セーラー服のひみつ
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■◇■セーラー服の歴史■◇■ セーラー服の語源は、Sailor(船員、船乗り、水兵)から来ています。現代のセーラー服に準ずるデザインの制服は1857年英国海軍の水兵服として採用したものとされています。それまでもセーラー服と呼ばれていた服は在ったのですが、現在のセーラー服と呼ばれる物とは、デザインが異なります。船員の着ている服という意味でのSailorの服でしかなかったと思われます。 1857年以降、英国海軍が採用したデザインの水兵服は、各国の海軍でも採用されセーラー服が各国に広まっていきます。「現在のデザインのセーラー服(水兵服)」と言う意味での登場は、1857年英国海軍とされていますが、それ以前にも、現在のセーラー服に準ずるデザインの服は有りました。当時このデザインの服を何と呼んでいたかは判りません。従って「セーラー服」と呼ぶのは間違いかもしれません。1857年以前の1846年「Winter Halter」(ウィンターハルター)の描いた「Albert Edward, Prince of Wales」という絵画があります。つまり、当時海軍が採用する以前から現代の「セーラー服」に準ずるデザインの服が在ったということです。これは、防寒着であったと思われます。コートの襟を立て風を防ぐのと同じで、風の強いときには大きな襟を立て使用していたとおもわれます。 海軍でのセーラー服は、下級兵の通常服です。決して上官が着る服ではありません。つまり、決して王子が着るような服では無いのです。このことにより、1857年以前には、このデザインの服は「セーラー服(水兵服)」とは呼ばれていなかったと考えられます。子供の着る子供服の1つのデザインであったのではないでしょうか。 その後、海軍が制服として採用したこと、英海軍幼学校で制服として採用したこともあり、このデザインの服をセーラー服と呼ぶようになり、一般の子供服としても「セーラー服」として普及したと考えられます。 「セーラー服(水兵服)の歴史」と言う意味では、1857年英国海軍。 「現代のセーラー服に準ずるデザインの歴史」と言う意味では、最初は子供服(防寒着)だった。後に海軍がこのデザインを水兵服として採用した。
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Albert Edward, Prince of Wales 1846 Winter Halter |
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■◇■日本でのセーラー服の歴史■◇■ さて、日本ではどうでしょう?1872年各国にならい日本海軍水兵の通常服として採用されて以来、現代の海上自衛隊に至るまでセーラー服が制服として採用されています。 学校での採用は、1921年福岡女学院において、エリザベス・リー校長により、過去に自分が着ていた服のデザインを元に採用したとされています。ただし、当初は、体操服であったとも言われています。これは、デザイン的にセーラータイプの襟にスカートを組み合わせた、現代の女子制服に準ずるデザインである点を見逃せません。また、同年、愛知県の金城学園においてもセーラー服が採用されており、これが女子制服としての最初のセーラー服であるとも言われています。 「男子制服が陸軍の制服を元にしたので女子は海軍だ」とも言われていますが、男子制服の詰め襟は、士官の制服(海軍でも詰め襟)、女子制服のセーラー服は下級兵(水兵)の通常服となっています。ここら辺は当時の時代背景が在った物と思われます。 「現代の女子制服としてのセーラー服のデザインという点から見ると1921年福岡女学院のセーラー服が最初である。」海軍の制服を真似たわけではない。以後、日本中の学校に女子学生の制服(通学服)として広まっていった。 ただし、軍の制服に影響されたと思われるデザインの学校もあり、一概に「真似たわけではない」と言えない状況もある。 セーラー服にスカートは、女子の子供服から引き継がれてきたものであり、現代日本において、「セーラー服」といえば、「女子制服、女子通学服」を意味する。 |
