ガゼルとは、アジア・アフリカの乾燥地帯に分布する、美しい姿を持った小レイヨウの一種。Alchemyの改良強化型として開発されたGazelleロジックボードのコードネームにその名が冠せられたのは何故だろうか?
LX200の能力をG3マシンにまで高めた“Alchemy”のバスクロックを50MHzに引き上げ、2MBのSGRAMとグラフィックアクセラレータチップ(ATI
Rage II)を標準搭載したその能力は、標準状態でのフルカラー表示が可能であるばかりでなく、LX100からの流れを汲むロジックボードデザインの最終型である。
筆者もいずれはGazelleロジックボードを入手し、LX200-PCIのさらなるアップグレードに使用したいと願っていた。そして願いは叶い、極上のGazelleロジックボードとMPC-LX100本体をも入手できたため、早速作業に取りかかった。なお、Gazelleロジックボードを使用するに当たっても、電源ユニット部に+3.3V出力を追加する作業は不可欠だ。
そして、一度でもGazelleのパワーを味わってしまった者は、もはやAlchemyには戻れないという事実に気づいたのである。なお、2次キャッシュ容量に関しては256KBで充分のようだ。
▼2次キャッシュ容量とプロセッサ性能

“Gazelle”ロジックボード。PowerPC 603ev/225MHzは、ファン付ヒートシンクで強制空冷される。
630系のコンパクトタイプロジックボードとしての最終進化型で、チューンの余地はほとんどない。
誇り高き野性は、人の手を嫌うのだ。
※写真のGazelleには、PCI SCSIカード“REX-PCI32P”が装着されている。

Alchemy同様、裏面にも数多くの部品が実装されている。