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文責:神田@ST250#51
主にST250について。
<決勝前>
タイヤを触ってみる。
うーん、温かい。
太陽ってスバラシイ。
でも、反対側は冷たい。
って事は、130Rを全開で行って、ショートカットで転ぶのか。
うーん、何台巻き込むかな〜?
今回の作戦は、ポールポジションのMCてんちょさんが、順当にスタート。
ショートカットでO東さんとK林さんを巻き込んでコースアウトし、
僕が漁夫の利で表彰台!
…マジでなったら怖いケド。
ヘルパー様が困っている。
何かと思えば、IHヒーターが壊れたらしい。
色々といじってみた末に、ひげさんの車からコンロを外し、直火。
キャンピングカーバンザイ!?
これでお昼のカレーにありつける。
気が付いたら、ツナギを着た人が近くを走っていく。
そろそろ着替えて、出発しますか!
<スタ前チェック>
オフィシャルさんが、タイヤを触る。
ST250恒例行事だ。
触った場所が温かかったのか、別の場所を触りなおし、ゲートをパス。
K林さん、MCてんちょさんと談笑。
曰く、今日のレースのペースは、「MCてんちょさん次第」だそうで…。
ゆっくり走ってね。(笑)
今日はドコまで行けるかなぁ〜?
楽しみだな〜。
<サイティングラップ>
やる気な人々が、列を作って待っている。
僕は、いつも通り、一番後ろの方で待つ。
皆が一斉に出て行く。
一通り皆が出た後、コースイン。
全開加速し、130Rへ。
このままショートカットで転んだら、記録更新だなぁ…
誰か転んでないかな〜…って、居ないか。
そのままハイペースで周り、グリッドへ近付く。
ダミーグリッドには人が沢山いるので、掻き分けて前へ行く。
目の前はMCてんちょさん、後ろにイソガイ君。
ライダー紹介が始まる。
ポールポジションは、サーキットクイーンの握手付き。
MCてんちょさん、グローブしたままってアナタ…
事情を知っているだけに、笑えるが堪える。(笑)
グリッドが前の方だと、カメラマンさんが写真を撮ってくれる。
もしかして、偽仙人さん!?
カメラが苦手なので、いつもはシールドを閉めるのだけど、
気分の問題で、今日は少しだけ開けて置く事にした。
ピットクルー退去。
嫁が「転んでも良いから、後悔しないように楽しんで」と言う。
大丈夫、転ばない程度に走って、それなりの結果を残すから。
<ウォームアップラップ>
黄旗に合わせて、全開スタート。
2列目だと平坦なので、フルコースより少し半クラ長めかな。
3速に入る頃、MCてんちょさんに追いつく。
妙にゆっくり走っていたので、勢い良く追いついてしまった。
一瞬迷ったけど、ここで変に減速するのも危ないので、そのまま抜く。
うーん、いつもは皆、速いんだけどなぁ…。
そのまま、先頭でウォームアップを回る。
タイヤのウォームアップも十分、デグ1でヒザを擦る。
よし、1周目から飛ばしていくぞ〜。
今回の目標は、2周目から36秒台に入れて、後続を振り切ること。
気合を入れて、グリッドに着く。
リアブレーキを踏み、クラッチを切り、1速へ入れる。
レッドフラッグが退去する。
回転を上げ、シグナルを睨む。
この瞬間、いつも「ゲームみたいだな」と思う。
そして、短いけど長い。
<スタート>
レッドシグナル消灯、クラッチミートする。
ちょっと半クラが短すぎて、一瞬ストールしかける。
1列目左端で、K林さんがスタート失敗気味。
目の前のMCてんちょさん、O東さんは普通にスタート。
2列目左端のY中君が、いいスタートを決めたようだ。
瞬間半クラを当てて挽回し、2速へ送り込み、さらに半クラ。
Y中君が右に寄ってくる。
左をチラッと見て、N藤さんが居ないのを確認し、Y中君の後ろへ。
スリップを使わせて貰おう。
この中で16−39は僕だけだから、僕が一番、伸びるだろう。
…と思ったら、Y中君がイキナリ失速。
ビックリしたぁ!