腕にこのような階級章のような物を付けたデザインもあり一概に影響されていないとは言えない。 (空士長ですか?・・・ <(^^;) ) |
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■◇■制服の機能■◇■ 制服とは、学校、会社等、何かしらの団体で着ることが定められた服のことを言います。制服にはいくつかの機能があります。 ●所属している団体を表す。 >これは、自分が何者であるかと言うことを周りに示すと同時に社会的に保護されるべき存在であることを示す場合もあります。レストランでウエイトレスさんが私服で働いていたら客との区別がつかないのとおなじで、学生が制服を着ていない場合、成人なのか区別できません。制服を着ているから学生とわかり、社会的にも保護されます。また、重要な機能としてステータスを表すという機能もあります。有名校の制服を着ていると羨望のまなざしで見られれるように一種のステータスシンボルという一面もあります。 ●心理的けじめ。 >「制服を着ると、気が引きしまる。」と言いますが、これは心理的な要素が絡んでいます。学生さんが制服を着ること、警察官が制服を着ること、これら行為は心理的な変化を起こします。「看護婦(師)さんが「戴帽式」で本当の看護婦(師)になる」と言われるようにナース帽によって看護婦(師)として振る舞うようになります。つまり、制服を着ることによって学生として振る舞い行動するようになり、警察官は警察官として振る舞うようになります。 ●経済的格差の目隠し、 >昔制服が採用された理由とされていますが。同じ制服を着ることにより家庭の事情を目隠しできます。個性を損なうという意見も在りますが、平等に与えられる「教育の機会」の場において家庭の事情が垣間見られるというのは、相応しくないと考えます。 ●社会参加 >制服には「正装」という面が在ります。大人になる前段階として冠婚葬祭等の「社会」に参加する為にも制服は重要な機能を持っています。「準正装」ではなく、「正装」が必要な国家行事にさえ、中高生であれば「制服」で出席することが出来ます。 ●集団行動(仲間意識) >スポーツのチームが同じユニホームを着るのと同じで、同じ制服により仲間意識が生まれ、より大きな力を発揮することが出来ます。同じ学校の仲間という意識が芽生え、お互いに切磋琢磨するようになります。これは良い方向に向かえば良いのですが、悪い方向にも同じベクトルがあります。同じ学校の仲間で悪い事をするということがその例です。 ●伝統の重さ >伝統的な学校の制服は、過去から築いてきた信用、イメージ等により周りの人の対応も違います。アルバイト1つするにも「○○学園の生徒さんだから大丈夫」と言われるか、「○○高の生徒には任せられない」と言われるかで、かなり違うと思います。本人はどうあれ着ている制服の伝統と信用によって「得る機会」が異なります。これら周りの対応による違いは、悪い面にたいして抑制方向に働きます。そして、さらに信用を築くことになります。
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制服の機能の一面 ・地位を表す 自衛隊や警察官など、同じ団体に所属している中で円滑に業務を遂行しなくてはならない場合に、地位を表すという機能もあります。「誰の命令で動けばいいのか?」上下関係がはっきりすることで、複数の地方から、また部隊から集められた警察官や自衛官が円滑に統制された行動を行うことが出来るのは制服の機能の1面です。
・願望(あこがれ) 制服には、警察官になりたいとか消防士になりたいなど一種の願望(あこがれ)を抱かせる機能もあります。かわいい制服の学校に入りたいというのも一つです。
・機能性 機能性を重視した制服を作業服と言います。(機能性を重視して制服をブレザーに変えるという話も聞きますが、それに伴い失われる物も少なく無いのでは?) |
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■◇■女子制服・セーラー服の分類???■◇■ ●関東襟、関西襟、名古屋襟・・そして謎の・・札幌襟?
