アトラスの女神シリーズの外伝的な作品。
このシリーズはむずかしいというイメージがあり、いままで手を出さないようにしていたのだが、某電撃なんとかの雑誌でよく取り上げられていて、つい手にとってしまった。昔のシリーズからのファンの方には簡単かもしれないが、ファイナルファンタジーやドラクエのようなユーザーフレンドリーなゲームに慣らされていた場合、思わずキレかかる位いろんな意味で厳しい。まずダンジョンで迷う、そのダンジョンが長い、セーブポイントが少なく3、4時間くらい平気でかかることがある、きわめつけはダンジョンのボスを倒したあと歩いて帰ってこなければならなかったりする、など。また敵が一撃で死ぬような攻撃をしてくるため、こつをつかむまで全滅することが多々ある。
また、質問に答える選択肢によってマズイ展開になることもある。
しかし、それらの欠点にもかかわらずこのゲームにはなんともいえない味があると思う。
それは、ペルソナ合体の奥深さおよびストーリー、キャラクターの魅力につきる。
ぺルソナ作りは、悪魔からもらったカードを2枚組み合わせ新たなペルソナカードを作る、というものだが、これがなかなかはまる。普通にクリアするだけならそんなに難しく考えなくても良いし、マニアックな方はとことん極めることが出来る。つまり一度クリアしてもいろいろ極める楽しみがある。
ストーリーは、高校生の主人公と仲間たちが自分たちの街と友達を救うために戦う、といった感じ。
この仲間たちのキャラクター設定が良く出来ていて、完全無欠でなくそれぞれコンプレックスをもっているのだがそれを乗り越えていく。いわゆる明るくさわやかなストーリーとはすこし違うのだが、微妙にくさく、どことなく懐かしさも感じる。わたくしも含め心に傷をもつ元高校生にはすこし痛いストーリーである。ボスを倒して世界は救われました、というのが好きな方にはお勧めできない。
また、裏シナリオがありこちらの方もかなり楽しめる。
うでに自信のある方以外は、攻略本とセット購入をお勧めする。
今、高校生の方にぜひやっていただきたいゲームである。