日常のメンテナンス
= 水 質 を 維 持 し よ う ! =


水槽のセットアップは万事うまく行ったでしょうか?

ここSTEP6ではセットアップ直後の水槽によく起こるトラブルやビギナーの方がよく起こすミスなどを紹介いたします。

水槽立ち上げ当初は生物濾過(濾過バクテリア)が弱いために様々なトラブルが発生し、対処しなければなりません。

水が白く濁ったり、熱帯魚の調子が悪くなったり、白点病が発病したりと症状は様々です。

まずは最も基本的なメンテナンス、「水換え」から紹介します。



水換えの必要性


STEP2 でも説明した通り、アンモニアの最終分解物質「硝酸塩」は微毒ですが大量に蓄積すると非常に有害で危険です。

今のところ水換えによる外部への除去以外に硝酸塩を取り去る方法はありません。

濃度が高くなると熱帯魚の調子が悪くなったり病気が発生したりと、様々な兆候が出てきます。

そうならない為にも、週1回で3/1程度を目安とした水換えを行ってあげて下さい。
特にセットアップ直後はアンモニアが充分に分解されていないので週2回で3/1の水換えを随時行う事を強くお勧めします。



水換え時の注意点
安全のため全ての電源を落として下さい。 なるべく水槽内を攪乱しないように注水します。

他に注意点としましては、新しく水道水(汲み置き水)を注水する際には必ず水槽の温度と合わせて下さい。
真冬などにそのままの温度で注水すると温度差ショック を引き起こし、最悪の場合は水槽内の生体が全滅します。
それにカルキを抜くために使うハイポを規定量より多く使用すると、水草の調子が悪くなりますのでご注意下さい。
しかし水道水には二酸化炭素も多く混じっおり、水換え後には水草が光合成をして気泡を付けたりしますので是非観察してみて下さい。
水換えを行うと熱帯魚や水草にとって良いこと尽くめです。なので水換えだけは怠らずに行うことをお勧めします。
もし何か生体の調子が悪くなったり、透明度が落ちたりした時に水換えを行えば問題が解決するケースが多くあります。
次に濾過材の交換ですが、基本濾過材となる ウールは使い捨にせず最初は再利用しましょう。



濾過材の再利用
ウールを軽く飼育水で揉み洗いします。 そして新しいウールも少し追加します。

と言うのもセットアップ直後の濾過バクテリアは貴重で、せっかく繁殖したウールを捨てるのは少しもったいない気がします。

そこでセットアップ後の3週間程度は画像のように飼育水で軽く水洗いをし、再使用する事をお勧めします。

まずは水の透明度よりも濾過バクテリアを濾過材や底面に定着させる事に専念して下さい。俗に言う「強い水作り」です。

そしてこのSTEPの最後にビギナーの方が起こしやすいヒューマンエラーについてまとめてみました。



よく起りうるヒューマンエラー
・ 給餌を一日に2回以上行ってしまう ・ 水槽の掃除に殺菌・抗菌スポンジを使用してしまう
・ 器具や砂利の清掃に洗剤を使用してしまう ・ 生物濾過の濾過材を水道水で洗ってしまう
・ ヒーターの操作を誤ってしまう ・ ついつい大量の水換えをしてしまう
・ 水草の肥料を規定量より多く投入してしまう ・ 熱帯魚用治療薬を規定量より多く投入してしまう

特に良かれと思ってよく起こしてしまうミスが ・給餌を一日に2回以上行ってしまう です。
熱帯魚に限らず魚類の脳機能は我々ほ乳類の様に進化しておらず、彼らには満腹中枢がありません。
何度餌を上げても食べるのは空腹だからではなく、満腹中枢がない為に常に空腹感に襲われているためです。
もし過剰に餌を摂取すると、小型種の場合は消化不良などを起こして最悪死んでしまいます。
さらにカラシン種の場合は浮き袋が破損してしまい浮力が狂って水面でのたうち回ってしまいます。


浮き袋破損のネオン
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もしこのページの解説にて不明な点がありましたらビギナーQ&A をご覧下さい。

もしそれで解決しなければ別に無くてもいい掲示板メールにて質問にもお答えさせて頂きますのでお気軽にどうぞ。



=STEP1=
熱帯魚飼育に必要な設備
=STEP2=
濾過バクテリアの重要な役割
=STEP3=
化学的な数値検査
=STEP4=
健康な熱帯魚の選び方
=STEP5=
phショックを防ぐ
=STEP6=
水質維持
=STEP7=
毒素の吸収と水草濾過
=HELP=
熱帯魚飼育ビギナーQ&A


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