>札幌襟 (勝手に命名) ・襟の下端がバストラインよりも上で、襟のラインが曲線、胸当ては無く、襟は肩幅。 >関東襟 ・襟の下端がバストラインよりも少し上で、襟のラインが緩やかな曲線または直線で、胸当ては在る場合と無い場合がありはずせる物も多い。肩幅よりも襟が小さいのが特徴 >名古屋襟 ・襟の下端がバストラインよりも下で、襟が大きく、襟のラインが直線的。胸当ては必須、片開きの縫い付けタイプが多い、白の襟カバーが在る場合もある。(中学生日記の制服) >関西襟 ・襟の下端がほぼバストラインか少し下、襟は肩幅と同じ位で大きく、襟のラインが直線的、胸当て在り。
●かぶり、前あき >2タイプ在るセーラー服の形。タイプにより着方が異なる。 ・かぶり : セーラー服をかぶるように着るタイプ。サイドにファスナーがある。殆どのセーラー服がこのタイプ。
首ぐりが小さく首が通らない物は、前襟の下端に切れ込みがあり、スナップやホックでとめる形となっている。逆に大きな胸当て(中あて)の付くセーラー服では、この切れ込みの無い物が殆ど。 ・前あき : 前にオープン・ファスナーがあり、普通に着るタイプ。以外とこのタイプの制服は少ない。
●襟のライン 普通一般的なのは、紺の襟に3本の白線だと思いますが、他にも、1本線、2本線、3本線、4本線があります。また、太さの異なる線を組み合わせた「親子線」と呼ばれる物もあります。元々セーラー服はどの学校も似ているので学校別に区別するための物で、後ろ襟の角に刺繍を入れたり、線をくるっと一周巻いてみたり色々と工夫されています。 また、線の色も色々在り、白が一般的ですが赤、紺、青、緑、黒等在ります。中には線がないというセーラー服もあり、バリエーションが一番多い部分です。
●胸当て(中あて) 襟の大きい関西襟系では、必須の胸当てですが、関東襟系では、無い物もあります。胸当てが在る場合、この胸当ての部分に校章を入れている学校(右の写真:関東襟(白百合))もあります。また、この胸当ては、襟の生地を使った物、(右の写真:関東襟(白百合))服の部分を使った物(右の写真:関西襟(明浄学院))とがあり見た目の印象が少し異なります。関西襟系では、片開きの縫い付けタイプ、関東襟系では、スナップ止めの取り外し可能タイプが多いようです。
●プリーツスカート >セーラー服のスカートとして代表的な形は、プリーツスカートです。プリーツ(ひだ)スカートのひだの折り方として、3種類在り、それぞれ、「車ひだ」「箱ひだ」「ボックスプリーツ」と呼ばれています。(「箱ひだ」と「ボックスプリーツ」は、英語にしただけのような印象ですが、別の折り方として扱われているようです。) ・車ひだ : プリーツの折り方が全て同じ向きで折られているスカートです。一番多い一般的な形です。プリーツの数は16,20,24,28,32本と色々あります。24本が一般的な数のようです。
・箱ひだ : プリーツの折り方が左右対称に折られているスカートです。上の「車ひだ」の次に多いタイプです。
・ボックスプリーツ : プリーツの折り方が、内側に折られているスカートです。プリーツの数も様々です。セーラー服との組み合わせとしては上2つと比べると圧倒的に少ないです。
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襟の形の例
札幌襟(大谷女子)
典型的 関東襟(東京女子学院)
関東襟(白百合)
名古屋襟(合成)
関西襟(明浄学院) |
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○札幌襟(勝手に命名) 北海道の札幌周辺に多い襟の形で、伝統校及び女子校に多いのが特徴、関東襟系に属していると思われるが、関東襟と比べるさらに前襟の下端が上がり、普通のVネックのシャツと変わらない位である。もちろん胸当ては無い。 また、襟幅が関西襟並みに大きく、前襟の下端まで曲線を描く形となっているのが特徴。 札幌襟の主な学校として、 ・文教大学明清 ・北星学園女子 ・藤女子 ・札幌大谷 ・札幌日本大(旧制服) ・札幌北 ・札幌東陵 ・札幌東 ・北海道大麻 ・札幌山の手 ・札幌丘珠 等が挙げられます。(赤:女子校 青:共学) 伝統的な学校、そして、札幌の女子校4校中3校(残り1校はブレザーで聖心女子)でこのタイプのセーラ服が採用されています。 |
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ネクタイ止め
ネクタイ止めなし。結ぶタイプ(北海道大麻)
ネクタイ止め有り(目白)
リボンタイの場合(札幌日大:旧服) ・スカーフ、リボンタイ等には、様々な色があります。
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■◇■セーラー服を作っちゃえ!!!■◇■ 昔のお偉いさんは言いました。「着れぬなら、作ってしまえ、セーラー服」(嘘です。(^^) ) 昔々の女子学生さんは、セーラー服を自分で縫うことが当たり前だったのです。(本当 b(^^) ) 小さいサイズばかりで着れないよーと言う方、コスプレレベルのセーラー服なら簡単に作れます。と言うことで、「セーラー服を作っちゃえ」というページを作成しました。皆様のご参考になれば幸いです。
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どこかのアニメみたいですね。 (札幌襟ですね・・・勝手に広めようとしてます。) |
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