Data Library
ベンチマークデータ・ライブラリ


─ 2次キャッシュ容量とプロセッサ性能 ─

 Gazelleに最適なコンフィグレーションを探るため、様々なセッティングを施してベンチマークテストを行ってみた。まずは2次キャッシュで、256KB(ノーマル仕様)、512KB、1MBの3種類を用意し、「Norton Utilities 4.0(日本語版)」の「System Info」によるCPUベンチマークを行った。

─ テスト環境 ─

◆ハードウェア   :MPC-LX100-PCI Limited II(PowerPC 603ev/225MHz)
◆使用システム   :MacOS 8.5.1 日本語版
           ※SpeedDoubler 8.1 (E)をインストールしてある他は、ほぼ標準状態。
◆AppleTalk    :Off

 なお、SpeedDoublerのインストールに関しては是非が問われるが、あくまで「筆者が普段使用している環境」での比較ということで、ご了承いただきたい。

─ 測定結果 ─

◆256KB 2次キャッシュ 【CPU総合評価:299】
◆512KB 2次キャッシュ 【CPU総合評価:325】
◆1MB 2次キャッシュ   【CPU総合評価:329】

 2次キャッシュを256KBから512KBにアップした時点で8%強のCPU性能アップが見られるが、512KBから1MBに上げても、CPU性能アップ率は1%程度である。また、いずれも日常的な使用では体感できないレベルのため、Gazelleの2次キャッシュは256KBで十分という結論になる(※)

 また、一部のテストで512KBキャッシュの成績が256KBよりも低く評価されているが、2次キャッシュメモリのアクセス速度の違いによるものだと思われる(今回使用した512KBキャッシュは、バスクロック40MHzのTanzaniaロジックボード用を流用した)。いずれにせよ、結果に大差はない。

 筆者は以前、Alchemy/160MHzにおいて2次キャッシュを256KBから1MBに換えたところ、CPU性能が約30%もアップし、Finder操作における体感速度も一回り速く感じた経験があるため、バスクロックに優れるGazelleならばそれ以上の効果があるのではないかと期待したが、残念な結果に終わってしまった。

 野性の本能が秘めた力にとって、多少の飢えは大した問題ではないのである。

 (※)ただし、Gazelleで7200rpm ATA HDの性能をフルに引き出すためには603ev/225MHzのCPU性能では充分ではなく、PowerPC G3もしくは1MBキャッシュの力を借りなければならないことが判明した。

▼Gazelle+DTTA-371010・HDベンチマークスコア


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