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─ Gazelle・オンボードビデオ性能 ─
Gazelleに搭載されたグラフィックアクセラレータチップ“ATI Rage II”のパフォーマンスは如何なるものだろうか? 手持ちの各種PCIビデオカードをGazelleに装着し、ビデオ性能を「Norton Utilities 4.0(日本語版)」の「System Info」によって比較してみることにした。
Imagine128、TwinTurbo128といった名だたるビデオカード群を相手にして、Gazelleのオンボードビデオ回路は果たしてどこまで健闘してくれるのだろうか?
─ テスト環境 ─
◆ハードウェア:MPC-LX100-PCI Limited II(PowerPC 603ev/225MHz)
2次キャッシュ256KB◆(1):Gazelle・オンボードビデオ回路(ATI Rage II / 2MB・75Hz)
(2):Imagine 128 series 2 / 4MB(72Hz) テキストバッファ1MB
(3):Imagine 128 series 2 / 4MB(72Hz) テキストバッファ512KB
(4):TwinTurbo 128 / 4MB(72Hz)◆使用システム :MacOS 8.5.1 日本語版
※SpeedDoubler 8.1 (E)をインストールしてある他は、ほぼ標準状態。◆使用モニタ :パイオニア MPC-MD17(BNCケーブルで接続)
◆モニタ解像度 :1024 x 768・8ビットカラー(256色)
─ 測定結果 ─
◆Gazelle・オンボードビデオ 【ビデオ総合評価:245】 ◆Imagine 128 series 2 / 4MB(1MB) 【ビデオ総合評価:395】 ◆Imagine 128 series 2 / 4MB(512KB) 【ビデオ総合評価:401】 ◆TwinTurbo 128 / 4MB 【ビデオ総合評価:250】
Imagine 128はテキスト専用のバッファメモリを装備しており、容量をコントロールパネルで5段階に設定できる(1MB・512KB・256KB・128KB・none)。このため、バッファサイズを1MBと512KBの2種類に切り替えて測定した(※)。
細目に関してはやはりImagine 128の圧勝で、とりわけ高速なテキスト描画とスクロール性能で他を引き離している。その他の項目に関しても、10〜30%からそれ以上の速さを見せつけている。
TwinTurbo 128に関しては、DrawPicture以外はほぼImagine 128並で、トータルバランスに優れたカードである。驚くべきことは、Gazelleの内蔵ビデオは総合評価でTwinTurbo 128に肉薄する性能を示している事実だ。スクロール性能はかなり低い数値になっているが、実際に各種アプリケーションを使用している限り、スクロールが遅いと感じることは全く無い。19〜21インチの大画面モニタでフルカラー環境が必要でないのなら「GazelleにPCIビデオカードは不要」と言っても過言ではないだろう。
将来的にG3へのプロセッサ・アップグレードを行った際にも、さらなる高速化が期待できるのだから。
(※)実はImagine 128のテキストバッファに関しては、5種類の容量全てで測定した。
総合評価で成績の良い順に並べると(1) 512KB、(2) 128KB、(3) 1MB、(4)256KB、(5)なし となる。
さすがにバッファ無しでは総合評価=291とガタ落ちだが、それでもTwinTurboよりも速いのは特筆に値する。