
いらっしゃいませ。
ここは、管理人が実際に野外で採集した鉱物の数々を画像で紹介するページです。
展示している鉱物は、管理人が生息する長野県産の種類が中心で、
購入品、交換品、頂戴品は一切掲載しておりません。

※当コンテンツの特徴※
大学で博物学を学び、学芸員資格を取得している自分は、
「美麗で、珍奇な」ものだけを陳列するという考え方は好きではありません。
ある一種類の鉱物を理解していただくためには、
その鉱物のごく標準的な姿から特異な産状まで、一連のバリエーションの呈示が必要と考えていますし、
ある一ヵ所の鉱物産地を理解していただくためには、
その産地から普遍的に産出する種から稀産種まで、すべてを紹介する必要があると考えています。
以上のような考え方を基本に掲載画像をセレクトしていますので、
マニアの方にはつまらない内容や画像も多数含まれていることをご了承くださいませ
(もっとも、一般の方にはもっとつまらないかもしれませんが(笑))。
当コンテンツの各画像のキャプションには、原則として正式な鉱物名を表示しています。
鉱物名は、松原聰著『日本産鉱物種 第5版(2002)』(鉱物情報2002)に準拠しています。
たとえば石英は、形や色、質によって様々な名前がありますが、
キャプションにはすべて“石英/Quartz”とだけ記し、
説明文の中にそれぞれのタイプの通称、野外名を使用しております。
これは、一般の方やビギナーの方が見たときに、
本来同じ種類なのにもかかわらず、キャプションの名前が違うために、
あたかも別種であるかのような印象を与えてしまうおそれがあるためです。
種、亜種の概念を広く一般に浸透させたいという目的がありますので、
石英は、あくまでも石英として、見ていただくことにしています。
ただし、学名がそのまま和名とされているような種などに関しては、
その鉱物の特徴をよく表している通称や別名がある場合に限り、そちらを採用しています。
また、ひらがな表記の種も、すべて漢字を採用しています。
たとえば以下。
名前からその姿が想像しやすいように配慮したつもりです。
要は管理人の趣味ですので、ご了承ください(笑)
ダイアスポア→ダイアスポア石
ハウスマン鉱→黒マンガン鉱
リシオフォル鉱→リチアマンガン鉱
アルチニー石→アルチニ石
アンチゴライト→葉蛇紋石
クリノクロア石→斜緑泥石
単斜クリソタイル石→斜繊維蛇紋石
単斜灰簾石→斜灰簾石
ガイロル石→放射石
ひすい輝石→翡翠輝石
カオリナイト→高陵土
リザード石→リザード蛇紋石
マンガノカミントン閃石→チロディ閃石
ばら輝石→薔薇輝石
スコレス沸石→灰沸石
くさび石→楔石
ブロシャン銅鉱→水胆礬
ソーダ明礬石→曹達明礬石
苦土明礬→苦土毛礬
当コンテンツでは、各鉱物の種を多少強引に特定して表示している場合があります。
たとえば二酸化マンガン鉱類や褐鉄鉱類、石榴石類、蛇紋石類、カリ長石類、一部の沸石類など、
本来、詳細な分析をしないと種が特定できないような種類も、
周辺の同様な産状の産地において種名が判明している場合や、
伴出鉱物の種類、色調などで種が推定できる場合があり、
そのようなものは管理人の独断と偏見で、強引に種を特定してしまっています。
管理人は鉱物学を専門に学んだこともなく、詳細な分析手段も持たないうえ、
所詮は趣味でやっていることですので、そのあたりは大目に見ていただきたいと思っております(笑)
当コンテンツの展示は、一般の鉱物図鑑のような化学組成別の展示ではなく、
採集計画時の利便性を考え、産地別の展示になっています。
また、各産地の紹介は、一般的な都道府県〜市区郡町村別ではなく、
各地を流れる河川の水系別に紹介しています。
たとえば、同じ長野県内の産地でも、和田峠や甲武信鉱山は信濃川水系のページに、
富士見町の六角石産地は富士川水系ページに、
諏訪鉄山や泰阜村の柘榴石産地は天竜川水系ページに、といった具合です。
各地の産地を人為的に引かれた都道府県や市区郡町村境で区切ってしまうと、
実際はごく近くにあるにもかかわらず、間に県境があるために、
別のコーナーで紹介することになってしまうケースがあり、
採集計画を立てる上での障害となりえるためです。
平面的な位置を区分するには、水系毎に区切るのが、自然の地形にも対応しており、
採集時の移動ルートも想像しやすいわけで、最も自然な区分と考えています。
最初はなかなか慣れないかもしれませんが、どうかご了承ください。

