅は比較的小さいのですが、コインロッカーがあったので助かりました。紙幣しか持っていなかったのでキオスクでジュースを買って小銭をゲット。このジュースがめちゃくちゃ美味かった。近くの公園で一休みです。疲れているけど空気が良いんでなんか気持ちよかった。この日は時間に余裕があったので、まぁ歩くのも良いかと、その時は思っていたのです。
街は大きくないので、歩いて回れるくらい。でも、散々歩いて来た身には堪えます。とりあえずマーケット広場に向かいます。ここには地元向けの野菜や花・魚などが出店していて、生活の様子がわかって楽しいところです。次に手工芸博物館へ向かいます。途中、地図を見てたら、後ろから青年が英語で助けてくれました。フィンランド語で話された後だったので、出来ない英語でも十分役に立ちます。知っているのと知らないのでは大違いですね。その青年は親切に教えてくれて、”ここをまっすぐ”って言ってくれたのですが、実際はそうでなく、看板も不親切に建っていて、その博物館を丸々一周してようやく入り口でした。足がくたびれきっていて、堪えます。この博物館は実際に使っていた、昔の郵便局や機織りの家をそのまま集めて保管してあります。ほとんどがログハウスです。一軒毎に解説してくれる女性が民族衣装を着て待っています。同じような横長の楕円のメガネを掛けているのです。このメガネ、多くのフィンランドの人は同じようなメガネを掛けています。皆さん分かりやすい英語で解説してくれました。英語に慣れてきたのか、ここの人がゆっくりしゃべってくれたのかは分かりません。地味なところですが、結構興味深い所です。
次に大聖堂に向かいました。が、疲れきっていたのとお昼前なので、大聖堂を見渡せるカフェでお昼にすることにしました。日が差して感じが良いカフェなのに、空いています。小さい街ですから仕方がありません。パスタとビールを頼んでしばらく休憩することにしました。味は結構いけました。しかし、日差しがきつくなって寛げなくなってきたので大聖堂に行くことにしました。いろいろ大聖堂に行っていますが、ちょっとずつ趣が違うので飽きません。
そろそろ、ムーミン谷があるナーンタリに向かうバスに行かないとなりません。バスターミナルへ行くとガイドに書いてあった番号にはありません。間違っているのか変わったのか、大きいターミナルだったので探すのにちょっと苦労しました。感じの良い現地のご婦人に助けてもらいました。でも時刻表の見方は良く分からないままでした。バスは結構込んでいて、妻と別々に座ることに。私の方は隣に座っていた人がすぐ降りたのですが、妻の方は、何やらフィンランド語とカタカナ英単語で会話していました。妻によると、そのおばさんの“kylpyla?”という言葉の意味が分からず、しばし沈黙。その後、ガイドブックを見せると“あら、ムーミン!”と、嬉しそうな顔。私達がムーミンワールドに行くと思ったのでしょうね。実際、ホテルに寄ってから行くんだけど。フィンランドのバスはアナウンスがほとんど無いので、降りる場所は自分で探すか運転手に言っておかないと行けません。このバスはナーンタリの中心街にのみ止まるものと思っていたのですが、結構頻繁に停まります。急行では無いみたいです。ボーっと景色を眺めてると立派なホテルが見えます。でも看板がありません。バス停でお世話になったご婦人も降りていきます。バスが発車した後よーく見ると、テニスコートに”SPA HOTEL”って書いてあります。妻の隣のおばさんは、“まだムーミンワールドじゃないのよ、ここは「kylpyla」、「SPA HOTEL」よ”と心配顔。そこでやっと分かりました。”kylpyla”は”SPA HOTEL”という意味だったんです。急いでボタンを押して次のバス停で降りて、”kylpyla”へと向かいました。
ホテルは立派な建物です。部屋も広く、テラスからの眺めも抜群です。日本のツアーにも組み込まれているので、ロビーにはおば様達が沢山居ました。SPAやサウナもあるので、もっと早く来てゆっくりしたかったホテルです。昨日買ったビールを冷蔵庫に入れて、ムーミン谷へ出発です。海岸沿いを歩いていくことにします。このホテルには客室用に造らせた船のホテルがあって、その前にはビーチもあります!北欧にビーチがあるとは思いませんでした。結構暑いから良いかもしれません。
10分くらい歩くとムーミン谷への桟橋が見えてきました。実際は谷ではなく、1つの小島が丸ごとテーマパークです。ゲートでチケットを買うと、日本語で挨拶されました。そういえば、ムーミンは日本でも馴染みのキャラクターですから、日本からのツアーが数多く寄る場所です。中は何てことない施設ばかりなんですが、センスがあって好感が持てます。島の自然も生かされています。ちょっと不気味なムーミンの着ぐるみを着た人が歩いているのですがなんだか微笑ましいです。スナフキンは本当に寝ていました。ニョロニョロも居ます。ベビーカーを押す家族が目立ちました。ムーミンは、フィンランドでも子ども達に大人気のキャラクターです。この日はナーンタリミュージックフェスティバルを開催しているようなので市街へ行こうとしたのですが、地図が無いためどういっていいか分らず、疲れているのでホテルに帰ることにしました。
帰ると、早速プールとサウナへ向かいます。この旅、初めてのサウナです。ストックホルムでのホテルやフェリーにもあったらしいのですが、縁が無くて...。 このSPAホテルには温泉があるわけでは無いようです。プールとサウナでSPAって呼んでいるみたいです。おまけにヨーロッパ温泉協会に入ってるし。それはともかく、プールに入って、サウナに入ります。でも、考えてみるとサウナに入ってあったまってからプールに入るみたいな感じです。疲れていたのでマッサージをお願いしに行ったのですが、もう予約で一杯とのこと。きっとロビーで会ったおば様達が予約したに違いありません。仕方がないので、サウナに入って自分でマッサージです。フィンランドサウナは、部屋は日本のサウナと同じ感じですが、熱した石に水を掛けるのがちと違います。先客がそれを知らないらしく、何も掛けていませんでした。このサウナ、水を掛けないとあんまり熱くならないんですよ。その後、妻と合流して、プールにあるバーで飲み物を買ってビーチサイドでくつろぎました。もう8時過ぎなのにまだまだ明るく、海も綺麗で、結構温かく、下手な南国より良い感じです。