右に避けて、MCてんちょさんに追い付いて行く。
100m看板を過ぎたところで、O東さんがアクセルを緩める。
左をチラッとみて、O東さんの後ろ、3番手でカットイン。
…MCてんちょさん、全開で入って行ったよ。
ポールポジションからホールショット、カッコイイ〜!
<詰まる>
ところが、その130Rの勢いはドコへやら…
ショートカット、デグナーで、妙に遅い。
後ろでO東さんが焦れている。
ココでインに入って行ったら…後が怖いよな。(笑)
それよりも、今のポジションが怖い。
スタートの様子からすると、K林さんは僕の後ろのはず。
K林さんとO東さんの間って事は、K林さんはチャンピオンを掛けて、
少しでも早く、僕を抜きに掛かるだろう。
前回は新シケインだったな。
どうせ勝負できるレベルではないので、ヘアピン進入を外に振る。
予想通り、K林さんがインに入ってくる。
…ちょっと無理矢理だなぁ、と思ったら、手を上げていく。
そのままベタ付けで走り、4台並んでスプーンを立ち上がる。
自分のボードを確認。
…出来なかった。(苦笑)
だって、スゲー沢山、みんな出しっぱなしなんだもん…。
2周目、K林さんのペースがイマイチ上がらないようだ。
ショートカット進入で詰まる。
そのまま、近い距離を保ってスプーンへ。
ちょっとミスって、立ち上がりで遅れる。
1秒差くらいだろうか。
ボードは…またもや見つからなかった…。
西コースはコレだからイカン。
前からジリジリ離されながらも、頑張ってペースを維持する。
3周目が終わり、ボードには36秒中盤の表示。
ほぼ自己ベストだ。
とにかく、後ろの人達がペースを掴む前に引き離したい。
4周目、ヘアピンを立ち上がり、半クラを…
…スカッ。
・・・・・スカッ?
クラッチが切れなくなった。
250R、スプーン、バックストレートで、調整ネジを回そうとするが、
硬くて回らない。
耐久で転んで、交換してもらった時に、パワーがある人が締めたのだろう。
マズイ、集中力が切れた。
クラッチが切れないのは諦めて、走る事に集中しよう。
5周目に入る。
前を行くK林さんとは、3〜4秒は差がついたろうか。
残念だけど、僕の実力では、追い付くのは無理そうだ。
順位キープが良いとこだろう。
今まで、レース中に振り返った事は一度も無かった。
今は、クラッチが無いので、失敗した時のリカバリーが効かない。
後ろにどれ位の余裕が有るか、ショートカットで振り向く。
すぐ後ろにN藤選手が居た…。
その後ろは、離れているようだ。
こんなペースじゃ、N藤さんは振り切れないよなぁ…
とにかく、頑張るしかないか。
いつインに入られるか、と思いつつも、来ないと信じてコーナーへ入る。
スプーンの立ち上がり、またもや微妙にミスった。
うーん、焦って早く開けすぎたなぁ。
ストレートがビミョーに遅い。
ストレートエンドで、右へN藤さんが並んでくる。
そのまま僕がイン側で進入する。
右に居るかもしれないので、130R立ち上がりの右を少し開ける。
さすがに、130Rで寄せて行くのは怖い…
ショートカットのブレーキングで、前に出られる。
そのまま、後ろに着いて回る。
頑張って抜き返すぞ!!
ヘアピンで後続を確認。
全然見えないから、かなり離れたようだ。
って事は、何も考えずにバトルすれば良いんだな。
6周目、ストレートでは殆ど変わらない。
スリップ使えば抜けるかなぁ。
130Rだけは、僕の方が速そうだ。
ペタペタくっついて、追いかけまくる。
スプーンを立ち上がり重視で抜けて、スリップへ潜り込む。
7周目、ストレートで左に並ぶ。
速度差が足りなくて、前には出られなかったが、インを取ったので、
N藤さんが譲ってくれたのか、ちょっと手前でアクセルを緩めた。
さぁ、逃げるぞ〜。
ブロックなんて考えず、とにかくタイムを上げる事を考える。
ショートカット立ち上がりで、リアを大きめに滑らせてしまう。
ロスはそんなに大きくなさそうだ。
振り切るのは無理だろうけど、簡単には抜かれないぞ。
それにしても、クラッチが無いとヘアピンが辛い。
2速で半クラ無しでは立ち上がらないので、1速に突っ込むが、
ノークラッチで1速は、寝かし始めながら落とさないとレブってしまう。
ミスって横を向くと、回復させるのに一苦労。
普段なら半クラでエンジンブレーキを抜くのを、フロントブレーキを
掛けたまま、アクセルをチョイと開けて、跳ねるリアを止める。
僕って、結構、器用!?(笑)
って言うか、凄い集中力が要る。
そのうち転びそう…
そんな状態での7周目、スプーン立ち上がりで前後とも微妙に滑りながら、
スロットル全開で立ち上がる。
3ヶ月ぶりのこの感触、今日は乗れてる!
