PCI Regulation
PCI対応電源回路の製作 (準備)

 最近、当サイトをご覧いただいた方から、LXシリーズのPCI化について数多くの御質問が寄せられている。中でも最も多いのが、PCIロジックボードを稼働させるために不可欠な+3.3V電源の生成方法だ。

 1997年3月のLX200-PCIを試行錯誤しながら完成させて以来、筆者も今までに数台のマシンのPCI化をを手がけてきており、それなりのノウハウは蓄積できた。また、当時入手が困難であったパーツも比較的手に入りやすくなったため、最小限のパーツを用いて安定した+3.3V電圧をとりだす方法を、できるだけ分かりやすく解説してみたい。

 なお、作業に当たっては、(1) MPC-LX本体を分解でき、電源ユニットが取り出せること、(2) ユニバーサル基板上での簡単な配線及びはんだづけ 以上2点のスキルが最低限必要である。


改造後の電源ユニット
今回ご紹介する方法では、電源ユニット以外に手を加える必要はない。


■用意するもの

 ※各パーツの価格(推定価格)は、秋葉原の部品屋でバラ購入した場合。

◆工具(ドライバ、はんだごて、テスタ等)

◆必須パーツ

・レギュレータIC(LT1585CT-3.3を推奨)・・・1個(¥800〜¥1,200)
・電解コンデンサ(100μF・耐圧10V程度)・・・1個(¥10〜¥20程度)
・タンタルコンデンサ(同上)・・・1個(¥500〜¥980)
・ユニバーサル基板(50mm角程度)・・・1枚(¥100程度)
・配線材(断面積0.75平方mm程度)・・・約80cm(¥100/m程度)


LT1585CTの端子配置

◆レギュレータ冷却&絶縁用パーツ

・レギュレータ用ヒートシンク・・・1個(¥50〜¥100)
・絶縁用シリコンシート・・・1枚(¥10程度)
・絶縁用ブッシュ・・・1個(¥10程度)
・ビス(ヒートシンク用)・・・1個(¥5〜10程度)

◆あると便利なパーツ

・ドライブ用電源分岐ケーブル(PC用パーツショップで¥600程度)
・上記ケーブルに合うメス型コネクタ&ピン一式(¥200〜¥300程度)
・熱収縮チューブ(少々)

 また、お手元のPCIロジックボード(Alchemy・Gazelle)のプロセッサに小さなヒートシンクしかついていない場合、薄型のCPU冷却ファン付ヒートシンクを用意するべきだろう。


※注意本体に何らかの改造を加えることで、パイオニア(株)の正規保証は無効になり、有償修理も受け付けてもらえなくなる可能性があります。また、将来的に何らかの不具合が発生しても、それは全て自己責任であることをご認識ください。

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