さて、お腹が空いてきたので食事です。ホテルのレストランに入って、ピザとテキサス・ホットバーガーを頼みました、名前に惹かれてね。両方とも量が多くて大変でした。部屋に戻ると、歩き疲れとサウナに入ったためか、何だかひどい寒気に襲われました。一体何だったか良く分かりません。妻がマッサージやら筋肉痛用の塗り薬を塗って介抱してくれたおかげで、すぐ寝てしまいました。おかげで冷蔵庫に入れたビールの登場は無しです。
6/15 ヘルシンキ移動→ヤンベルパー→カルストゥラ(泊)
ヘルシンキで待ち合わせしているので9時の電車に乗らないといけません。とても良いホテルだったのでゆっくりしたかったのですが、スケジュールが巧くかみ合わず、とても残念です。朝食が7時からですので、早起きして荷造りです。外は始終明るいし、時差ぼけのおかげで早起きはさほどつらくありません。朝食は美味しそうなブッフェスタイルだけど、30分で食べて、チェックアウトして、バス停に移動です。バスの本数が多くて助かりましたが、どうも、時刻表がトゥルクで見たときと同じ感じ。ということは、同じ時刻表をコピーして全部のバス停に貼っていると思われ、そのバス停の時間は、自分で想像しろって感じの、極めて簡素なシステムのようです。だから、ナーンタリ行きではなく、ナーンタリ発の時刻が書いてあり、時刻表の見方も逆を見ないといけません。謎が解けました。(ホントか?)でも、その時はなんだか納得出来なくて、バスの運転手に”トゥルク?”って聞いたんです。そしたら”ヨー”って答えられて、私は顔から"yes"と読んだんですが、妻は”ノー”じゃないの?って言う。確かにそう聞こえる。もう一度ジャスチャーを交えて聞いたらなんとなくOKみたいなんで、乗ることにしました。ガイドのフィンランド語を見ても”ヨー”なんて言葉ないんです。あとで分かったのは”ヨー”も”yes”の意味だったんですね。
さて、時間も程よくトゥルクの駅に到着です。キオスクを覗くと何やら怪しい缶ジュース(写真)があります。思い切って買ってみると10マルッカ(\250)。高いです。変だなと思ったら、どうも栄養ドリンクのようです。疲れ果てていたのでちょうど良かったんですが、なんかオロナミンCみたいな味で物足りなかった。列車は定刻より10分程度遅れて到着。この位はマシなほうだそうです。列車にはいろんなマークがあります。禁煙・禁ペット・乳母車OK・ビュッフェ・・・などです。気がついたらペット可な席に座ってました。座席が進行方向とは逆だったので、回転できるはずと思い込んでいろいろいじってました。でも、どうにもなりません。近くの人がリクライニングはこうするんだって押してくれました。言葉も通じないんで、親切をあだにしたくないから、分かったって言うようなそぶりをすることになります。北欧の人は優しいんです。車窓の風景は牧歌的な、北海道に似た風景です。2時間ほどで、ヘルシンキの街並みが見えてきました。突然都市が現れました。
到着ホームにてホンカの雨森さんと合流です。これからは彼の紹介でフィンランドを堪能していきます。駅のホームにはアジア系の人はいないので、すぐ見つける事が出来ました。急いで別のホームへ移動しヤルベンパーへの列車に乗り換えです。仕事の関係で車はヤルベンパーに置いてあり、そこから車に乗って、シベリウス(作曲家)の晩年の別荘アイノラ(写真)に連れていってもらいます。ひっそりとした森の中に大きなログハウスが建っています。現在は外壁の塗装工事をしていますが、中を見ることができました。フィンランドに来る前に付け焼き刃でシベリウスのことを勉強しただけなので、正直言って、家そのものしか興味が湧きません。壁やら天井やらをまじまじと眺める3人でした。紙幣になった人なので、フィンランドの人たちはここに来ると感慨深くなるのでしょうね。この家は手入れも行き届いてますので、小奇麗な建物です。庭も奇麗な花が咲いていて、庭から見るアイノラはとても素敵な建物です。このあと、農家のログハウスを改装したレストランで昼食です。とても農家の家とは思えないくらい素敵なレストランです。ここもブッフェスタイルでの食事です。地元の料理も多少おいてありました。白身の川魚や木苺のデザートが印象的です。
この後、ホンカの本社見学です。本社には展示場と事務・営業・設計関係があり、一通り見学させてもらいました。そして、いよいよ、カルストゥラに車で移動です。ヘルシンキ以外はそんなに車がなく、信号も当然無いので、4時間くらいで着くそうです。途中までは高速が走っていて、快適に走れます。けど、一般道でも似たようなものでした。ちなみに高速道路は無料です。有料なのは日本くらいなのでしょうか?なんだかか恥ずかしいです。途中、夕立に合いました。なんでもこの季節は雷を伴って良く降るんだそうです。結構激しい雨が降ります。降るまでは蒸し暑かったのですが、雨が上がるとさわやかな空気になります。ついでにうっすらと虹も出ていました。飛行機から見るフィンランドは湖だらけなのですが、道路はそれを避けて作ってますから、湖が見えません。おまけに山も少ないので見晴らしの良いところも少ないようです。それでも、湖を渡る橋があり、そこの辺りの景色はいいですね。ガソリンが無くなってきたので、給油です。スタンドは完全セルフでアメリカのような感じで、自分で入れてレジでお金を払うスタイルです。窓を拭くブラシを自由に使って良いらしく、雨あがりの汚れをこれで落とします。
カルスゥラの手前の街で一旦停車して携帯電話を取り出します。ラッセ(友人)がログハウスを建てているというので、現場を見せてくれるそうです。が、電話に出ないので、とりあえず今日の夜食をスーパーで買い物です。フィンランドのスーパーも基本的に日本と一緒ですが、広々としていて気持ち良いのです。でも種類は日本の方が多いでしょう。ただ、チーズとハムはこちらの方が断然豊富です。スナックとか惣菜とかで生活の様子が分かってとても面白いですね。ビールのコーナーで”東郷ビール”のことを聞いたのですが、今はもうないとのこと、探すだけ無駄のようです。けど、芸者チョコレートはいたるところにあります。なんだ、フェリーで買う必要は無かった。しまった、これの由来を聞くの忘れた。
