登山メモ
ここでは、登山の記録をしていきます。
勝手ながらお勧め度を★でつけました。★5つで最もおすすめ。★1つはあまりおすすめしない山です。
また、ここに記載する内容には記憶を頼りに、メモ程度に書いている部分が多いので、
実際行かれる際は実際に詳しくお調べください。
| 山 | 北岳 (写真はページの下にあります。) | ||||||||
| お勧め度 | ★★★★★ | ||||||||
| 登山日 | 2004/7/31(土)、2004/8/1(日) | ||||||||
| 天候 | 登山初日は台風が関東沖から四国へ向けて通過して行ったため、全体的に雲が多く、時折細かい雨も降ってくるといった天候でした。登山初日に立ち寄った甲府城から北岳の方角を望むと、山の頂はほとんど雲に隠れていました。 今回は天候に大変めぐまれました。北岳の頂上では快晴で、周りの山々を360度見渡すことができました。 3000メートルにある北岳肩ノ小屋では、昼間は太陽が出ていればすずしいくらいですが、朝晩はもっと気温は下がり、10〜15度くらいだったと思います。風も強いとさらに寒くなるので、服装には注意が必要でしょう。 |
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| 眺望、地理 | 北岳は、南アルプスにあり、3192メートルと日本で2番目に高い山です。北岳の隣には、北岳同様3000メートルを越える、間ノ岳(日本で4番目に高い山)、農鳥岳があります。これら3つの山を、白根三山と呼ぶらしいです。遠くから見ると、北岳の急峻さと間ノ岳の丸みのある頂上は対象的です。(帰りに北岳の急な斜面でロッククライミングをしているパーティがありました。) 北岳の頂上からは、晴れていれば、富士山、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスなどの主要な山々が見渡せます。今回の登山では幸運にもすべて見渡すことができました。 |
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| 交通 | 麓にある広河原という場所から入るのが東京方面からのアクセスがよいらしいです。 八王子駅から甲府駅まで中央線で1時間半から2時間くらい。 甲府駅から北岳の麓の広河原まではバスが出ています。ただし、バスの本数は1日5本程度と数が少ないので、あらかじめ時刻を調べておくことをおすすめします。 今回は甲府駅14:30発広河原行きの最終バスに乗り、2時間かけて広河原へ。今まで長く土砂崩れで通行できなかった道路が、今年の夏2年ぶりに開通したようです。(他のルートから広河原へ入る道はあったようですが。)今回の開通で、甲府駅からのアクセスが格段とよくなったようです。 |
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| 感想&メモ | ●登山の記録 1日目 甲府から広河原までバスで2時間くらいですが、途中、夜叉神峠付近ではとても標高の高い道を通ります。広河原が1500メートルくらいなので、2000メートルくらいはあったかもしれません。一見日本とは思えないほど、山の奥地へと入り込んで行きました。初日は広河原山荘(*)に宿泊。3階か4階ある大きな建物でした。村営の山荘のようです。宿泊する人は週末ということもあり多かったですが、ふとん一枚分くらいの寝るスペースはありました。1泊2食、さらに翌日の昼食の弁当をつけてもらって、8500円〜9000円程度だったと思います。(翌日の北岳肩ノ小屋も同じくらい) (*)南アルプスの山小屋情報を参照 2日目 朝食は4時半くらい。ご飯も味噌汁もお代わりして、朝からお腹いっぱいに。広河原山荘を朝6時半くらいに出発しましたが、宿泊者の中ではほとんど最後の出発。明け方はガスが濃く、御池小屋あたりで晴れ間が時々見えるものの、周囲がどんな眺望なのか予測もつきませんでした。御池小屋から頂上に至るまで、いろいろな種類の花がたくさん咲いていました。ただ、花がたくさん咲いている分、ハエなのか蜂なのかよく分かりませんでしたが、たくさんの虫が飛んでいて歩くのに気が散りました。 