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ST250S 2時間耐久レース / U−4 OPEN 4時間耐久レース
文責:神田@ST250#51
04年7月16〜18日の3日間、高密度な時間を過ごせました。
波乱万丈の3日間を、記憶の限り、綴りたいと思います。
やっぱり、モトキッズの耐久ですから、イベント盛り沢山です。(笑)
今回の耐久は、ダブルエントリーで6耐。
ST250Sは僕のNSRでMCてんちょさんと、
SP−OPENは、水野さんのTZRで、馬場さんと水野さんとの3人組。
メチャクチャ楽しみで、当日を迎えた。
<木曜の夜>
或いは金曜の未明、2時に鈴鹿サーキットに入り、ピットに荷降ろし。
今回は僕だけ、チームの皆とピットが壁を隔てて分けられてしまった。
きっと、誰かの陰謀だ…
お隣のピットに顔を出し、馬場さんと、同じくST250にエントリーする
てっちりさんと少し話し、3時には就寝。
<ブリーフィング>
特スポ前のブリーフィングを受ける。
当たり前のルールを当たり前の様に説明を受けるだけなのだが…
レース中に、それを理解していない人を見かけるのは、悲しい事だ。
<特スポ(朝)>
まず、ST250の走行枠。
MCてんちょさんから走行開始。
20分ほど走った後、僕に交代。
丁度、馬場さんのペアの横張選手と一緒に走り出す。
「神田さん、引っ張ってくださいよ〜」
いや、引っ張るも何も、絶対に横張選手の方が速いと思うけど…。
走行開始、幾つか指摘された事を確かめる。
気温が高い為だろう、確かに挙動が変わっている。
2周目で、いきなり横張選手に抜かれる。
やっぱり速い。
あっという間に見えなくなる。
僕は、今回は絶対に転びたくないので、無理が出来ない。
4周ほど走って、ピットイン。
セッティング変更して、MCてんちょさんへ交代。
改善した事を確認、走行終了。
横張選手の開口一番。
「神田さん、S字遅いッスよ〜。」
うん、知ってた…(T_T)
って言うかね、全体に遅いさ。シクシク。
<受付&車検>
急ぐ。
急がないと、SPの走行に間に合わない。
ダブルエントリーは大変。
しかし、車検で落ちる。
(誰も守っていない)信じられない指摘を受けた。
とりあえず、そのままプラットフォームへ。
SPで走行中の水野さんへ、ピットインのサインを出す。
<恐怖の特スポ(SP250)>
ライダー交代、出発。
このTZRは、僕の感覚に合っているようで、かなり楽しい。
6速をロングに振った甲斐があり、ストレートエンドでぴったり吹け切る。
耐久なら、このギヤ比で良さそうだ。
3周目、130RでTZRを抜いて、余裕でブレーキング開始。
すると、さっきのTZRが抜き返してきて、アウトからかぶせて来た。
これは、決勝に向けてやっつけるしかないっでしょ!
1コーナーでインから刺し、そのまま振り切る。
ピッタリ着いていたから、ボードを見逃したが、そろそろPのはず。
もう1周回ったら、やっぱりPが出ていた。
スプーン1個目で、5速から3速へシフトダウンし、クリップへ寄せる。
スロットルを開け始めた瞬間「バキッ!」と凄い音が。
一瞬バイクが横を向き、慌ててバイクを起こす。
ギヤ抜けして、2速に一瞬落ち、そのあと2と3の間に抜けたようだ。
シフトペダルを踏み、3速へ…「スカッ!?」っと、左足に感触が無い。
ゲゲッ、ミッションが壊れた…!?
バイクを揺らすと、破片を噛んでロックするかもしれない。
クラッチを切ったまま、惰性で走らせる。
グラベルに出ようか考えたが、多分、グラベルの途中で止まるだろう。
コースの右端一杯、惰性でスプーン2個目を回って行く。
いきなりリアがスライドしていくが、なんとか堪えた。
坂を登り、西コースピット出口にバイクを止めて、見る。
「ゲゲゲゲゲ!!」
チェーンが切れて、クランクケースを叩き割っている…
コレはキツイ!