買い物を終え、再度ラッセに電話をすると、今度はつながりました。場所を知らないので電話で聞きながら、車を運転します。日本だと道は狭いし、車も人も多いんで危なっかしいんですが、フィンランドではそれほど不安になりません。日本は人口が多すぎます。幹線道路から舗装していない山道に入り、一番奥が建築現場です。クレーンでログ材を積み上げていました。ものすごく太いログ材です。30cmはあるでしょう。この位の太さでないと冬場は過ごせないそうです。”ここがサウナだ”と、自慢気です。ラッセから今晩宿泊する体験ログハウスの鍵を受け取ります。これが手に入らないと宿が確保できないのでしつこく電話していたわけです。車に戻ろうとしたらラッセが”(宿泊所の)サウナに入れ”って強く勧めてきます。当然その気なので心配しなくても大丈夫です。
ラッセに紹介されたレストランで食事をしようとしてたのですが、オープンしていません。ここでもレストラン探しに苦労します。遠回りですが、ダンスホールのあるレストランまで移動します。30分は移動したでしょうか?本当になにもありません。未舗装の道を走り続けました。突然、大きな駐車場と建物が見えます。ここは、定期的に著名なバンドを呼んでいて、コンサートやダンスを繰り広げる場所なんだそうです。ダンスが好きな国民性らしいです。経営者はロス五輪で銀メダルを取った人らしいのですが、その日は何処かへ登山に行っていたらしいです。ここで、初めてトナカイの肉(写真)にチャレンジです。注文をしたらウェイトレスに「本当に食べるの?」って感じで笑われてしまいました。現地の人はあまり食べないようです。炒めたこま切れ肉に、マッシュポテトとベリーのソースが添えられてます。一口食べてみると、そんなに不味い感じではありません。味の抜けた牛肉って感じです。ところが食べ進めると、だんだんくどくなってきます。どうりで木苺のソースがかかってるわけです。このソースは甘くなくすっぱい感じで、ちょうど良い具合にこの妙なくどさを消してくれます。妻は白身の川魚を頼んだのですが、これは結構いけます。付け合せのポテトとにんにくの炒め物?もイケました。郷土料理を食べるならこちらををお勧めしたいです。どちらの料理も、付け合せがメイン以上の量で、食べ切れませんでした。
長い一日でした。湖畔のログハウスに到着です。森林と湖の美しさ、そして、周りには誰もいません。もう最高です。すぐにサウナに直行です。このサウナには葉っぱ(白樺の葉を束ねたもの)が用意されています。サウナに入りながら葉に水を付けて体を叩く事で、肌をスベスベにするそうです。サウナは電気式で簡単にコントロールできます。電気で熱くなった石に水をかけて水蒸気を出して、ますます暑くします。何回もかけていたら、なんだか水蒸気が出なくなってきました。家庭用の簡易サウナだから、水のかけすぎなんでしょうか? とりあえずもっとあったまって、いよいよ湖へダッシュです。誰もいないので、当然スッポンポンです。ところが、湖まで結構距離があります。なんだか体が冷えてきました。ようやく船着き場のような所に到着したときは、すっかり冷えてしまいました。それでも湖に入ろうとしたのですが、なんとなく赤茶けた不思議な色をしてるんで、びびってしまいました。とりあえず足と手をつけて、フィンランド気分だけを味わいましょう。(後で聞いたところ、最近の建築基準法では、水辺から離さないとならないように改正されてサウナから水辺が遠くなったそうです。)気が付くと、蚊が凄い。湖で休んでる場合ではありません。大急ぎでログハウスに逃げ帰ります。これが、この夜...
そしてサウナ上がりの美味いビールを飲んだら例によってすぐお休みです。
6/16 カルストゥラ→ヘルシンキ(泊)
明るい夜に寝ていると、どうも寝苦しい。狭い寝室だから、息で暑くなったようです。何気に、リビングへのドアを開けて、涼をとります。程なく涼しい風で、就寝です。が、蚊の襲来です。昨日、外から帰ってきたときに連れてきてしまったようです。薄明かりの中、蚊との格闘が始まりました。寝ている時の蚊の退治の仕方はみなさんどうしているでしょうか? 私等は顔や腕に止まった蚊にびんた一発です。でも、殺しても殺しても沸いて出てきます。良く眠れないまま、朝になっています。といっても2時頃から朝みたいなもんですが。妻は寝ながら蚊をしとめていますが、私は諦めて起きることにしました。5時でも十分明るいんで散歩することに。でもこの辺り、湖畔の森ってだけで景色に変化も無く、遊歩道があるわけでもなく、そこいらをぶらぶらするだけです。でもカッコウの泣き声が森をこだまして、フィンランドの朝って感じを満喫です。妻が起きてきました。お出迎えが来るまで、TVでフィンランドのニュースを見ます。フィンランド語なのでさっぱり分かりません。コソボと、昨日の落雷で森が焼けた様子、天気予報を定期的に流しているだけで、結構手抜きです。10分間に1回くらいのローテーションでした。お腹が空いてきたので、昨日買ってきたりんごとチーズ、前の人が残した紅茶を頂きます。
程なく、迎えに来てくれました。今日は工場見学です。我が家を作った工場ではなく、丸ログの工場ですが、非常に楽しみです。工場で朝食を用意してくれました。地元のパンとハム・チーズ・ヨーグルトで美味しく頂きました。コーヒーも水が美味しい為か、結構美味しかったんです。聞くところによると、国民1人辺りのコーヒー消費量は世界一だそうです。まず、大きい写真を差し棒で示しながら概略の説明です。手馴れた感じで説明しているので、毎度のことなんでしょう。次に工場へ案内されます。工場までの道には、出荷を待ってるログが並んでいます。この季節はドイツへの輸出が多いそうです。大きい建物の中に案内され、コンピュータ制御の機械(NC)で、床材・天井材・幅木などをカットしている様子が見られるはずだったけど、休憩中でした。ちと残念。出来あがっていた部材は我家で使われているのと同じです。う〜ん感動?
