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ベンチマークデータ・ライブラリ

─ Gazelle+Barracuda・HDベンチマークスコア ─
Gazelleが秘めたパワーは、高クロックPowerPCにとっては生命線と思わていた2次キャッシュ容量の多寡をも吸収してしまったようだ。果たして、怪魚BarracudaとPCI SCSIカードによってもたらされるHD性能はどれ程のものだろうか? 再び「Norton Utilities 4.0(日本語版)」の「System Info」によるCPUベンチマークを行った。
なお、測定結果に関しては、PCI系ロジックボードでの性能に定評のあるATA HD“IBM DHEA-38451”(ATA/5400rpm・約7.8GB)と比較してみた。SCSI 対 ATA の対決の結果は如何に?
─ テスト環境 ─
◆ハードウェア :MPC-LX100-PCI Limited II(PowerPC 603ev/225MHz)
◆使用システム :MacOS 8.5.1 日本語版
※SpeedDoubler 8.1 (E) をインストールしてある他は、ほぼ標準状態。
◆ディスクキャッシュ:128KB
◆AppleTalk :Off─ 使用HD ─
1)Seagate ST-34573W“Barracuda”(SCSI/7200rpm・約4GB)
約2GB×2にパーテーションを切り、先頭の2GBパーテーションにて計測。
2)IBM DHEA-38451(ATA/5400rpm・約7.8GB)
約3.9GB×2にパーテーションを切り、先頭の4GBパーテーションにて計測。
─ 測定結果 ─
◆ST-34573W 【HD総合評価:499】
◆DHEA-38451 【HD総合評価:417】
正直な話、PowerPC 603evのマシンで、5400rpmのATA HDがBarracudaに、総合評価でここまで肉薄するとは想像だにしなかった。DTVのビデオ取り込みや、RAMを使い切った際に巨大なスクラッチファイルを吐き出す類のアプリケーション(Photoshopなど)を酷使しない以上、もはやSCSI HDの出番はないだろう。その実売価を考えても、5400rpm ATA HDのコストパフォーマンスには、ただ驚くばかりだ。
しかし、連続したデータになればなるほど、またCPUに負荷がかかればかかるほど、己をコントロールできるSCSI HDにアドバンテージがあることも事実である。やはり“頂点”を極めようとする者にとって高性能SCSI HDの投入は、決して譲ることができないソリューションなのだ。
─貪欲な野獣は、怪魚が吐き出す巨大なデータの激流をも食らい尽くそうというのだろうか。
(※)結果はあくまでベンチマーク上のものであり、実際の使用時に同等のRead/Write性能が出ることは、まずあり得ない。また、日常的な操作ではランダムアクセスが中心であるため、体感速度の差もあまり感じられない。