夢 幻 の 世 界 観





 このサイトの舞台である<ルーランス>は地球から83光年隔てたセリム星系に位置する。規模・重力・大気成分・気候分布・自然環境等…すべてが地球と類似した惑星で、何かにつけて「第2の地球」と俗称されることが多い。ルーランス人は大半が地球人と同様のヒューマノイド型高等生物で、それ以外の高等生物としてはエルフ型生物やドワーフ型生物等が存在しており、一方で妖精型生物や竜といった空想的な生物の存在も確認されている。
 世界レベルでの統一政府はいまだ存在せず、少数の大国と多数の小国がひしめきあっている。常にどこかしらで大小の対立が繰りひろげられており、かつては群雄割拠の時代が続いたこともあったが、通信・交通手段の発達に伴い同盟ブロックが固定化され、現在では対立機軸が「群雄割拠」から「三大陣営対立」へと変化したいる。
 科学技術は国によってレベルが異なるものの最高水準の国においては、地球流に表現するところの「20世紀半ば」程度の技術を有している。核分裂および宇宙飛行についてはどこの国でもまだ実現化されていない。またルーランスにおいては科学技術を否定し<魔法技術>を進展させた特異な文明圏が存在する。南洋の島大陸にそれは存在するが、住人が閉鎖的気質なのと、島大陸全体が特殊な結界に包まれているため、地球人はいうにおよばず、この惑星の者ですら魔法文明に関する詳細な情報を知り得てはいない。先に述べたエルフや竜といった「伝説」の生物はこの島大陸に生息している。
 地球人とルーランス人のファースト・コンタクトは複雑な経緯によって戦闘にまで至った険悪なものであったが、幸いにも全面戦争になることもなく、地球連合政府とルーランス各国政府との間には国交条約であるハジム・リドラ条約が締結されている。現在では条約にもとづきプリメシア島の一角がルーランスにおける地球連合の「租借地」として存在しており、そこにはドーム型閉鎖都市が設置されていて、ルーランスにおける地球人の活動拠点兼居住地となっている。
 都市が設置されて以降、様々な思惑を持ったルーランス人がプリメシア島へと大量に流入する事態が発生し、現在では都市を中心にひとつの街が形成されている。流入する者のなかには魔法文化圏の者すら含まれており、それらの者がときとして子竜や妖精などを連れ込むことがあるので、島はあまりにも摩訶不思議な様相をなしている。




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