青 少 年 に 明 る い 未 来 を
テ ー マ ” あなたの将来の夢、希望、目標 ”
サブテーマ ” そのために自らがしなければならないこと、大人社会に望むこと ”

 『国際化社会に生きる私の夢』     本巣中学校 2年 脇田雅美

本巣中脇田さん私の夢は、世界中の人々が仲良く幸せに暮らせるようになることです。しかし、現在の世界の様子はどうでしょうか。

人種、宗教などの違いから世界のいたる処で戦争や紛争、テロなどが起きています。また、貧富の差が激しく、充分な医療が受けられない人々や学校にも行けない子供たちがたくさんいます。世界の実状を知った私は、こんな人たちのために、少しでも役立てる人になりたいと思うようになりました。そのために私が出来ることは何かと考えたら、まず相手を知り理解することだと思いました。

こんな私に願っても無いチャンスが昨年の夏に巡って来ました。アメリカのサウスダコタ州での一ヶ月間のホームスティです。旅立つ前は「言葉が通じるだろうか、家族の人たちと仲良くやっていけるだろうか」など不安なことばかりでした。

しかし、そんな不安もすぐに吹き飛びました。なぜなら、ホストファミリーの方々が本当に優しくて、私のことを家族同様に思い、接して下さったからです。

私が一番嬉しかったことは、毎日の動物の世話のことでした。始めのうちは見ているだけだったのが、次第に手伝えるようになり、最後には私の仕事になりました。私の仕事になったということは、ホストファミリーの方々から私が認められ、信頼されるようになったということで本当に嬉しかったです。

この動物の世話を通して、言葉の壁も乗り越えられるようになりました。徐々に日常会話も増えていき、さらにお互いを理解し合えるようになっていきました。

この時、信頼しあうことこそ仲が深まり助け合いが出来るのだと強く感じました。世界中で起きている争い事は、相手を知り理解することで無くしていけるのではないでしょうか。国民性、文化、宗教など本当にさまざまですが、お互いの良さを学んでいけるといいと思います。

視野の狭かった私が、このように世界について考えられるようになってきたのは、このホームスティのお陰だと思います。だから、単なる一ヶ月の交流で終わらせることなく、ホストファミリーとの交流を続けていくことが大切です。いつか、彼らにも日本を案内し、日本の良さを知ってもらえたらと願っています。

二年生になり、進路学習で将来の職業について考え始めました。私はそこで海外での素晴らしい体験が、たくさんの人に支えられていた事に気が付きました。次は自分が支えられたらと考えました。少しでも多くの日本の子供たちに、素晴らしい体験をしてもらい、日本と外国のお互いの良さを分かり合える人を増やしていきたいです。ときには日本で、ときには海外で、そういう子供たちを支えていきたいです。

そんな将来の夢に向かって今頑張っていることは、英語の力を伸ばすことです。身近な外国の方と積極的に交流することです。

私たち本巣中学校には、オーストラリアから見えているALTのディビット先生が見えます。先生は日本語はペラペラなのですが、私はいつも英語で話し掛けるようにしています。なかなかうまく自分の言いたい事が伝わらなかったり、先生の言われる事が理解出来なかったりすることもあるのですが、時にはジェスチャーを交えながらチャレンジしています。

又、手紙の交流もしています。出来るだけ学習した文を使って書くようにしています。返事を読むときには解からない単語などは辞書で調べたりもしています。このような交流を通して、日本のことを伝えたり、オーストラリアの事を知ることが出来ます。でも一番嬉しい事は、ディビット先生を理解出来ることです。英語の学習を通してさまざまな外国の人を知り、それぞれの考え方が少しでも理解出来たらいいなと考えています。

世界中の人々が一つになって幸せに暮らしていけるようになることは決して簡単な事ではありませんが、まずは自分が出来る事を確実に行動に移していきたいです。英語だけでなく、いろいろな事にチャレンジしていって将来の夢に近づきたいです。

そして、少しでも多くの日本の子供たちに、外国で素晴らしい体験をしてもらう職業に就き、私と同じような考え方の出来る人を増やしていきたいです。

世の中をいっきに変えることはとても難しいと思いますが、まずは一人、二人と少しづつ時間をかけて増やしていけば、きっと私の夢は叶うと思います。