次は、貯木場です。だだっ広いだけです。ポーラーパインとスプルースは冬の間にこの工場周辺から伐採され、ここに保管されています。3交代で働くほど夏場はピークらしいので、半分くらいなくなっています。この原木は巨大な機械で掴んで、コンベアに乗せられます。CTスキャナみたいな機械で、木の大きさや内部の様子を観察して、用途・サイズ別に分類します。次は丸ログの加工工場です。この時間まで休憩していて、このラインがもうすぐ動くはずでした。が、すぐには動かず、5分は待っていたのでしょうか? 作業員が休憩室から出てきたかと思うと、突然機械が動き始めます。物凄い音です。100年ものの大きな木が次々に切られて行きます。ポーラーパインは結構固く、DIY用の丸ノコで切るのに苦労することが多いんです。が、さすが工場の機械はいとも簡単に切っていきます。丸太があっという間に平板に加工されます。これが初めの工場に廻され、建材に加工されます。丸ログはいつのまにか出来ていましたが、あれ? どこで? 次の工場では、各家の設計に従い部材がカットされていきます。ノッチやダボ穴が自動でカットされ、壁図通りにログ材を並べて間違いが無いことを確認して、梱包です。梱包はログ材の組み合わせを考えながら、四角く収まるように人手で梱包しています。結構重いログ材なのに平気で作業しているので驚きです。
フィンランドは広大な平野に豊富な森林があるため、贅沢なログハウスを建てていても消費より育つ方が多いそうです。また、1本切ると2本植えないといけないそうです。こうして森林資源を大事にしています。こういうお国柄なので、廃材も大事にしています。はがした樹皮は紙に、おが屑は燃料に、切りくずを薄くスライスしてクッション材に、丸ログの端材の中心に穴をあけて、大きな木製ローソクにしています。本当に無駄が無い工場です。工場っていやな感じがするのですが、この工場は気持ちよく見学することが出来ました。香りもいいしね。
次に事務・設計関係の事務所を見学。OA化は結構進んでる様子。フィンランドって田舎のような気がしますが、携帯電話では先進国で、世界的なNOKIAもこの国にあります。広告にはHPのURLがあちこちに書いてあります。設計もCADで行っています。設計した図面を3次元画像で見せてくれました。面倒だけど、ドアの開け閉めも出来ます。
工場の後は周辺のログハウスを紹介してくれました。フィンランドでは昔からログハウスが伝統的な住宅でした。しかし近年、現代的な工法の普及で建てる人が多くなっていたのです。ここにきて、NCの加工技術やラミネート技術の進歩により機密性が高くセトリングの少ない住み心地の良いログが可能となり、折からの自然志向でログハウスを建てる人が増えてきているそうです。ログの歴史が古いフィンランドですから、世界的に優れた製品が作れたため輸出もさかんです。ですから、フィンランドでは一般住宅や店舗でさえも当たり前のようにログハウスです。色使いも様々で、森の中に立っている様子がぴったりはまっています。我が家のように住宅地に無理やり建てたのが恥ずかしくなります。帰ってからもっと緑を多くしようと心に決めたのです。その後、お昼にしたのですが、このカルストゥラにはレストランが数件きりです。小さい街だし、あまり外食しない国民性なので仕方がありません。けど、小奇麗で感じの良いレストランが多いのです。やっぱり、ヨーロッパです。センスが良いんですね。味もまぁまぁ、ベルギーの鶏事件がありましたが、鶏は輸入して無いそうなので安心だといって、人に勧めておいて、彼はポークでした。まぁ、好みの問題でしょう。そして、もうお別れ間際なので、持ってきた静岡のお茶をお土産として渡しました。水が美味しいので、きっと美味しく飲んでくれたでしょう。
再び工場へ行って、皆と別れです。ユヴァスキュラ空港に行きます。この空港、拍子抜けするくらい小さい空港。チェックインカウンターも小さい。自由席だからチケットも発券しません。ゲートもいい加減です。地方空港なんてこんなもんで良いんだよなって思う。静岡空港なんてきっと立派な空港になるんだろうな、無駄金注ぎ込む前によく考えないといけないね。飛行機の時間が迫ってくると乗客が増えてきました。どうもこの辺りはビジネスマンが多いみたいです。みんなスーツ着てます。自分等が浮いちゃってます。まぁいいか。気がつくと日本のビジネスマンもいました。なにやらモバイルしてます。最近、多いですな〜。キオスクみたいなカフェで怪しげなジュースを飲んでると時間がやってきました。こんな空港だから、飛行場を歩いていくのは覚悟してましたが、なんとプロペラ機でした。生まれて始めてのプロペラ機です。なんだか嬉しくなってきました。機内は小さく4列シートでバスみたいです。でも機内サービスはありました。あっという間にヘルシンキ空港です。行きは4時間かけて車での移動でしたが、飛行機はあっという間ですね。空港ではフィンランドの地図を見つけることができ、これはお土産にお勧めで、自分用にも貰ってきて、さっき、額縁に入れて玄関に飾りました。