↑長野県を中心とした各水系マップを作成しました。
(山旅地図1/800,000を一部改変して作成)
本州を縦断する太赤線が、日本海側と太平洋側の分水嶺で、細赤線が各水系の境界です。
所々に見える極細黒線が都道府県境、青線は高速道路、赤線は一般国道です。
都道府県境界では見えない地形による地域毎のまとまりが、だいたい分かると思います
(ちなみに利根川は、現在は銚子市付近に流れ込んでいますが、
これは江戸時代の人為的な流路変更により、鬼怒川水系に接続されたためであり、
本来は江戸川として東京湾に注いでいた河川ですので、水系境界もそのように描いてあります)。
水系図は本来、淡水生の動植物の分布研究などによく利用されるものですが、
広く一般にフィールドに出る方にも、もっと活用していただきたいマップです。
※産地情報の扱いについて※
見知らぬ方からの産地情報の問い合わせには、原則としてお答えできません。
それぞれの産地には、それぞれの先学の諸先輩方の思い出があり、その地域の方々の思い入れがあります。
苦労して長い探索の末発見した産地や、自宅近くにある古くから慣れ親しんでいた産地が、
ごく一部の悪質な採集者によって、見るも無残な姿に変わり果てているのを発見したときの、
あの行き場のない怒りを経験した方なら、ご理解いただけるかと思います。
決して誰にも教えないというわけではなく、実際にお会いして普段からおつきあいがあり、
常識の範囲の中でルールを守って鉱物採集を楽しまれているような紳士的な方には、いくらでも情報提供いたします。
どうしても、という方は、まずは本名や連絡先を明記したメールをいただきたいと思います。
※標本頒布について※
掲載画像の中には、余品のあるものもあります。
大量採集はしない主義なので、点数はそれほど多くはありませんし、
標準的なサンプル程度のものがほとんどですが、それでもよろしければ、お分けいたします。
メールにてご連絡ください。
それでは、下の各メニューからお入りください♪

