岡本浩(前モートン歯科クリニック院長['91〜'99年]、2001年8月逝去)先生は、モートンの由来について、Modern Excellent Dentistryを象徴する名称として命名したとおっしゃっておられましたが、本当のところは今となってはわかりません。
 私がモートンと聞いて、最初に思い浮かべるのは、”現在の麻酔の祖”として知られる歯科医ウィリアム モートンです。1845年ボストンで歯科医業をしていたモートンは、ジエチルエーテルを使った吸入麻酔法を考案し、痛みなしに抜歯することに成功しました。この方法がもととなって、近代医学における麻酔法が発展してきたのです。彼の墓にはボストン市民によって建てられた碑が残されていて、"Before whom in all time ,surgery was agony. since whom science has contorol of pain "「あなたが現れるまで、常に手術は苦悶だった。あなたのおかげで科学は痛みを征服した 」と刻まれています。同じ歯科医師としてみて、偉大な業績だと思います。また、次に思い浮かべるのは、19世紀に活躍したアメリカ(イギリス生まれ)の有名な冒険家サ− ヘンリー モートン スタンレーです。彼は、アフリカ探検(リビングストン救出)で数々のエピソードを残している猛者です。
 いずれにせよ、モートンという名称は、いいイメージを与え、耳に残る響きがあると感じています。私がモートンという医院名を変えない理由は、気に入っているということもありますが、1番の理由は、ここを必要とし、拠り所としている患者さんが少なからずいらっしゃるからです。私は1994年からこのクリニックにかかわっていますが、ここのフィロソフィ(診療哲学)を心から気に入って「一生通ってきたい」とおっしゃっていただける方々がいらっしゃるのです。そのような有り難い方々に不安を与える事がないように、医院名は変更しませんでした(医療法人は福邦会(ふくほうかい)と変更しました)。私が引退する時も次の適任のドクターを見い出し、育て、モートン歯科クリニックを引き継いでいけたらと強く望んでいます。そして、それが私の使命だとも考えています。
 当院のコンサルテーションルームにかかげてあるOur Mission(下記)は、まさにこのような考え方を表しているのです。Excellent Dentistry実践の中心として、今後もこのクリニック(0ffice)が順調に発展していくことを切に願って止みません

                          ・・・2003年12月5日 福山義邦

Our Mission(使命)

”あなたのこれからの人生において、今以上歯を失うことなく、あなたご自身の歯で
  気持ちよく噛め、口もとも美しく、健康管理できるようお手伝いすることが、
私の診療の最大の目的です。