■実車レポート(2005.11.24 UPDATE)
従来のスパークプラグの常識を覆す銀製の大型中心電極と円周接地電極を採用し、燃焼室で最も混合気の濃い場所に約3mm長の球面プラズマ放電を発生。また、大型の冷却孔による効率的な放電を実現。理想的な燃焼により、クリーンな排ガスを実現し、燃費、出力、加速レスポンスを向上させます。
創業67年の歴史を誇るブリスク社は、非常に高い技術力を持つチェコのスパークプラグ専門メーカーです。F1、インディ、WRC、ルマン24時間をはじめ、海のF1と呼ばれるパワーボートで常勝中のランボルギーニエンジンや欧州車に純正装着されるなど、非常に高い評価と信頼を得ています。

なぜ、プラチナやイリジウム、チタンではなく銀を使うのか?

電気的・熱的効率に最も優れた銀は、スパークプラグの中心電極として最適の金属です。しかし従来の構造で電極に銀を使用し電極を大きくすると、放熱の問題が発生し、すぐに劣化してしまいます。そのため現在の多くの高性能スパークプラグは、プラチナやイリジウム、チタン等の溶けにくい素材で、なおかつ抵抗を減らすために中心電極を細くしたものを使用するしかありません。しかし、『銀を使用した大きな電極で放熱に優れたもの』が構造的に可能で問題が何も無ければ、より大きなエネルギーで発火できるため、電気的・熱的効率に最も優れた理想的なスパークプラグが完成することになります。

ブリスクLGSは構造上、大型の冷却孔が存在します。よって最高燃焼温度から最低温度までの冷却に要する時間を大幅に短縮。従来のプラグがクランクシャフトの44°/回転を要するのに対し、ブリスクLGSはなんと37°/回転で終了します。このように非常に優れた放熱効果のため、銀の大型中心電極の採用が可能となり、そこから円周接地電極へ球面プラズマ放電させることによって、従来のほとんどのプラグで採用されているAギャップ方式では考えられない極めて耐久性に優れた理想のプラグが完成したのです。またブリスクLGSは、下記のような広いヒートレンジを持ち、約3ミリ長の球面プラズマ放電によって、着火力を137%まで向上させること(当社比)に成功しています。

ブリスクスパークプラグと、NGKの熱価との対比

ブリスクLGS

NGK熱価

ネジ径:
●10ミリタイプ AOR (発売開始です。まずは、10LGSのみとなります)
●12ミリタイプ BOR (発売開始です。まずは、12LGSのみとなります)
●14ミリタイプ DOR (12LGS,14LGS、15LGS発売中です)

17LGS 4番 5番 6番
15LGS 5番 6番 7番
14LGS 6番 7番 8番
12LGS 8番 9番 10番
10LGS(特注品) 9番 10番 11番
高度にチューニングされたエンジンでホットタイプのプラグを使用した場合、燃焼室内のあちこちで異常燃焼を誘発し最悪の場合はエンジンを破壊する可能性もあります。ブリスクLGSは、広いヒートレンジと高い放熱効果によって異常燃焼が起こりにくいといった特長も併せ持っています。特に、リーンバーンタイプのエンジンに対しては、素晴らしい効果を得ています。また銀は、錆びにくい性質のため電極もほとんど劣化せず、イリジウムと比較して驚異のロングライフを実現しています。従来品と比べても格段の性能と耐久性を誇ります。加えて点火系、燃料系をより最適に調整していただくことで、愛車が本来持っているポテンシャルを一層引き出すことが出来ます。
(注1)ターボチャージャー、スーパーチャージャーのエンジンへの使用は、本来の性能を発揮できませんので使用をお控え下さい。
(注2)コイル容量の小さなタイプのものへ装着する場合、ブリスクLGS本来の性能を発揮するためには、点火系を強化する必要がある場合があります。お気軽にご相談ください。ダイレクトイグニッションの車両は全く問題ありません。
DIN EN ISO 9001 VDA 6.1 QS 9000 ISO 14001
ブリスクスパークプラグは、上記の規格をクリアした最新の工場で生産されています。
一本 \4,179(税込)本体価格\3,980円