8周目、130Rでフロントが滑るが、持ち堪える。
デグ2、スプーン進入、どこでもバイクが滑り出す。
楽しい〜!! いつになくテンションが高い!
この周は速かったぞ、ベスト更新は間違いなさそうだ。
9周目、先の周は速かったと思ったのに、ショートカット進入で抜かれた。
立ち上がりで、またもやリアをスライドさせる。
もう目一杯だ。
デグ2の進入でもシフトダウンを失敗。
う〜ん、メロメロ…。
気を取り直して、追いかける事に集中する。
10周目、離れかけた距離をジリジリと詰める。
なんとか抜き返せるかな?
思ったより、ペースは上がらないようだ。
いつもは、何度も振り返るN藤さんが、振り返らない。
レース前に、よく振り返る話をしてたのを思い出す。
11周目、シケインでなんとか射程距離に近付く。
次がファイナルラップ、130Rで抜き返すぞ!!
外側のポストで、白黒旗が振られている。
スローダウンしている車両…ドコだ!?
マッチャンで激突はイヤだな。
若干ペースダウンする。
スプーンで、当該車両を確認。
N藤選手がスプーン2個目でインから抜く。
丁度、僕がアウト一杯に立ち上がりたい所で、外側に居る。
頼む、もっと外にちゃんと寄ってくれ〜!!!
アクセル開けられないじゃないか〜!!
…ストレートで追いつけなくなった。
ちっくしょ〜!
130Rで周回遅れに絡む。
N藤さんが進入でインから抜いて行く。
速度差が有るので、立ち上がりで外から抜きに行く事にする。
…と思ったら、後ろを振り返りながら、イキナリ足が出る。
ビックリして、アクセルをちょっと緩めてしまった。
譲ってくれる気持ちは解らんでも無い。
でも、普通に走っててくれれば良いんだけどな。
ラインを譲るなら、もう少し早く意思表示しないと危ないよ。
それでも、なんとか攻め立てて、デグナー立ち上がりで近付く。
そしてヘアピン進入。
…1速へのシフトダウンをミスった。
リアが跳ねる。
何とかリカバリーするも、インを1m以上外した。
く、苦しい〜。
シケイン進入で差は約1秒。
もう1台、周回遅れが上手く絡んでくれないかな。
…と言う期待も虚しく、差を詰めるのが精一杯でチェッカー。
体を起こして、後ろを振り返る。
今日のレースは楽しかった。
最後に抜けなかったのは悔しい。
でも、僕のレベルからすれば、N藤さんとバトル出来ただけでも上等。
自分の実力目一杯の、緊張感あるバトルが出来たと思う。
クールダウンで、O東さんが肩を落として走っている。
と言う事は…もしかして、MCてんちょさんが優勝!?
パークフェルメに集まる。
自力での5位入賞は嬉しい。
車両保管だ〜。
今回はN野さん、T幸さん、Tつみさんとかが参戦してないけど…。
隣に並んだN藤さんに、「速くなったね〜!」と言われる。
素直に嬉しい。
これで、’04シーズンが終了した。
年間ポイントは47ポイント、ランキング5位。
レース2年目、自分で思った以上の結果を残す事が出来た。
色々と教えてくれたチームの皆、
いつも一緒に練習して、楽しく過ごさせてくれた人達、
特に、水野さん、岡田君、そしてイソガイ君、
練習の時、何度か引っ張ってくれたK林さん、N藤さん、
耐久の前後、ST250で走って、色々教えてくれたMCてんちょさん、
速く走る為のライバル意識を刺激し続けた馬場さん、
そして、全てにおいて理解、協力してくれた嫁。
皆さんに感謝して、今回の参戦記を終わります。
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