穂花に挑む(ジギ太&槍玉編)

よぼよぼモウズイカ園芸づいたきっかけは、真っ青なデルフィ・・・なんて出だし、どっかでも使ったような気がしますが、年のせいでしょうか。近頃、物忘れがひどく、おんなじことを何遍も言ってしまいます。若い皆さんには、見苦しい話で恐縮ですが、皆さんも年をとれば自然とそうなりますから、そこはどうか大目に見て下され。
さてデルフィニウムですが、私の好きなのは、花色だけではありません。穂花という形態も気に入っております。
デルフィに限らず、スラッと背の高い穂花美女が林立するガーデン風景は、私の長年の憧れ、ドリームです。
今回は昨年(2000年)の初夏、うちの庭に咲いた穂花を中心に、その得失を語ってみたいと思います。
右写真はデルフィニウム・ベラドンナ系。バックはサルビア・プラテンシス。2000/06/03



ジギタリス(通称ジギ太)は、私の実家では、農作業小屋の北側の軒下などに、うじゃうじゃと雑草のごとく生えております。花色はくすんだ桃と白で実にやぼったい(換言すれば、ジャンゴ=田舎臭い)のですが、毎年、勝手に出てくるので、アバ(母)は(`´メ)敵視、しかし私の見方はちょっと違う・・・丈のある穂花だけど、風雨にもわりかし強くて、だまってても毎年生えて来るから、これはローメンテ素材として、モノになりそう・・・フッフッフ(-_-)と密かに着目しておりました。
ところが、(^o^;)いざ自分の庭に植えてみると、途中でわけもわからず枯れてしまったり、たまたまよく咲いても、それっきりですか〜♪をたびたび経験しました。品種改良が進んだ「ビジュアル系ジギ太君」ほどその傾向が強いようです。
毎年、こまめに採種し、ポットに蒔き、苗を育成しておけばいいのですが、年のせいか、(^^;)うっかり忘れてしまいます。すると、次の年は決まってジギ太君の居ない寂しい年になります。
何故そうなるかと申しますと、咲いた株から採ったタネをその年に蒔いても、翌年にきちっと咲かないことが多いのです。で、翌々年は多くの場合、穂を立ち上げるのですが、その頃には(^^;)私自身、植えたことを忘れてしまいます。
下写真のジギ太君はプリムローズ・カルーセルとか言う品種で、販売元のT&Mによると、丈が70センチ程度とコンパクト、白い袋花の内側には赤いポツポツがあり、とっても可愛いよ〜(^o^)ってな触れ込みでしたが、いざ地植えしたら、(^◇^;)どこが可愛いもんか、伸びるは伸びる、あっという間に2メートル突破!

ジギタリス・プリムローズ・カルーセル
赤いポツポツわかりますか?2000/06/13
ジギタリスの手前の穂花は
エレムルス・ハイブリッド。2000/06/17

エレムルスは、矢鱈と場所を取るとても贅沢な球根(?)です。
昔、そんなことはつゆ知らず一度咲かせて懲りてますが(詳細はモ本の76,77頁。その後、実家に放逐)、一昨年の秋、たまたま近所のホームセンターで売れ残ってた(値段も半額になってた)球根(クモヒトデ?)を見かけ、つい仏心で買っちゃいました。植付けにあたっては、穂花だけでは寂しかろうと、隣にでかい丸顔のアリウム・ギガンチウムを配しました。
二人の若かりし日の姿は、モ本の32,33頁に「葉ぶりのいい面々」として、載っております
アリウムやエレムルスにご興味の方は、Department of Crop Breeding(北海道農業研究センター作物開発部)の野菜花卉研究室(花卉グループ)も訪ねてみて下さい。
エレムルス・ハイブリッド
とアリウム・ギガンチウム。2000/06/17
アリウム・ギガンチウム。奥の青紫はベロニカの一種。
2000/06/24

ところが、(^o^;)この組み合わせはミゴトに失敗でした。
詳細を申し上げると、どちらも花の時期には、自慢の葉は薄汚く枯れ、のた打ち回り、花壇の地面のそのみっともないったらありゃしない。春の一時期は確かに充実してますが、葉ぶりがいい分、かなりのスペースを占領します。すると(^^;)畏れ多くて、他の草を植える気にはなれません。その結果、初夏の花の時期は、槍と玉だけと言う極めてシンプルでかつ間の抜けたドンジャラ花壇になってしまいました。

モウズイカの黄花品種。
左の丸はクラスペディア(キク科、
ゴールドスティックの名で流通)。
2000/06/17
間の抜けた初夏のメイン花壇全景。地面はみっともないので写してません。
左の黄色い穂花はモウズイカ。赤く咲くのはヒナゲシの花。2000/06/24


 ・・・と(^^;)今回は実につまらん花壇をお目に掛けてしまいました。
最後にガーデニングとは全く関係ありませんが、
素晴らしい山岳風景をお見せして終わりにしたいと思います。
上高地から穂高連峰を望む。手前の川は梓2号。1992年7月下旬。 槍ヶ岳。北穂高岳山頂から望む。1992年7月下旬。

いずれにしろよくもまあこんな山に登ったもんだ。あの頃、僕は若かった〜♪。

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(2001/06/03初アップ。11/03小リメイク)