実車テストデータ その1【ポルシェ 911CarreraRSR(964RSR)3.8】
1993年式ポルシェがル・マン24時間レースに勝つために開発した名車、964RSRでBRISKの実力をチェックしました。既にこのマシンにはBRISKではありませんが高性能スパークプラグが装着されており、シャーシダイナモでも380馬力をマークした実績があります。果たしてそれ以上の結果が出るのでしょうか?
7月初旬、富士スピードウェイのスポーツ走行を利用してチェックを行いました。(左の写真は岡山国際サーキットのピットロードですが・・・)
まず最初は国産メーカーのイリジウムプラグを装着しての走行です。かなり久しぶりに走らせたのですが、相変わらず快調な空冷サウンドを響かせながら、富士スピードウェイの長いメインストレートを駆け抜けて行きます。これはこれで、別に問題も無く調子の良い状態でしたが、インターバルを置いて2度目の走行にはBRISKを装着してみました。とは、言っても本来ツインプラグで12本ものプラグを使用しているエンジンです。全てを交換するのは少々大変ということで、簡単に交換ができるエンジンの上側の6本をBRISKにしました。
エンジンを始動してすぐ、アイドリングの状態が安定しているのが分かります。燃焼音の違いというのをBRISKを使ってあらためて体感しました。
発進から中速域においてもトルクフルなフィーリングで、回転が落ち込んでしまうコーナーの立ち上がりでも、力強く押し出してくれる感覚が増しました。そして何よりも驚いたのは、ストレートでの伸びのよさです。元々レヴリミッターが効くような回転域までぐいぐい伸びていくのが特徴のエンジンではありますが、回転の上がり方のスムーズさと軽快なエンジン音は、1回目の走行とは全く異なるものでした。もちろん、タイムもUPします。信頼性が高くてこれだけ性能がアップするプラグは初めてです。装着すれば、きっと得した気分になれますよ。
*** みんと ***

実車テストデータ その2 【ポルシェ 944 S2 & 944カブリオレ】
今回、BRISKに交換した2台のポルシェ、89y944S2および90y944カブリオレの比較対照を御報告させていただきます。
比較対照の車、89y944S2は新車で購入してからメンテナンスはきちっと行ってまいりました。走行距離は約75000km。 カブリオレは2年ほど前に程度のよいのを譲り受けましたこれも約75000km。両者共にイリジュウムプラグが入っていましたが次のように交換しました。

  • 89y944S2(ブルー)  → 14LGS
  • 90y944カブリオレ(レッド)→ 15LGS
まず驚くのは両者共に、エンジンの音が変わりました!!。
これにはびっくりしました。肝心の走りについてですが、上記にありますように2台の944でそれぞれ設定を換えました。89y944S2は高回転重視。90y944カブリオレは街乗り。89y944S2は今までもたついていた3000rpm〜上がレッドまでスムーズになりエンジンのフィーリングが新車時より良くなりました90y944カブリオレは下から上まで幅広く使えます。両者の違いは高速域での中間加速の向上が大幅に変化し全く別物の車になったような気がします(まるで別物!)。 
また、最高速もカタログデータより到達時間等に変化が見られ、15年経過した現在でもアウトバーンで充分通用すると考えられます(謎)。 たかがプラグと馬鹿にしていましたが、車の変化を体感し非常に満足です。今度はサーキットでのラップをご報告させていただきます。 
国産に比べ高価ですが、プラグを御使用になった方はこう思うでしょう。
『この値段でこんなに速くなるの?!』
是非、皆さんもプラグのマジックに酔いしれてください。
***kazu***(原文のまま掲載)

実車テストデータ その3 【ポルシェ 944 S2】
2005年11月23日、福岡の田舎町にも紅葉が見られるようになり、秋の深まりを感じる日の出来事である。 いつものように、いつものカーポートに駐車されている’91 PORSCHE 944S2 RHDに近づく一人の男がいた。 右手にはPORSCHEタグの付いたキーを握り、左手には大事そうに握られた物があった。

それは、BRISK Premium DOR14LGSであった。 走行距離76、055km STUTTGARTで生まれて14年半以上を生き抜いた944S2に、 未知のスパークプラグ4本が装着されようとしている。 いつもであれば、その男は右ドアから深いバケットシートに乗り込み、 左足でクラッチペダルを踏み込み、慎重にクランキングを始めるのであるが、今日は違っていた。 左ドアを開け、ドアステップにひざまずき、頭を車内につっこみ、ボンネットを開いた。