バスでヘルシンキ市内へ移動すると、駅は大工事をしていました。なんだか凄いことになってます。ホテルは駅前なのですぐチェックインできました。どういう訳か、バウチャーの日付が合ってませんでした。これが唯一のトラブルですが、難なくクリア。そして現地調達のサンタクロースロースエクスプレスの寝台乗車券もフロントで受け渡され一安心。さて、まだ明るいヘルシンキを散策することに。首都なので人込みが凄いです。デパートのストックマンでは、お土産コーナーがあってフィンランド全土のお土産が揃っています。地下の様子を見るとなにやら良い香り。コーヒー豆屋さんがあります。ロバーツコーヒーといいます。この香りは結構良い味を出しそうな香りですし、豆も綺麗です。フィンランドのコーヒーのレベルは高いことは知ってましたから、迷わず買うことにしました。マーケット広場、大聖堂を散歩するとお腹がすいてきます。ガイドで目当てにしていたレストランに行ったら、潰れていました。他の店は予約が必要だったり、正装が必要だったりで、ちょうど良い店がない。探し歩いてみるとカフェばかりで、あんまり良いもの食わせてもらえそうも無さそう。仕方ないので、ホテルで食事することに。これが結構、良いレストランでしたが、値段も張りました。昨日はお金を使わなかった事だし、まぁいいか。おすすめセットを頂くことになります。疲れているので、お酒を飲むとすぐお休みです。実は、フェリーで買ってきたビールはまだ役に立っていません。うーむ、大失敗。
6/17 ハメーンリンナ〜シルバーライン〜タンペレ=サンタExp(泊)
シルバーラインは人気のクルーズで、結構混むから早くチェックインするように言われていました。それでハメーンリンナへの列車を一本早くして、チェックインしてからハメ城を見学しようと考えていました。ですから、また急いで朝食を食べて、駅に移動して切符を買わねばなりません。カウンターは混んでいて、切符の自販機があるのでそちらで買おうと思ったら、フィンランドとスエーデン語のみ。ゲッと思ってカウンターに並ぶことに。でも、前の若者が何やらもめています。延々と。初めは余裕だったのですが、時間が迫ってくると非常にあせってきます。ふとすると右のカウンターがオープンしました。移動して買おうと思ったら、自分の後ろの列の人が一斉に移動してきます。結構素早いフィンランド人です。でも、なんで自販機使わないの?? よっぽど使いにくいんだろうな。で、ようやく切符が買えて、一路ハメーンリンナです。
ハメーンリンナ駅からシルバーラインの発着所までは1kmくらい。キャスターが壊れているので、大きなバッグをかついて歩いて行かねばいけません。ところが、ガイドに載っている場所には何にもありません。駐車場と公園、カフェのみ。なんか変だ?本当に混むのかって疑問がよぎる。そこらを一周してみると、「シルバーライン」の文字が書いてあるバス停みたいな時刻表があるのみ。むむっ、予想と違う、これじゃチェックインのしようがない。仕方なく、そばのカフェで一休みをすることに。アイスクリームでも食べようとしたのに、なんかパブみたいな雰囲気。アイスはあと1時間後に隣にオープンだそうで、しかたない?朝っからビールを飲むことに。なんで、ビールよりアイスの方が開店が遅いんだぁ?って思っていても、朝っぱら、川沿いのオープンカフェでのビールも良い。すると、なにやら調子のいいフィンランド人?がやってきた。フィンランド語?でべらべらしゃべってくる。困ったけど、適当に話すことに。ふと、2人組みのスリで、後ろに相棒がいるかと注意したのですが、考えすぎでした。フィンランドの田舎はまだ安全そうです。彼は歌を歌って、携帯の番号まで教えてくれました。気がつくと船が到着。なんだか分からんけど楽しかったので、その彼と記念撮影して乗船です。
なんだ、乗客なんて20人くらい。スカスカです。きっとピークには団体が入って混むことになるんだろうね。船から船員が出てきて、切符売りもします。前列には日本のOLさんらしい人が、なにやらもめています。船員の英語が分からんので私らに助けを求めに来ました。自分も大してわからんのですが、船員さんは怪しい日本語をしゃべり出します。結局、途中下船観光できる場所があるので、切符に書いとくよって話。切符を見ると手書きです。なんともアットホームな船です。彼女は、私達がカフェで現地人と談笑してるのを見て、知り合いと話してると思ったそうです。彼女はハメーンリンナ2泊・トルゥク2泊して、私達と同じ日に関空へ帰るそうです。さて、空港で会えるかな? トゥルクでの経験を船上で話していると、ハメ城が目の前に広がって、皆で記念撮影。ハメ城行けなかったけし、トゥルク城も入れなかった、サボンリンナのお城にも行きたかった。今度こそ。
このクルージング船は屋形船より一回り大きくした感じ。一階にはレストラン、2階はカフェと展望デッキ。皆、デッキの上で景色を堪能しています。クルージングはフィンランド観光の目玉かもしれません。実に気持ちのよい風が吹いてきて、緑と湖畔のコントラストが美しい。湖畔にはコテージが建っていて、水遊びしている人が多数います。こちらから手を振ったり振られたり。なんだか楽しいです。ペンギンアイスを食べて、生ビールを飲んで、ほろ酔い加減で青空の下のクルージング最高です。何箇所か船のバス停のようなところがあり、そこから乗る人もちらほらいます。波止場に付けて乗船させて出航する手際は見事です。先ほどの日本語を喋る船員の相棒がその都度忙しくロープを付けたり外したりしてました。レストランで昼食です。食事のメニューはランチのみ、\1000くらいで分厚いステーキがやってきました。肉はさすがに安いです。でも固い、しかも多い。とうとう食えずに残してしまいました。ごめんなさい。