まず、オフィシャルに、スプーンにオイルを撒いた可能性がある事を伝える。
バイクまで戻って、考える。
水野さん、スペアエンジン持ってきてるかな…
徹夜でケース交換かな…
NSRに車両変更かな…
暑い中、ようやく来たレッカー車に苦労して乗せ、ピットへ帰る。
心配顔で、水野さんと馬場さんが待っている。
ポーズは決まり。「合掌…(−人−)」
<インターバル>
TZRを見る。
NSRに車両変更するか、スペアエンジンと現エンジンをニコイチするか…
TZRをバラして行く。
ミッションを降ろし、ダメージを確認。
シフトロッドが曲がっているが、これはスペアエンジンから取れるだろう。
抜いたオイルの中からギヤの歯が見つかって、ミッションとニラメッコしたり、
MC尾関さんの協力を得ながら、エンジンを下ろす準備が進む。
あとエンジンを下ろすだけ、と言う状態で、水野さんはスペアエンジンを取りに、
名古屋まで帰っていった。
<ST250S特スポ(昼)>
走行前に、もう少しだけセットを変更した。
まずMCてんちょさんが走り出す。
気が付くと、半分以上走っている。
セッティングはコレでOKと言う事で、僕へ交代。
走り出す。
…うぅ〜ん、乗りにくいかも。
慣れれば良いと思うけど、進入でフロントからスカッと転びそうだし、
開けるとリアからスカッと転びそう。
慣れるも何も無いうちに、走行終了。
<長い夜>
でも、この方がMCてんちょさんがタイムが出るなら、これで走るかな。
少し悩んだけど、それよりもTZRを何とかしなければいけない。
タイヤすら換えず、ST250のNSRは明日の予選に望む。
外装だけ交換して、TZRに取り掛かる。
その頃、SPの特スポが終了。
MCてんちょ、ヒゲ、社ッ長組のNSRの音がオカシイ。
開けようかどうしようか迷っているらしい。
4時間走るのに、その音では、開けない方がコワイっすけど…。
そして、予想通り、開けてビックリ玉手箱。
シリンダー、ヘッド終了〜。
名古屋にスペアパーツを取りに行くか、どうするか、考えよ〜。
そして、TZRに取り掛かる。
エンジンを下ろし、食い込んだチェーンを外すのに苦戦する。
他にダメージが及ばないように、色んな方向から叩き、ようやく外した。
しかし、スイングアームを削り、スイングアームのベアリングを潰している。
スイングアームの動きが渋い。
その頃、水野さんが帰ってきた。
チェーンとスプロケも買ってきている。
今度は、スイングアームのベアリング探し。
携帯を取り出し、電話する水野さん。
夕方7時、ベアリングも見つかり、なんとかTZRを形にする目処が付く。
夕飯は食べに行くつもりだったが、ヘルパー様に自炊を頼む。
コレは非常に助かった…。
この場を借りて、有難う。>ヘルパー様
食事、風呂を済ませ、整備を再開。
MC組は、ナカジーさんのバイクを丸ごと借り出し、エンジンを載せ換えた。
深夜2時には整備が終了し、解散していく。
その頃、TZR組(と言っても、馬場さんが逃げたので、2人だけ。)は、
まだエンジンをニコイチしている最中。
腰下はスペアエンジン。
腰上とクロスミッションは旧エンジン。
水野さんが新エンジンをバラしている最中に、バラした旧エンジンを見て、
ピストンの当たりがきついので、当たりを取る。
2人でエンジンを載せ、水野さんが補機類を組みつけている傍らで、
明日の車検に備えて、外装を仕上げる。
バイクらしくなったのは、朝の5時半。
後の仕上げを水野さんに任せて、就寝。
朝イチで車検だから、寝ても2時間か…。
…と思ったら、1時間も寝ないうちに、ジャニーヅ君からの電話で目覚める。
キッツー…。
彼は彼で、4時にCBR1000RRのエンジンを組んで載せたらしい。
そして、長い夜が開け、睡眠時間は一瞬で終わってしまった…
つづく。
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