歯科インプラント
上顎無歯顎のインプラント
>>先生、今日紹介して頂くのは〃歯科インプラント〃の症例ですね。
福山>>そうですね。今日ご紹介する症例の患者さんも、以前からこの治療にかなり高い関心を示されていました。
>>では改めてインプラントとは何かを教えて下さい。
福山>>インプラントは人工歯根ともいわれています。失ってしまった歯の顎の骨の部分にインプラント材を埋入し、その上に入れ歯に代わる天然の自分の歯と変わらないような固定式の歯を作って、機能的にも審美的にも回復を図ります。材料に使用する全属・チタンは、人間の骨と親和性がよく、強く結合(オッセオインテグレーション)するため、まるで本当の自分の歯のように感じることができるんですよ。
>>どんな症状の方でもインプラント治療を受けることができるのですか。
福山>>インプラント治療は、それを行う前に多くの様々な検査や充分な説明を行います。インプラント材を埋入する顎の骨の質が極端に悪い方や重い全身疾患がある方などは手術ができない場合もありますので、自分の希望することと一致するか良く歯科医と話し合い、信頼関係を得ることが大切ですね。
>>この患者さんはなぜインプラントを希望されたのですか。
福山>>この症例は40代の女性です。初めは上下顎とも入れ歯を入れていたのですが、半年後に来院された時「調子はいいが、入れ歯ということが精神的に辛い」と言われ、上顎のインプラントを強く希望されました。上顎は下顎に比べて骨の量(深さ)が少なく、また骨がやわらかいため難しいのですが、検査の結果、充分に適応することがわかり、また、ご本人が身体的にも精神的にも状態がよかったために1度に8本のインプラントの埋入手術ができました。
>>インプラント治療は、2度の手術もありますし、ある程度の期間も必要とされるので、患者さん自身も頑張らなくてはいけませんね。
福山>>そうですね。患者さんの積極的な協力と私やスタッフとの強い信頼関係があったからこそ、双方が満足する結果が出せたのだと思います。
>>本日はありがとうございました。
この患者さんは、その後下顎のインプラント治療も受けられ、現在も定期的にリコールにいらっしゃっており、全く問題なく、快適にお過ごしになられています。