問題の、観光できる場所で1時間のフリータイムです。といっても見る所は彫刻家と漫画家の博物館のみです。知らない人ですけど、結構面白く見させてもらいました。住んでいた家をそのまま博物館にしたものですが、とてもユニークなログハウスです。あとで分かったのですが、この博物館の切符とランチと船の代金がパックになったチケットもあったそうです。なんだ、結構損してた。お得な切符って後で分かること多いですね。悔しい。この波止場でほとんどの人が降りて、別の団体が乗ってきました。ハメーンリンナから乗っているのでは、日本の彼女くらい。うーむ、ここで降りるくらいが調度良いのかもしれません。その後、4時間くらいクルーズは続きます。人も空いてきたので、ビールを飲んで昼寝を決め込みました。でもさすがに飽きてきて、列車との接続が良い波止場で降りようかと妻に相談したのですが、チケットがもったいないってことで最後まで行くことになりました。
そうこうしてる内に終点タンペレです。夜行列車のサンタクロースエクスプレスまでは数時間。また、レストラン探しです。本当は、回転展望レストランに行きたかったのですが、却下されてしまいました。相変わらず、カフェしかありません。それに、メニューを見てみると英語を書いてある店が少ないんです。仕方ない、またホテルのレストランです。今度は安いメニューも置いてあるので安心。チキンパスタとエスニック風チキンソテー、バナナフォスターを注文。量が多いかなと思ったのですが、今度は日本人サイズ。調度良かった。バナナフォスターはお薦めです。駅に移動してみると、列車はもう着いてました。とりあえず、予約してある寝台に行くと、鍵がささったままドアが開いてます。結構広めで、洗面台と飲み水までついてます。荷物を置いて、列車の全貌を見学に。結構長くて、最後まで行くのに一苦労です。最後には噂のカートレインがあり、見事に車が列車に乗っています。赤いパジェロが目に付いたっけ。寝台列車は薄明るい夜の中、白夜の北極圏に向かってひた走ります。疲れているのでこの日もすぐに、ご就寝。妻は列車から見える、日の入りだか夜明けだか分からない絶景を堪能していたようです。
6/18 =ロバニエミ観光(泊)
目がさめると、もう終点近く。待望の北極圏、白夜の世界。ロバニエミの駅に降り立つと、大勢の人が降りてきました。この切符は手数料掛かっても、前もって買っておいたほうが正解のようです。バックパッカーも結構いました。最北端までバスで移動する人達でしょう。ホテルは結構遠いので、壊れかけたキャスターを酷使することに。ロバニエミは思ったより街でした。交通量も割合多い。そして、さすがに寒かった。北の国というのに、ここに来るまでは暑かったんです。25℃と、日本と変わらないくらい。せっかく用意してきた洋服もただの大荷物、とガックリしてたところ、ようやくジャケットが役立ちます。川沿いを歩いて、やっとホテルに到着。どうも、ロバニエミのホテルはこの川沿いに集中して建っています。なるほど景色が良く、気分良く泊まれそうです。目的のホテルは朝早いチェックインにもかかわらず、部屋を開けてくれました。寝台列車でも結構疲れているので、一休みしてインフォーメーションに行きます。実は、2泊するこのラップランド地方の情報が少ないんで、何をするか決め兼ねてました。行けば何とか成るだろうと思ってたのです。けど、やっぱり観光ポイントは少ないようです。
とりあえずパンフレットを貰って、サンタ村へ行くことにします。インフォメーションの前のバス停からもサンタ村へのバスが出ます。ガイドには「北極圏」で下車って書いてあるのですが、「サンタパーク」でよかったみたい。でも、地図とは違う小さい道を走っていきます。だんだん不安になってきます。他の(同じ目的地へ向かうであろう)観光客も心なしか心配そう。途中下車する若い娘が、前にいたおじいさんに向かって”次の角を回ってから降りるのよ!”って大声で教えてたので一安心。その通り、大回りしてサンタ村に到着です。
淋しい村を想像してたのですが、なんと、ここは一大観光地。それも、カフェとお土産やさんばかり。噂のサンタさんの場所を発見して会おうとしたのですが、お昼休みでした。お土産を見て、北極圏のラインで記念撮影して、一通り見学したらサンタさんがいました。やさしく声を掛けてくれます。写真は撮るな、有料だって書いてあります。結構高いです(¥1500?)。ちょっと興ざめ。ビデオは撮っても良いようなので、ビデオを持っていくのがお勧めです。去年出来たばかりのサンタパークへは、専用バス(無料)で移動です。30分おきくらいに出ています。途中にトナカイ村があります。広いんですがあんまりいません(人もトナカイも)。帰りに寄ろうかとしたのですが、やめてしまいました。サンタパークはなんと地下(洞窟)にあります。結構神秘的です。何で地下なのかさっぱり分かりません。でもまぁ、いいです。入場料は高いのですが、中のアトラクションは全部無料で何回でも乗れます。と言うほど種類はないが。地下なので広くはありませんが、そんなに人がいるわけでもないですし、アトラクションは地味な方。レストランは無くカフェのみ。なんか、このあたりがフィンランドらしいって言えばそんな感じ。ムーミン谷の方が華やかではあるかな。でも、とりあえずアトラクション全部制覇です。そんな中、突然、少年合唱団が中央ホールで歌い出しました。皆聞き入るほど素敵な合唱です。これも定期イベントかと思ったんですが、少年等は合唱が終わると、アトラクションめがけて一直線です。なーんだ、普通の少年達だったんですね。合唱している姿と、遊びに興じている姿のギャップが大きくてほほえましく思ったのでした。
再びバスでサンタ村へ。ロバニエミまでの時刻表を見ると結構時間があるので、公式サンタ村の隣にある非公認?お土産屋に行って、その裏のこれまた非公式?トナカイ牧場でトナカイの鑑賞です。2・3頭しかいなかったので淋しかったのですが、後から来たアメリカ人らしき人が、2、3時間探して(何処を?)一頭も見つからなかったって言っていました。トナカイはあんまり居ないんでしょうか?ムースは結構居るみたいですね。
