医療法人 福邦会(ふくほうかい)の歴史


 モートン歯科クリニックは、当初1991年9月1日岡本浩先生によって、Pankey Philosophyに基づくModern Excellent Dentistryの実践を目指し、大分市末広町のニッセイ大分駅前ビルの14階に開設されました。モートンというのは、モダン・エクセレント・デンティストリ−、近代歯科医学のエクセレント(卓越性)の追求と患者さん中心の診療を目指すという意味を表した言葉です。私(福山義邦)とモートン歯科クリニックとの関わりは、1994年12月頃からだったと記憶しております。当時大分県立病院歯科口腔外科に勤務しておりました私が、岡本先生の要請により、モートン歯科クリニックの主に外科処置を担当することになりました。しかしながら、私は、もともと外科だけの専門医になるつもりはなく、多くの専門的知識や技術を包括的に応用できる臨床医になりたかったので、以来審美歯科テクニックを含む修復治療や咬合学、歯周病学、歯科矯正学、インプラント学、口腔外科学、歯科医療管理学、心理学等々多岐にわたり国内・外で勉強して参りました。このような臨床医を”何でも屋”と陰口をいう人もいますが、私は歯科学ならびに治療技術を総合的にマスターし、”Super Decathlete(十種競技選手)”になりたかったのです。エクセレントな歯科の臨床というものは、1つや2つの分野の知識や技術だけで対応できるものではありません。また、特別な場合を除いて(専門医との連携が必要な場合も確かにあります)、1人の患者さんにphilosophyのことなる多くのdentistがかかわるのもあまりよいことだとも思えません。患者さんは、一人ひとり異なります、一本の歯だけ、咬合だけを診るのではなく、患者さん全体をみて、その希望にかなう結果を出すためには、Super Decathleteによる診療がベストだと考えます。そのような考えを実践すべく、1999年4月の開業を目指して準備をしておりましたが、岡本浩先生が大病を患い、モートン歯科クリニックで開業してみてはどうかという打診がありました。いろいろと悩みましたが、残された患者さんや岡本先生のことを考えると、他で開業するということもできず、徐々にこれも運命と感じるようになりました。そして1999年4月2日新生モートン歯科クリニックを開院しました(4月1日は仏滅でしたので2日開院となりました。モートンの名前の由来や医院名を変えなかったことについては、四方山話モートンの由来の中でお話いたしたいと存じます)。以後、大不況下の地方都市大分において、自由診療にも関わらず、数々のすばらしい患者さんとの出会いによって、順調に診療を続けることができました。そして、2000年10月16日医療法人福邦会(ふくほうかい)を設立し、新たなステージを迎えることができました。これも、岡本先生(2001年8月某日逝去)、パンキー先生(1989年逝去)のおかげと深く感謝している次第です。これからも、継続する志をもちつづけ、さらなるExcellenceの追求をしていきたいと存じております。God bless Fukuhoukai and the patients!

                      2002年1月1日記    福山義邦