歯の着色

ポーセレン、ラミネート、ベニアクラウン


>>福山先生、今回紹介して頂ける症例はどのようなものですか。
福山>>今日は〃着色〃の症例についてお話します。より詳しく皆さんに御説明できるように、歯科技工士の山下君にも来てもらいました。
>>その〃着色〃ですが、治療過程や治療方法を教えて下さい。
福山>>まず原因としては主に先天的なものが多いですね。長い間悩んでおられて来院されるようです。イグザミネーション(総合的な診査)、コンサルテーション(診査の結果、治療計画、治療費の説明)、プラークコントロールプログラムという段階を除くと、実質的な治療は2回程度で終了するので、患者さんの時間的な負担が少いと思います。特徴は、ポーセレンラミネートベニヤを使うことです。これは歯に対するダメージも少なく、自分自身の天然の歯をできる限り削らずに、見える部分のエナメル質をほんの少し削るだけでできるんですよ。
>>山下さんは、この症例でどのようなことを担当されたのですか。特に注意された点なども教えて下さい。
山下>>福山先生の方から模型をいただいて、ポーセレンラミネートベニヤを作ります。厚さは0.5mm〜1mm程度と大変薄いものなので、その人の歯に合う色、特に深みを出す点に一番注意を払いますね。お口の中に装着後に自然な色合いを出すためには、少し支台歯(削った患者さん自身の歯)の色を利用し、光を内部まで透過させてもとの色との調和を図るようにしています。
>>症例写真を見ると、本当に自然な感じの歯の色と口もとですよね。全てをかぶせ物にせず、自分自身の歯が多く残っているというのも安心ですね。
福山>>本来の自分の歯をあまり削らずに治療ができますので、内部からの歯の着色で悩んでいる方にこの方法は素晴らしいものだと思います。
>>どうもありがとうございました。