バスでホテルまで帰れるのですが、ついでに駅周辺まで足を伸ばします。先ずは明日の観光予定を立てるため、バスステーションで時刻表を調べます。が、どうも長距離のバスしか載っていません。なんだか分かりにくく、土日運休が多くて、思いきって遠くにも行けません。そうです、明日は土曜日です。諦めて近くにあるスーパーで買出しです、何を?? このスーパーにはお土産になるようなムーミン関連のお菓子が沢山あってちょうど良かった。そして、なんとホンカのロゴ入りクッキーがありました。フィンランド語なのでさっぱり分かりませんが、どうも、キャンペーンか何かのようです。早速お土産に買うことにします。好物のカールスバーグもあったので、これも買って今夜のサウナの後のお楽しみとします。その後、街中をぶらぶらしてホテルに帰りました。途中、ホンカの営業所が在ったので、喜んで記念撮影です。
そして、念願のサウナです。バスタオルを持って、ホテルの地下にあるサウナ&プールに行きます。誰も居なくて、なんだか勝手が分かりません。プールのそばにあるサウナだから、水着を来て入るんだろうと思い込んで、しばらくサウナに入ってました。すると、何やらすっぽんぽんの外国人。やはり水着はいらんかったんだ、と反省していると、彼は英語で話し掛けてきます。フィンランド人にしては何だかなれなれしいです。何でも、スウェーデンのユッカスヤルビ近辺から彼女に逢いにやってきたそうです。これから、ダンスホールで食事だそうです。私が、ユッカスヤルビに行きたかったが日程がきつかったというと、なんだか色々(アイスホテルなど)教えてくれました。そんなに複雑な会話も出来ないんで、終いには物価の話になります。いろいろ聞いてくるのは良いんですが、いちいち、円からマルッカに計算するのが大変です。暑くて正確に計算できなくなります。彼は、何度も水をサウナに掛けて水蒸気を出すので、さらに暑い。ようやく、”Your&My”とか言って2杯掛けて、ようやくプールへざぶんです。サウナのプールって湖の代わりなんですね。ナーンタリでは気がつかなかった。気持ち良いプールでした。程なく、女性用サウナから妻が出てきました。紹介すると彼は、レストランで会おう、ビールをご馳走するって言ってくれました。部屋番号を教えてくれって言われたのですが、一応、警戒。部屋番号教えると脱衣所の洋服からカードキーを抜き取って、そのキーで簡単に開きますからね。”じゃあ、レストランで”って言って別れました。確かkurreって言う名前でしたっけ。
この日やっと、念願のビールのご登場となりました。感慨深く飲み干して、スーパーで買ったカールスバーグも飲んでくつろいでから、レストランへ行きます。彼を探そうと、うろうろしたのですが、全く見当たりません。仕方なく食事をしていると、生バンドの演奏が始まって、本当にダンスホールになります。何組かの老夫婦が優雅にダンスを踊りってます。さすが上手ですね、それに、自然です。社交ダンスのような堅苦しさはありません。でも、彼はいません。やっぱ怪しい人だったのかな?部屋に帰ると決まって就寝です。
6/19 ロバニエミ終日観光(泊)
さて、今日はどうしようか。川をクルーズするのも良かったのですが、タンペレで散々クルーズしてきたし、寒いので森林博物館へ行こうとします。今一つバスの路線が分かんなかったので、妻がインフォメーションで聞いてみると、やはり土日は運行してないとのこと。レンタバイク(自転車)を勧められましたが、風が強いし寒いのでパスです。それで、アルクティム博物館に行くことにします。回り道してメイン通りに行ってみると、なにやらイベントをしています。いろんな露天が出ていて楽しそうです。なんだか人だかりができて、民族ダンスが繰り広げられています。地元のラジオ曲まで中継に入ってます。この地域ではきっと一大イベントなんだろうと思うと、結構得した気分になります。
この後、アルクティムへ向かいます。ひっそりした大きな博物館です。それなりに観光客が入ってます。北極圏の説明やサーメ人の様子がまとめてあり、結構楽しめます。何やらホールで民族ダンスが始まります。行ってみると、先ほど通りで踊っていた一行が再びここで踊っています。民族ダンスの踊り手も少ないんでしょうね。でも、こちらの方が沢山踊ってました。またまた得した気分。踊りも終わったのでカフェでお茶します。我々のカフェの使い方が上手くなりました。トレーに紙ナプキンと必要な食器(ナイフ・フォーク等)、お好みの飲み物や食べ物をを乗せてお会計。コーヒーと給湯器があります。何種類かのティーバッグや粉末ココアに使うお湯です。パイはレンジで温めてくれます。
ここからの帰りにもう一度、イベント会場に行ってみます。小腹が空いてきたところに、おいしそうなドライカレー?を持ってる人を発見。早速買ってみると、これはパエリアだそうです。味もなかなかよかったです。時間もあったので、またスーパーに寄ってみます。おつりで何やらゲームしている人がいて、覗いてみるとコインゲームで、現金がそのまま出てくるようです。1マルッカで遊べるので、手持ちの5枚注ぎ込んでもまったくスカ。悔しい思いをしていると、後からきた子どもが2回目で見事ゲット! ますます悔しい。
