野性を秘めたロジックボード“Gazelle”は、必要充分なCPUパワーとビデオ性能は生まれつき兼ね備えている。しかし、CPU/ビデオと並び、コンピュータのハードウェア能力を語るうえで欠かせないハードディスク性能に関してはどうだろうか?
今までの検証の結果から、G3プロセッサ搭載機におけるATA HDの突出した性能は分かっていた。また、MPCシリーズの内部SCSIにどんなに高性能なSCSI
HD(7200rpmオーバー。しかし50pin Narrowである)を接続したところで、Alchemy+ATA HD(5400rpmクラス)にすら敵わないことも明らかであった。Alchemyよりもバスクロックに優れるGazelleなのだから、安価で高性能なATA
HDで十分じゃないだろうか─?
しかし、答えは“No”だった。LX200-PCI G3 & DTTA-371010のずば抜けたHD性能を超えるためには、Ultra
Wide SCSIカード+高性能SCSI HDしかない。MPCシリーズを愛し続けることを決意した以上、過去の結果を超えるソリューションを追及し続けなければならないのである。
筆者が今回LX100-PCI IIのためにチョイスしたHDは、Seagate社製ST-34573W“Barracuda”(7200rpm・4.5GB
Ultra SCSI)である。性能では同社の“Cheetah”(10033rpm)に及ばないものの、発熱対策等のにそれほど気を遣わなくてもよく、取り扱いやすさにおいては遥かに優れている。
なお、PCI SCSIカードにはRATOC社のUltra Wide対応カード“REX-PCI32P”を使用した。Macintosh用のPCI
SCSIカードとしては定評のあるモデルである。
無論、テストの結果については満足できるものであったが、いささかオーバースペックのようだ。
▼Barracuda・HDベンチマーク

7200rpmクラス随一の性能を誇るHD、ST-34573W“Barracuda”。
基板上に実装されている部品点数は、他社製SCSI HDベアドライブと比べてもかなり多い。