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─ Gazelle+DTTA-371010・HDベンチマークスコア ─

 LX200-PCI G3において、高性能SCSI HD並の圧倒的なパフォーマンスを見せつけたIBM製ATA HD“DTTA-371010”。果たしてGazelleにおいても同様の力を示してくれるのだろうか?
 例によって「Norton Utilities 4.0(日本語版)」の「System Info」によるHDベンチマークを行ってみよう。

 なお、今回はCPUスコアとATA HDスコアの相関関係を調べるため、同一モデルのHDを使用し、2次キャッシュ容量を256KB・512KB・1MBの3種類に交換してテストした。
 参考のため、ATA HDに関しては5400rpmモデル(DHEA-38451)を搭載したときのテスト結果も載せてある(2次キャッシュは256KB)。

─ テスト環境 ─

◆ハードウェア   :MPC-LX100-PCI Limited II(PowerPC 603ev/225MHz)
 HD       :IBM DTTA-371010(ATA/7200rpm・約10GB)
           ※約4GB×2、2GB×1の3パーテーション。先頭の4GBパーテーションにて計測。
◆使用システム   :MacOS 8.5.1 日本語版
           ※SpeedDoubler 8.1 (E) をインストールしてある他は、ほぼ標準状態。
◆ディスクキャッシュ:128KB
◆AppleTalk    :Off

─ 測定結果 ─

◆DTTA-371010+256KBキャッシュ 【HD総合評価:214】 (CPU総合評価:299)
◆DTTA-371010+512KBキャッシュ 【HD総合評価:216】 (CPU総合評価:325)
◆DTTA-371010+1MBキャッシュ 【HD総合評価:493】 (CPU総合評価:329)
◆DHEA-38451+256KBキャッシュ 【HD総合評価:417】 (CPU総合評価:298)

※上記の「キャッシュ」とは、ロジックボード上に装着するプロセッサ用の2次キャッシュであり、HDに搭載されているキャッシュではないのでお間違えのないように。

 Gazelleで7200rpm ATA HDの性能をフルに引き出すためには603ev/225MHzのCPU性能では充分ではなく、PowerPC G3もしくは1MBキャッシュの力を借りなければならないことが判明した。ただし、ランダムアクセス性能には優れるため、体感速度は若干上がったように感じられる。

 しかし、5400rpmモデルのATA HDでは2次キャッシュ容量にかかわりなく、同一キャッシュ容量時の7200rpmモデルの成績を超えている(特に連続転送時)。詳細については不明だが、プロセッサ性能に依存するATA HDの特性上、HD性能とプロセッサ性能との関係は、極めて微妙なバランスの上に成り立っているようである(下のグラフ参照)。

 

─ CPUスコアとDTTA-371010・ディスクスコアの関係 ─

 グラフからお分かりになると思うが、DHEA-38451(5400rpm)がCPUスコアにかかわり無くフラットな性能を示している一方、DTTA-371010(7200rpm)のディスクスコアは、CPUスコアが325を超えた辺りから急上昇し、CPUスコアが500を超えるG3機においては5400rpmモデルのほぼ30%増のスコアを叩き出す。

 よって、CPUスコアが上記の数値を超えるマシンを所有している場合、7200rpmのATA HDが、さらなる性能アップのための選択肢に入ってくると言えるのではなかろうか。

 ただ、Gazelle用の1MBキャッシュは入手困難であるため、SCSIカードの搭載やG3化を考えていないのならば、Gazelleに搭載するHDは5400rpmモデルのATAがベストだろう。最強ではないものの、決して遅いと感じることはないはずだ。


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