さて、今日もサウナです。今回は勝手も分かり堂々と入ります。でも、今回も新たなる発見。フィンランドサウナでは瓶ビールをサウナに持ち込んで、飲みながら入ってるんです。感心していると、例によって話し掛けてきます。今日は、ロバニエミの大学教授らしいです。日本の山形や名古屋に行ったことがあるそうです。今夜11時、教会でコンサートがあるそうなので行ってみると良いって教えてくれました。サウナ帰りのエレベータに乗ろうとしたら、団体さんが降りてきます。「サウナ入ったか? 暑かったか?そうか!良かった!!」ってのを勢い良く連発してきます。凄い剣幕なんで、たじろいでしまいます。温泉に入る日本人のような感じかもしれません。
今日はさほど眠くないので、ミッドナイトサンを堪能して教会のコンサートに行くための、明るい真夜中のお散歩です。明るくても、人通りは昼間より少ない感じです。でも、散歩している人は多少います。教会に着いても人気は全くありません。本当にやっているかどうか不安になります。看板を見ると、間違い無くコンサートは行っている模様です。しばらく悩んでいると、教会からコンサートの団員らしき人が出てきて、1人くつろいでいます。思いきって教会に入ってみると、案内の人が真剣な表情で座ってます。なんか雰囲気が違うなと思いつつ、入れるかどうか聞いてみたら、ダメでした。かなり厳しい感じのコンサートのようです。反省して、記念撮影です。仕方ない、川沿いを散歩して街中を覗いてみると、ナイトクラブがオープンしていて凄い人込みです。昼間の露天もまだやってます。若者と旅行客が多い感じです。
ホテルに帰るとダンスホールも繁盛しています。こっちは中年以上ですね。あまり眠くないのでロビーのバーで一杯飲もうとしたのですが、深夜なのでフロントとバーテンダーで1人です。厳ついホテルマンが何やら忙しくしてるので、なかなか相手にしてもらえません。ようやくバーにやってきて、ホテルご推薦のカクテルを頼むことに。でも、彼はなんか不器用。レシピをみながら一生懸命作ってます。材料の在処も分からずにうろうろ。だんだん申し訳なくなってきました。一見強面なんだけとやさしそうな人でした。
6/20 ロバニエミ→ヘルシンキ→(機内泊)
体調を整えるためにも、寝坊してから朝食を採ります。ホテルの前から空港までのバスが出ていることを確認して、ロビーで待ちます。予定の5分前くらいに、突然バスがやってきたので大慌てて外に出ます。つられて数人ロビーから出た人もいました。けど、それはホテルに着いた人のバスです。数分後空港バスが来て目出度く空港へ。いつも前金だったのに取られないんで、ホテルのサービスかと思ったのですが、下車後しっかり取られました。ぬか喜び。
ロバニエミの空港はユヴァスキュラより多少大きい程度。サンタの公式お土産も売ってます。ここから関空まで一度にチェックインできると聞いていたら、その通りにできました。果たして荷物が関空まで無事届くのでしょうか?そうこうして、何だか分からんうちにゲートが開いて搭乗です。今度はジェット機で、1時間でヘルシンキ空港へ到着です。国内空港から国際空港まではバスも出ているのですが、ゲートも直接つながっているので歩いていくことに。それが、淋しいところを延々と歩いて、ようやくセキュリティーゲートです。けど、パスポートコントロールが無かったんです。結局、パスポートにはフィンランドの判子は押してもらえず、ちょっと淋しい。一旦出てから入れば押してくれたのかな?
空港はトランジットで下調べしてあったので、勝手は分かってました。最後のお土産を買うことにしてあります。この為、空港での待ち時間を4時間も取ってありました。衣類は圧縮袋で小さくして一つの鞄に押し込んで、もう一つの鞄をお土産用に空けておきました。これで結構買えるはずです。瓶のお酒も買えるのでリキュールを2本。本場のキシリトールガム。ムーミンのマッサージャー。ここにもホンカのロゴ入りクッキー。フィンランドの地図Tシャツ等々買ってホクホクです。小銭を使うためにカフェで生ビールを飲みます。さすが空港のビールは程よく冷えてて美味かった〜。再びお土産屋を巡って、飽きてきたのと時間が来たのでゲートに向かいます。ここで、なんとロバーツコーヒーのカフェがありました!それも日本便のゲート前なのでコーヒー好きの人は要チェキです。さらに、帰りの便はムーミンのイラストが描いてありました。妻が一生懸命写真を撮っていると、クルージングで出会ったOLさんと再会です。そして機内もムーミンのヘッドカバーやナプキンでした。こうして帰りの便には気分良く搭乗できたのですが、席が、団体のおば様に囲まれた席となってしまいました。添乗員が最後の挨拶をしているのですが、なんとなく疲れ切ってるようでした。お察しします。
帰りの便の映画は2本とも日本語吹き替えがあり、両方とも見てない映画だったので楽しめました。1本目は『パッチアダムス』で、すすり泣きしてしまいました。まわりのおば様達はトドのように寝ています。2本目は『スタートレック』でこれまた最後まで見てしまいます。そしてようやく一眠り。
6/21 →関空→帰宅
関空へは30分遅れくらいで到着です。予定していた”はるか”には間に合いそうもありません。入国審査はあっさり終わったんですが、荷物がなかなか来ません。ロバニエミから無事届いたのか心配になってきます。来ない方が、後で宅急便で届けてくれるから楽できるかなっと思っていると最後の頃にようやく出てきました。早いチェックインだから下の方に潜ってたんですね。JRの駅もすぐそばで、どうにか”はるか”にも間に合いました。関空って空いてていいですね。そして”ひかり”にもスムーズに乗り換え、家まではその勢いでタクシーを使って帰ってしまいました。行きと違って、順調、順調。でも、これで、とうとう、北欧の旅も終わってしまいました。
おしまい。


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