水草の必要性
= 水 草 を 植 え よ う ! =


このSTEPでは水草の生体構造から水草の必要性や植えるメリットについて触れて見ます。

理想的な水草設備にはかなりの予算と手間が必要です、しかし発酵式などを使えば非常に低コスト化が可能です。

やはり趣味の幅にもよりますが、時間が経てば大型水槽と水草育成に興味を持つと思います。

水草のメリットは鑑賞上から水質向上まで非常に多種多様です。

では水草のある水槽にはどんなメリットがあるのか?以下の画像をご覧下さい。



図中に日常ではあまり聞き慣れない窒素やリン酸などの物質名が出てきました。

水草育成で俗に言われている「水草三大栄養素」です。

基本的なことで、中学の理科で習った事は憶えていますでしょうか??
因みに管理人mucchiは19歳の予備校時代に初めて「勉強」したので小・中・高の学習内容を全く知りません 笑

話はガラガラずれましたが、水性・陸性植物における三大要素の働きは次のようにまとめられます。

物質名 水草内での役割 欠如で起こる症状 発生経路
窒素 植物の茎や葉などの構造物を構築 成長不良・茎が細くなる 糞などから大量発生
リン酸 開花や実付けなどの生理現象に使用 開花不良・下葉が落ちる 餌に含まれている
カリウム 植物の根の構築に使用 生体の黄化・下葉が落ちる 発生せず・肥料添加

上の役割図は水草水槽を目指す方はなるべく覚えておいて下さい。肥料管理の方向性が掴めます。
まず始めに最も重要な「窒素」ですが水槽環境も密接に関係しています。
窒素は糞や腐敗物から発生し、魚やエビを飼育している水槽内では最も飽和状態にある物質で
この窒素が多量に蓄積して行くと苔の発生を招きます。植物の基本栄養素と思って下さい。 つまり水草達は糞などから日々発生し続ける窒素を苔より強力に「根」から吸収してくれる訳です。
しかし三大栄養素の吸収には注意点があり、窒素・リン酸・カリウムの全て水槽内に存在していないと吸収しません。

つまりは以下の図のようになります。

→→→
次の吸収
→→→

この図の場合、カリウムが摂取希望量に対して水槽内の絶対量が不足している為、窒素とリン酸も吸収されません。
水草の維持とは栄養素の多い少ないではなく、各栄養素のバランスが大切と言うことになります。
水草の体調がベストで三大栄養素のバランスが良ければ、 硝酸塩亜硝酸塩も成長に合わせて吸収してくれます。
つまり水草を植える事によって苔の発生を抑え、同時に毒素も吸収してくれる訳です。
しかしそれは水草の調子が良かったらの話で、水草管理には肥料が重要です。
上記の通り「カリウム」は水道水に僅かに含まれているだけで、肥料による投入以外に入手法はありません。
肥料を選ぶ際は、水草の状態と内容物質をよく見て不足していると思われる要素を含んだ商品を購入します。
それに肥料には液体系と固体系があり、育成する水草に合わせて選んで下さい。
熱帯魚図鑑や水草図鑑などに最適な肥料が記載されています。
最後にビギナーの方が最も起こしやすいミスですが、良かれと思い肥料を多めに投入してしまいます。
最初でも書いた通り、栄養素は「量」ではなく「バランス」が大切です。
多めに投入すると必ず苔の大発生を招きます。一般的には規定量より少なめに投入するのが通例です。







これでビギナー講座は終了です。どうでしょう?あなたのお役に立てたでしょうか?
最後に ビギナーQ&A を用意させて頂きましたので、もしトラブルが発生したら覗いてみて下さい(^_^*)

=STEP1=
熱帯魚飼育に必要な設備
=STEP2=
濾過バクテリアの重要な役割
=STEP3=
化学的な数値検査
=STEP4=
健康な熱帯魚の選び方
=STEP5=
phショックを防ぐ
=STEP6=
水質維持
=STEP7=
毒素の吸収と水草濾過
=HELP=
熱帯魚飼育ビギナーQ&A


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