そして、一気にこれまで装着されていたCHAMPION N-92Yを取り外し始めたのである。 工具扱いも手慣れたもので、一連の動きに無駄はない。 取り外したプラグ一本一本の電極を慎重に眺め、焼け具合をチェックしている。 「うーん、なかなかいい色だ」といった内容の言葉を発している。 そして、BRISK Premium DOR14LGS4本パックから、1本を取り出し、ハイテンション・コードを接続 する端子をプラグ本体にしめ込む。 このプラグは、箱入りの状態ではターミナルナットを取り付けていないため締め付ける必要があった 。 そして、プラグ穴にプラグを入れる。 ここで、戸惑う人がいるかもしれないが、この男は違っていた。 プラグレンチが一般のもの(PORSCHE車載工具を含め)では合わないのである。

しかし、この男は、ちゃんと工具箱にBRISKに適応したサイズのレンチを持っているのであった。 モーターボート、ジェットスキー、ウルトラライトプレーンなど、エンジンとハンドルがあるものに 挑戦してきた男ゆえの道具である。 取り外す様子を録画したDVDを逆再生しているかのような手つきで、次々と装着していく。 最後に、ハイテンション・コードをプラグ穴に差し込む。 ここで、またちょっとした戸惑いを感じる人がいるかもしれないが、やはりこの男は違った。 CHAMPION N-92Y と BRISK Premium DOR14LGS とでは、プラグ全長が違うのである。

BRISK Premium DOR14LGSの方が、数ミリ短いため、コードがプラグ穴のやや奥へ入るのである。 このことを、この男はちゃんと心得ていたのである。 さて、ここからが、別世界への旅立ちである。 右ドアから深いバケットシートに滑り込み、左足でクラッチペダルを踏み込み、PORSCHE特有のやや 長めのクランキング・・・ 3000cc4気筒16バルブのエンジンは、着火・爆発を始めた。 これまでよりややスローが高いように感じられが、すごく安定している。 福岡のこの時期は、5分間もしないで暖機運転は済んでしまう。 しかし、この男にはやけに長い時間に感じたことだろう。 左足でクラッチを踏み、徐々に右足のアクセルペダルに力を入れる。 そして、ゆっくりと5000回転まであげ、これを数回繰り返し、オイルと水を巡らせる。 油圧も水温も全くの正常である。 それから、激しいブリッピングを数回繰り返し、また、スローを聞いている。 ブリッピング時の回転計が、右足のアクセルと同時に動いている。 「なかなか軽い感じだぞ」などとつぶやいている。 いよいよ、5速ミッションを1速に入れて、道路へ出る。 この男の周りは、田園地帯で、ほんの数十m行けば、農道がたくさんある。 理性と戦いながら、右足を踏み込みシフトアップしまた踏み込む。 違う、明らかに違う、これまでとのフィーリング。 具体的には、3000回転までのトルクアップ感、回転以上にトルクを感じる。 さらに、4000回転からの馬力と伸びが素晴らしい。レスポンスが明らかに向上している。 背中をバケットに押しつけられるような感じがするし、シフトアップポイントまですぐに回転がのび る。 このプラグの構造上、ほんのわずか(数字には表れないほど微妙な数値)だが圧縮比が上がっている はずだが、 それ以上の効果を体感できた。 また、この体感とは別に、排気音が高くなったとその男の聴覚は感じた。 爆発力がアップしているのは確かである。 高効率マフラーに変えて以来、排気音センサーが点灯することはなくなっていたが、 高速走行でどうなるかは、サーキット走行で確かめてみたい。 慎重に車庫入れを終えた男は、オイルと水を馴染ませるため、数分間スロー運転をしている。 バケットシートの男は、微笑を浮かべ、次に満面の笑みを浮かべたのである。 しかし、出かけるときに締めていた標準の3点ベルトから真っ赤な4点ベルトに替わっていたのはな ぜだか、今もわからない。

その男とは、hiroです。***(原文のまま掲載)