01.新着展示室
最近(2003年度)の採集の成果の速報版です。
1年間掲載の後、良品は順次常設展示室へとまわしていきます。
以下↓からどうぞ♪
☆新着鉱物☆

02.常設展示室
☆信濃川流域の鉱物02(長野・北信地域)☆
信濃川が千曲川と名前を変える長野県下水内郡栄村から善光寺平を経て
支流の犀川が合流する長野県長野市までの地域から産出する鉱物の紹介です。
具体的には、長野県飯山市、下水内郡、中野市、下高井郡、須坂市、上高井郡、長野市(一部)、
上水内郡(三水村、豊野町、牟礼村、信濃町、戸隠村(一部))をカバーしています。
著名な産地はあまり多くなく、いずれも小規模で、種類も一般的、普遍的な種類が多い地域です。
☆信濃川流域の鉱物03(長野・東信地域)☆
千曲川と犀川が合流する長野県長野市から塩田平、佐久平を経て
千曲川源流の長野県南佐久郡川上村までの地域から産出する鉱物の紹介です。
具体的には、長野県長野市(一部)、千曲市、埴科郡、更級郡(大岡村(一部))、
上田市、小県郡、小諸市、北佐久郡、佐久市、南佐久郡をカバーしています。
上田市〜小県郡周辺、南佐久郡には古くから著名な産地がたくさんあり、
長野県の鉱物採集のメッカとも言える地域です。
☆信濃川流域の鉱物04(長野・中信地域)☆
千曲川と犀川が合流する長野県長野市から松本平、安曇野を経て
上高地のある長野県南安曇郡安曇村までの地域から産出する鉱物の紹介です。
具体的には、長野県長野市、上水内郡(戸隠村、鬼無里村、中条村、小川村、信州新町)、
更級郡、松本市、塩尻市、東筑摩郡、木曽郡(楢川村)、南安曇郡、
大町市、北安曇郡(八坂村、美麻村、松川村、池田町)をカバーしています。
産地はあまり多くありませんが、所々から一風変わった種類やタイプが出る地域です。
☆姫川流域の鉱物☆
新潟県糸魚川市から、長野県北安曇郡白馬村までの地域から産出する鉱物の紹介です。
具体的には、新潟県糸魚川市、長野県北安曇郡(小谷村、白馬村)をカバーしています。
この地域は翡翠輝石や鋼玉などの宝石類や稀産鉱物の宝庫です。
☆神通川流域の鉱物☆・・・工事中
☆その他日本海側地域の鉱物(神通川水系以西)☆・・・工事中
☆江戸川流域の鉱物☆・・・工事中
☆富士川流域の鉱物☆
静岡県富士市から、山梨県甲府盆地を経て
長野県諏訪郡富士見町までの地域から産出する鉱物の紹介です。
具体的には、静岡県富士市(一部)、富士宮市(一部)、
庵原郡(蒲原町(一部)、富士川町)、富士郡、清水市(一部)、
山梨県南巨摩郡、西八代郡、南都留郡(鳴沢村(一部))、東八代郡、
山梨市、塩山市、東山梨郡、甲府市、中巨摩郡、韮崎市、北巨摩郡、
長野県南佐久郡(南牧村(一部))、諏訪郡(富士見町、原村(一部))をカバーしています。
水晶やペグマタイト鉱物の大産地で有名な地域です。
☆天竜川流域の鉱物☆
静岡県浜松市から愛知県奥三河地方の一部、長野県伊那谷を経て
長野県茅野市までの地域から産出する鉱物の紹介です。
具体的には、静岡県浜松市(一部)、浜北市、磐田市(一部)、天竜市、
磐田郡(竜洋町、豊田町、豊岡村、龍山村、佐久間町、水窪町)、周智郡(森町(一部)、春野町)
愛知県北設楽郡(東栄町、設楽町(一部)、豊根村、津具村、富山村)、
長野県飯田市、下伊那郡(天竜村、南信濃村、上村、阿南町、売木村、浪合村、
泰阜村、下條村、阿智村、清内路村、喬木村、高森町、豊丘村、松川町、大鹿村)、
駒ヶ根市、伊那市、上伊那郡、塩尻市(一部)、
岡谷市、諏訪市、茅野市、諏訪郡(下諏訪町、原村、富士見町(一部))をカバーしています。
産地の数は多いようですが、山深くてなかなか辿りつけないような場所や
現状不明な場所が多く、今後の探索が望まれる地域です。
☆豊川流域の鉱物☆・・・工事中
☆矢作川流域の鉱物☆・・・工事中
☆庄内川流域の鉱物☆・・・工事中
☆木曽川流域の鉱物☆・・・工事中
☆その他太平洋側地域の鉱物01(江戸川水系以北)☆・・・工事中
☆その他太平洋側地域の鉱物02(木曽川水系以西)☆・・・工事中
☆その他の地域の鉱物☆
(工事中の地域の鉱物の展示はとりあえずここで一括してます)

03.企画展示室
☆鉱物採集の旅・北陸〜東海編☆
2003年5月に決行した鉱物採集の旅の記録です。
おかげさまで大好評♪
☆東京国際ミネラルフェア2003☆
2003年7月に東京都新宿区で開催された東京国際ミネラルフェアの模様です。
☆鉱物採集との出会い・保科百助先生との出会い☆![]()
管理人が鉱物採集にハマるきっかけとなった
和田峠での満礬柘榴石の採集と、
信州が生んだ偉大な教育者であり鉱物学者であり、はたまた奇人No.1とも言われた
保科“五無斎”百助先生にまつわる、ちょっとしたエピソードです。
テキストだけなので面白くもなんともないですが、おヒマなときにどうぞ♪

04.学習室
☆What's a Mineral ?☆
鉱物初心者用の解説です。
☆日本の活火山☆![]()
カシミール3Dというソフトを使用して
日本全国の活火山を空から眺めてみました。
☆本州産鉱物一覧☆…工事中
本州本土から産出する鉱物の一覧と、代表的産地のリストです。
現在鋭意作成中。