ペルソナ2 罪

 

前作「女神異聞録ペルソナ」から3年、アトラスが1999年に送るタイムリーなゲーム。

前作でとりこんだ女性ファンへのサービスか、やけに思わせぶりなキャラクター(同人誌に使ってくれといわんばかりの設定)にはげしく心がときめいてしまう。主人公があからさまに美少年(どうみてもΖガンダムのカミーユにそっくり)で「女子だけでなく、男子からも人望をあつめている」そうで、女性キャラにモテモテなのはもちろん、学校で一番の人気者で雑誌の取材がきてしまうくらい。なんかこうゆう設定って男性的にはどうなんだろうか?と考えてしまう。前作の濃さには負けるが、他のキャラクターもそれなりにおいしい。

それはいいとして、ストーリーはこの世紀末にあわせたのか、トンデモ用語をこれでもかと使ってSFチックな謎をふりまき、一昔まえの青春ドラマのような展開をも見せ、突き進んでゆく。他作品からのぱくりが多いといわれてるが、私は最近のアニメに詳しくないのでさほど気にならなかった。

ゲーム自体は、前作と比べてかなり易しめ。3Dダンジョンではなく、またダンジョン自体が短いので迷いにくい。すばらしいことにどこでもセーブできるので、全滅してやる気をなくすこともあまりないと思う。親切なことに、もうすぐボスがいるとキャラが教えてくれたりするし。

しかし、前作の魅力のひとつであるペルソナ合体のシステムがなくなってしまった。これは私も気に入っていたので残念だ。代わって「合体魔法」といって魔法を複数組み合わせてはなつと別の強力な魔法になって、とどめを刺すとたまにペルソナのパラメーターがあがったり、新しい魔法を覚えたりするシステムが取り入れられている。これも極めようとすると、かなりマニアックな法則とかあるんだろうと思われる。もちろん、サタン、ルシファーなどレアなペルソナも用意されている。

今回の新システムで「噂」を広めることによって展開が変わる、などと宣伝していたが、はっきりいってたいした事はない。店の品揃えがかわったり、よけいなモンスターが出てくるくらい。まあ、ストーリー的には「噂」ということばがキーワードではある。今のところ「裏シナリオ」のようなものはなく、エンディングも一つ。

ペルソナのデザインは前作のほうが良いとおもうが、グラフィックやたまに出るムービーはかなり良い感じ。

賛否両論のエンディングはストーリー、ムービー、音楽のちからわざで攻めてくる。

あなたはこれに耐えることができるか?

ハルマゲドンまでに一回はプレイするべき。


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