2000メートル〜3000メートルに達するころには、雲間から遠くの山が見えたりしました。富士山も時折ガスの合間にのぞいていました。この日は標高3000メートルもある北岳肩ノ小屋に宿泊。着いたのは午後1時過ぎということで、たっぷりと休息の時間がとれました。 はじめはガスが濃く、周りが何にも見えない状態でしたが、夕方になると次第にガスも晴れて隣の山が見渡せるようになってきました。近くに甲斐駒ケ岳、仙丈岳、その向うに八ヶ岳、御嶽山、富士山、ずっと遠くには北アルプスの槍ヶ岳、穂高岳までのぞむことができました。登山者にとって、北アルプスの槍ヶ岳、穂高岳は一番人気の山のようで、雲がだんだんと取れていくとあちこちで歓声があがったりしました。 この日の山小屋は大繁盛で、一人分の寝るスペースはほぼ自分の肩くらいしかありません。これは富士登山のときと同じ状況でした。さすがによく眠れませんでした。 3日目 4時過ぎに起床。ご来光を山頂で見ようとする人たちが、となりでがそこそと音を立てていた。 外に出るともう空は白んできていて、もうすぐにでも太陽が顔を出しそうな気配。1500〜2000メートルと低い場所に雲が一面にかかっており、遠くの山も見渡せる状態でした。太陽が出始めると、下から沸き立つ雲の様子がはっきり見て取れました。 朝食をとった後、北岳の頂上へ出発。肩ノ小屋の青い屋根も次第に小さくなっていきました。大きな岩がごろごろしている登山道を登りつめ、やっと頂上に。北岳は富士山に次いで2番目の高さを誇る山ということもあり、その頂上からの360度の眺めは最高に素晴らしかったです。 午前の9時に登頂を果たして、休み休み、ゆっくりと下山を開始。途中、北岳と同じく3000メートル以上の間ノ岳を見たり、雪渓の横を通ったりしながら広河原に16:00頃到着。、その日はバスで1時間走った芦安温泉で1泊し、登山の疲れを取ることにしました。シャワーも風呂もない状態から解放されて、ゆっくり温泉につかりました。 ●特に印象に残ったこと 湧き水 登山道にはところどころ、湧き水が飲める場所があります。特に肩ノ小屋近くにある水場は、急な山道を10分くらい下ったところにありますが、汗をかいたあとの水は非常においしいです。 南アルプスはサントリーから「天然水(南アルプス)」が売り出されていますが、北岳の隣の山である甲斐駒ケ岳から湧き出した水だそうです。北岳では、正真正銘の「天然水」を味わうことができます。 朝焼け 3000メートルの山小屋である、肩ノ小屋から朝焼けを見ました。1500メートルから2000メートルくらいの標高に、一面雲が広がり、太陽が顔を出す方角から赤、オレンジ、紫と空の色が変化し、空一面のグラデーション。富士山も北岳の外壁も次第に赤くなってきました。 夕焼け 夕日が沈む様子を今回ほど長い時間見たことは今までにあまり記憶にありません。 時間に余っていたということもありましたが、なんともすばらしい夕日でした。70歳近い北岳に何度も登ったこともある男性が、「日が沈んだ後の30分間が一番空が赤くなるんですよ」と話していたのが大変印象的でした。 ブロッケン現象 山に登って、ブロッケン現象を見たのは初めてでした。白いガスに自分の影が映り、その周りを小さく虹色が丸く囲んでいました。登山者たちは、この珍しい現象に歓声を挙げて手を振ったり、写真を撮ったり。でもガスは強い風で吹き消されるので、ちょっと時間が立っただけで消えてしまいました。 花 北岳は花で有名な山と聞いていましたが、いろいろな種類の花が咲いていました。残念ながら夏の時期にはお目にかかれないようですが、北岳にしかない花で北岳草という小さな花があるようです。広河原山荘でバッジを買いましたが、そのバッジには北岳に加え、北岳草がデザインされていました。北岳草はここにしかない花だそうです。 夜の空 この日はなんと満月でした。大きい黄色い月が富士山の頂上より少し高い位置に大きく見えました。富士山の山の稜線がくっきりと見えて、富士山はシルエットで浮かび上がりました。甲府の夜景、くっきりと見える星も含めて、なかなか見られない光景でした。 |
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